トールギスII

2020年11月18日 (水) 21:26時点におけるエンドラン (トーク | 投稿記録)による版

トールギスIIは『新機動戦記ガンダムW』の登場メカ

トールギスII
外国語表記 Tallgeese II
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 大河原邦男
初登場SRW スーパーロボット大戦F完結編
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 OZ-00MS
頭頂高 17.4m
重量 8.8t
装甲材質 チタニュウム合金
アビリティレベル
ファイティングアビリティ
レベル100
ウェポンズアビリティ
レベル110
スピードアビリティ
レベル150
パワーアビリティ
レベル130
アーマードアビリティ
レベル120
所属 OZ
パイロット トレーズ・クシュリナーダ
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概要

トールギスの予備パーツを組み上げて完成した2号機。

地球国家軍代表となったトレーズ・クシュリナーダ専用機である。頭部と配色以外はトールギスと同様。青と白のコントラストで、頭部がガンダムフェイスに似通ったものになっている。これは、トレーズがガンダムパイロットに感銘を受けた影響かと思われる。

実際の戦闘力もトールギスと同様だが、ホワイトファングビルゴIIを寄せ付けず、アビリティレベルがスピード以外の全てで勝るアルトロンガンダムとも互角に戦っていたこと、パイロットに死者まで出たトールギス同様の加速度(15G以上)にも平然としていた[1]からして、パイロットのトレーズ共々優秀であったことが窺える。

最後はトレーズの特攻とも言うべき攻撃に、五飛が反応して[2]ツインビームトライデントが突き刺さり、撃墜された。これはトレーズがあえて敗北を望んだかのような行動に見え、五飛もそう判断した事から、後々まで続く禍根を残した[3]

なお、本編登場前に児童向け漫画雑誌『コミックボンボン』に掲載された紹介記事では黒と白に塗られており、「ブラックトールギス」と表記されていた。

登場作品と操縦者

トレーズの搭乗する機体なので、自軍に参加することはほとんど無く、敵もしくは味方NPCユニットとして登場する。『D』では味方機体として登場。

旧シリーズ

スーパーロボット大戦F完結編
味方NPCとして登場。ボスクラスのHPからして当初は敵として設定されたと思われる。DC・ポセイダルルート共々特攻して散る。
DCルートはほぼイベントで推移するのだが、ポセイダルルートではミリアルドトールギスIIIと戦闘を行うと撃墜される。撃墜されずに、そのままラストシナリオまで進めるとシャピロヴァルシオンバイオリレーションシステムを破壊する。
味方NPCなので攻撃することはできないが、マップ兵器で撃墜して資金を稼ぐことができる。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
今回は敵。ミリアルドのトールギスIIIとコンビを組んで登場。後に先にもトールギスでコンビを組んだのは今回だけ。なお、ロボット大図鑑では全長が「17.4mm」に誤記されている。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
終盤にトレーズの搭乗機として出現。トレーズの能力に高いポテンシャルが相まって、作中でも最強クラスの戦闘力を誇る。
ガンダムタイプの機体ではないので、刹那エースボーナスも効果無し」「命中率が高いので「集中」程度では焼け石に水」「底力ガードで殴るほど堅くなる」「一緒に出てくる敵も強い」etc.と付け入る隙が無い。一軍精鋭の全力で真っ向からお相手しよう。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦D
今回は味方で、通常ユニットとして登場。トレーズが自軍から外れても、機体は置いていってくれる。使える機体ではあるが、誰を乗せるかは悩む。
ドーバーガンがマップ兵器も持ち、特徴はヴァイエイトと同じ。ヘビーアームズ改のマップ武器が弱く、運動性も低いので、性格が冷静のトロワを本機に乗せるのも手。無印IIIが出ないので代わりにゼクスを乗せる場合、突撃ヒット&アウェイとの相性はいいが本作では肝心の射撃値が低いのが大問題。
最終的にはトレーズもこの機体で参戦してくれるので、十分に堪能しよう。スキルパーツにヒット&アウェイを付けるといい働きをする。最終話「デザイア」で出撃出来なくなるのが欠点。

単独作品

スーパーロボット大戦リンクバトラー
スーパーロボット大戦64
今回はNPCなのだが、選択次第で交戦する。ボスクラスのHPは相変わらず。

関連作品

スーパーヒーロー作戦
トレーズが乗り、中ボスとして登場。
味方になる事は無く、五飛アルトロンガンダムとの一騎討ちの末に倒される。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

ドーバーガン
右肩のアタッチメントに装備された携行火器。実体弾とビーム弾の両方を使用可能。
長砲身であり、リーオーでは両腕で支えているのだが、本機の場合は出力に物を言わせて片腕で連射・発砲する事ができる。その威力は一発で複数のMSを吹き飛ばし、ガンダニュウム合金製のガンダムに対しても効果を示すほどある。
ドーバーガン(MAP兵器版)
D』のみ実装。一直線上の射程を持つ。
ビームサーベル
ビームサーベルはシールドの裏に2本装備している。
第2次Z再世篇』では、トレーズらしいエレガントなトドメ演出がある。必見。
シールド
シールドは左肩のアタッチメントと左腕両方に装備可能。

オプション装備

ヒートサーベル
漫画作品『敗者たちの栄光』で加わった新装備。「EVE WAR」の大規模戦闘が消耗戦になる事を見越してビームサーベルではなくEN節約になるヒート武器を選択した。大部分をトールギスⅠの「ヒートランス」と同パーツで構成されている。ヒート武器だがガンダニュウム合金で出来たアルトロンの武器を破壊する程の切れ味を見せている。この装備が登場したことにより、トールギスシリーズがそれぞれランス・サーベル・ロッドのヒート武器を持つことになる。SRW未実装。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

機体BGM

「JUST COMMUNICATION」
前期OPテーマ。
「RHYTHM EMOTION」
後期OPテーマ。

関連機体

トールギス
本機の1号機。
トールギスIII
本機と同時期に制作されたが、後に強化された機体。

脚注

  1. 余談だが、現実世界では「耐Gスーツを着用した熟練パイロットであったとしても10G(一般人ならば6G)までが限度」である。
  2. 小説版では反射的に反応しないと追いつかないほどの速度と書かれている。
  3. あくまで小説版の話だが、これは「トレーズが勝負を掛けた結果敗北した」のであり、わざと敗北したのではない。あくまで小説版の話ではあるが。

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