リガ・ミリティア
リガ・ミリティア(League Militaire)とは、『機動戦士Vガンダム』などに登場する組織。
概要
神聖軍事同盟とも。
ジン・ジャハナムを指導者に、ザンスカール帝国による地球支配に抵抗する。ジン・ジャハナムという特定の指導者の下に、何人も影武者を用意している。
ミリティア(Militaire)とはフランス語で「民兵」を指す語(英語ではMilitia)で、構成員は正規の軍人ではなく訓練を受けた民間人。つまりゲリラである。実際、老兵や連邦軍からの流れ者なども多く、極めて雑多な編成をしている。
旧サナリィの技術者も多く参加しており、量産型MSであるガンイージですら当時の連邦軍の主力機であったジャベリン(SRW未登場)を上回る性能を持っている。
登場作品
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦G
- ジン・ジャハナムことビアン・ゾルダークが結成したことになっていて、DCが勝っても負けても異星人に抵抗できる勢力ができるようにしていた。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- エゥーゴ、カラバと連携しており、本作ではエゥーゴと同じく反地球連邦運動のスペースノイドが集まって出来た組織で、その殆どのメンバーがモビルスーツ関係の技術者で構成されており、アナハイムと協力でエゥーゴが使用するモビルスーツの開発を担当しているという設定ゆえに、エゥーゴのメンバーとも旧知の仲である。拠点の一つとして、ヒュッケバイン暴走事故により崩壊した後、アナハイムが跡地を軍から買収し再建された月面テクネチウム基地があり、リガ・ミリティアのガンイージーやVガンダムやV2ガンダムなどのモビルスーツはこの基地で開発されている。
- バルマー戦役後はプリベンターに吸収された。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- 『真ゲッターロボ 世界最後の日』の神隼人がジン・ジャハナムの一人として参加する。ネオ・ジオン・OZとノヴァンブル条約を結び、ブルー・スウェアを結成する。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 地球防衛軍に当初相手にされなかったが、後にロンド・ベルと連携する。
人物
- ジン・ジャハナム
- リガ・ミリティアの指導者という名目だが、実際は影を暗ます為の存在で、公には存在しない人物。
- ちなみに、『機動戦士Vガンダム』に登場するジン・ジャハナムと呼ばれる人物は、中年の男性である。
- ハンゲルグ・エヴィン
- その行動力と指導力から「本物のジン・ジャハナム」と呼ばれている。
- ミューラ・ミゲル
- ハンゲルグの妻で、モビルスーツの手配を行っていた。
- オイ・ニュング
- ヨーロッパで活動を行っていた指導者。
- ハリソン・マディン
- 元地球連邦軍大尉。『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』においてリガ・ミリティアの"青い閃光"隊を率いている。
- シーブック・アノーの子どもたち
- シーブック自身は協力してないが、『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』においてその子供たちが参加していると触れられている。
- リガ・ミリティア兵
- 一般兵士。
運用兵器
関連用語
余談
『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』(未参戦)では、宇宙世紀ガンダムシリーズで活躍したニュータイプ、エースパイロットなどと協力関係にあることが触れられている。