グレートマイトガイン

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グレートマイトガインは『勇者特急マイトガイン』の登場メカであり、同作の主役メカの一つ。

グレートマイトガイン
外国語表記 Great Might Gaine[1]
登場作品 勇者特急マイトガイン
声優 中村大樹
デザイン 大河原邦男
初登場SRW スーパーロボット大戦V
SRWでの分類 機体
サブパイロットガインを参照)
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スペック
全長 35.8 m(ウイング込み)
頭頂高 30.5 m
重量 187.1 t
最大モーター出力 1250,000HP
飛行速度 13,464.8km/h
最高走行速度 1,680.0km/h
ジャンプ力 2,250.8m
AI ガイン
開発者 大阪次郎
所属 勇者特急隊
パイロット 旋風寺舞人
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スペック
(パーフェクトモード)
全長 36.5 m(パーフェクトキャノン上端)
頭頂高 30.5 m
重量 233.8 t
最大モーター出力 1985,000HP
飛行速度 7,344.5km/h
最高走行速度 880.5km/h
ジャンプ力 650.8m
AI ガイン
パイロット 旋風寺舞人
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概要編集

マイトガインマイトカイザー合体したスーパーロボット。

舞人の「レッツ・マイトガイン」とマイトガインの「グレート・ダッシュ」の掛け声と共に合体開始。マイトガインに、マイトカイザーを構成するカイザーパーツ(ドリル特急先頭部・カイザー1~5)が胸と四肢に合体し、背面にウイングが付き、頭部にマイトカイザーの胸部の飾りが付いて、合体が完了する。

合体後はマイトガインと同様の口上をスポットライトと桜吹雪の中で行うという派手なものになっているがマイトガインのようにスピーディーに動きはせず、ゆっくりとした動きを行う。

基本的にマイトガイン同様にコックピットは単座型だが浜田満彦がマイトカイザーに乗って共に合体した際は複座型になっていた。

マイトガインの戦闘能力とマイトカイザーの飛行能力を併せ持ち、単機で宇宙に上がる事も可能。

列車形態は存在せず、基本的にロコモライザー、ドリル特急の状態で出撃し現地で合体する。最終話では空中要塞に向かうため、マイトステーションの線路をカタパルト代わりにして直接飛び立っている。

最終話でのインペリアルとの戦いでカイザーパーツを大きく損傷したため、空中要塞に突入する際にカイザーパーツをパージし、マイトガインに弱体化する形で出番を終えた[2]

構成機体編集

マイトガイン
本体を構成。
ロコモライザー
胴体・足・頭部を構成。
ガイン
左腕部を構成。グレートマイトガインの人格でもある。
マイトウイング
右腕部を構成。
マイトカイザー
追加パーツを構成。これがマイトカイザーの本来の役割である。
カイザードリル
胸部装甲、翼、頭部飾りを構成。カーゴ部分は使用しない。
カイザー1
腰部に装着。
カイザー2
左腕部に装着。
カイザー3
右腕部に装着。
カイザー4
左足部に装着。
カイザー5
右足部に装着。

強化装備形態編集

グレートマイトガイン・パーフェクトモード
マイトガンナーのパーフェクトキャノンモードを右肩に装着した形態。
最強武器であるパーフェクトキャノンが使用可能になる他、出力も大幅に強化される。半面重量が増すためか機動性が低下し、キャノン砲の取り回しも悪い。
最終話ではパーフェクトキャノンをバスターランチャーのように抱えて使用してもいる。こちらは大出力は無いが連射が可能となっている。
ギャラクシーエクスプレス
ドリル特急のカイザーキャリア上部に弾丸特急、後部にロコモライザーと超電導ブースターを接続した宇宙用形態。
第27話で使用された。

