敷島博士(Dr.Shikishima)
- 登場作品:ゲッターロボシリーズ
- ゲッターロボ(原作漫画版)
- ゲッターロボアーク(SRW未参戦)
- 真ゲッターロボ 世界最後の日
- 真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
- ゲッターロボ飛焔~THE EARTH SUICIDE~(SRW未参戦)
- 偽書ゲッターロボ ダークネス(SRW未参戦)
- 声優:鈴木泰明(世界最後の日)、八奈見乗児(真対ネオ)、矢田耕司(ドラマCD版『ゲッターロボVSゲッターロボG』)
- 種族:地球人(日本人)
- 性別:男
- 所属:早乙女研究所(原作漫画版)、ネーサー(真対ネオ)
- キャラクターデザイン:羽山賢二(世界最後の日)、鈴木藤雄(真対ネオ)
『ゲッターロボシリーズ』に登場するマッドサイエンティスト。役割は登場作品によって微妙に異なっているが、基本的にはかなりアブノーマルな性格のマッドサイエンティストである。狂気を帯びた登場キャラクターの多いゲッターシリーズの中でも特に強烈な印象を残す狂人である。常軌を逸脱した狂気染みた言動や振る舞いが非常に多いが、決して悪人ではない…はず。
世界観やキャラクターの基礎設定が従来のシリーズ作品と非常に大きく異なっている漫画作品『偽書ゲッターロボ ダークネス』(SRW未参戦)においても、ただ一人それまでのシリーズと殆ど変わっていない容姿・性格・設定で登場している。
ゲッターロボ(原作漫画版)
早乙女研究所で武器を開発している。戦時は日本軍の元で兵器開発に勤しんでいたが、終戦でお払い箱になった所を早乙女博士に拾われたと作中で身の上を語っている。ゲッター1のミサイルマシンガンも彼の作品、竜馬からは早乙女博士とは別の意味で天才と評された。
『真ゲッターロボ』で引き起こされた、早乙女研究所での真ゲッターの事故には居合わせていなかったようで、『ゲッターロボアーク』では隼人と共に新たなゲッターロボを開発している。この時点で彼は体の九割をサイボーグにしている。
夢は自分の武器で醜く死ぬこと。
なお、『ゲッターロボ』『ゲッターロボG』の連載当時はそこまで出番が多いキャラではなかった(『ゲッターロボ』の一エピソードでのみ登場。『ゲッターロボG』以降は『アーク』まで登場していない)。
真ゲッターロボ 世界最後の日
ゲッター線を使ったクローン技術博士。早乙女博士とは知り合いだった。その後真ドラゴンの機動キーであるゴウ達を預かる。その言動・行動はマッドサイエンティストじみており、自らの知的欲求のためならば(自分の命を含め)犠牲は厭わない。とはいえ、これでも他の作品でのはっちゃけぶりに比べれば理性的である。
余談だが、真ドラゴン (第2形態)の別名である「邪真ドラゴン」の名称は、彼の言葉を便宜上使用したもの。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
ネーサーの研究者。天才的な兵器開発能力を持つが、頭に曲がった釘のようなものが刺さっている風貌や行動原理は、まさにマッドサイエンティスト。竜馬ですらもツッコミを入れるほどの暴走をすることもある。ネオゲッターロボの武装開発はこの人の仕事。
前作の真から一転してチンチクリンになったその外見と、名優八奈見乗児氏のコミカルな演技を交えた声にて台詞を発する為に、出てくるシーンがほぼ全てギャグシーンと化している。
登場作品と役柄
