オーバーゲートエンジン
オーバーゲートエンジン(Over Gate Engine)は、OGシリーズに登場する用語。
概要編集
略して「OGエンジン」。「コンパチブルカイザー」と「Gサンダーゲート」、そして両機の合体形態である「Gコンパチブルカイザー」に搭載されている。なおコンパチブルカイザーはキサブロー・アズマの手で、Gサンダーゲートはダークブレインの手で修復されているが、両機のエンジンは構造が同一でも出力効率が合わないのか合体形態であるGコンパチブルカイザーは真の力を発揮していない。
理論は不明だが、次元エネルギーを利用しているものと推察される。『第2次OG』にて、「希薄関連性近接亜空間」と呼ばれる領域からエネルギーを抽出していることが語られている。名前から判断する限り、現存空間に近い位置関係にあるが相互干渉することがない(要は位置的に近いだけの)亜空間をエネルギータンクに見立てててエネルギーを取り出していると考えられる。だとすると、OGエンジンそのものが亜空間に通じるゲートということになる。コンパチブルカイザーとGサンダーゲートとの共鳴で「時流エンジン」が搭載されたフィオナのエクサランスが平行世界の枠を超えて転移した現象が発生している。なおこの現象は平行世界同士の同一地点にOGエンジンと時流エンジンが揃った偶然によるファクターであるとロアが語っている。
また、デュミナス一派がOGエンジンと時流エンジンを狙い、ダークブレインをこの世界へと呼び寄せるため利用するなど、OGエンジンは次元転移可能と思われるが現状ではその力を自在に操作することはできない。