量産型ガンダムF91 (ハリソン専用)
量産型ガンダムF91（ハリソン専用）は『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の登場メカ。
| 量産型F91 （ハリソン専用） | |
|---|---|
| 登場作品 | |
| デザイン | 長谷川裕一 |
| 初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦α |
| SRWでの分類 | 機体 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 汎用モビルスーツ |
| 生産形態 | 専用機 |
| 頭頂高 | 15.2 m |
| 動力 | 核融合炉 |
| 装甲材質 | ガンダリウム合金セラミック複合材 |
| MMI | バイオ・コンピュータ |
| 開発 | サナリィ |
| 所属 | 地球連邦軍 |
| パイロット | ハリソン・マディン |
概要編集
サナリィが開発した量産型ガンダムF91のハリソン・マディン専用機。増加試作機に、ヒートシンクの強化やバイオ・コンピュータの改良を施した結果、MEPE（金属剥離効果）を伴わずに最大稼動モードの起動が可能になった。機体色はハリソンのパーソナルカラーである青。当初は青と黄色のツートンカラーだったが、後に一部カラーリングは白に変更されている。
1号機は、クロスボーン・バンガードのキンケドゥ・ナウが乗るクロスボーン・ガンダムX1改と激戦を繰り広げた後、最終的には敗れて大破。その後、クロスボーンと木星帝国の決戦において、ハリソンは1号機と同じカラーリングの2号機を駆り、クロスボーンと共闘した。
続編の『スカルハート』『鋼鉄の7人』にも登場。『鋼鉄の7人』では、木星帝国残党のコロニーレーザー破壊のため、ハリソンからクロスボーン＆サナリィ陣営に貸し出される。最終的にはオリジナルのF91並みの調整が施された木星決戦仕様になり、ミッチェル・ドレック・ナーの乗機として奮戦するが、木星帝国総統・影のカリストとの戦いで撃墜された。
登場作品と操縦者編集
αシリーズ 編集
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。アイビス編第12話「反逆の翼、再び」でのみ敵対の機会がある。その後は主人公問わず第32話「妄執の妖花」にてハリソンと共に加入。
- 通常版量産型ガンダムF91との比較では完全に上位互換。特にそちらが序盤で入手できないクスハ編・アラド編において重宝する。試作機たるガンダムF91との比較では、性能面ではおよそ下回るが、そちらのコスト1.5に対し、本機のコスト1は大いなるアドバンテージ。終盤に向かうに連れ、小隊長・小隊員いずれにしてもやや中途半端になっていく試作機に対し、本機は最後まで小隊員として使いやすい。デフォルトパイロットのハリソンのみならず、本機加入時点では通常乗機が全体攻撃を持たないアムロ・レイやカミーユ・ビダンらを乗せる価値もあり。燃費が悪いのでENは要改造。装甲も脆いので運動性にも手を入れたい。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
- バルカン砲
- 頭部に2門内蔵されている近接防御用の武装。
- メガマシンキャノン
- 胸部に2門内蔵されている。
- V.S.B.R（ヴェスバー）
- バックパックに2門装備した可変速ビームライフル。低速で高威力のビームから高速で高貫通力のビームまでを撃ち分けられる。ハリソンはこれを巧みに操り、キンケドゥのクロスボーン・ガンダムX1改と互角に交戦している。
- 気力が上がった後のメインウェポンであり、本機における最強武器である。
- ビームシールド
- 左腕に発生器を装備。使用時にはアームが展開してせり上がる。右腰に予備が1基格納されている。こちらも元機との仕様の変化は無い。『クロスボーン・ガンダム』の時代では、ビームシールドの登場によりビーム兵器による射撃戦が有効でなくなってしまったという記述があるほど、その防御力は高い。
- スパロボではシールド防御の際に使用するが、MSの性能上、あまりお世話になることは無い。
- ビームサーベル
- 左腰に2本格納。
- ビームライフル
- 本機の携行兵装。通常の単射の他に、連射機能も持つ。
- ビームランチャー
- 不使用時は腰部にマウントされている。
特殊能力編集
移動タイプ編集
サイズ編集
- M
機体BGM編集
「クロスボーン・ガンダム」
対決・名場面編集
- 対クロスボーン・ガンダムX1改
- ハリソンの搭乗するF91はヴェスバーを巧みに操りながらX1を追い詰めるが、ヴェスバーを2枚のビームシールドとビームザンバーで防がれて、機体を戦闘不能に追い込まれた。
関連機体編集
- 量産型ガンダムF91
- オリジナルの量産型。
- ガンダムF91
- 試作機。
- クロスボーン・ガンダムX1フルクロス、ガンダムF90I（木星決戦仕様）
- 「鋼鉄の7人作戦」にてチームを組む。