エッジ・セインクラウス
エッジ・セインクラウスは『スーパーロボット大戦30』の男主人公。
エッジ・セインクラウス | |
---|---|
外国語表記 | Edge Sainklaus[1] |
登場作品 | |
声優 | 杉田智和 |
デザイン | 河野さち子 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
SRWでの分類 |
パイロット 主人公 |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
誕生日 | 4月20日 |
年齢 | 21歳 |
血液型 | O型 |
所属 | A機関→なし→ドライストレーガー |
概要
第30士官学校に流れ着いた謎の風来坊。成り行きでヒュッケバイン30のパイロットとなり、万能戦闘母艦ドライストレーガーに乗艦する事になる。
大雑把な性格をしており、お金とおごりとナンパを愛する。しかし、その一方で物事への執着心が薄く、時折投げやりな態度を見せる事も多い。
また、過去の経緯からか「実験」や「テスト」という単語に対して強い嫌悪感を抱いている。
人当たりはよく、特に自分の力で物事を解決しようと努力する人を老若男女問わず尊敬する。
ドライストレーガー乗艦前の経歴については一切不明で、本人も自らの過去を話すことを避けている(しかし、家族に妹がいることが唯一語られている)。また、初めて搭乗する筈のヒュッケバイン30を直ぐに乗りこなす等、パイロットとしての腕は立ち、機動兵器の操縦に関しては専門的な訓練を受けていた事が推測されている。
素性
ファイクス・ブラックウッドが設立したA機関の被験体の1人である「認識番号1542、コード:EDGE[2]」。自身の才能を隠して機関の人間が興味を失った隙にAZと共に機関を脱走し、その後は彼女と約1年間、兄妹として過ごしていた。
エッジという名前は上記のコードネームに由来するものであり、本名は不明。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 2021年12月より開催される第9回制圧戦「流離の刃」にてゲスト参戦。乗機はヒュッケバイン30。
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。本作の男主人公。
- 地上ルート1話では機械獣、宇宙ルート1話ではザンスカール帝国が第30士官学校を襲撃した際にヒュッケバイン30を発見、自身の搭乗機体とする。
- パイロット能力としては、特殊スキルの「???」およびエースボーナスの与ダメージ上昇の効果が強力。ヒュッケバイン30thに乗り換え後には、特殊スキル「???」がギフトに変更されさらに強化される為、火力面がかなり伸びる。
- なお、選ばなかった場合は「黄金の遺産 終章」にて加入するが、その場合は特殊スキルは「???」のままで、「ギフト」に変化しない。
- エーストークでは、女性が惹かれる男性や女性陣に対して欲望丸出しの発言をしてしまい、相当警戒されてしまっている。
パイロットステータス
能力値
- 格闘・射撃は完全に同じ。回避が高く防御が低い、典型的なリアル系の傾向。レベルが同じなら女主人公のアズと完全に同一能力値。
- 最終的な能力値指標はほぼウッソと同水準かつ、固有スキルの効果で更に増加するためトータルではトップエース級。
精神コマンド
- DD
- 不屈、気合、突撃、直感、決意、魂
- 30
- 直感、不屈、気合、突撃、決意、魂
- 男性主人公のデフォルト構成。機体との相性が良い「突撃」を覚えるのは、エッジとアズのデフォルト構成及びしし座・AB型の三つのパターンのみ。
- アズのデフォルト誕生日との違いは集中を持たない代わりに不屈がある点。搭乗機がリアル系の性能なので惜しい所ではあるが、直感ではSP消費が勿体ない時の大技対策に優れるほか、不屈の効果を活かして、集中とは一味違った囮として使用できるので、一長一短。
特殊スキル
- DD
- アタッカー(エッジ)
- 気力が10上昇する毎に、攻撃力・運動性が増加する。
- 見切り(エッジ)