登場作品と操縦者編集

VXT三部作編集

スーパーロボット大戦V
初登場作品。第33話でマイトカイザーと復活したマイトガインが合体する形で解禁。以後のシナリオでは常時グレートマイトガインで出撃する事になる。
今作では巨大隕石ドガンテスはカットされており、代わりに空から落ちてくる第8の使徒をパーフェクトキャノンで迎撃するくだりになっている。また、初登場時には原作アニメ版と同様のCGカットインが入るという気合いの入った演出が行われる。[3]パーフェクトキャノンは同話終了時にイベントで追加される。
地味にシールド防御がなくなり、特殊能力を持たないオーソドックスなスーパー系という点はマイトガインと変わらないが、飛行可能になり遠距離用の必殺技と比較的癖の無い範囲のMAP兵器が追加され格段に使い勝手が上がる。また初登場シナリオ前後で舞人が勇気を修得できるようなレベル調整になっているため、長射程攻撃も生かしやすい。
PV2では舞人のターゲットスコープのカットインの後に、パーフェクトキャノンの元ネタである波動砲に繋がるという構図がとられている。
スーパーロボット大戦X
第30話対ドアクダールートにて加入し、本作でも以後は常時この形態となる。P武器かつ弾数制のマイトガンナー・セルフキャノンや、合体攻撃のジョイントドラゴンファイヤーが追加され、汎用性が向上した。一方で勇気修得Lvが『V』よりも引き上げられているので、舞人に新スキル先制攻撃を修得させて補うのもありだろう。クリア後ファクトリーシナリオにて、ガインとブラックガインに対してホープスが彼等が同型機であることを理由に、「ブラックマイトガインとマイトカイザーが合体できるのでは?」と質問し、ブラックガインが舞人とガインの信頼関係には敵わないことを理由に「代わりにはなれない」と語っている。
マイトガイン同様に新たに原作アニメをトリミングした合体ムービーが用意された。やはりこちらも限定版に原曲が入っていないため、歌なしである。
DLC『幻の胡蝶』では浜田サブパイロットに加えて合体するが、原作と異なりマイトカイザーに舞人が乗っていないと合体が不可能という設定になっており[4]、また舞人が負傷していないため合体後は浜田は操縦には関与していない模様。
ガインの新規音声収録は行われていないが、マイトガンナー・セルフキャノンのトドメ演出に原作未使用のグレートクラッシャーの音声が披露された。
スーパーロボット大戦T
第29話で参戦。ダブル動輪剣は第39話から。グレートファイヤーに、本編未使用のグレートビームの演出が追加されている(音声も初披露)。今回のジョイントドラゴンファイヤーはブラックマイトガインシークレットシナリオ経由でないと加入しないため、通らなかった場合は追加すらされないのに注意。

単独作品編集

スーパーロボット大戦X-Ω
2019年7月のイベント「灯せ!!絆の進化理論」にて期間限定参戦。大器型SSRファイター。
2021年1月のイベント「勇者との友情」にて復刻参戦、大器型SSRアタッカーが追加。XΩスキル対応であり(パートナーはグレートエクスカイザー)、XΩユニットも同時実装されている。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

武装編集

グレートマイトガインの武装は、カイザーの武装の特徴であるドリルがグレート合体の際にエンブレムになるため、マイトガインの物とほぼ同様である。

シグナルビーム
頭部のシグナルから発射するビーム。
マイティバルカン
胸部左右のライトに装備した機関砲。パーツの干渉などもなく使用できるが、SRW未採用。
グレートファイヤー
新たに追加された武装。胸部の展開した三角板から放射する熱線。劇中では攻撃ではなく、ニオーの投擲した槍を溶かすだけに終わった。
マジンガーZのブレストファイヤーが由来と思われる。原作ではポーズもそのままブレストファイヤーだったが、『V』『X』では腕を下ろした状態で使用する。…その結果微妙にブレストバーンに近くなったような気もするが。
『T』ではカットインが追加され、原作同様のポーズで使用。
グレートビーム
新たに追加された武装。胸部の「MG」マークから発射する10万度の高熱ビーム。
劇中では使用していないが、『T』ではグレートファイヤーの追撃で使用。相手の胴体に「MG」を象った風穴が空き、その向こう側にグレートマイトガインの姿が映る……というマジンガーZの「大車輪ロケットパンチ」を彷彿とさせる演出になる。
グレートクラッシャー
新たに追加された武装。左腕に装備されたカイザー2のドリルで相手を貫く。
劇中では使用していない。『X』ではマイトガンナー・セルフキャノンのトドメ演出で使用される。
グレートブレイカー
新たに追加された武装。両腕のカイザー2とカイザー3を発射する。劇中では第40話にてカイザー2のみ発射して使用したが、外してしまう。技名は発していない。
マイティスライサー
バックパックから取り出す動輪型カッター。フリスビーのように投げて攻撃する。
動輪剣
左右の腰に内蔵する両刃剣。機体の基本出力が向上したため、出力を上げることで威力が変わるという特性の上限がマイトガインに比べて上がっている。出力上昇に伴って斬撃を飛ばす事も可能となっている。
第32話では動輪剣のみでドライチェン1313を撃破している。
媒体によっては取り出した動輪剣を既に「グレート動輪剣」と呼ぶ事もあるが、剣自体はマイトガインの物と同じ物であり、どちらかと言えば間違った表記である。この事からフルパワーを発揮した際の状態をマイトガインの動輪剣を超えた「グレート動輪剣」と呼ぶのが適切。
スパロボでの通常版は単に「動輪剣」表記。片手斬りで切り抜いた後、カットインと共に斬撃を飛ばして追い打ち。
『X-Ω』では通常攻撃に採用。