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 実際に登場はしないが早乙女博士の台詞にて存在が確認されている。TV版ゲッター1にミサイルマシンガンを開発した設定。しかし、TV版の早乙女博士やゲッターチームがマッドにも程がある彼と一緒にいる姿は違和感バリバリな気がする……が、実はα発売の3年前に当たる1997年に発売されたアニメ版の後日談を描いたドラマCDにて既に浅間山ゲッター線博物館の館長をしながら、こっそり武器の研究やゲッター1の修復を行っている設定で登場していた。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- 中盤で補給物資を届けに弁慶とミチルと一緒に暗黒大陸へ行き、早乙女博士の代わりにゲッターの強化改造もしてくれる。合体分離のシークエンス時間が短縮されるよう調整されることで、「ゲッターチェンジアタック」が使用可能となる。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- タワーのサブパイロットとして仲間入りするが残念ながら彼の音声は収録されていない(同じ声の喋ってもおかしくなさそうな人(?)もいるのだが…)。作中では博士としての知恵で部隊に色々と説明したりする。今作の竜馬達は原作よりも性格が丸くなっているが彼も例外ではなく、原作では號の身体を無理矢理調べたりしたがそんな事をせずに真っ先に彼らを逃がしたりするなど、原作を知らないと「顔はヘンだが意外とまともな人」という印象が強い。恐らく参戦作品で一番まとも。また、後述にもある正太郎への冗談など、お茶目な一面も覗かせる。今作では原作通り邪真ドラゴンとの決戦にて戦死してしまう。
- 音声こそ収録されていないが、タワーの戦闘アニメでも隼人のカットインの直前に彼のハイテンションなカットインが一瞬挿入される。まさかの演出に驚いたプレイヤーも少なくないはず。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- 未登場だが、流竜馬の台詞で存在が確認できる。フォートセバーンで竜馬が使った爆弾の火薬の量を多くしすぎていた。
- スーパーロボット大戦D
- シリーズ初登場。タワーのサブパイロット。原作通り途中でタワーと運命を共にするのだが、海に投げ出されて漂流しているのをマリアに発見され、無事生還する。また、ラー・カイラムに取り付けるフォールド装置を「こんなこともあろうかと」開発していた。
- EDでグラキエースやウェントスの寿命を主人公に伝える。この際、ゲッター線を照射してゴウのようにする事やゼントラーディの技術を用いて欠陥部分を克服したクローンを作るなどの解決方法も提示するが、前者は冗談であると却下し、後者はそれが主人公の望む事ではないだろうと発言するなど、意外とまともな姿を見せた。
- ちなみに本作が一番原作のぶっ飛び様に近い。
単独作品
人間関係
- 早乙女博士
- 博士仲間。敷島博士にまともに相手をする数少ない人間。『世界最後の日』では敵対関係となるが、最期に、彼の真意に辿り着く…。
- 流竜馬 (OVA)
- 原作漫画や『真対ネオ』では、敷島博士のマッドぶりにさしもの彼も面食らっている。
- 神隼人 (OVA)
- 原作漫画(『アーク』)やサーガと世界観を同じくする『飛焔』、『世界最後の日』や『真対ネオ』では上司。
- 流竜馬、神隼人、車弁慶
- 原作漫画版のリョウ、ハヤト、ムサシ達の他に、アニメ版の彼らゲッターチームともドラマCD『ゲッターロボVSゲッターロボG』にて競演しており、こっそり修復していた初代ゲッターロボをゲッターGを奪われた彼らに提供した。
- 早乙女達人
- 原作漫画やOVAでは関わらないが、『ダークネス』では上司。SRW未登場。
- 了、ハヤト、ムサシ
- 『ダークネス』におけるゲッターチーム(チーム・ゲッター)。ムサシにはセクハラ行為を働く事も。
他作品との人間関係
- ガジェット・M・千葉
- Dではやはりある意味マッドな彼と波長が合い、彼と意気投合し、積極的に「歌」の研究に協力した。
- クリフォード・ガイギャクス
- 研究者繋がりで一緒に登場することが多い。
- 兜甲児、グレース・マリア・フリード
- Dでは原作通りにタワーで真ドラゴンに特攻した後、倒れていたところを彼らに発見され、救出された。
- ジョシュア・ラドクリフ / クリアーナ・リムスカヤ