- 攻撃力・運動性が増加する。
- 気力限界突破(エッジ)
- 攻撃力が増加する。気力上限が20増加する(効果は重複しない。効果の最も高いもののみ有効。LV10で追加される)
- 30
- ???(ギフト)、底力L6、援護攻撃L2、サポートアタック
- 歴代主人公同様援護に特化したスキル構成を持ち、底力の初期レベルも高めの水準。
- 「ギフト」は序盤は「???」名義で、気力140以上で発動し、すべての能力が5上昇するうえ、与ダメージが1.1倍になるという効果。
- その後地上ルート「定められた運命」or宇宙ルート「進むべき道の先に」にて「ギフト」に変化。気力上昇に応じて全ての能力と与ダメージが増加する。気力151以上で最大効果となり、全能力+10、与ダメージ1.15倍となる。
- その特性上、最大効果を得るには気力限界突破などを追加育成して気力上限を上げる必要がある。
- 主人公ではなく、サブとして加入させた場合には最後まで???のまま。
エースボーナス
- 気力130以上で与ダメージ1.1倍。移動力+1。
- 『30』で採用。主人公キャラの定番。
人間関係
- アズ・セインクラウス
- 女主人公。同じA機関からの脱走者で、別れる前は兄妹として生活していた。
- 彼女のことは特に大切に思っており、シスコン全開で接する。しかしアズは兄離れしようとしているため、その事について悲観している。
- ミツバの存在もあって、エッジルートにおけるアズとの関係は少々複雑となってしまったが、アズルートの場合では(エッジルート以上のシスコンとなるが)過去と同じく大切な義妹として接するため変化はない。
- ミツバ・グレイヴァレー
- 彼女の「できることを精一杯」の言葉に感化され戦いを始める。
- その後もお互いを支え合い、最終的には相思相愛と言っていいほどの関係となる。同年代の故か、ミツバは甘い接し方を取らず、関係が親密になった後もエッジに飴と鞭を使い分けている。
- アズルートの場合はアズの恩人として接するが、三人とも明確な恋愛感情がなく、そのためミツバに対抗意識を持たず仲も比較的良好。
- レイノルド・ハーディン
- 当初は不審者として信用されておらず、後にはミツバを巡る恋のライバルとなる。だが、最終的にはエッジとミツバの仲を認めている。
- アズルートにおける彼との絡みは少ないが、後の会話ミッションでは彼を「アズに近づく悪い虫として警戒していた」と判明。
- ジークン・リュー
- エッジルートにおける、最初に出会った第30士官学校の生徒。アズルートにおけるアズとリアンに相当する友人関係となる。
- ファイクス・ブラックウッド
- 自身とアズが過酷な経験をすることになったA機関の設立者であるためか、彼のことは強い憎悪を抱いている。
- カールレウム・ヴァウル
- ライバルキャラクター。当初はミツバを苦しめる原因として激しく敵視していたが、彼の人となりを知ってからは仲間とは認めずとも一定の信頼を寄せることになる。
- オルキダケア
- エーオスの生き残り。ギフトの力を通じて精神に干渉してきたが、後に自力で彼女の精神干渉を跳ね除ける。
- サイクラミノス
- エーオスの統治者にして、オルキダケアの姉。彼女の干渉はエッジでも自力で対処出来ず、最終的にはそれを逆手に取った囮策を講じる。
- ブルックリン・ラックフィールド
- 彼とクスハの関係を羨ましがっており、声が似ているとのことで何かと当たりが強い。
版権作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- ヨナ・バシュタ、ミシェル・ルオ
- 「運命の子供たち」と呼ばれていた彼らに、「自分だけ過去を話さないのはフェアじゃない」という理由から自身の過去を明かす。
- 以後、リタを取り戻そうと足掻くヨナを何かと気に掛ける。
- ノルバ・シノ
- エーストークにて彼を誘ってナンパをしようとするも、彼からは望みが薄そうだと落胆される。ちなみに、ミツバと結ばれた後もエッジの方からナンパを誘う。
リアル系
- ガウ・ハ・レッシィ
