第6使徒ガギエル
第6使徒ガギエルは『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する生物。
| 第6使徒ガギエル | |
|---|---|
| 登場作品 | 新世紀エヴァンゲリオン |
| デザイン | 前田真宏 |
| 初登場SRW | スーパーロボット大戦F |
| SRWでの分類 |
機体 パイロット |
| 生態 | |
|---|---|
| 種族 | 使徒 |
| 動力 | S2機関 |
概要 編集
第八話「アスカ、来日」にて登場。6番目に確認された水棲型の使徒。巨大な口を持つ魚に似た姿をしており、頭頂に第3使徒サキエルのものと似た仮面型の顔が付いている。作中では、EVA弐号機を輸送中の国連軍艦隊を襲撃した。
全長が推定500メートル以上の巨体でありながら、水中では俊敏な動きを見せた。初陣のアスカと無理やり同乗させられたシンジを苦戦させるが、葛城ミサトが発案した「弐号機が口をこじ開けた隙に、口腔内に自沈させたアイオワ級戦艦イリノイ・ケンタッキーの2隻を突入させ、コアに零距離射撃を撃ち込む」という奇策に敗れた。
劇中、襲撃だけではなく「何か」を探しているような動きを見せていたが、おそらく加持リョウジが密かに運んでいた第1使徒アダムを探していたものと思われる。
一方、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』では登場せず、代わりに全く違うデザインの「第7の使徒」がその役割を担う。
登場作品と役柄 編集
スパロボでは水中戦の扱いは悪く、戦ってもゲッター3に投げ飛ばされる事が多い。
旧シリーズ 編集
- スーパーロボット大戦F
- 初登場作品。原作通りEVA弐号機の初陣の相手として、序盤の難関シナリオ「南海の死闘」で登場。一定ターンが経過すると何故か撤退し、逃がした・弐号機でトドメを刺した・弐号機以外がトドメを刺した、の3パターンで台詞が変化する。
- シャムシェルより登場が早く、撃墜の有無に関わらずこのシナリオ以降に出番は無いため使徒の中でいち早く退場する。『F』では使徒が3→6→4→5→14の順に出現する形となっており、3→4→5の間に割り込む形になった第6使徒であるガギエルのせいで登場順がバラバラになっている。撤退させた場合は恐らくエンディング後の世界でも生存していると思われるが、その後は特に触れられる事もなく、完全に忘れ去られる。いいのかそれで…。
- 最大射程1・海以外攻撃不可なので簡単に撤退させられるが、撃墜する場合は相当な難易度となる。水中+A.T.フィールドの影響でまともに攻撃できるのは弐号機とゲッター3のみであり、他は熱血を使用した上で3~4段階ほど改造したゲシュペンストのプラズマカッターとアムロ+ガンダムMk-IIのハイパーバズーカくらいしかない。そのゲッター3も、無改造の大雪山おろしではクリティカルが発生しない限りフィールドを破れない。ガギエルはHP回復(小)により毎ターン4500も回復するため、無改造かつゲッター3と弐号機の2機のみで挑む場合、反撃も含め攻撃時のクリティカル発生はほぼ必須となる。見事撃墜できれば1万、幸運も絡めれば2万もの資金を得られるが、この後にオージェとバッシュx4、条件次第ではカルバリーテンプルx3が待ち構えているため、ガギエル戦で精神ポイントを使ってしまうと大苦戦を強いられる。資金は惜しいが、後の戦闘のためにゲッターチームとアスカの精神ポイントを温存したいなら、撤退させるのも選択肢の一つである。
- 『F完結編』バッドエンドルートでは倒された使徒が再登場するが、ガギエルは「水から出られない」とのことで再登場しない[1]。
αシリーズ 編集
- スーパーロボット大戦α
- 第26話「海からのマレビト」or「紅いエヴァンゲリオン」で戦う。強制出撃するレイの脱力でA.T.フィールドが無効にできるので、『F』と違い殆ど誰でも削ることができる。射程1・海以外攻撃不可なのは相変わらずなので、殆どの機体が安全圏から一方的に攻撃可能なその様子はもはやイジメ状態である。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 新規エンディングルートで再登場。もはや数合わせのような扱いで相手にならない。
単独作品 編集
- スーパーロボット大戦MX
- 直接は登場しないが、EVA弐号機初登場時に「輸送中に洋上で使徒と遭遇。これを殲滅したものの、輸送艦が大破して立ち往生した」と言及されている。リアル系での第2話「D and E」では、この直後にギガノス帝国軍と遭遇することになる。
装備・機能 編集
武装・必殺武器 編集
- 体当たり
特殊能力 編集
移動タイプ 編集
サイズ 編集
- L
パイロットステータス 編集
精神コマンド 編集
余談 編集
脚注 編集
- ↑ ケイブンシャ『セガサターン必勝法スペシャル スーパーロボット大戦F完結編を一生楽しむ本』122頁。