惣流・アスカ・ラングレーは「エヴァンゲリオンシリーズ」のヒロインの一人。
惣流・アスカ・ラングレー | |
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読み | そうりゅう・アスカ・ラングレー |
登場作品 | |
声優 | 宮村優子 |
デザイン | 貞本義行 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦F |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(日本人とドイツ人の血を引くクォーター) |
性別 | 女 |
生年月日 | 2001年12月4日 |
星座 | いて座 |
年齢 | 14歳 |
出身 | ドイツ |
身長 | 144 cm |
髪色 | ブロンド |
瞳の色 | 青 |
血液型 | A型 |
所属 | ネルフ |
学年 | 中学2年生 |
最終学歴 | 大学専攻 |
役職 | EVA弐号機パイロット(セカンドチルドレン) |
好きな物 | TVゲーム |
嫌いな物 | 破廉恥な男 |
概要
マルドゥック機関が選出したセカンドチルドレンで、EVA弐号機のパイロット。
ドイツでEVAのパイロットとしての訓練を受け、14歳にして大学を卒業済みの天才少女でもある。幼い頃、EVA弐号機のエヴァ接触実験が原因で廃人と化した母親に顧みてもらえないまま、目の前で自殺されたトラウマから、「他人に自分の事を見てもらいたい」という強烈な渇望を抱くようになり、EVAに乗って敵に勝つ事で自己の存在意義を築こうとしていた。
第13使徒バルディエル、第14使徒ゼルエルに敗れ、碇シンジ(初号機)がその両方を倒した事で、プライドが崩壊し、シンクロ率が低下してしまう(いずれもシンジではなく初号機自体の成果と言うべきだが)。「もう後が無い」と脅迫観念に取り付かれる様になったアスカは、第15使徒アラエル(SRW未登場)に対してフォワードで出撃するが、アラエルの強力な精神攻撃を受けて操縦不能なまでの精神的ダメージを負わされた挙句、綾波レイがロンギヌスの槍を使う形で撃墜するという形で始末をつけられたことで、追い打ちのようにプライドを著しく毀損される。第16使徒アルミサエル戦では先に出撃したレイのピンチを救う為、バックアップとして出撃したものの、前の戦いでのショックが抜け切れなかった為に、EVAを動かす事すら出来ずにすぐに戻された。
自分の存在意義を失い、更には加持リョウジの死まで聞かされたアスカは、自我崩壊を起こして植物人間状態になってしまった。
劇場版においては戦略自衛隊の攻撃から身を守る為、植物人間状態で取り敢えず弐号機に乗せられるが、発見されてしまい総攻撃を受けた。だが、眠りの中で弐号機に封じられていた『母の魂』の存在に気づき、「母は自分を捨ててなどいなくて自分を見てくれていた」という想いを柱に復活を遂げる。A.T.フィールドを操って戦略自衛隊を壊滅させ、EVA量産機9機を戦闘不能とするが、蘇った1機のロンギヌスの槍(コピー)での攻撃により、弐号機は沈黙。その後撃破した量産型が全機再起動し、神経接続がカットされてない弐号機を原形を留めないまでに蹂躙されてしまう事になった。
第2使徒リリスによる人類補完計画発動後、自らも他の者達と同様に肉体がLCLに還元し、吸収されたリリスの精神世界でのシンジとの対話では、第15使徒アラエルで暴かれたシンジへの激しい愛憎から、彼に対する強烈なまでの独占欲を見せる修羅場を演じた。しかし、最終的にシンジは「傷付きながらも他人と共にいる世界」を望む道を選び、アスカは「最初の他人」としてシンジと共に現実世界へと生還する事になった。シンジが「また、皆に会いたい」という理由から現実世界に帰還したのに対し、アスカが現実世界に戻る選択をした動機は「独占したい対象であるシンジが、『自分以外の他人』では無くなってしまうのを拒んだから」であり、つまりアスカは、「他人」としてシンジを求めた想いから、現実世界へ帰還したとも言える。
物語のラストで、アスカが拒絶していると思っていたシンジが、首を絞めてきた際に取ったアスカの「行動」こそが、彼女のシンジに対する想いが語られているとも言え、それを受けて何かを悟ったシンジは、首を絞めるのを止め、ただ泣き崩れるのだった。
登場作品と役柄
スパロボにおいてはシンジと同様ストーリーでの存在感はあり、特にその強気な言動が目立つが、その為に他の版権キャラクターと揉めたりする事が多い。だが、その分原作よりも他人との交流が多くなり、シンジと同様に精神的な成長を遂げる。特に『第3次α』ではそれが強く感じられる。
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F
- 初登場作品。挑発持ちなためボスユニットを引きずり出す要員として重宝する。原作では天才扱いされているキャラクターだが、あくまで努力によるものとされているのか、単に『F』の時点では技能が作られていなかったのか、ユング・フロイトとは違って天才技能を持たない。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 機体側が悪い意味で『F』と殆ど変わらないため、必中・集中を持たない関係で次第に攻撃が当てづらくなる。命中・回避を補正してくれるシンクロ率の成長もシンジに敵わず、アタッカーとしてはどうやってもシンジ&初号機に劣る。一応10段階改造解禁後はそれなりに使えるようになる上、終盤では二回行動ができるようになるが、如何せんそれまでの育成が大変。主力として使っていくには愛が必要だろう。アスカは不本意だろうが無理に前線で戦わせるよりは、打ち漏らした雑魚を倒しつつ努力でレベルを上げ、たまに挑発で強敵をおびき出すといった運用が望ましいだろう。しかし、その運用方法すらも弐号機の移動力の低さと、アンビリカルケーブルによる移動制限によって行いにくいのが現実である。