- エーストークにてダバが尽くしてきた彼女を選ばなかったらどうするのかと聞いて、「振り向いてくれなくても良い、私が好きでやっていることだから」と回答される。そんな彼女の言う事を以前は分からなかったが今ならば少しは分かると思い、どんな形であれ彼女の幸せを願う。ミツバと自分の関係を重ね合わせたのだろう。
スーパー系
名(迷)台詞
戦闘台詞
- 「出来る事を精一杯…ってな!」
- 攻撃時。ミツバの言葉の受け売りであるが、序盤から既に戦闘台詞に入っており、その意味は後に明かされる。
- 「素直にミスを認めます…」
- 被弾時。何故か敬語。
- 「アズ…頑張ってくれちゃって…」
- アズへの援護攻撃時の台詞の一つ。とても嬉しそうである。メイン主人公時限定。
- 「その眠そうな目をこじ開けてやるぜ!」
- モビルスーツ(ザンスカール帝国機)との特殊戦闘台詞。総じて糸目型のカメラアイを持つザンスカール製モビルスーツの特徴を皮肉った台詞である。
- 「今時、ボーソーゾクなんてのは流行らねえんだよ!」
- アドラステア級との特殊戦闘台詞。大地は言うまでも無く、水中や宇宙すら平然と駆ける暴走族とはこれいかに。
- 「戦場でハイになる奴は怖いな…!」
- ゾルタン・アッカネンとの特殊戦闘台詞の1つ。
- 「金に汚ねえ男は、みっともねえな!」
- ベルク・バトゥム・ビトゥルとの特殊戦闘台詞。対版権敵キャラ台詞だが、サブ主人公時でも発生する。
- 「子供は帰って、歯ぁ磨いて寝ろ!」
- カロッサとの特殊戦闘台詞。
- 「やばい! 色気にKOされそうだ…!」
- ファサリナとの特殊戦闘台詞。普段の彼らしい台詞だがミツバと結ばれた後も発生する。
- 「相手が相手だ! ヘビーな戦いになるぜ!」
- ヘビーメタル全般との特殊戦闘台詞。ヘビーはヘビーだが、何か違う。
- 「見るからに高そうな機体が来た!」
- オージェとの特殊戦闘台詞。明らかにテンションの上がった声色になっているのが印象的。
- 「駄目だ…! まともに見ると力が抜ける…!」
- 巨大サンユンとの特殊戦闘台詞。パイロットではなくユニット判定のためか、サブ主人公時でも発生する。
シナリオデモ
概要の通り、女好きで軟派な一面を見せる二枚目半な言動が多め。
エッジルート
- 「おめでとさん」
「おめでとうございます」 - エースパイロットへの祝辞。目上の人物に対しては後者になる。
- 「あ~…金が欲しい…。眠い、腹減った、モテたい…」
「な、何だよ…。休憩中ぐらい独り言をつぶやいたっていいだろ…?」
「え…ヒーローにあるまじきセリフだって? …まあ、おっしゃる通りだ」
「だが、そんな俺でも出来る事を精一杯やってる」
「というわけで、あんたも俺と一緒に頑張ろうぜ。じゃあ、またな」 - 中断メッセージ「休憩中のつぶやき」での発言。この台詞欄だけでエッジという人物がどういうキャラなのかがわかるだろう。
- 「俺の望んだハーレムはこんなんじゃないです…」
- コニー・フランシスのエーストーク内のオチ発言。コニーだけではなく、同席したシュラク隊にお祝いの言葉を送ろうとするも、「新しい服が欲しい」「化粧品が欲しい」「エッジのおごりでパーティー」とおごらされそうになってしまう。
- 「どうすれば、女にモテるか教えてくれ!」
大神「いいっ!?」
「頼む! 俺も大神さんみたいにみんなに頼られ、あわよくば女にモテモテの人生を送りたいんだ!」 - 大神一郎のエーストーク内での発言。ド直球の願望丸出し発言である。
- 「だから、守ってやる」
「俺だって不安ばかりだ…。ロクな生き方もしてきてないし、明日をも知れない…」
「だが、新しい世界の扉を開いてくれたお前は俺が守る」
「だから、負けないでくれ。俺にとって、お前は希望なんだ」
「それしか、俺に出来る事はない…。だが…頼む」 - 「戦いの宇宙へ」or「戦いの大地へ」開始時の会話にて。ドライクロイツ司令という立場に押しつぶされそうなミツバに対して、彼女の「出来る事を精一杯」という言葉に感化されてこれまで戦ってきた事を明かして。この時点でエッジにとってミツバは単なる雇い主以上の大切な存在に変わってきており、その思いは終盤で彼女の心を救うことになる。
- (妹のため…。そんな話を聞かされりゃ、手を貸すしかねえぜ…!)
