オルガ・サブナックは『機動戦士ガンダムSEED』の登場人物。
オルガ・サブナック | |
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外国語表記 | Orga Sabnak |
登場作品 | |
声優 | 涼平(現・小田井涼平) |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(ナチュラル・ブーステッドマン) |
性別 | 男 |
年齢 | 19歳 |
身長 | 173 cm |
体重 | 65 kg |
所属 | 地球連合軍 |
軍階級 | 少尉 |
趣味 | ジュブナイル小説 |
概要
地球連合軍所属のブーステッドマンの一人で、カラミティガンダムに搭乗する。
好戦的なシャニ・アンドラス&クロト・ブエルに比べると、強化による精神面の破綻がそれほど進行していない為、ブーステッドマンの中では比較的落ち着いている方で、三人の中ではリーダー格であり、命令に対しても忠実で、無理な突撃はしない。趣味はジュブナイル小説を読む事。
三人は一応チームで行動しているが、お互い戦功を競い合う性格なのか連係プレーなどは見られず、単独で戦闘を行うことが多かった。ただ、残る二人の実力は認めているのか、ヤキン・ドゥーエ戦役における最終局面でシャニが戦死した時は信じられない様子であった。その後自身もジャスティスガンダムのミーティアのサーベルで乗機を両断されて戦死した。今までキラ・ヤマトやアスラン・ザラを何度も苦戦させたはずなのだが、その最期はあまりにも呆気なかった。
なお、続編である『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』冒頭の回想シーンにおいて、オーブでのフリーダムとの戦闘の際にこの戦いに巻き込まれてしまった(当時民間人だった)シン・アスカの家族の命を奪ってしまった事が明らかになっている[1]。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 初参戦作品。担当声優の涼平氏も本作でSRW初参加。
- 原作通りオーブ解放作戦から登場。特殊技能として生体CPUを持っている為、中々手強い。死に際は原作と同じタイミング。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- ほぼ原作どおりの扱い。
- スーパーロボット大戦W
- 第2部から登場。共通ルートで数回戦う機会があり、その後はルート選択によっては登場しない。
- 第50話で登場した際に先にドミニオンを撃墜すると、次の第51話で狂った状態で敵増援として現れる(第50話で撃墜した場合は死亡する)。なお、そこでも撃墜しないと、死亡描写も無いまま以降登場しない(おそらく、アスランの放ったジェネシスにより死亡したものと思われる)。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 『W』以来久々の登場。シャニ&クロトと共にアークエンジェル隊に立ちはだかる。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- レアリティSRのサポートユニット。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- 第3次α
- 生体CPUL7、シールド防御L6、闘争心、戦意高揚、気力+(ダメージ)、Eセーブ
- J
- 撃ち落し、シールド防御、ヒット&アウェイ、生体CPU、援護攻撃L4
- W
- 撃ち落とし、シールド防御、生体CPU、ヒット&アウェイ、援護攻撃L4、マルチコンボL2
小隊長能力
- マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1
- 『第3次α』で採用。
サポートアビリティ
- カラミティのパイロット
- SR。状態異常の敵に対してダメージ大アップ。
人間関係
機動戦士ガンダムSEED
地球連合軍
- シャニ・アンドラス、クロト・ブエル
- 仲間。戦闘中に仲間割れする事もあったが、意外と(?)面倒見が良かった。
- ムルタ・アズラエル
- 上司(…と言っても、彼に対して敬意を持って接してはいないのだが)。
- ナタル・バジルール
- 上官。
三隻同盟
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
他作品との人間関係
名台詞
- 「ああ?」
「うっせーよ、お前ら!」 - 第38話より。オーブ解放作戦にてアズラエルから出撃を命じられた際の記念すべきオルガの初台詞。仲間であるシャニ、クロトに対しては、いつもこんな調子である。
- 「へへ…。何遊んでんだよ、お前ら!」
「うっせーよ!」
「うざいんだよ!」
「シャニ! てめえもうぜえっ!」 - 第39話より。フリーダムとジャスティスとの戦闘に乱入し、さらに味方であるシャニやクロトと仲間割れして。
- ちなみに、アスランは仲間割れする三人組を見て「こいつら…。味方も平気で!」とコメントしている。『SEED』の戦闘シーンの中で珍しいコミカルな場面である。
- 「今は退くんだよ! また苦しい思いをしたいのか!!」
- 第44話より。錯乱するシャニに対し投薬の効果が切れることを危惧し、不服ながらも引き上げるよう促した台詞。この台詞からも、シャニやクロトと比べれば人格は比較的まともな模様。
- 「しょうがねぇ。殺されるより殺す方がマシってね」
- 第45話より。アズラエルからシャニやクロトと共に再出撃を命じられた際に。ある意味、戦場に置かれた兵士の心理を物語る台詞であると言える。
- 「また、コイツらのお守りかよ」
- 第49話より。アズラエルから「奴等を呼び戻して道を開かせろ」という命令に対する愚痴。要は「ピースメーカー隊の核ミサイル部隊を護衛しろ」という事だが、本人は不満気味。
- 一番精神的に安定している様な描写が多くても、やはり本質的には戦闘狂である事を窺わせる。
- 「うわああああっ!」
- 断末魔。デュエルによってシャニが討たれた後、オルガはカラミティを駆ってフリーダムのビームソードを回避するも、背後からジャスティスのビームソードを受けてしまい、あっけなく討ち取られてしまった。
他媒体
- 「祭りだ祭りだ!! とっととおっぱじめようぜ!!」
- 漫画コミックボンボン版『機動戦士ガンダムSEED キラとアスランの激闘』(作画:高山瑞穂氏)より。オルガ初登場時の好戦的な台詞。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
- 「けっ! 俺もバカにされたもんだぜ! こんな着ぐるみが相手とはな!」
- 『J』の第47話(宇宙ルート)でボン太くんと対峙した際の台詞。
- 「お前ら避けな! こいつらだけは許さねえ!」
- 『CC』のCosmic Chronicle 第4章「舞い降りる剣」において自軍部隊と交戦した際に。
- 一見何でもない普通の台詞に思えるが、元ネタは幼児向け雑誌『たのしい幼稚園』に掲載されていた特撮番組『仮面ライダー龍騎』の記事内での仮面ライダーゾルダの台詞「みんなよけろ。おうじゃ(仮面ライダー王蛇)だけは ゆるせない!」[2]から。
- 「俺達は戦わなければ生き残れないんだよ!」
- 『CC』のオーブでの戦闘にて、力の在り方を説くキラとアスランに対して。
- こちらも元ネタは、特撮番組『仮面ライダー龍騎』のキャッチコピー「戦わなければ生き残れない!」から。
搭乗機体
余談
脚注
- ↑ 1.0 1.1 ちなみに『SEED DESTINY』冒頭の回想シーンは、元々は「カラミティが空中にいたフリーダムに向かって射撃し、フリーダムが地上にいたカラミティに向かって射撃する状況下で、地上にいたシンの家族が巻き添えに遭った」という内容である。ところが、作品中盤においてフリーダムの映像が削除された結果、「カラミティの対空射撃によって、地上にいたシンの家族が巻き添えに遭った」という不自然さを覚える描写になっている。
- ↑ 本来は他のライダー達に避ける事を勧めるどころか、ゾルダが「こういう、ゴチャゴチャした戦いは好きじゃない」と他のライダーごと纏めて吹き飛ばそうとしたシーンなのだが、件の記事内においては読者層に合わせてか、悪のライダーである王蛇だけを倒そうとしたという風に台詞が大きく改変されており、その本編との強烈なギャップから特撮ファンの間では度々ネタにされている。