- ちなみに能力値自体はシンジより格闘値が3低いのみであり、それ以外の数値は全てアスカの方が同等か上回っている。切り払いLvもシンジよりアスカの方が高く、シンジとアスカのパイロット的な差はあくまでシンクロ率によるものである。パイロットとしてはアスカの方が上、シンクロ率でシンジに差を付けられるという、意外にも原作通りの調整となっている。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- EVAパイロットの中で唯一音声の新規収録が行われた。本作から待望の「必中」を覚え、シンクロ率が個別成長しなくなったため使い勝手は大幅にアップ。ただし、ほかのEVAパイロット同様に二回行動可能レベルが異常に高く、ほぼ使用不可能になってしまった。終盤ではEVA弐号機に強力な武器が追加されるためボス戦もこなせる。
- 『F』よりは抑えられたが、原作通り強気で挑発的な発言が目立ち、他のキャラクターとの衝突も多い。しかしアスカフラグとも呼ばれる条件を満たすとやや大人しくなる。劇場版同様に精神崩壊を起こして後に復活するが、その際の相手はティターンズ。ここではアスカ一人で戦うが、この時の相手は改造段階がかなり抑えられているため、例えアスカが育っていなくてもまずゲームオーバーにはならず、一気に一軍になれるほどレベルが上がる。このマップでも1度倒したEVA量産機が復活しピンチに追い込まれるが、そこはスパロボ。原作の鬱展開を熱い展開に変えてくれた。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- PS版からの能力は無し。弐号機に初号機との合体攻撃が追加されたためシンジとの運用が望ましい。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 会話から、バルマー戦役のあとシンジと一緒に暮らしていた事が発覚。『α』の頃の二人を知っているメンバーには大いに驚かれていた。自信満々な態度は相変わらずだが、かつての他者を無闇に見下したり蔑んだ言動は成りを潜めている。
- シンジやミサトと同様に『機動戦士ガンダムSEED』のキャラと絡む場面が多く、キラ・ヤマトを「昔のシンジそっくり」と評したり、フレイ・アルスターの考えを見透かしたりしている。なお、バルマー戦役から2年の歳月が経過している設定だが、その間ずっと軟禁状態にあったせいか中学生のままである(シンジが「中学生」と名乗る場面がある)。
- 精神コマンドはかなり戦闘面に優れており、「直感」や「魂」といったエース級のものを所持している。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 既に何度か使徒を撃退しているらしい。ムー帝国についてシンジに得意気に説明しようとして話の腰を折られて腹を立てるが、「外野はおいといて」とあしらわれていた。
- また、葵豹馬や巴武蔵らスーパー系の面々がネルフ本部を秘密基地と表現する中、彼らの研究所の外見について「遊園地じゃあるまいし」とツッコミを入れる。
- 本作における弐号機は格闘戦に特化した性能になっており、スーパーロボット以上のダメージを叩き出す事もしばしばある。HPや装甲の低さが難点。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 会話シーン等ではドラグナー3人組との絡みが多い。劇場版の復活イベントは『α』同様にまったく育ててなくても楽勝。ドラグーン軍団とEVA量産機(弱)を一掃すれば嫌でも水準クラスまで上がる。ただし、復活したEVA量産機(強)には歯が立たない為、敵フェイズでEVA量産機(弱)を全滅させると痛い目を見る。
- EDでは「加持の事は吹っ切れた」と発言し、シンジが「僕にも相手を選ぶ権利がある」と言うと激怒する等、ツンデレな態度を見せた。
パイロットステータス
能力値
格闘が高く、射撃も低くない、といった具合で格闘と射撃武器を持つEVAにふさわしいと言える能力。EVAパイロットの中では総合的な数値では最も優秀であることが多い。ただし、自機がA.T.フィールド持ちのせいか防御は低い。
また、『F』ではシンクロ率が綾波レイよりは伸びるが、原作を意識してか碇シンジとの差は成長するにつれ広がるばかりであった。
精神コマンド
「必中」「ひらめき」「気合」とアスカはスーパー系向きのコマンドを修得する傾向にある。努力を重ねた天才だからか、必ずと言っていいほど「努力」を修得する。また、「魂」も修得するため、シンジと並んで一撃の重さも持ち合わせている。
- F、F完結編
- ド根性、努力、熱血、ひらめき、挑発、魂
- ボスを誘い出す挑発が有効だったが、当時必中がなかったため次第に使いづらくなっていった。
- α(DC)、MX(PORTABLE)
- 努力、ひらめき、気合、熱血、必中、魂
- 第3次α
- 努力、直感、気合、熱血、直撃、魂
特殊技能
- 第3次α
- カウンターL6、援護攻撃L2、気力+ (命中)
- カウンターを修得。いずれもアスカらしいものである。なお、努力を重ねた天才だからか、天才は習得しない。
- MX
- リベンジ、切り払いL5、援護攻撃L2、援護防御L2
- リベンジを修得し、鉄壁のA.T.フィールドで守り威力の高い反撃を行えた。
小隊長能力
パイロットBGM
- 「Both of you, Dance Like You Want to Win!」
- TV版第九話「瞬間、心、重ねて」の第7使徒イスラフェル戦で使用された、ユニゾン(合体攻撃)時のBGM。