(やろうぜ、ダバ!お兄ちゃんは妹を守るもんだからよ!) - 「レディ・レディ」での戦闘開始前台詞にて。サート・スターに接触する前にダバ・マイロードが義妹を救うために戦う事を聞かされたため、同じく義妹を持つ事もあり共感していることが伺える。
- (すみません…。心のどこかでカップルだらけの海なんて滅茶苦茶になれと思ってたかも知れません…)
「罪滅ぼしだ!悪党は俺が相手をするぜ!」 - 「陽炎、再び」での戦闘開始前台詞にて。心中では何故か敬語で語っているが、実は海水浴場でナンパをして全敗した逆切れに対する物だったりする(更に言うと、失敗した原因はマフラーをしていたため、不審者と思われたせい)。
- 「何が英才教育だ!身寄りのないガキを戦闘マシーンにするためのクソ溜めじゃねぇかよ」
「人体実験も日常茶飯事!朝は隣にいた奴が、夜は精神崩壊している!そんな場所だろうが、あそこはよ!」
「今でも夢に見るぜ!教官に無理矢理引きずられて連れて行かれる奴の悲鳴と泣き声をよ!」
「それだけじゃねぇ!ふとしたきっかけで、あの地獄の日々が記憶の底からよみがえってきやがる!」 - 「進むべき道の先に」にて、クエスターズの襲撃の中でついにファイクスと対面した際の恨み節。これまでのエッジはどこか影を見せることはあってもその詳細がテキスト面で語られることはなかったが、ついに彼が過ごしてきた辛く悲しき過去が明らかになる。普段は飄々としていた彼が明らかに激昂しており、グラフィックも特別なものになっている等エッジの怒りがひしひしと伝わる場面である。アズルートとの明確な違いは、心が折れかけていたアズと違いある程度の割り切りをつけているエッジの大人としての部分だろう。
- (30th…俺もお前も、面倒なものを色々と背負い込んじまってるようだな…)
(だがよ…!)
ミツバ「やれるの!?」
「やるさ、ミツバ!お前を守るためにな!」
(自分をコントロールしろ…。俺は、もうキリングマシーンでも、認識番号1542でも、EDGEでもねえ…)
(俺はエッジ…!ドライクロイツのエッジ・セインクラウスだ!)
「やるぜ、ヒュッケバイン!お前の力、俺が引き出す!」 - 同上、決意の末に乗り込んだ彼の新たな翼…ヒュッケバイン30th。過去を振り切り、実験体「EDGE」でもなんでもない「ドライクロイツのエッジ・セインクラウス」として戦うことを決めた彼と共に凶鳥が今戦場を駆ける。
- 「カールレウム…。前にも言った通り、俺はこの力が好きじゃねえんだよ…。」
「だがな!世の中には、もっとムカつくことがあるのさ!」
「そいつをぶっ壊すために俺は俺を肯定する!俺らしく生きるためにな!」 - 同上、カールレウムにギフトについて言及された際の切り返し。これまでは生きる意味もわからず、己自身も認められなかったエッジがようやく守るべきもの、そして戦うべき相手を見定めて自分自身を肯定した瞬間である。ミツバもまたそんなエッジの新たな門出を嬉しく思い、優しく微笑むのだった。
- カレン「あんた、強かったよ…。だけどね、世の中には金よりも大事なものがあるのさ。それがわかんない奴に負けはしないよ」
- (覚えとこ…)
- 「しあわせの意味」にて。最後まで金に執着して死んだベルク・バトゥム・ビトゥルに対する紅月カレンの言葉を聞いて心の中でポツリ。
- 「ダバに偉そうなことを言った以上、手本を見せないとな…!」
- (しかし色男ってのは悩んでいる顔すら、サマになるのな…)
- 「ラスト・メモリー」にて。自分に覚悟が足りないことに悩んでいたダバに「できることを精一杯」とミツバからの言葉を贈り、手本を見せるべく奮起する…が、心の声で台無しである。
- 「…わからないなら、これから探しゃいい」
「俺も、そうさ。ラボから逃げ出した時は何もかも失っていたからな」