- DのEDにて、グラキエース / ウェントスの余命を、彼らに告げる事に…。また、ルートによっては怪しげな薬を飲ませて元気にさせるという彼らしい活躍も見られる。
- のっそり博士、もりもり博士、せわし博士
- 第2次Z破界編では彼らと友人である。また。早乙女の乱の後しばらく光子力研究所に滞在する事となる。
- ギミー・アダイ、ダリー・アダイ
- 第2次Z再世篇では二人の後見人的な立場になっており、二人が渓の正体に気付いた際は今は黙っておくよう諭していた。
- 金田正太郎
- 第2次Z再世篇では彼から同じ名字の博士とどういった関係なのかを聞かれ、平行世界の自分だの、実は息子だの言って、正太郎に衝撃を与えた(もちろん全部冗談)。
名台詞
ゲッターロボ (原作漫画版)
- 「ひひひひ……わしは昔からわしの作った武器で死んだ者を見るのが一つの楽しみでねえ。こいつはなかなか芸術的な死に方をしとるわい。ぞくぞくするなあ」
- 竜馬に倒された地リュウ一族の一人を見下ろして。到底正義の味方側の人物とは思えない狂気染みた台詞である。この異常な趣味には流石の竜馬も引いていた。
- 「わぁははは…脅しだとう!この喜びにうち震えた顔を見ろ! ひひひ!わしはこの瞬間を五十年間待ち続けてきたのじゃ!」
「わしは、わしは……自分で作った武器で死ぬのが夢だったんじゃ。しかもこのような窮地に立たされて醜く死ぬのが念願だったのじゃ」 - 上記の場面の後、息を吹き返した地リュウ一族の一人に人質に取られた際に竜馬に自分ごと地リュウを殺して欲しいと言った際に、地リュウに「そんな脅しは無駄だ」と言われて嬉々として発した台詞(しかも感慨極まって涙を流して喜んでいる)。彼の異常極まりない人間性を如実に示した大迷言である。
- 「さあリョウ、一番派手な武器を使って殺してくれよ」
「それからわしの死に様の記念写真を忘れんでくれよ。机の中にアルバムがあるからそれに貼ってくれ」
「ちょっと待て。リョウ、注文がある。わしは死に顔にはうるさいんでな、あっさり殺されたんではかなわん。顔は右半分を残してぶっ飛ばしてくれ。脳みそは四方に散らばるようにな。はらわたは……そう、前方に吹き出るような感じがいいなあ、こんな感じで。そして二人がこんな風に折り重なって、とても生き物とは思えんようなのが二つ醜く転がっている図がいいねえ」 - 更に竜馬に自身の殺し方に事細かく注文をつける。しかも嬉々として。マッド極まりないとしか言い様がない。竜馬はこれを演技だと思っていたが…。
- 「演技だって? わしは演技をした覚えはないよ」
「またもやチャンスを逃がしちまったよ、今度こそ自分の作った武器で醜く死ねると思ったのに」 - 敷島博士の尋常ではない狂態に遂に恐れをなして博士の身体から離れた地リュウを竜馬は射殺するが、死に損ねたことを本気で落胆して発した一言。竜馬は彼の狂態を演技だと思っていた為、流石の彼も本気で面食らっていた。
- 「行きなさい、そして見事散れ。特攻はいい。あれこそ男の死に様じゃよ」
- イーグル号にありったけの爆弾を搭載し、恐竜帝国と刺し違えようとする竜馬を「カックイー!」と囃し立て、特攻死を推奨する。さしもの竜馬も敷島のはしゃぎっぷりに若干、不安を抱いていた様子。
ゲッターロボ アーク
- 「うぎゃ~」
- 早乙女研究所の周囲に配備した無数のミサイルの起動パスワードともなるかけ声…。そう、ミサイルの起動装置は、博士本人なのである…。
- 「アドレナリン!ちゅう!にゅう!クジャクの舞じゃあ!!」
- 頭にパイプを差し込んでアドレナリンを文字通り注入してミサイルを雨あられと降らす。もう完全にある意味人間を越えてしまっている…。
真ゲッターロボ 世界最後の日
- 「何を言う…もう夢と現実を隔てていた壁は崩れ落ちたのだ。そうだ、わしは創り上げた…物語ではなく本物を、だ!」
- 『世界最後の日』第1話、自身の隠れ家にて「物語の中では雷だけが愛しい死者に再び命の灯火を与える事のできる、唯一のものと信じられていた」と隼人に言われた後で。ゴウを含めた真人類を創り上げたことを指す台詞である。
