エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ
エペソ・ジュデッカ・ゴッツォは『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』の登場人物。
エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ | |
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外国語表記 | Ephesus Judecca Gozzo |
登場作品 | |
声優 | 速水奨 |
デザイン | 河野さち子 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | バルマー星人(ハイブリッド・ヒューマン) |
性別 | 男 |
年齢 | 20歳代の肉体 |
開発者 | シヴァー・ゴッツォ |
髪色 | 薄緑 |
所属 |
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役職 |
司令 ヘルモーズ・エハッド艦長 |
軍階級 | 士師 |
概要
ゼ・バルマリィ帝国帝国辺境銀河方面監察軍所属の第1艦隊司令官で、艦隊旗艦ヘルモーズ・エハッドの艦長を務める。
その正体は、十二支族のゴッツォ家によって生み出された「ジュデッカ・ゴッツォタイプ」のハイブリット・ヒューマンの一人で、緑色の長髪が特徴。
人物
優れた智謀と機動兵器の操縦技術を持つ天才肌の軍人で、高いカリスマ性も備えている。しかし、エペソ自身はあくまでも自分の命はバルマーの繁栄の為にあると主張しており、その為であれば命を投げ出す覚悟と忠義も持ち合わせている事から、エツィーラ・トーラーからも「帝国一の忠将」と褒め称えられている。
バルマーと霊帝ルアフ・ガンエデン、そしてその下につく民を守る事こそが自らの誇りと務めであるとしている反面、銀河にとって必要なのは選ばれた民であるバルマーのみで、「力ある者が生き残り、力なき者は滅ぶ」という宇宙の理に自らは従っているに過ぎないという傲慢な選民思想の持ち主でもある。しかし、アポカリュプシスによりバルマー本星に危機が迫ろうとしている中で、尚地球へ侵攻に出ようとするルアフの方針に少なからず疑問を抱いている等、決して頑迷で盲目的な考えをした人物では無いのだが、それでも帝国や霊帝への忠義を貫く為に命令を遂行しようとしている。
劇中の様相
封印戦争より一ヶ月経った銀河大戦の開戦直前にて、シヴァー・ゴッツォの命により総司令官に任命されたハザル・ゴッツォのゴラー・ゴレム隊と共に地球へと赴くのだが、器量が狭く態度ばかりの大きいハザルのせいでロクな意見も認められなかった結果、艦隊の指揮を思うように取れなかった模様。
当初はクロスゲートの防衛任務が主であったが、中盤にて本国バルマー星からの命令により火星に派遣され、αナンバーズに対し「地球外の敵の排除を条件にバルマーに降る」か「自らを敵に回してバルマー全てを敵に回す」かの二通りの選択肢を与える。その翌日にて、αナンバーズからは戦いの意志を向けられた為に攻撃を開始。αナンバーズの勢いの強さから、迫るアポカリュプシスに備えてデータ蓄積させておいたズフィルード・エヴェッドに搭乗する形で自ら出撃。αナンバーズの力を図る為に、捨て石となるのも覚悟の上で戦いを挑んだ末に敗北し、バルマーの指導者である霊帝ルアフの存在を教えた後、ズフィルードの爆発に巻き込まれて消滅した。
しかし、倒されたエペソのデータは、αナンバーズの戦闘データと別のエペソに移し変えられ、今度はシヴァー・ゴッツォの命令によりバルマー側のクロスゲートの防衛任務につき、再びαナンバーズの前に姿を現す。そこでαナンバーズ側から霊帝ルアフとの会見を希望されるが、断固としてそれを拒否。火星の対決では隠していた真の力を示し、更には攻撃衛星であるネビーイームの内の1基も利用した砲撃も駆使するのだが、力を蓄えたαナンバーズの敵では無かった。内心では、自らの行いに疑問を感じ、また銀河全体の危機を乗り越える為に異なる星の人間同士が結集しなければならないというαナンバーズ側の理想にも少なからず理解を示していた様だが、それでもエペソは最後までバルマーの将としての役目を全うし、散っていった。その愚直なまでの忠誠心には、αナンバーズのメンバーの何人かが、哀れみを抱く事になった。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 能力は相応に高いのだが、乗機のズフィルードよりはむしろヘルモーズで対峙する時が最も厄介。高い命中率によりマップ兵器のレギオン・バスターを当ててくる。なお、シナリオ「二つの門と二つの星」においてはネビーイームから破壊すると精神コマンドを使用するので要注意。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
人間関係
- ルアフ・ガンエデン
- 「霊帝」と呼ばれる最高権力者。彼に対し忠誠を誓っている。
- シヴァー・ゴッツォ
- 彼の手により作られた。
- ハザル・ゴッツォ
- 彼の元で指揮下に入る。本来はエペソの方が指揮能力も人望も優秀であったが、傲慢なハザルは忠告にすら耳を貸さず、終始エペソを人形と見下していた。
- ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ、サルデス・ジュデッカ・ゴッツォ、ヒラデルヒア・ジュデッカ・ゴッツォ
- 同じDNAにより生まれた。姿や性格も同一。
- エツィーラ・トーラー
- 彼女からは「帝国一の忠将」と褒め称えられている。
- バラン・ドバン
- クロスゲートの防衛任務を命令された際、洗脳によってエツィーラに忠実となっていた彼に違和感を抱いていた。
版権作品との人間関係
名台詞
- 「汝らがとるべき道は二つ。余に降り、覇道を共に歩むか…余を倒し、ゼ・バルマリィ帝国全てを敵に回すかだ」
- 第24話「戦神の星で」において。しかし次話を見る限りαナンバーズがこの時点で降伏する事は望んでいなかったらしい。
- 「弱者には死を…それが宇宙の原理だ」
「今よりズフィルードの神罰が汝らに下る」 - ジュデッカ・ゴッツォタイプに共通するセリフ。
- 「下心…などと申した時点でそれがあるとしか思えぬが?」
- 「選ばれし者、選びし者」にてなれなれしく話しかけ、あまつさえ「下心は無い」と自分から言ってのける光龍に対して。
- 「…神鳴る門と選ばれし剣達が手に入れば、我が帝国の勢力図は大きく変わる」
「余はそのための礎となろうぞ…!」 - αナンバーズへ力関係を図るべく火星の決戦にて自ら捨て駒となる。
- 「何とでも言うがいい。ゼ・バルマリィと陛下と民を守ること…それが余の誇りであり務めだ」
- エペソの信念…というよりは、シヴァーが設定した最前提のパーソナル。これらはサルデスやヒラデルヒアも同じ。
- 「惜しいな…汝ほどの強者ならバルマーに下れば、それなりの地位も約束されたろうに」
- 第3次α第50話でのアムロとの戦闘前台詞。他の面々との戦闘前会話では高圧的な態度を崩さない発言をする一方でアムロに対してはその実力を高く評価していることが伺える。
- 「それでも……それでも余は……ゼ・パルマリィの将だ……」
「霊帝ルアフに……永久の栄えあれ……」 - 散り際、αナンバーズから協力を求められて。彼らの言葉を「正しい」と感じつつも、最後まで己の役目に殉じて死んでいった。
搭乗機体
- ズフィルード・エヴェッド
- ズフィルードの形態の一つ。
- ヘルモーズ
- 彼の艦は「ヘルモーズ・エハッド」と呼ばれている。