オプション装備編集

超電導砲
マイトガンナーがトレインモード下部からグリップを出して変形した手持ち武器。パーフェクトモードや下記の超電導砲と異なり、グレートマイトガインと接続しておらず、後部キャノンが展開していないため、マイトガンナーのセルフキャノンの威力しかないが、パーフェクトキャノンと異なり連射が可能で、機動力もあまり損なわず取り回しはこちらが上。一応マイトガンナーを盾としても使用可能。SRW未採用。

必殺技編集

真っ向唐竹割り
飛行しながら動輪剣を大きく振りかぶり、そのまま振り下ろす。サリーのイノセントウェーブの恩恵もあってΖ(ツェット)が防御のために構えた剣ごと一刀両断した。SRW未採用。
グレート動輪剣・真っ向唐竹割り
動輪剣を片手で上部に掲げ、エネルギーを蓄積させ、鍔から長さ最大2kmのビームソードを展開。それを相手に向かって、真っ向から振り下ろして両断する技。
『X-Ω』ではファイタータイプの必殺スキルに採用。
グレート動輪剣フルパワー
両手持ちしたグレート動輪剣を縦一閃にフルパワーで放つことで繰り出すエネルギーウェーブ。
第35話の轟龍戦で使用するも避けられてしまう。
ダブル動輪剣
原作最終話でブラックノワールを倒した技。サリーのイノセントウェーブを受けて動輪剣二本を連結させ、そのエネルギーで敵を両断する。剣の構え方はソードインパルスのエクスカリバーアンビデクストラスモードと同じである。
原作ではインペリアルとの戦いでカイザーパーツがパージされてマイトガインに戻っている上、ブラックノワールの攻撃でコックピットむき出し[5]の半壊したマイトガインの状態で使用した。この時、マイトガインの眼部とシグナルが赤く染まっているが、スパロボでもしっかり再現されている。
『V』はナデシコルート45話、『X』では42話終盤で実装される最強技。原作とは異なり、数々のオリジナル要素を足したものとなっている。
上記の通り、本来はマイトガインの技だが、本作では動輪剣を取り出す前に合体完了ポーズである拳を突き合わせる動作が入り、連結後にはリアルカットインで勇者パースを見せる、しかもこの際下駄がしっかり色分けされている(余談参照)。また原作ではマイトガインが爆発に飲み込まれる場面で終わっているため、トドメ演出はスパロボオリジナル。またサリーに語り掛けるのもスパロボオリジナル[6]だが、カットインの元ネタは「そう…その通り!」の台詞の時のもの。
グレートマイトガインの技としては事実上のスパロボオリジナルだが、『スーパーロボット大戦Vクルセイド』や『X』の限定版パッケージでも使用されるなど、スパロボのグレートマイトガインを象徴する技となっている。

召喚攻撃編集

マイトガンナー・セルフキャノン
『X』で追加。マイトガンナーを呼び出しセルフキャノンで攻撃させる。トドメ演出ではグレートクラッシャーが追加される。
パーフェクトキャノン
マイトガンナーと合体しグレートマイトガイン・パーフェクトモードとなり、銃型コントローラーとターゲットスコープをオープン、狙いを定めて引き金を引くと制御ボルトを挿入し、マイトガンナーから強力な光線を発射する。グレートマイトガイン最強の必殺技。
一連の動作はもちろん波動砲のオマージュである。また波動砲とは異なり、インペリアルとの闘いではパーフェクトキャノン発射後にも戦闘を続けたが、特にエネルギー不足による支障は見られなかった。
『V』では第8の使徒迎撃にヤマトの波動砲を使おうとするも、ガーディムの横やりによって使用不可となり、代役としてパーフェクトキャノンを使う、という形で元ネタとの共演がなされている。
スパロボではMAP兵器としても採用。通常版はEN制、マップ兵器版は弾数制となっている。
『X-Ω』ではアタッカータイプの必殺スキルに採用。

