Gコンパチブルカイザー(G Compatible Kaiser)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 分類
- 全高:56.8 m
- 重量:148.1 t + 50.1 t(Gサンダーゲート)= 198.2 t
- 動力:オーバーゲートエンジン(OGエンジン)×2
- 装甲材質:不明(DGGと同一と推測)
- 構成機体
- 本体:コンパチブルカイザー
- 飛行ユニット:Gサンダーゲート
- 開発者:キサブロー博士?(開発)→キサブロー・アズマ(カイザー部分を改修)
- 所属:民間(アズマ研究所)
- 主なパイロット
- ファイター・ロア
- コウタ・アズマ(戦士ロア)【メイン】、ショウコ・アズマ【サブ】
- メカニックデザイン
コンパチブルカイザーとGサンダーゲートの合体形態。コード「バーナゥ・レッジー・バトー・Gコンビネーション」の音声入力により合体する。Gサンダーゲートが飛行ユニットとなってカイザーの背に接続し、頭部にヘルメット状の追加パーツを装着する、いわゆるグレート合体形式。
オーバーゲートエンジンの出力も2機分の合成で跳ね上がり、それに比して戦闘力も大きく上昇している。 しかし、本体のカイザーが地球側の技術で改修された「後継型」に近い機体であり、Gサンダーゲートの方はダークブレインによって修復されたとはいえ、オリジナルそのままであることから、エンジンのリンクに微妙なズレが存在しており、大本の姿である「Gコンパチカイザー」の力は発揮できていない。
最大の特徴は、Gサンダーゲート内部に格納されていた専用のエネルギーソード「オーバー・カイザー・ソード」が使用できるようになったことで、これにより接近戦能力が上がっている。また、標的の捕捉・解析機能である「カイザースキャナー」が解禁された他、ファイター・ロアの技である「ファイヤー・ドラゴン」も機動兵器サイズで使用可能になり、Gサンダーゲートのエネルギー砲も引き続き使えるため、攻撃手段が大きく増えている。
頭部デザインはオリジナルのコンパチカイザーのリファインで、戦闘アニメもそれを意識した造りになっている。
登場作品と操縦者
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 29話「閃く光、燃ゆる炎」でコンパチブルカイザーと入れ替わる形で登場。合体メカではあるが今回は分離不可。
- 攻撃力が大幅に増加しており、コウタの攻撃能力・2人分の精神コマンドと合わせて主力として活躍する。カイザーバーストはフル改造で7000超え、オーバー・カイザー・ソードに至っては8200という途轍もないダメージソースとなる。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 37話「頑鉄番長Gバンカラン」でGバンカラン共々使用可能になる。相変わらずの攻撃力と2人分の精神コマンドで主力として活躍してくれる。また、コンパチブルカイザーとGサンダーゲートへの分離が可能となり、運用の幅が広がった。ただし、燃費の悪さは相変わらずな上、コウタがアタッカーを失ったため攻撃力がやや落ちているのに注意。
- 今回はGサンダーゲートが使いやすいのと、ツインユニットの仕様変更も相まって、状況によっては合体しない方が強かったりする。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 地上ルート2話から登場。基本的な運用はOG2nd同様だが、序盤から貴重な大ダメージを与えられるうえ、コウタのエースボーナスが「Lサイズ以上の敵への与ダメージ+10%」と対ボス戦に強力なユニットに変貌。最序盤はソウルセイバーと本機のみなので合体しない方がよい。
- ちなみに、空適応はBに下げられているため地上を走った方が強い。
装備・機能
両目の部分にスキャン機構「カイザースキャナー」が搭載されている。
武装・必殺武器
- オーバー・ビーム
- 額部分から緑色のビームを放射する。
- ショルダーキャノン
- Gサンダーゲートの武装で、両肩からビームを発射する。全体攻撃扱い。コンパチカイザーの時はミサイルだった。
- カイザー・ブーメラン
- 両肩、羽の突起部分を射出させ連結し、ブーメラン状にして投げつける。さり気なく十字になっている。
- カイザー・バースト
- 胸部から高出力エネルギーを放射し、相手にBFマークを刻む。全体攻撃扱いで威力は破格。やっぱりファイナルではないため、まだ完全ではないと思われる。
- ダブル・スパイラルナックル
- 両腕を組み合わせて射出し、回転させながら相手を粉砕する。あるロボットや、同メカニックデザイナーが担当したスーパーロボットと全く同じ。
- ファイヤー・ドラゴン
- ファイター・ロアの必殺技。額部分から放出された高エネルギーが、火炎龍となって相手を飲み込む。
- オーバー・カイザー・ソード
- Gサンダーゲートに格納されている専用の剣。
- 「カイザースキャナー」で相手を捕捉。Gサンダーゲートから剣の柄が飛び出し、柄からOGエンジンのエネルギーを流用した実体の刀身を発生。そしてGサンダーゲートの最大出力で突撃、勢いに任せて相手を一刀両断にする技。何かとネタが多い技で、「カイザースキャナーはないのか」と言っていた古参ファンを驚かせた。また、剣はグレイトバトルIVでコンパチカイザーのデザイン画に描かれていた設定のみの没ネタを元にしたものである。基本的にOG外伝の演出がそのまま使われていたが、OGMDでは流れこそ同じながら演出が大幅に強化され、トドメ演出として見得きりが追加された。
特殊能力
- エネルギーフィールド(Eフィールド)
- ダメージ1500まで軽減するバリア。
移動タイプ
サイズ
- L
カスタムボーナス
- 「全武器の攻撃力+100」
- コンパチブルカイザー状態でフル改造してカスタムボーナスを選んだ場合、Gコンパチブルカイザー時にはボーナスが消えてしまうので再取得する必要がある。
機体BGM
- 「吼えろ! コンパチカイザー」
- 『ザ・グレイトバトルIV』で使用されたコンパチカイザーのテーマのアレンジ。
関連機体
- Gコンパチカイザー
- 大元の姿で、コンパチカイザーとGサンダーゲートの合体形態。コウタはこちらの名で呼ぶことが多い。
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