人間関係
- 加持リョウジ
- 憧れの人。だが、加持の方はミサト一筋で、アスカのことは「子供」としか見ていなかった。彼女が14歳なので当然だが。加持の死が追いつめられていたアスカにトドメを刺す事となった。
- 洞木ヒカリ
- 同級生の中で孤高の位置を保つアスカが心を許す、数少ない友人。崩壊の兆しを見せるアスカに優しい言葉を掛けるが、抱えている問題が問題なために、救いにはなれなかった。
- 碇シンジ
- 同居人1。意外に間もない頃から彼に惹かれていたが、『職業上におけるライバル』である事や複雑な生い立ち等から、その想いは愛憎入り乱れた歪とも複雑とも言える感情になっていく。
- また、アスカの壮絶な想いと、シンジのアスカへの異性感情には温度差があった為に、余計ややこしい展開になり、『旧劇場版』における第2使徒リリスの精神世界での対話では、「修羅場」にまで発展し、胸の内に秘めていた独占欲を曝け出す結果になっている。人類補完計画の破綻後、共に帰還したシンジとの関係がどうなっていくのか、気になる所である。
- アスカに限った話ではないが、SRWでは原作の複雑な心理描写はほぼ行われないため、「時折異性として意識する」というツンデレ的態度しか見せない。
- 貞本義行氏の漫画版では『旧劇場版』とは少し違うシチュエーションで量産機に囲まれまさに絶体絶命の状況の中、アスカを助けに現れ『旧劇場版』のアスカのように量産機を叩きのめす。
- 葛城ミサト
- 同居人2。憧れの人の元カノだけに、表面上は仲良くするも、あまり好きではないと本心を吐露する。加持との復縁後はその気持ちが強くなった模様。
- 綾波レイ
- EVAシリーズ最初のパイロットとしてゲンドウの寵愛を受ける彼女に対して多大な反感を抱いており、毛嫌いしている。最初こそ比較的社交的かつ穏健な態度で歩み寄る姿勢を見せていたものの、その内情はやがて明確な敵意に変化していき、彼女に対する呼びかけ方にも表れていく。(「優等生」→「ファースト」→「人形」→「あの女」など)
- レイの寡黙で無表情な佇まいへの嫌悪感(人形を思わせる雰囲気が母親絡みのトラウマを想起させるため)も原因の一つであり、シンクロ率の低下について「EVAは心を持っているため、心を閉ざしている人には動かせない」というアドバイスを聞いた際に、彼女がゲンドウの言いなりで動く人形のような存在であることを確信し、激高と共に平手打ちを食らわせ、嫌悪の感情を激白すると共に「誰の言うことでも聞く人形」という侮蔑の言葉を吐き捨てて決別した。
- さらにシンジとの関係を邪推し、シンジへの独占欲と嫉妬心から一方的に敵視するようになり、そして第15使徒アラエル戦では自分は何も出来ないまま助けられてしまった(成果をとられてしまった)事で、プライドを傷つけられ、精神に多大なダメージを負うことになってしまった。
- 碇ゲンドウ
- 上官。チルドレンの中では一番彼から冷遇されていた。
他作品との人間関係
『F』『α』の甲児やMXのケーン達Dチーム等、とかく同世代や年下の男性キャラに対しては挑発的な言動が多く、口喧嘩になる事が多い。反面、同世代の女性キャラとは比較的良好な関係になることが多い。
スーパー系
ガイナックス系
ダイナミック系
- 兜甲児
- ケンカ友達。『F』や『α(DC)』に於いては良くケンカ騒ぎを起こしつつも、何だかんだで波長の合うコンビだが、一方『α(DC)』ではシンクロ率低下の八つ当たりで、マジンガーZを口汚く罵るというトラブルを生み、彼の怒気に気圧された。だが、この遣り取りが有ったからこそEVA弐号機最大の危機に駆け付けた彼の言動がより熱さを増したとも言える。
- この後の『第3次α』や『MX』などでも絡みが多い。
- 剣鉄也、流竜馬
- 『MX』ではギルギルガンへの対処を巡って勃発した彼らの確執に呆れるも、戦闘を経ていつの間にか和解している様に唖然としていた。
- 弓さやか
- 年齢が近い同性。親しくなることが多い。『第3次α』での再会時、彼女やちずる、マリにシンジとの同棲生活に於ける愚痴を熱く語るが、彼女には刺激が強すぎたようである。
- ボス、ヌケ、ムチャ
- 『MX』では彼らの事もシンジ達やDチームに続いて三バカトリオ扱いしていた。
- 暗黒大将軍
- 『F完結編』にて彼を格好の事などで馬鹿にした。
その他のスーパー系
- ひびき洸
- 『SC』や『α』『MX』では初対面時に彼に子供だと言われて、対して歳も変わらないのに子供扱いされた事に納得いかず「そっちも子供じゃない」と言い返す。
- 桜野マリ
- 年齢が近い同性。さやかやちずるらと共に親しくなることが多い。
- 破嵐万丈
- 『α(『DC』)』では、第14使徒ゼルエルに手も足も出ないまま敗れ、シンジに負けた事もあって悔しがっていたところを現れた彼にフォローされる。
- 葵豹馬
- アスカにとっては思考の読み易い相手のようで、『第3次α』では彼のボケを先手を打って潰している。また、その鈍感振りにも呆れ果てている様子。
- 南原ちずる
- 年齢が近い同性。親しくなることが多い。
- 剛健一
- 『α(DC)』では父親を救出出来なかった悔しさと苛立ちを、八つ当たりの形で大作にぶつけた彼の醜態に呆れる。
- ユウキ・コスモ
- 『第3次α』ではキッチンと会っている為出撃に遅れる彼を(本人の居ない場面で)「鳥の巣頭」呼ばわりして怒った。何気に同作で彼を「鳥の巣頭」呼ばわりしたのはアスカだけ。
- イムホフ・カーシャ
- 『第3次α』にて彼女とは似た者同士故に初対面時にいきなり口論になる。
- 紫東恵
- 『MX』における同年代の友人。彼女を「メグ」の愛称で呼ぶ。
- ロム・ストール
