プラクティーズ
プラクティーズとは、『機甲戦記ドラグナー』に登場する部隊。
概要編集
正式名称ギガノス帝国親衛機甲兵団予備軍の総称。有体に言えば下部組織だが、過去の所属者にギガノスの蒼き鷹ことマイヨ・プラートが居るように、ゆくゆくは親衛機甲兵団への配属が見込まれるエリート部隊。
基本的にはマイヨの指揮下に入ったダン、カール、ウェルナーの三人を指すが、彼ら以外にも複数存在し、三人に限らず基本的にマイヨに対して個人的な信奉が強いメンバーが多い。
ダン、ウェルナー、カールの三人はファルゲンの簡易量産機であるゲルフ系統の機体を受領しており、後に地球連合軍のドラグーンを破る等、実力自体はうかがえる…のだが、選民思想的エリート意識の強さや未熟さも見受けられる。ドラグナー追撃の任を与えられる中、ギガノス軍のはみ出し者であったチェホフ（SRW未登場）から戦いの手ほどきを受けたケーンらに敗北を喫する。これ以降は負け癖がついてしまい、ケーンらからはお坊ちゃんと揶揄されている。また、他の部隊よりも実戦経験が極めて少ない為に、敵だけでなく味方からもやっかまれる事が多く、事実、グン・ジェム隊を初めとする実践経験豊富のパイロット達と連携をとっていた際には、殆ど足を引っ張っていた。
ギガノスの内乱からドルチェノフ政権に発展してしまった政変においては、偶然にもドルチェノフによる粛清から生還したマイヨを回収。以降は個人的にドルチェノフへの復讐を誓うマイヨと行動を共にすることとなり、ギガノス機動要塞における地球連合軍とギガノスの決戦の最中に乗り込むこととなる。機動要塞内で、危機に陥る面々を救うために身を賭したダンが落命するものの、ウェルナーとカールは最後までマイヨ達を護りぬき生存した。
人物編集
- ダン・クリューガー
- ゲルフに搭乗。三人の中でマイヨを最も信奉し、マイヨからも信頼されているが、唯一の戦死者となる。初期設定では15話で亡くなる予定だった。
- ウェルナー・フリッツ
- ゲルフ、ヤクト・ゲルフに搭乗。
- カール・ゲイナー
- ゲルフ、レビ・ゲルフに搭乗。劇中では彼がリーダー格に描かれる事が多い。
関連人物編集
- マイヨ・プラート
- 過去に所属しており、現在は上司としてプラクティーズの三人を率いる。
余談編集
- キャラクターモデルは放送当時の人気アイドルグループ「少年隊」である（ダン…植草、ウェルナー…東山、カール…錦織）。