結城沙羅
結城沙羅(Sara Yuki)
- 登場作品:超獣機神ダンクーガ(OVA)
- 声優:山本百合子
- 種族:地球人(日本人)
- 性別:女
- 所属:獣戦機隊
- 階級:少尉
- 年齢:17歳
- 生年月日:1967年7月7日
- 血液型:AB型
- キャラクターデザイン:いんどり小屋(小林早苗)
獣戦機隊の紅一点。
忍とは士官学校の同級生であり、教官のシャピロとは恋人同士だった。シャピロがムゲ・ゾルバドス帝国に裏切った際に同行しようとしたが、忍の妨害により失敗。その後獣戦機隊に配属され、ランドクーガーのパイロットになる。
シャピロが自分を連れていってくれなかったという大きな傷痕を心に残したまま、敵となったシャピロと愛憎相半ばの戦いを繰り広げ、最後は彼女自身の手でシャピロに引導を渡す。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- シャピロが登場しないので影が薄い。
- 新スーパーロボット大戦
- ダンクーガが分離できない為、精神コマンド要員。直接名前は出さないが、シャピロとの過去の関係を意識したかのようなセリフがある。
- スーパーロボット大戦F
- 獣戦機隊が仲間になった後シャピロが合流し、一緒に脱走するが忍に撃ち落とされる。その後数話出撃不能。
- スーパーロボット大戦F完結編
- シャピロと会話イベントがあるが、分離して戦闘しなければ発生しない。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- 必ず熱血や必中を覚えるが、すぐに宇宙に行ってしまう。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- ディラド編の前半があるので出番は多い。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- ディラドとの決戦、シャピロ・ムゲとの決着があるので、出番が多い。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- リメイク前と同じ。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- シャピロを倒すと台詞がある。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 気合を習得しなくなったが、前作から引き続いて必中と熱血を覚えるので精神コマンド要員としては重要。
激励習得後は初期配置からすぐに分離してそれを使用することで、忍を含めた周囲4ユニットに効果を撒ける。
分離後のランドクーガーは基本的にダンクーガ右下に出現するため、それを意識して配置するとより効率的。 - 第3次スーパーロボット大戦α
- 新以来の台詞の新規収録が行われた。シャピロ絡みでも出番はある。補助系の精神コマンドは習得せず、戦闘系の精神コマンドを覚える。
Zシリーズ
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- シャピロがストーリー開始前の火星会戦で死亡したと思われていたので、原作通りに彼女がシャピロに付いていこうとする展開はないが、中盤シャピロがグラドス軍の一員として登場した時には誘われた際、シャピロの行動を否定して誘いを拒否している。
今回は低レベルで気合を覚え、最後には愛を覚える。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- システム上戦闘台詞は一切ないが、シャピロ戦死イベントがあるので、存在感は大きめ。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- OVAシナリオ。序盤から主人公の先輩として色々面倒を見てくれる。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 今作にて音声を収録。ダンクーガが分離しないため精神コマンド要員だが、能力値が設定されている。やはりシャピロは登場しないが、インターミッションでは男性に対するシビアな意見を吐くシーンがある。
- スーパーロボット大戦64
- 亮、雅人と共に忍より一足早く参戦。シャピロが登場するので度々目立つ。インターミッションで度々不調が語られ、シャピロとの決着後、1話のみ出撃不可能になる。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 必中や狙撃に加えて幸運も覚え、最後には熱血も覚える。
パイロットステータスの傾向
精神コマンド
- 第4次、第4次S
- ド根性、気合、熱血、ひらめき、幸運、鉄壁
- 新
- 気合、根性、熱血、鉄壁、ひらめき、幸運
- F・F完結編、64
- 気合、熱血、必中、鉄壁、愛、激励
- α
- 熱血、必中、鉄壁、狙撃、気合、激励