- 『MX』では最大の窮地を彼に救われる。当然口上もあった。ちなみに、彼の口調を真似してガンダムファイターを「非現実」と馬鹿にする場面も。
- 出雲銀河
- 『MX』の終盤に自身のシンクロ率の低下に苛立っていたところを彼に気遣われるが、アスカは彼に八つ当たりして理不尽な怒りをぶつけてしまう。
- 鳥飼守
- 『MX』では彼が放ったビバーチェによって、精神的な大ダメージを受ける。
ガンダムシリーズ
ガンダムSEEDシリーズ
- キラ・ヤマト
- 『第3次α』では彼を「昔のシンジそっくり」と評する。
- フレイ・アルスター
- 一部アスカとの共通点を持つ人物。『第3次α』では彼女の身勝手極まりない考えを見透かし、激しく非難する。
- ミリアリア・ハウ
- 『第3次α』ではアスランがトールの仇である事を知りながらも、涙ながらに怨恨を捨てようとする彼女に対して、その心根の強さを認めた。
- カガリ・ユラ・アスハ
- 『第3次α』では色々とウマが合い、すぐに友人同士になった。アスランとの仲の事で彼女を冷やかす場面も。
その他ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- 『F』では、甲児と喧嘩していた時に彼に諭される。しかし、その態度の悪さを指摘された時には素直に聞き入れようとせず減らず口を叩いた。
- ブライト・ノア
- 『α』にてリーンホースで使徒を倒した彼には、さすがに驚愕していた。
- エル・ビアンノ
- 『F完結編』では、同い年という事もありシンジとの仲を耳年増な彼女にからかわれる事に。
- サイ・サイシー
- 『MX』では、後述の暴言でガンダムファイターを「イロモノ」扱いした事により、彼と口喧嘩に発展してしまう。
- 東方不敗マスター・アジア
- 『F』では、素手で機械獣ガラダK7を倒したのを目撃し驚愕する(DVE)。
- デュオ・マックスウェル
- 甲児とよく似た関係。アンソロジーコミックの4コマ漫画ではよく彼か甲児のどちらかがつるんでる。
- カトル・ラバーバ・ウィナー
- 『F完結編』では、彼が仲間になった際には「虫が良すぎる」と批判するが、彼からの謝罪と真摯な対応を受け「前向きになったシンジみたい」と評し大目に見た。
リアル系
- ケーン・ワカバ、タップ・オセアノ、ライト・ニューマン
- 『MX』では甲児が『UFOロボ グレンダイザー』設定で精神的な成長をしている為に、彼らDチームの3人が新しいケンカ相手となっている。
バンプレストオリジナル
名台詞
- 「あんた、バカぁ?」
- アスカがシンジに言う「決まり文句」。アスカを代表する名台詞。
- 「チャ~ンス!」
- 第6使徒ガギエルが襲来した時の台詞。
- 「これは決して崩れることのないジェリコの壁!」
「この壁をちょっとでも越えたら死刑よ!」 - 第九話「瞬間、心、重ねて」より。第7使徒イスラフェルとの決戦を翌日に控えたユニゾン特訓最終日、ミサト不在でマンションに二人きりとなった夜、アスカは自分の布団をリビングから移してフスマの向こう側からシンジに宣告する。
- なお、この「ジェリコの壁」とは洋画『或る夜の出来事』(1934・米)からの引用。元々は旧約聖書に出てくる城壁の事である。
- 後に第弐拾弐話「せめて、人間らしく」のビデオフォーマット版では使徒の精神攻撃を受けるアスカの内面世界で、同シーンのフスマを閉めた後に一人うなだれるアスカの姿が追加されている。
- 表面上はシンジを遠ざけているが、根本では彼に助けや愛情を求めていたのである…。しかし、そのジェリコの壁とやらを言った本人が越えてシンジの隣に寝に来る始末。
- 「せっかくやったのに…やだな、ここまでなの…?」
「バカ、無理しちゃって…」 - 第拾話「マグマダイバー」より。浅間山火口内で第8使徒サンダルフォン(SRW未登場)を殲滅したものの、同時に命綱のケーブルを切断されてしまう。
- マグマの奥底へ沈もうとする弐号機の中で死を覚悟しかけたアスカだが、耐熱仕様のD型装備非装着にもかかわらずシンジの初号機は灼熱の海へ飛び込み、救いの手を差し伸べてきた。彼の健気さに、アスカの口元は自然に笑みこぼれるのだった。
- 「間の抜けた顔がムカつくのよ!」
- 第14使徒ゼルエルの戦闘台詞。『第3次α』では、最終ボスのケイサル・エフェスへの戦闘台詞でもある。
- 「なんであんたがそこにいるのよ! 何にもしない。私を助けてくれない。抱きしめてもくれないくせに!」
- 第15使徒アラエル(SRW未登場)の精神攻撃中、心中のシンジへの台詞。回想シーンを交えて、シンジへの不器用なアプローチや屈折した想いが明かされる台詞。
- 「汚された…私の心が…加持さん、汚されちゃったよぉ…」
- 使徒の精神攻撃によってアスカは精神崩壊寸前まで追い込まれてしまった。『α』での同様のイベントでは変化する場合がある(詳細は後述)。
- 「アンビリカルケーブルが無くったってェ、こちとらには1万2000枚の特殊装甲と…A.T.フィールドがあるんだからっ!」
- 戦略自衛隊と戦った時の台詞。『α』ではティターンズ相手に言う(DVE)。
- 「そのニヤケ面、ぶっ潰してやるから!」
- EVA量産機の戦闘台詞。上と同じく、最終ボスのケイサル・エフェスへの戦闘台詞でもある。
- 「殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる… 殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…」
- 量産機にズタズタに弐号機がやられた直後の呟き。『旧劇場版』の宣伝にも流された。
- 「あんたが全部私のものにならないなら、私何もいらない」
- 『旧劇場版』の精神世界でシンジに対する台詞。彼への独占的な想いを集約した台詞であるが、シンジ側の感情は非常に曖昧であり、逃げ場にされた事実はアスカを傷つけて…。