- 「所詮わしらは罪深き者…せめて見届けねばと思うが、これ以上は耐えられん」
- 「隼人!動力炉シールド解除だ!炉心にゲッターエネルギーを注入しろ!」
- 第11話、邪真ドラゴンがタワーを襲撃した際に。隼人は「そんな事をしたら…」と反対するのだが、結局この後、敷島博士がコード一本抜いただけでシールド解除してしまう。そんな簡単に解除出来ていいのだろうか…。なお、再世篇では隼人も敷島博士の提案を受け入れるのでコードを抜いてシールド解除するくだりはない。
- 「このパターンは…脳のニューロンの活動電位の高まりと酷似している。しかしあれは、シナプシスが異常発達したものだ。側頭葉の記憶や大脳辺縁系内の海馬にたまった物…そうか…そういうことだったのか!だからゴールとブライは…!」
「ははははは…わかったぞ、早乙女!真ドラゴンは! ゴウは! 進化とは!! ははははは…はっはっはっはっは…!!」 - 第11話、崩れ行くタワー内でゴウの身体を分析しながら。すべてを理解し、敷島は歓喜の涙と共に下段の台詞を叫ぶ。やがて、ゲッター線の閃光がタワーを、そして敷島を包み込んでいった…。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
- 「ぐっふふふ、がははは、わはは、燃えとる燃えとる! これまた面白いデータが得られるぞ! たまらんのぉ!」
- 第1話冒頭にて。ネオゲッターの合体テストでまた事故が起き、犠牲者が出たというのに、嬉々としてこんな事を言っている。素晴らしい狂いっぷりである。しかしこれでも正義の味方側なのだから凄い。
- 「もっともっとテストするんじゃ、犠牲者を増やすんじゃあ! わしらが開発したプラズマ駆動、ネオゲッターロボの完成度を高めるために! ぐぇへ、ぐぇっへっへっへ、うぉほほほほぉぉぉい!!」
- 同じく、第1話冒頭にて嬉しそうに手をワキワキさせながら。この台詞からネオゲッターは隼人と彼の開発したものだと判明するが、データを得るための犠牲を嬉々として言えるその神経は恐ろしい。
- 「いやあ~…こいつが今度入ったパイロットか? うぇ、ちょ、ちょっ…いい体しとるなぁ~? へっへっ…」
- 第2話、合体訓練を終えた後、ラボの突然の爆発と異様な姿に「何だ、この小汚ねぇジジイは!?」と叫んだ號に構わず、敷島はうねうねした手つきで体つきを確かめる。
- 「見ろ、この試作品を。こいつをサイズアップして装備すればネオゲッターは無敵じゃ、どぅわ~はは、ほほ、どぅわーはは!!」
- 第2話、手にしたマシンガンを號に自慢しながら奇声を出し乱射する敷島。この後、乱射の余波で壊れた天井の破片が頭を直撃してしまうことに…。
- 「いやあ~、どうも引き金が甘いなあ…トレーサーアタッチコントロールにするか? いや、ネオゲッターの指とシンクロさして、ダイレクトパーツを造っちゃおうかなあ~、なんて! きゃ~っほほほ~い!!」
- 天井の破片を頭に直撃しても平然としている敷島博士。むしろ研究心に火がついてしまいマシンガンを乱射しながらラボに戻ってしまうのだった…。
- 「ひひひ…ひひひひひ…見よ! わしの開発した超振動パルスガンを! どんなエネルギー防御壁も突き破ることができるぞ! ええ? だあああ~はははははあ!!」
- 最終話より。助手二人と共にジープで暴走し壁に突っ込んだ後、土煙と共に無傷で登場。 竜馬らに自慢の発明を見せびらかすのだった。 その余りの人外マッドサイエンティストっぷりに竜馬も愕然としていた…。
- 「わしの開発した細胞破壊光線を受けてみろぉ~!!」
- 最終話より。 帝王ゴールのいる間へと殴りこんだ竜馬、緊張感の漂う場面が細胞破壊光線銃を構えた敷島のせいで台無しに…その上、この光線を受けたゴール以外の恐竜人類がゲッター線を受けたわけでもないのにドロドロに溶けてしまうから恐ろしい…。