「だから、手探りで色んなものを見つけていった。だから、今の俺がいる」
「そのよ…お前は全てを失ったわけじゃねえ…」
「だって、俺がいるんだからな」
「あ、俺だけじゃねえぜ! 副長やリアンやジークン達もいる!」
「ドライストレーガーのクルーだけじゃねえ! ドライクロイツのみんながいるさ!」 - 「審判」クリア後の会話にて。どこまでが自分の意志でどこまでがオルキダケアの支配の影響だったのか悩むミツバに対して。ミツバを励まそうとして勢い余って告白してしまっているが、その照れ隠しをする為に仲間の名前を羅列する。しかし、ミツバの返答によって両想いであることが明らかになり…。
- 「そうか…。だったら、改めて誓うぜ、ミツバ」
「俺はお前を守るために戦う。これからもずっとだ」 - 上記の会話の続き。戦うために作られた生体兵器である彼がようやく手にした愛する女性への想い。彼に妹以外に大切な女性ができた瞬間だった。
- 「言っておく! 俺が絶望に屈しないのはお前よりずっといい女に希望をもらったからだ!」
「そいつの前で格好悪い真似は出来ねえんだよ! だから、お前に負けはしねえのさ!」 - デボネア戦の戦闘前会話にて。愛を苦手とするデボネアに対して真っ向からノロケで切り返して攻めかかる。ずっと生きる意味を求めてフラフラしていた彼だが、守るべきミツバが傍にいる今、怖いものなど何もなかった。
- (こいつは一波乱あるかもな…)
(しっかし、チェーンさん…年下趣味ならば、俺でもよかったろうに…)
(そりゃ、ツラの良さと操縦テクはカミーユの方が上かも知れないけど、俺だっていい所が…)
(あんまりないか…) - DLCミッション「二人の光」にて、チェーンがカミーユを伴って外出する様子を見送りながらの内心。アズとは違い、自己完結しているためかリアンは「色々と良からぬ妄想してるみたいですね…」と終わらせている。
- 「ミツバはミツバ、お前はお前だ。どんな事になろうともお前が俺の妹であるのは変わらねえ。」
「だから、戦いが終わってお前が俺と生きていきたいというなら、その時は三人でどうすればいいのか考える」
「お前が望むなら、俺達はずっと一緒だ」 - エキスパンションパック「兄妹ふたり」最終章エンドデモにて、アズと共に見つけた遺産でアズから二人で暮らさないかと提案されるもエッジはミツバとの約束と彼女への愛からそれを拒否。「やはり自分じゃミツバには敵わない」と落胆するアズに対してエッジは己の気持ちを素直に話すものの、アズには「私、ただのお邪魔虫じゃない…」と拒否されてしまった。アズルートと違いエッジとミツバとの間に明確な恋愛描写があるのもあり両者の関係はやや悪くなっている。
- 「どうにもシビアだね、うちの女性陣は。特に俺に対して。」
- エキスパンションパック「消せない傷」ステージクリア時にて、自身がニヒル路線の男であることを自称した際に女性陣から総スカンを受けた際の台詞。エッジの扱いは今に始まったとこではないが、彼には既にミツバという理解者が出来ていた為そのことを認知している者達からのフォローが入った為今までよりはマシな扱いを受けている。
- (ミツバ…)
(俺の戦う意味…生きる意味…)
(あの声が…俺の意識をつなぎ止める…)
「…そうだ…。俺は俺の力を認めて、俺の生きる力にするはずだった…」
「そして、その力でミツバを…。」 - エキスパンションパック「解放される力」にて、戦闘中にエッジ自身の迷いもあって30thが制御不能になり、アンゲロイ・アルカとの交戦の末に機体を自爆させようとした際の独白と台詞。自身が生きる意味もわからず、ただずっと戦っていた彼が初めて生に意味を持てたのは、ミツバという光が見えたからだった。死の淵とも言える間際に、彼はその意識を再認識する。そして…。