- (楽になりたいんでしょ。安らぎを得たいんでしょ)
- (私と一つになりたいんでしょ。身体を一つに重ねたいんでしょ)
- 「…でも。あなたとだけは、ゼッタイに死んでもイヤ…」
- 人類補完計画によって、人々の身体と意識が依代となったシンジと一つになろうとする中、アスカだけはシンジと一つになる事を徹底的に拒絶した。
- 一見、「シンジへの嫌悪による拒絶」に見えるが、これは「独占したい存在であるシンジが『他人』では無くなってしまう事への拒絶」である。彼女の望みはシンジの独占であり、みんなで一つになるくらいならいっそ、と完全な拒絶を選択した。
- 「気持ち悪い…」
- 『旧劇場版』のラスト。この台詞と共に、旧エヴァの物語は完結を迎える。
- 他人の存在する世界に戻ってきたシンジだったが、そう願ったのは結局のところ、自分が自分でいるために他人が必要だからであった。しかも滅んだかのような世界で隣にいたのは、自分を徹底的に拒絶したアスカであり、アスカのその拒絶の裏に愛情があることにシンジは気付いていない。他人を恐れ、捨てられる(拒絶される)ことを恐れるシンジはアスカを殺そうとするも、アスカを殺すと完全に一人になってしまうが故に手に力が入らない。そんなシンジを憐れんだアスカはシンジの頬を撫で、シンジもその意味を察して泣き崩れる。
- アスカはシンジの心を痛烈に欲していたが、アスカの好きなシンジはあくまで「自分を好きでいてくれているシンジ」であり、「自分を助けてくれる・支えてくれるなら誰でもいいと見境なく願うシンジ」ではない。そんなシンジに言い放った台詞が「気持ち悪い」であった[1]。
迷台詞
- 「使徒を肉眼で確認。これで急がなきゃいけないのがわかったでしょ?」
- TV版第拾壱「静止した闇の中で」より。第3新東京市全体が停電に陥った最中に使徒が現れ、ネルフ本部へ急ぐシンジ達。一行のリーダーを買って出るアスカだったが、ぶち開けた扉の先であろうことか第9使徒マトリエルとご対面し、慌てて扉を閉める。そんな様子を冷ややかに見つめるシンジとレイに対して。
- 「いまどきの子どもがステーキで喜ぶと思ってんのかしら。これだからセカンドインパクト世代って、貧乏くさいのよね」
- TV版第拾弐話「奇跡の価値は」より。今回の使徒殲滅作戦の成功率が文字通り奇跡レベルに低いものでありながら誰一人辞退しない事に、ミサトは詫びと共に、作戦が終わったらステーキをおごると宣言。その場では(明らかにわざとらしい態度だったが)喜んでみせたシンジとアスカだったが、ミサトが立ち去るとシンジはポツリと、「ご馳走といえばステーキで決まりか…」とつぶやき、アスカも珍しくシンジに同意して上記の台詞となる。
- 実際のところ、現実世界の2020年現在においても、同じ肉料理だけでも様々な選択肢があるとはいえ、ステーキは子供にとっても未だに贅沢なご馳走である事に変わりは無いのだが、他の選択肢を与えずステーキと言い切ってしまったのが不満だったのだろうか。
- 命がけの任務の代償にしては…という意味だと考えられなくもないが、それだとそもそも命に見合う価値のある報酬などないのだからステーキどころの不満ではないだろう。
- もっとも作戦成功後は、ミサトの(給料前だけどね…)という嘆きをよそに、「ミサトの財布の中身なんて分かってる」というアスカの希望で、放送当時(1995年)でも既に過去の遺物的存在だった屋台のラーメン屋で打ち上げとなるのだった。
- 「ぬぁによこれぇー!? パンティー丸見えじゃない!」
「おまけに、胸のぽっちりまで形くっきり、色もはっきり透けて見えてるじゃなーい!」 - 『旧劇場版』第一作目と同時期に発売されたCD『NEON GENESIS EVANGELION ADDITION』に収録されたサウンドドラマ「終局の続き(仮題)」において。
- 同作は「エヴァの登場人物は演じられたものである」という架空の前提のもと、急遽決まった第2期に備えたアイディアを主要メンバーが出し合う…といういわゆる楽屋ネタ集である。その中の一つ、お色気を押し出すために用意された「プラグギャル」用のスーツに対するコメントがこれ。
- 当時はただのネタで済んでいたが、新劇場版『破』におけるアスカはほぼ上記の特徴をもつスーツを着ることになる…。
- 余談ではあるが、この台詞は『旧劇場版』での病室での一幕でおきたアスカの姿とほぼ当てはまってたりする。
- 「大阪と一緒にせんといて」
- 同じく「終局の続き(仮題)」から。一見すると大阪出身のトウジに対して反論するアスカの返しにも見えるが、言葉遣いから実は兵庫県出身の宮村優子氏の楽屋ネタ。
- ちなみに、近畿圏では何かと近畿他県と言葉を一緒にされるのを嫌がられる傾向があったりする。
- 「Vielen Dank!!」
- アドベンチャーゲーム「鋼鉄のガールフレンド」から。オープニングでシンジに裸を見られ、「頭かくして尻隠さず」と指摘された時の返答。ドイツ語で「それはどうも」と言う意味である。この後、シンジはアスカから強烈な蹴りを喰らった。
スパロボシリーズの名台詞
旧シリーズ
- 「よろしく。へえ~、これが名高いロンド・ベルねぇ。……いまいち頼りなさそうだけど」
- 『F』第9話「南海の死闘」のシナリオデモにて、輸送艦隊の護衛の為に合流しミサトから紹介されたロンド・ベルの面々と対面して早々に付いた悪態。
- 甲児はその態度に不快を顕にしており、その後においても「仲間が増えるのはいいが、あのクソ生意気な女は別」と根にもたれてしまう。
αシリーズ
- 「さ、さすがは元ホワイトベースの艦長ね…」
- 第28話「EOTの島」より。リーンホースJr.で使徒を倒したブライトの姿を目の当たりにして。これにはさすがの彼女も驚愕していた。