合体攻撃編集

ジョイントドラゴンファイヤー
勇者特急隊の全ロボが列車形態で連結し、ドラゴン型の炎に包まれながら突撃する五体連結攻撃。厳密にはこの機体は技に関わってないが、パーフェクトモードの状態から分離して連結した。
『X』ではイベント後に使用可能になる。アニメの五体+最後尾にブラックマイトガインを加えたスパロボオリジナルの六体連結で放つ。トドメ演出は再変形した5機のシルエットからのグレートマイトガインの頭部シグナル点灯。なお原作ではブラックマイトガインは当然として、パーフェクトモードの状態で発動し、技後は再合体したため、マイトガンナーもカットインやトドメ演出に登場しない。
バトルボンバーガードダイバーブラックマイトガインと本機の4体による攻撃だが、(威力は落ちるものの)本作のシステム上、一部のメンバーが出撃していなくても、使用できる。しかし、グレートマイトガイン一機だとグレート動輪剣・真っ向唐竹割りに威力が劣ってしまうが、バリア貫通を持つほか燃費・射程ではこちらが優位。なお発動条件が合体技の中でもっとも厳しいにも関わらず、4機全員出撃させていたとしても、CB付きのダブル動輪剣以下の威力しかないと合体攻撃としては微妙である。
また、合体攻撃だが舞人の指令で連結するためかグレートマイトガインからしか始動できないので、他の勇者特急隊のメンバーは使用できない。他メンバーも使用できていればバトルボンバーとガードダイバーはかなりの火力増強が見込めたためにその点でも惜しい武装。
『T』ではブラックマイトガインが再度隠しユニットになり、スパロボオリジナルでこの技に彼も参加しているという関係上(メタ的には参加していない戦闘アニメを用意していないという都合上)、ブラックマイトガインを加入させなければ使用できない事実上の隠し技と化した。
ちなみに連結に必要な構成機体はマイトカイザー(7体合体)+マイトガイン(3体合体)+マイトガンナー(単独)+ボンバーズ(4体合体)+ダイバーズ(4体合体)の合計19体合体となり、勇者シリーズ全体でも最多合体を誇る。
さらにスパロボではこれにブラックマイトガイン(3体合体)が加わり合計22体合体となる。
超電導砲
通常版と異なり、マイトガンナーが未完成だったため、エネルギーチューブを通してグレートマイトガインと轟龍のエネルギーを使って放つ、云わば手持ち式のパーフェクトキャノン。地球に落下する小惑星ドガンテス破壊のため、未完成のマイトガンナーを持って出撃するがジョーの横やりのせいでエネルギー不足に陥ってしまい、安全圏からの発射が不可能になり自爆覚悟で発射を余儀なくされるも、それを良しとしないジョーによって轟龍のエネルギーを上乗せする事で安全圏からの発射が可能となった。
『V』ではパーフェクトキャノンを使用して再現。
カイザー・エクスプレス
『X-Ω』で実装されたグレートエクスカイザーとのXΩスキル。サンダーフラッシュと真っ向唐竹割りを同時に決め、トドメに二体で見得を切る。

移動タイプ編集

マイトカイザーのパーツを用いているため、飛行可能となった。

サイズ編集

L
厳密にはカイザー4・5の分しか身長は増えていないが、サイズは1ランク上昇。
『V』、『X』、『T』は共通して自軍に小型機が多いため、貴重な大型機といえる。その意味ではダメージソースとして大幅に強化された。

カスタムボーナス編集

最大EN+50、移動力+1。「動輪剣」と名の付く武器の攻撃力+200。
マイトガイン時代と同じ。動輪剣の存在は相対的には薄くなっているが、やはり使いやすくなっているのは有難い。

機体BGM編集

「嵐の勇者(ヒーロー)」
『V』『X』限定版で歌付きが採用。

名台詞編集

「銀の翼に希望(のぞみ)を乗せて、灯せ平和の青信号! 勇者特急マイトガイン、定刻通りにただいま到着!」
登場時の名乗り。マイトガインと同じフレーズだが、マイトウイングとガインにそれぞれスポットライトが当たるのが特徴となっている。
初出となる第28話では、普段の劇伴では無く拍子木になっている。
「愚かな!」
第28話より。同話の対戦相手・トーキチローに、上記の名乗りから反発された時の返しの一言。台詞よりも歌舞伎のような見得を切るグレートマイトガインが印象に残る。この台詞と舞人の口上に完全に気圧されたトーキチローは同話で初披露となるグレート動輪剣・真っ向唐竹割りの直撃を食らい、乗機ニオーを真っ二つにされてしまった。
スパロボでは、バリアで攻撃を完全に防いだ時の台詞に採用されている。
「声が聞こえたのさ」
舞人「声が?」
「ああ、私達を呼ぶ舞人の声がね」
第34話より。パープルの仕掛けた妨害電波により催眠状態の危機に陥り、超AIの停止状態に置かれた勇者特急隊。発生源を破壊したものの、敵に拘束され危機に陥った舞人の声に呼応するかの様に起動。戦闘終了後、助けに来られた理由を聞かれた際の一言。

