レウルーラ | |
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外国語表記 | Lewloola |
登場作品 | |
デザイン | 庵野秀明 |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | レウルーラ級戦艦 |
全長 | 250m |
動力 | 熱核融合炉 |
開発 | ネオ・ジオン |
所属 | ネオ・ジオン |
主な搭乗員 |
概要
シャア・アズナブル率いる新生ネオ・ジオン艦隊の総旗艦。総帥であるシャアの乗艦を前提として開発されている為、カラーリングは当然「赤」である。
グワダンを更に発展させた設計。全長はグワジン級大型戦艦よりもコンパクトではあるが、モビルスーツ運用能力や火力に優れており、それらに関しては第2次ネオ・ジオン抗争時においても最大級であったともされている。カタパルトデッキは上下の2箇所に設置されている。
シャアの専用艦でもある為か、専用の執務室やリビングルームといった戦艦としては贅沢な仕様もあった。
劇中における様相
正確な竣工時期は不明であるものの、第2次ネオ・ジオン抗争よりも3年前となる宇宙世紀0090年には既にその存在が確認されており、当時は旧ネオ・ジオンの生き残りとなるイリア・パゾムが艦長を務め、テロリスト集団カラードと共に、地球連邦軍アラハス隊と交戦している(外伝漫画『ダブル・フェイク アンダー・ザ・ガンダム』)。
シャア率いる新生ネオ・ジオンが表舞台に現れた宇宙世紀0093年の第2次ネオ・ジオン抗争ではライル中佐が艦長を務め、作戦士官であるナナイ・ミゲルも乗艦し、地球連邦軍のロンド・ベル隊と幾度も交戦する。フィフス・ルナ攻防戦では総帥のシャアを乗せて出撃し、ギュネイ・ガスのヤクト・ドーガを援護すべく、本艦よりサザビーが出撃した。ルナツーの奇襲作戦時はスウィートウォーターに秘匿されており、代わりに同じ形状をしたバルーンダミーが参加している。そして決戦となるアクシズ攻防戦では、前線で積極的には戦わず、ほぼ後方に近い位置で待機していたが、ロンド・ベル隊の爆破工作やアムロ・レイの搭乗するνガンダムの引き起こしたアクシズ・ショックによって落下は阻止されて失敗。その後、シャアの消息が掴めなくなった結果、撤退して乗員と共に行方不明となった(『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』)。
アクシズ・ショックから3年後となる宇宙世紀0096年のラプラス事変(別名:第3次ネオ・ジオン抗争)では、主であるシャアを失った結果、フル・フロンタル率いるネオ・ジオン残党軍「袖付き」に降り、総旗艦として運用されており、艦長もヒル・ドーソン大佐に引き継がれている。前回の戦いにおける損傷の修復をされても改修は受けていないが、第2次ネオ・ジオン抗争時では既に最高クラスの戦艦であった為、現役艦として通用する性能を維持している。また、所属しているモビルスーツとは異なり、本艦には袖付きの象徴となるエングレービングは施されていない。終盤にはネオ・ジオングの要となる「ハルユニット」の運搬も行っており、フロンタルの乗機であるシナンジュとのドッキング作業等も本艦で行われているのだが、最終決戦時、運悪くも「グリプス2」から放たれたコロニーレーザーの軸線上に展開していた為に、僚艦のムサカ級2艦と共に轟沈。10年近くにも及んだ航行歴に、遂に幕を閉じる事になった(『機動戦士ガンダムUC』)。
なお、『UC』の漫画版となる『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』では、二隻のレウルーラ(同型艦)が登場している。
登場作品と操縦者
SRWではライル艦長が出ることはほとんどなく(ただし、『第2次α』のネオ・ジオン艦長は彼をベースとしたデザイン)、大抵の場合ナナイが艦長として登録されている。『UC』が参戦している場合はヒル・ドーソンが艦長となる。
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 初登場作品。第37話「ゲストとインスペクター」にて、条件次第でジャマイカンが乗って敵として登場。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- ナナイが乗る。クワトロ絡みのイベントを起こすと撤退するため、ある意味撃墜は難しい。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 耐久力と火力が上昇…といってもやはり戦う機会は無いに等しいので宝の持ち腐れである。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- ナナイが乗る。HPは高いが強敵ではない。ハマーン休戦ルートではネオ・ジオンとの最終決戦で、αナンバーズによって撃沈する。