- 「…貸しなさいよ」
「花束よ!あんたが持ってたら、枯らしちゃうでしょ!」
「私が生けといてあげるわ!」 - 第36話「リン・ミンメイ」で、シンジからロンド・ベルの面々との接し方についてアドバイスを受けた後、彼が持っていたミンメイ宛ての花束を枯らさぬよう預かる旨を告げる。『α』でアスカが初めて示した「デレ」の兆候。
- 「あ~あ…シンジといい、あんた達といい…どうしてロンド=ベルってこうファザコンが多いのかしら?」
「大作が言った通り、父親が生きているだけでもありがたいと思いなさいよ」 - ゴラオン隊ルート第42話「父よ 地球は近い!」で、父親の救出に失敗した無念さを大作へと当り散らす剛兄弟の醜態を目の当たりにして呆れ返る。一見、単なる嫌味に取られがちな台詞では有るものの、アスカの境遇を鑑みれば再会の可能性が残されている分だけ、剛兄弟が恵まれているように映ったのかも知れない。
- 「な、何よ…ちょっとからかっただけなのに…真剣に怒って…バッカじゃないの!?」
- ゴラオン隊ルート第51話「あしゅら男爵、散る」にて後述の「迷台詞」でマジンガーZを口汚く罵った後、甲児からの静かな怒気に気圧されつつも懸命に発した弁解。甲児に取ってマジンガーZを罵られる事は、それを託した祖父・兜十蔵博士をも愚弄される事に等しい行為である事を流石にアスカも思い知ったようだが、上手く言葉が紡げず結局は何時もの憎まれ口を叩いて、その場から逃げ去ってしまう。
- 「うるさいわね、わかったわよ! その代わり、基地から離れた所にいる機械獣はきっちり片づけてよ!」
- ゴラオン隊ルート第51話「あしゅら男爵、散る」にてアスカフラグが成立した状態で出撃した場合限定の台詞。出撃前のいざこざやシンクロ率低下がありながらも甲児や竜馬の言葉を受け入れ、ゴラオンと共に極東支部基地の防衛に専念する姿が見られる。
- ここに至るまでは『EVA2体のタイミングを完全に合わせ、同時に第7使徒イスラフェルを倒す』『EVA3体のA.T.フィールドでマスドライバーの攻撃を受け止める』とEVAを重視したルート選択が必要になる。そして、ここで出撃しておくと…
- 「この私を誰だと思ってんのよ。それに、あんたなんかに貸しを作ったままなのはまっぴらゴメンだわ!」
- ゴラオン隊ルート第52話「魔神皇帝」にて前話でアスカが出撃した限定の台詞。味方増援時にアスカが強制出撃となり、このシーンを見ることができる。シンクロ率が戦闘可能なレベルまで上がるのは流石といったところか。
- 「シ、シンジ…あたしの心が…あたしの心が汚されちゃった…どうしよう…」
- 第59話エンジェル・ハイロゥルート「せめて、人間らしく」においてユーゼス・ゴッツォによる精神攻撃時にシンジが初号機凍結を無視して自らの意思で出撃した際の台詞。
- この場合、心の拠り所にしていたのは既に加持ではなく、いつも側にいるシンジであった。そして、彼女の心が崩壊した様を目の当たりにしたシンジはユーゼスに怒りを露にする。
- 「…助けに来てくれて、ありがと」
- 第64話「Air」クリア後のデモで串刺しになる前に助けに来てくれたシンジへのツンデレ的なお礼。それに対して「アスカがそんな事を言うなんて」とシンジが軽く笑うと「礼ぐらいは言えるわよ!」といつもの調子で怒るアスカであった。
- 「あんたなんかには絶対に礼なんて言わないからね!!」
「…それとこれとは問題が別よ!」 - 同じく第64話「Air」クリア後のデモで追加のアスカフラグが成立していた場合限定の台詞。こちらは甲児に対しての追加台詞となっている。別作品の版権キャラ同士でここまでツンデレ的な対応が成立するのも珍しい。
- ただしエンジェル・ハイロゥルート第59話「せめて、人間らしく」にてアスカが精神波に侵食される中でシンジの出撃を遅らせる形になるため、シンジフラグ全成立を捨てることになる。エヴァファン向けの周回要素に当たるだろうか。
- 「…そんなのわかってるわよ」
「私が言いたいのは戦いを人に押しつけて隠れるような連中に守る価値があるのかってことよ」 - 『α』の終盤で自分達が地球側から厄介者扱いされている状況に対して、不満を口にしていたところを竜馬に「人から礼を言われるために戦っているわけじゃない」と諭された際に彼女が返した反論。直後に隼人から「なら戦いが終わった後にネオ・ジオンにでも入るか?」と窘められ、反論に詰まったアスカは目の前の戦いを優先する他無かった。
- 「はい、そこ! 泥船って言わない!」
「あんたのツッコミなんかお見通しよ」 - 第13話「もう一度、自らの足で」より。豹馬のボケを速攻で潰した瞬間。
- 「何にもしてない女に文句を言われる筋合いなんてないわよ!」
「あんた、守ってもらうだけで済むと思ってんじゃないでしょうね!?」 - 第20話地球降下ルート「強襲、砂漠の虎」より。フレイの身勝手極まりない態度に激怒し、彼女に対してぶつけた非難の言葉。
- 散々被害者面して身勝手なことを喚き、思い上がった態度をとる彼女の態度に激しい嫌悪を見せる。
- 立場こそ違えど、彼女の態度にまだ未熟だった頃の自分の姿が重なって見えたからこそ、尚更嫌悪感を隠しきれなかったのかもしれない(上述の発言の直前、フレイの態度に腹を立てたアスカに対してデュオが「…他人のこと言えなかったりして」と発言している)。
- 「ふ~ん…敵の弾は避けられても、女の子のビンタは避けられないんだ?」
- 同話のエンドデモで、カガリにビンタされたキラに対する皮肉。
- それを聞いたキラは逃げるように去り、シンジとカトルはそんなキラを心配するのだった。
- 「あの子、生きてた…!?」
- アラスカ行きルート第31話「青き清浄なる世界のため」で、キラがフリーダムガンダムで復帰した際に。アスカなりにかつてのシンジと似ていたキラを気にかけていたことが分かる台詞。