- α外伝
- 必中、狙撃、集中、幸運、熱血、激励
- 第3次α
- 気合、鉄壁、必中、狙撃、熱血、ひらめき
- IMPACT
- 信頼、気合、集中、熱血、激励、愛
- GC・XO
- 必中、狙撃、集中、幸運、熱血、激励
- J
- 信頼、集中、気合、熱血、激励、愛
- 第2次Z
- 集中、狙撃、気合、愛
特殊技能(特殊スキル)
パイロットBGM
- 「バーニング・ラヴ」
人間関係
他作品との人間関係
スーパー系
葦プロ系
- グッドサンダーチーム(北条真吾、キリー・ギャグレー、レミー島田)
- F完結編では、DCの本拠地であるアクシズを叩くべく、陽動部隊として行動を共にする。
- ロム・ストール
- IMPACTでは自軍参入後の彼に、何かとデリカシー無く接する忍の非礼を詫びる場面が多い。
その他のスーパー系
- 弓さやか
- Jで無闇に敵に近寄ったさやかに怒るが、直後にビューナスAは半壊してしまった。…近寄っただけで怒った辺り、沙羅はビューナスAは後方支援担当で前線に出るロボットではないと思っていたようだ。
- ピート・リチャードソン
- 第3次αでは嘗ての関連性も有り、彼からシャピロとの内通を疑われるが、毅然とした決意表明で否定した事により信頼を得る。
- 三輪防人
- 第4次と第3次αでは他の隊員と共に嫌っている存在で、特に沙羅は彼への反感が強い。
- ロール・クラン
- IMPACTではバースト&フラッシュと接触した事で、過去のトラウマに苛まれる彼を茶化す忍を一喝し、ロールの心情に理解を示した。
- クライン・サンドマン
- 第2次Z再世篇では彼から自身の核心に付いた一言に衝撃を受ける。
富野作品
- 神北恵子
- IMPACTでは、自分達の合体メカのメインパイロットの事で頭を痛める者同士なのか、意気投合する。
- 破嵐万丈
- α外伝では、未来世界に飛ばされた際に、ブレーカーとして彼と行動を共にしていた。
- ショウ・ザマ、チャム・ファウ
- F完結編では、DCの本拠地であるアクシズを叩くべく、陽動部隊として行動を共にする。
- ダバ・マイロード
- Fでは、シャピロがゲスト軍に寝返るのに付いて行きそうになったが、忍に止められた後に、処分として独房に入れられた際に、同じくこの前まで独房に入った彼に、戦う理由を聞かされる事に。
- ガウ・ハ・レッシィ
- COMPACTでは、彼女を初めて見た忍が美人と評したため、ヤキモチを妬く。
- ネイ・モー・ハン
- GC・XOでは、上官に惚れているところが似ているのか、彼女に男に裏切られないように注意しなとアドバイスする。
- アマンダラ・カマンダラ
- GC・XOでは、自分の女を影武者にして、自分は裏で好き放題やっていた彼に、女をぞんざいに利用した事にこの上ない怒りを抱く。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- 殆どのシリーズでは上官。GC・XOでは珍しく一年戦争時の設定なので、無断でガンダムを持ち出して脱走し、自分達に多大な迷惑をかけてもなお反省する事なく子供の理屈を振り回す彼を一喝した。
- ブライト・ノア
- スパロボシリーズでは上官。Fやαでは、自軍を裏切ってシャピロに付いていきそうになるが、失敗に終わり彼から独房入りを命じられる。
- マチルダ・アジャン
- Fでは、彼女の指揮するミデア隊がロンド・ベル隊への補給物資をDCによって追われていた際に、救助に行く。
- 黒い三連星(ガイア、オルテガ、マッシュ)
- GC・XOでは、マチルダを殺した彼らに、並ならぬ憎悪を燃やし野性を発動させた。
- ギレン・ザビ
- GC・XOでは、ア・バオア・クーでのジオン軍との最終決戦で、彼の唱える選民思想を理解するぐらいなら馬鹿で結構だと一蹴する。
- ファ・ユイリィ
- IMPACT序盤では、軍上層部の命令で極東基地に配属された彼女と共に戦っていく。
- サラ・ザビアロフ
- 第4次で、「私と同じ名前だね」という場面がある。
- レコア・ロンド
- αでは、連邦軍を裏切ってシャピロと共にエアロゲイターに付いて行きそうになったが失敗に終わり、クワトロとブライトに独房入りを命じられた際に、彼女に独房に連れてってもらう。しかし、この後レコアも裏切るのだが、その事を考えると何と言う皮肉な組み合わせだろうか。
- ラカン・ダカラン
- GC・XOでは、彼の好戦的な態度に「どこかのモヒカン宇宙人」と似ていると比喩していた。
- カロッゾ・ロナ
- COMPACT2第2部では、自軍で運用できるようになったギニアス・サハリンの設計・開発したアプサラスIIIのデザインを見て、柄にもなく褒めちぎっている彼の姿を見て、彼の悪趣味さ・センスの悪さにあきれ果てていた。
- クリスチーナ・マッケンジー
- IMPACTでは、極東基地に配属された彼女と年が近いせいか、名前で呼び合うようになり意気投合する。
- コウ・ウラキ、チャック・キース
- αでは、トリントン基地に配属されている同僚。