- ハマーンと戦うルートの場合、ネオ・ジオンとの最終決戦でアクシズの中に沈む。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 『第2次α』から11年ぶりの登場。出典は『逆襲のシャア』だが、艦長は『UC』のヒル。
- 性能的には指揮系統中枢を持っている以外、特に見るべきものは無い。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 性能的には『時獄篇』と変わりは無い。原作と違いコロニーレーザーに巻き込まれず、Z-BLUEの手で撃沈させられた。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 隠しシナリオに進むと、ナナイが乗ってくる。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 撃墜すると、ゲームオーバーとなってしまうので要注意(スパロボシリーズの名場面を参照)。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- シナリオ上で名前のみ登場し、序盤のネオ・ジオンルートではこの艦内で会話している。
- スーパーロボット大戦BX
- シナリオ上でのみ登場。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 宇宙ルート第38話でのみ登場する。撃墜するとそのまま轟沈するため扱いが悪い。
- その為か、第40話でフロンタルが地球艦隊・天駆の援護に現れた際にも、この艦ではなくムサカに座乗している。
- スーパーロボット大戦T
- 今作ではようやくライルが艦長となった。撃墜しても轟沈はせず撤退し、ボーナスシナリオ「彗星の軌跡」でもシャア達の母艦として運用されている。シャアのT3加入以後はルーディーが護衛についている。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- パイロットはナナイではなく一般兵。宇宙編で敵として2回登場するが、倒せるのは1度のみ。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦64
- 終盤で1マップのみ登場。完全平和ルートを通り、かつ地球圏に残留を選ばないと戦えないレアな敵。ネオ・ジオン兵が乗る。
- スーパーロボット大戦DD
- シナリオ中の背景、およびマップアイコンでのみ登場。ライルやナナイが後方で指揮を取っており、直接先頭には参加しない。
装備・機能
武装・必殺武器
- 連装メガ粒子主砲
- 2連装の砲塔を5基、計10門装備。
- 連装メガ粒子副砲
- 2連装の砲塔を2基、計4門装備。
- 対空機関砲
- 3連装のものを20基、計60門装備。
- ミサイルランチャー
- 艦首に10基装備。
その他
- ハイパーメガ粒子砲
- 本来は搭載されていない。スパロボではMAP兵器として装備されている。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- 2L(LL)
カスタムボーナス
- 装甲値+500。マップ兵器および射程1以外の全ての武器の射程+1。
- 『T』で採用。
スパロボシリーズの名場面
『IMPACT』においてレウルーラを撃墜するか、敵が8機以下になると、以下のようなやり取りが起こり、ゲームオーバーとなる。
※作中のネタバレを多大に含んでいるため、閲覧の際は注意。
- 1.レウルーラ撃墜
- ナナイ「た、大佐! 勝利を信じております…」
シャア「ナナイ!? …私を倒せば済む事ではないのか!? アムロ! これでは虐殺とかわらん!」
アムロ「違う! それなら人類を虐殺しようとする貴様はなんだ!?」
シャア「…それだけの力がありながら…私につき、人類の事を思い戦うものを、障害物のように取り除くお前達が・・・本当に正しいと思っているのか!? ナナイを倒すことに何か意味があるのか!?」
ブライト「…確かに…あの戦艦をわざわざ沈める事もなかったかもしれん…」(GAMEOVER) - 2.敵が8機以下
- シャア「アムロ! これが貴様たちの正義か!?」
アムロ「シャア!?」
シャア「…それだけの力がありながら…私につき、人類の事を思い戦うものを、障害物を取り除くように…私を倒せば済む事ではないのか!? アムロ! これでは虐殺とかわらん!」
葉月博士「…確かに…必要以上の破壊を目的とした戦いではない…」
シャア「これでは…アインストたちに見捨てられて当然ではないか…!」(GAMEOVER)