偽書ゲッターロボ ダークネス
- 「ぐひ…ぐひひ……そうか……敵なしか……グヒヒ……怖いくらいにスゲェパワー……グヒヒヒヒヒィィヒヒヒ……愉しい……ワシの造った究極の殺戮兵器ゲッターロボが………一撃で巨大イデアを………グヒヒヒ…そうかそうかあ。愉しい………楽しい。できればワシの造った武器でワシ自身殺されたらもっと愉しい……それもどん底の窮地のどまん中でぇ……ボロボロのグチャグチャの……見るも無惨な姿でぶちブチぶち殺されるのがのううう……」
- 『偽書ゲッターロボ ダークネス』(SRW未参戦)の初登場回での台詞。他の登場人物や世界観が大きく一新された同作においても、敷島博士は殆ど変わっておらず、そのクレイジーっぷりも相変わらずだった(むしろ悪化している)…。余談だが、この作品においても敷島博士の夢は原作漫画版と同じく『自分の武器で醜く死ぬこと』である…。
- 「ああ、とても素晴らしい事さっっ!!!」
- 『偽書ゲッターロボ ダークネス』第7話、アスタルテが駆る巨大イデア・アスタルティアの猛攻を受けてもなお、ゲッターIのアンチゲッター線が増大し狂喜する敷島。「これから何が始まるのか」と達人に問われ、この台詞を発する。
なお、これは漫画版『ゲッターロボ號』最終話における竜馬の台詞を元ネタとする。
スパロボシリーズの名台詞
原作のぶっ飛び様が再現されることは少なく、どちらかというと「変人の天才科学者」というキャラ付けがなされることが多い。
Zシリーズ
- 「敷島だ!この腐った世界をエンジョイしてくれ!」
- 第2次Z破界篇中盤で補給物資を手土産に、ZEXISの面々へと発した自己紹介。その強烈な個性に皆驚いていた。
- 「何を言うか!ワシは人間改造にこの一生を捧げた男じゃぞ!」
- 第2次Z 破界篇にて隼人にマッドサイエンティストと言われ否定した言葉。どう考えてもマッドサイエンティストにしか聞こえない。そして案の定、ミチルに「それじゃ隼人の言葉を否定できませんよ」と突っ込まれてしまう。
- 「エネルギーはエネルギーじゃよ。そこに正も邪もあるか」
「博士がゲッター線を邪な道に使うなら、それを止めるのもゲッター線を使う者じゃ」 - 破界篇にて発した何気に深い台詞。
- 「平行世界の同一人物だ」
- 第2次Z再世篇序盤で正太郎から「自分の知っている敷島博士と何か関係があるのか」と問われての回答その1。彼の例もあるのでシャレになっていないような…。当然の事ながら正太郎は衝撃を受けた。
- 「冗談じゃよ。あれはワシの息子…つまり、マッキーはワシの孫娘という事だ」
- 回答その2。ある意味もっとシャレになっていない。正太郎は平行世界の同一人物よりこっちの方がショックだったらしく「そんな!?」とまで言っている。
- 「ハッハッハ、すまん、すまん。そんなに驚くとは思わんかったよ」
- 上記の説明を冗談だと知って露骨に安心する正太郎に対して。中々お茶目な姿を見せる敷島博士であった。
- 「ジジイというのは、そういうもんだよ」
- 第2次Z再世篇中盤で再会したタケルから、10年という歳月を感じさせない風貌の変化の無さを指摘されての一言。敷島が言うと説得力ありすぎである。
携帯機シリーズ
- 「す…すばらしいっ! 千葉君、これは実にすばらしい! ううむ、何ということだ、なぜもっと早くワシに言わなかった!? これからはワシも全面的に協力するぞ!」
- Dの中盤にて、サウンドエナジー理論を熱弁するガジェット・M・千葉に対して。原作同様周りは引くかついていけなくなっていたが、ただ一人敷島だけはその理論を理解して驚嘆していた。
- 「結論からいうと、無理だな。その部分を修復したクローンをつくることは可能だが、それはお前さんが望む答えではなかろうて」
- ジョッシュにグラキエースのDNA構造には老化を抑制する遺伝子が欠け、崩壊因子が組み込まれているために寿命が短いことを明かす。そして「ゲッター線を照射したら何とかなるかも」と冗談を言ってから述べた、いい意味で彼らしくない台詞。