- 「…あんた、強いのね。見直したわ」
- アラスカ行きルート第33話「暁への脱出」のオーブ戦直後、アスランが仲間に加わった際に、彼が恋人の仇でありながらも悲しみを押し殺し、涙ながらに怨恨を捨て、彼を仲間として受け入れようとするミリアリアに対して。
- こうした気遣いの言葉も、アスカの成長の表れと言える。アスカのこの気遣いの言葉に、ミリアリアは一層涙を流す…。
- 「あんたねえ…周りにおだてられて自分だけが強くなったと思ってない…!?」
「あんただけじゃなくあたしだって、あの戦いを勝ち抜いてきたんだからね!」 - 第45話宇宙ルート「忍び寄る終焉」より。隙を突いて初号機に襲い掛かるアルミサエルから、A.T.フィールドを発動させてシンジを守った際の台詞。アスカの言う通り、バルマー戦役は二人の成長を心身ともに大きく促した。
- 「あたし達だってわからないわよ。どうせ、助けてもらうためのハッタリでしょうけどね」
- バロータ・ボアザンルート第48話「銀河に死す」のエンドデモより。シンジから、ザフトの捕虜になっていたフレイがナタルに保護されたこととその時に彼女が「戦争を終わらせる鍵を持っている」と喋っていたことを聞かされた時の反応。言葉の節々にフレイへの嫌悪感も滲み出ている。この時点では「戦争を終わらせる鍵」の意味を知らなかったにせよ、本作におけるフレイは多くの他作品の面々から冷遇されていることが窺える。
- 「ファーストが笑うなんてね…フフ…」
- 第49話「銀河に響く歌声」でのゲペルニッチとの最終決戦に於ける戦闘前会話。バサラの歌『TRY AGAIN』に笑みを洩らすレイにつられて発し、3人がお互いの表情を見て穏やかに笑いあうという、原作では有り得なかったシチュエーションが展開する。
- 「この馬鹿が戦わないなら、あたしがやる…! あたしがあいつらを叩き潰してやる!」
「ここで負けたまま引き下がったら、あたしの生きる意味が無いもの!!」 - 第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」の前半ステージにおける対EVA量産機戦で戦意を喪失したシンジを押しのけ、傷ついた身体に鞭打って初号機へ搭乗しようとした際に叫んだ存在意義。アスカのプライドとミサトの言葉に触発され、シンジは戦場へと戻るが…。
- 「あんたがいつまでもEVAの中でうじうじしていたらみんな一つになっちゃうのよ!」
「あたしはあんたなんかと一緒になりたくないわよ!!」 - 同ステージで勝利条件を達成した場合。
- アスカなりの人類補完計画の否定である。アスカ達の言葉を聞いたシンジは自分を取り戻し、EVA初号機の暴走を抑え込むのだった。
- 「バカシンジ! また勝手に飛び出して!」
シンジ「アスカ…! 弐号機は大丈夫なの…!?」
「あたしと同じで弐号機もタフなの。応急処置だけど、あんたよりはマシよ!」 - 同話の後半ステージにて。
- 渚カヲルが駆るEVA零号機やαナンバーズと共にシンジの援軍に現れたアスカは、シンジに心配されるが、勝ち気な台詞で返したのだった。
単独作品
- 「あ、一つ言っとくけど…私がお風呂に入ってる時、のぞいたら…」
「鼻血、4メートルぐらい吹き上がるわよ」 - 『MX(PORTABLE)』第10~12話「操られた魔神」より、部隊内で『覗き魔』のレッテルを貼られたケーンへの牽制。
- なお、ケーンはこの言葉の意味を「裸体の艶かしさを見て吹き出す」のか、「制裁を受けて吹き出す」のか、捉えあぐねていた。
- 「『努力根性のセカンドレッド、惣流・アスカ・ラングレー様とその忠実なるしもべ達』よ!」
- 『MX(PORTABLE)』第19話「偉大な翼、そして天の光」より、甲児発案の恒例ネタ『兜甲児と愉快な仲間達』を鼻で笑い、自信満々に発した部隊名。周囲のリアクションに、アスカは「冗談に決まってるでしょ!」と弁明するが…。
- 今回参戦していない同じガイナックス作品の努力と根性の人が聞いたらどんな反応をするのか気になるところでもある。
- この『努力根性のセカンドレッド』の元ネタは、「終局の続き(仮題)」で第2期のアイデアを求められたアスカが、自信満々に「戦隊もの」と答えた後、主役の自分を指して言ったものである。ちなみに他4名は『無口・朴念仁のファーストホワイト』、『筋金入りのバカ・人見知りのサードブルー』、『熱血お調子者のフォースグリーン』、『ナルシスホモのフィフスブラック』である。
- 「バ、バカ…! あ…あんた達、バカばっかりよ…っ!」
- 『MX(PORTABLE)』第64話(『PORTABLE』では第65話)「魂のルフラン」の終盤に最大の窮地をロムとDチームに救われた際に、かっこよく見得を切るDチームに対して。実にツンデレ。ミナトはこの台詞を懐かしんだ。
- 「あ、あれがファースト…!?」
- 『MX(PORTABLE)』第65話(『PORTABLE』では第66話)「遥か久遠の彼方」にて。
- 第2使徒リリスと融合した結果、巨大な異形の姿に変貌したレイを見て、流石のアスカも驚愕と恐怖を隠せなかった。
スパロボシリーズの迷台詞
ある意味、最もアスカらしさが発揮される瞬間ではあるが、時には度が過ぎて深刻な事態を招く事も…それもまた、彼女らしいと言えなくもないが。
旧シリーズ
- 「なにそれ? ばっかみたい」
- 第19話「ネルフ襲撃」のシナリオエンドデモにて、甲児がシンジに戦う理由を問われた際に「カッコイイからだ」と答えたが、それを馬鹿にした台詞。
- 当然その発言に怒った甲児と大喧嘩に発展し出し、それに見かねたシンジと竜馬、そしてアムロに止められるハメに。
- 「な、何よあれっ!? いくらなんでも非常識よっ!!」