- 「力が悪いんじゃねぇ…。それを正しく使えねぇから駄目なんだ…。」
「悪かったな、30th…。地獄へ道ずれにしようとして」
「ミツバが俺を導いてくれたように俺がお前を導く!」
「ミツバがいてくれれば、俺は俺でいられる…」
「わかるぜ、30th…。お前の全てが手に取るようにわかる。」
「ずっと生まれてきた意味を求めていた俺とお前が、今、一つになる…」
「俺は、俺だ…!誰にも俺の心を好きにはさせねぇ!」 - 同上、エッジと30th、似た境遇を持った機体とパイロットが決意と共に一つになる。それを促した一人の女性への愛を糧に、今まさに「人機一体」を果たした凶鳥は主と共に羽ばたき、新たな力「ロシュセイバー・オーバーブレイク」にて見事アンゲロイ・アルカを撃破した。まさにBGM通りに凶鳥が降臨した瞬間である。
- 「俺には命よりも大事なものがある。それを守るために戦っている」
「あの日の約束はどんな事があっても破るつもりはねぇ」 - 同上、エンドデモにて無茶をしたことをミツバに説教され、「無茶をしないで」と釘を刺されるものの、それを拒否しこう述べる。だがこの後ミツバに「私を守ってくれるなら必ず生きて帰ってきて」と論されてそれを承認した。
- (そういう事だ、どこかの誰か…。俺の心を縛ろうとしても無駄だぜ。)
(俺が生命を捧げる人間はミツバだけだからな…) - 同上、シメの独白。アズルートにおいてもアズがほぼ同様の独白をするが、まだ迷いが見える自分を安心させようとするアズとは対照的にどこか余裕を見せながらノロケで乗り切っている。
アズルート
- (強くなったな、アズ…。全てにおびえていたお前がこんなに成長するなんて、お兄ちゃんもうれしいぜ)
(散々迷ったが、やっぱり、来てよかったぜ…!) - 「黄金の遺産・終章」での戦闘前台詞。
- 「りょ~かい。俺は陰からお前の生き様を見守らせてもらうわ」
- 「黄金の遺産・終章」クリア後会話より。サブ主人公である故にミツバとのエピソードは無くなったが、この場合3人の関係が悪くなく、アズを見守る者としての立場も大人しく受け入れた。
- 「見てて楽しい、放っておけない、頼りになる、お金にうるさい所も可愛い…。色んな話が聞けたぜ」
- 艦内会話ミッション「妹と兄」より。エッジルートは交友関係絡みの内容に対して、アズルートでは仲間からのアズへの評価を勝手に調べている。
- 「だから、お前に近づく悪い虫は牽制しておいた。特に、あの副長は…」
- 上の続き、サブ主人公アズの「ミツバ艦長をぶっていい?」に相当する発言。エッジルートほどの重い雰囲気ではないが、アズにとっては過保護の行為であった。
- 「いつも俺の後ろをくっついてたお前がちゃんと自分の意志で決めた事だ。どうこう言うつもりはねぇ」
「そんな風に生きられるようになったのはあの艦長さんのおかげなんだろうな」 - エキスパンションパック「これからの二人」より。明確な三角関係や恋愛要素もないルートなので、ミツバのことも妹の大切な友人にして恩人と認識していた(その直後、ミツバに危険手当をねだるが)。
- (オーガスタか…)
(傷は、まだ消えてねえって事だな…) - エキスパンションパック「消えない傷」より。アズが女友達にからかわれる場面を見守り、それと同時に彼女のトラウマは未だ解消してないと確信した。
- なお、これに相当するエッジルートの場面はアズの台詞ではなくルルーシュの推測となっている。
搭乗機体
- ヒュッケバイン30
- ルートにより状況は異なるが、敵の襲撃から逃れるために自ら乗り込み、以降は愛機とする。本機を見て自身の境遇に重ね合わせており、愛着を見せる時もある。
- ヒュッケバイン30th
- キーミッション「定められた運命」or「進むべき道の先に」でこちらに強化される。