対決・名場面 編集

飛び立て!グレートマイトガイン
第27話。地球に向かってくる小惑星ドガンテス[7]。旋風寺舞人はロコモライザーの修復が終わったことを機にギャラクシーエクスプレスで宇宙に出動。その前に立ちはだかる雷張ジョーの轟龍を初合体を果たしたグレートマイトガインで退け、この時の戦闘でエネルギーを消耗してしまいながらも責任を感じたジョーが轟龍のエネルギーを分けてくれたことで使用可能になった超電導砲でドガンテスの破壊に成功した。
炎の五体連結攻撃
第42話。ランツァイが駆る飛行要塞ライゴーの合体阻止光線に苦戦する勇者特急隊であったが、ライゴーにダメージを与えたことで合体可能となり、戦闘担当のライジンとジンライを撃破。撤退を始めたライゴーもジョイントドラゴンファイヤーで撃破する。

関連機体編集

マイトガンナー
勇者特急計画最後のロボット。これと合体することで最終形態グレートマイトガイン・パーフェクトモードになることが出来る。

余談編集

  • 勇者シリーズでは初の最初から設計されているグレート合体であり、構成しているマシンが9台と多いも特徴。
  • マイトガイン同様に合体ソングが存在するため、合体描写が丸ごと省略されない限りはほぼ毎回フルサイズの合体バンクが使われている。唯一46話でのみバンクが若干カットされ、同時に挿入歌もインスト版になっている。
  • 脚部(いわゆる下駄部分)を構成するマシンのカラーは本来紺色のパンパー部分やバケット部分より後方はカイザー4が緑、カイザー5がオレンジなので設定上は左右で色が違い、そもそも海底探査機とハイパーブルドーザーなので形状も違うのだがアニメでは作画効率の都合上左右ともに黒くしたうえで同じ形状にして誤魔化されており、スパロボでのアニメも基本これに倣っている。視聴者が違和感を抱きにくいようにかこの仕様はかなり徹底されており、合体バンクですら足に装着される瞬間の誤魔化しの効かないアップでの描写以降は黒く塗られ形状が変わり、果ては本来各マシンの色設定や形状を忠実に表現するべきである設定画ですら黒く左右対称の形状になっている。
  • 合体完了後の名乗りは初登場回の次の話である第28話からだがその回では専用BGMは使われず、次の第29話から本来の使用になると変化球が続いた。
  • 『マイトガイン』のロボットネーミングは高松監督がほぼ決めていたが、グレートマイトガインは当初の「ゴージャスマイトガイン」という案が没になり今の形になったことが後年明かされている[8]

脚注編集

  1. メカニック紹介、勇者特急マイトガイン、2022年3月13日閲覧。
  2. 最終回でグレート合体パーツをパージするは前作『伝説の勇者ダ・ガーン』(未参戦)のグレートダ・ガーンGXでも描かれたがグレートダ・ガーンGXは最強形態のダ・ガーンGXに変化したので弱体化とは逆に強化されている。
  3. この時のカットインは原作第28話「ミフネの国盗りサミット」で使われたものが元になっていると思われる。
  4. 専用の合体バンクが用意された原作と違い、「幻の胡蝶」では通常の合体バンクが流れるため、舞人がマイトカイザーに乗っていないと矛盾が生じてしまうのが原因と思われる。
  5. いわゆるマスク割れ状態。
  6. 原作ではサリーがイノセントウェーブ増幅装置を装着している事自体舞人は知らない。
  7. 本来ならば地球に直撃することはなかったのだが影の軍団の起こした乱れ霧で太陽発電衛星が制御不能となって、ドガンテスに衝突した影響でドガンテスは地球への進路を取ってしまった。尚、これに関しては影の軍団にとっても予期せぬ出来事であった。
  8. https://twitter.com/takama2_shinji/status/1455533767716708355