- 第26話「その名は東方不敗」または「流派東方不敗!マスター=アジア登場!」にて。東方不敗が素手で機械獣を倒したのを見て。何故かDVEである。
- アスカ「あ、いたいた!! あんたねえ、あれだけあたし達に迷惑かけといて、いまさらのこのこ仲間にしてくれなんて、ちょーしよすぎると思わないの!?」
シンジ「ア、アスカ、よしなよ」
アスカ「あんたは黙っててよ、バカシンジ!」 - 第4話「アクシズの攻防」のシナリオエンドデモにて、アムロかカミーユの説得によって仲間になったカトルに納得がいかず、シンジの制止も聞かないままカトルに食って掛かった台詞。前作で鬱陶しいくらいに散々邪魔してくれた事から、ある意味プレイヤーの意見を代弁しているとも取れるし、今回はアスカの意見も理に適ってる部分がある。
αシリーズ
- 「マジンガーZ? 私のEVAに比べると大したことない機体ね」
- 『α』より。『F』と同様に甲児との口喧嘩に発展するが、それ以上にスーパーロボットオタクであるリュウセイの方が怒ってしまう。
- ただし、この時の甲児はマジンガーZの能力が他の機体より劣りつつある事への自覚はしていた。後のMXでは一転、元祖スーパーロボットとしての存在感に一目おいている節が有る。
- 「あら、みんな揃って…使えなくなってきたマジンガーZをどうにかしようっていう相談?」
「だって、そうじゃない。マジンガーZなんて旧式、いつまで使うつもりなのよ?」
「これからの戦いじゃ、はっきり言って邪魔だわ」 - 『α』50話「あしゅら男爵、散る」より。甲児がマジンガーZをオーバーホールさせようとしている所に割って入ってさらにとんでもない暴言を言い放つ。
- まだあの作品が存在しなかったからよかったものの、今となっては世界を滅ぼしかねない大暴言である。
ZEROさん、こいつです。
単独作品
- 「何もない所からロボットは出てくるわ、宇宙から来たくせに関西弁を喋る奴はいるわ…」
「人、それをイロモノって言うのよ。あの手の奴はガンダムファイターだけで充分だってのに」 - 『MX』第20~22話「Strange bait」より。クロノス族や東方不敗以外のガンダムファイターも、アスカ的「非常識」の範疇に入った。2行目のセリフはさりげなくロムのものを(恐らく皮肉を込めて)引用している。
- ちなみに、後の百鬼帝国との決戦では生身で敵地へ突入した神隼人も、「非常識」メンツの一員に加えられている。
- 「戦闘中にいきなり金色に光ったりするのが、イロモノ以外の何だってのよ!」
- 上述の遣り取りの後、サイ・サイシーへ放った揶揄。確かに非常識ではあるが金色に光る機体はモビルファイターのみに留まらないので、完全に偏見である。スーパーロボットのそれはどちらかというと燃えの演出が多いし。
- 「はいは~い、ベガ先生! 先鋒はシンジ君がいいと思います!」
「そりゃもう、こういうのは成績優秀、勇猛果敢…シンクロ率ナンバーワンの殿方の仕事でしょう? それともシンちゃん…自信ないのかなぁ?」 - 原作の第拾六話『死に至る病、そして』でも使われた台詞のSRWアレンジ版(当然、原作での一行目の相手はベガではなくミサト)。
シンクロ率の測定結果に負けた腹いせにシンジを挑発するのだが、これが修羅場の始まりだった。 - 「…なんにしても悪いのは独断専行、作戦無視のあの2人、まったく自業自得もいいとこよのね?」
「特にシンジはさっきのテストでちょ~っといい結果が出たからって、お手本を見せてやるぅ?」
「ハハン、とんだお調子者だわ」 - 同上。意気込んだシンジは綾人とともにMUに挑んだが初号機ごと取り込まれてしまい行方不明になってしまう。無論周囲の仲間は2人の安否を心配するのだが、当のアスカは2人を罵倒しつつへらへら笑うばかりで反感を買うのだが…。
- 「うるさいわね! あんただって、輪をかけたお調子者のくせに!」
「バカシンジと綾人は、あんたやリョーコみたいな連中に影響されてあんなドジ踏んだのよ!」
「ちょっとぐらい反省したら!?」 - 「そんな言い方は無いだろ」とケーンが喰ってかかるのだがアスカは逆ギレ。そして自己保身を図りつつ責任を擦り付けた発言にはリョーコまでもが切れた。
搭乗機体
- EVA弐号機
- 赤いカラーのアスカ専用機。渚カヲルによって操縦された事もある。
- EVA弐号機II式
- 『エヴァンゲリオン ANIMA』での乗機。
余談
- 第弐拾弐話「せめて、人間らしく」で、アスカの回想で登場した猿のぬいぐるみは、宮村氏本人がデザインしたものである。
- 貞本義行氏の漫画版においては、加持への感情が描かれる一方、シンジへの感情は曖昧に描かれる形となっている。
- 補完の際も、加持の幻影を受け入れる形でLCLと化す。また、原作とは逆に、廃人となった自分を見舞うシンジを見たレイから嫉妬を受ける立場となった。
- 世界復元後は、初対面の関係となってシンジと再会する(ただし、明確にアスカなのかどうかは名乗るシーンがないため不明)
- 媒体によって髪の色が異なり、TV・旧劇場版やそれを底本としたゲーム等の派生作品では茶髪であるが、貞本漫画版では金髪になっている。
- TV版(で世界が滅ばなかった世界線)から3年が経過したパラレル続編である『エヴァンゲリオン ANIMA』ではあのミサトをも上回る巨乳(同作のミサトが断言している)になっており、結果的に時系列的にはその10年以上後と思われる『シン・エヴァンゲリオン劇場版(SRW未登場)』終盤では『ANIMA』を上回るほど豊満な姿を見せている。
商品情報
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その他
脚注
- ↑ 「あんたが全部私のものにならないなら、私何もいらない」「あんた誰でもいいんでしょ」等、これを示唆するシーン・台詞は補完中にも幾度も描写されている。