EN
能力値の一つで、機体のエネルギー量を表すパラメータ。
概略
EN消費型の武器の使用、空・宇宙の移動、バリアを発生する際に消費される。
Zシリーズからは自軍フェイズ開始時に空中にユニットを配置している場合、ENを10消費する制約が課せられ
ENを消費しない武器が一部の例外を除き存在しなくなった為、極めて重要なステータスとなっている。
なお、空中でのEN消費はあらゆる回復・消費行動より優先して消費される為、移動不能になると言う事はない。
特殊なシステムでは、アンビリカルケーブルの切断時、
特殊能力要・重力波ビームのユニットが、重力波アンテナを持つユニットの範囲外で行動する場合に消費していく。
また稀にイベントで一定の割合減ることもある。
一般的にサイズの大きい機体程高い傾向にある。また、特殊なエネルギーで稼動している様な機体等も高い傾向にある。
バリアやEN消費型の武器を持たない機体にとっては、それほど重要な意味合いはない。しかし、大半の主役級スーパーロボット達の必殺技と合体攻撃はEN消費型で、膨大なENを消費する。そう言った機体にとっては生命線とも言える重要な意味を持つ。
桁違いの数値を誇るようになったHPと違い、ENに関しては敵味方双方共に1000以上の数値を持ったユニットは存在せず、高くても900程度である。その為、????表記される事は無かったのだが、第2次Z破界篇からENが1000以上になった場合、????表記されるようになった。しかし、破界篇・再世篇共にEN1000越えのユニットは結局登場しない為、実質没システムと化しているのだが、このような要素が存在するという事は、ENを1000以上持つユニットが登場する日もそう遠くは無いのかもしれない。
αシリーズでは第2次αのみがENの数値が1000以上になると、ユニット画面に限り、正常に表示される仕様になっている。ただし、戦闘中では上3桁しか表示されない。第3次αでは、インターフェース面が大きく変更された事により、ユニット画面でも正常に表示されなくなってしまった。
魔装機神シリーズでは世界観に合わせ「MG」と表記される。またスーパーロボット大戦UXに参戦した「機神咆吼デモンベイン」に登場する鬼械神はENの代わりにMPを持ち、いくつかの仕様がENとは異なる。
最大ENを上昇させる手段
改造
資金を投入してENを強化可能。EN消費型の武器を持つ機体や、EN消費の大きいバリアを持つ機体は改造が必須となる。改造費は安い。
強化パーツ
特殊技能 / 特殊スキル
その他
- プラーナ
- 機体ボーナスEN+
- スーパーロボット大戦Lスーパーロボット大戦UXのシステムの一つ。Lでは初期は+50、全改造段階が5以上で+100、10(フル改造)になると+150と効果が増す。UXでは+50→+75→+100→+150の4段階。パートナーユニットの場合は、相手にも効果有り。
ENを回復する手段
補給
補給装置を使用することによってENと弾数を回復することができる。 小隊システムを採用している作品では、小隊内に補給装置をもった機体がいれば毎ターン開始時に小隊員全員のENが回復する。
搭載
基地等の地形効果による回復
精神コマンドの使用
強化パーツの使用
- プロペラントタンク / プロペラントタンクS
- カートリッジ
- 一部作品のみ
- スーパーリペアキット
特殊技能 / 特殊スキル
特殊能力による回復
- EN回復
- ターンごとに回復する特殊能力。その他の名称や条件が異なるものも上記記事にまとめてあるので割合
- 分離
- 合身
- ハイパーデンドーデンチ
- セルファイター、セルブースター、セルブースターバルハラの特殊能力。GEAR戦士電童、騎士GEAR凰牙に使用するとENが全快する。
- トリニティチャージ
- ゴッドシグマの特殊能力。使用するとENが全快する。
- ラプラスウォール
- イマジナリィ・ロード
- MRシステム
- ヒーローマンの特殊能力(特殊行動)。使用するとHPとENが全回復する。
特殊武器の使用
- エナジードレイン / エナジードレイン+
- ゲッター線吸収アーム
- タワーの武装
- マガノイクタチ
戦術指揮
「EN、MP10%回復」を持つキャラクターを指揮官に選ぶことで、毎ターン開始時にENとMPが回復する。
ターン経過による自然回復
- ターン開始時にENが5ポイント回復する。作品によってはユニットにEN回復能力及びEN回復系強化パーツを装備している場合、自然回復が適用されなくなる場合がある。