- アナベル・ガトー
- αでは、眼前で彼にガンダム試作2号機を強奪される。
- ニナ・パープルトン
- αでは、ガトーがガンダム試作2号機を強奪した際に、原作と違って名前も聞いていないのに奪った男の名がガトーである事に気付いた彼女の言動に、疑惑を抱いた。
- サウス・バニング
- αシリーズでは、αの頃から同じ基地の上官である。
- シロー・アマダ
- IMPACTでは、序盤では、ジオンのパイロットと内通した嫌疑でスパイ容疑をかけられ、軍籍を剥奪されそうになったところ葉月長官に拾われ、極東基地に配属になった彼を色眼鏡で見ることなく、共に戦っていくことに。
アナザーガンダムシリーズ
- 張五飛
- 64では、彼が女性を蔑視した発言に激怒して後述の台詞で責め立てる。
- ルクレツィア・ノイン
- 64では、ゼクスを失った彼女を自分に重ね、話しかけていた。
- レディ・アン
- 64にて、彼女の変貌振りに独自の評価をしていた(後述)。
リアル系
- ミスマル・ユリカ
- IMPACTでは、佐世保で彼女から恒例の挨拶を受けた際に、あまりにも軍人と思えないような言動に腹を立て、彼女を一喝した。
- クルツ・ウェーバー
- Jではミスリルの同僚であるが、その立場上、度々アプローチをかけられていた為に心底嫌っている。
- メリッサ・マオ
- Jではミスリル所属の先輩で、常日頃からクルツに迫られる彼女を心配していた。
バンプレストオリジナル
名台詞
- 「あら光栄ね、おろかに喜んどくわ」
- 「そのときは、こいつであたしを撃ち殺せばいいよ」
- 「裏切り者の口にあうワインはないわ」
- 原作の序盤で地球を裏切ったシャピロと再会した時の台詞。
- 「でも忍、そのときあなたはいるんでしょ」
- 「だめだめー、動きが全然違うの。素材を感じ取ってよ、素材を」
スパロボシリーズの名台詞
戦闘台詞
COMPACTシリーズ
- 「お待ちよ、雅人。ちょっと、いい加減におしよ! こっちは真面目に聞いてんだよ!?」
- IMPACT序盤で、佐世保にあるドックでネルガル重工が建造したナデシコを救助するべく、向かった矢先に艦長のユリカの、シリーズ初のDVEでの例の自己紹介を聞いて返した台詞。雅人は好意的に受け取っていたが…(ユリカ本人はそんなつもりは毛頭ないのだが)
- 「おやおや、勝平君たちも忍には言われたくないだろうね」
- IMPACTで勝平と宇宙太の口論を見物して「ガキ」呼ばわりした忍に、苦笑交じりで発したツッコミ。案の定、忍はムキになって沙羅へと噛み付く事に。
- 「期待しとくよ…でもダンクーガが通れる穴開けるのに、どんくらい掛かるのさ」
- 植物惑星突入を前に、「いざとなったら、中心部まで穴を掘ってやる」と張り切るドリルへのツッコミ…あまり期待していないらしい。
- 「そうだね…何でもかんでも都合よく忘れちまう、忘れさせちまうってのは…あたしも賛成出来ないね…」
- シャピロとの過去が脳裏を過ぎったからか幾分、実感を込めてオモイカネへのデバック作業に難色を示す。
- 「何で兵を引かないのさ!あたしらだって鬼じゃないさ!地上の戦いのケリが付くまで、大人しくしてればさ!」
- 娘からの説得にも応じず、徹底抗戦の構えを見せるドレイクに対し苛立ちをぶつける。
- 「お姫さん、度胸がありすぎだよ…!」
- 零影の前にエルシャンクを晒し、イルボラの説得を試みるロミナ姫の無謀さに、さすがの沙羅も焦燥感を隠せない、
- 「真っ赤…血みたいに赤いモビルスーツ…!」
- IMPACTハードルート最終ステージで、満を持して登場したシャアのサザビーをこう形容する。
αシリーズ
- 「…どうしてガンダム2号機を奪取したのがアナベル=ガトーだってわかったんだい?」
「通信を聞いていた限りではあんたは2号機が起動した直後にガトーだと気付いたようだけど?」 - αで、トリントン基地でガトーに眼前でガンダム試作2号機を強奪された後に、ニナの様子を不審に思い問いただした時の台詞。上の台詞にニナは「そ、それは…本人が名乗ったから…」としどろもどろに答えるが、下の台詞で容赦なく追及。しかし、ついにはニナが「私がガンダムをジオンに渡したと思っているんですか!?」とキレたために引き下がった。お互い作品での立場が似ているが故であろう。
- 「あんたの妄想癖も同じだよ!」
- 第3次α月進行ルート決戦にて、忍の短気ぶりを揶揄するシャピロへ、返す刀で吐き捨てる。
- 「あんたを銀河に送り出すのは地球の恥だよ」
- 第3次αEDで「再度、地球追放処分を喰らったら」という仮定の話に、満更でもない反応を示した忍へ発するジョーク。
Zシリーズ
- 「何やってんだよ、忍! いつもの強がりで、こんな奴とっととぶっ飛ばしちまいなよ!」
「忍! 負けるな、忍! こんなのあんたらしくないよ!」
「あたしはしゃきっとした忍が好きだから!」
「忍…だから死なないで!! あんたが好きなの!」 - 木下に首を締めあげられ、死の淵まで追い込まれた忍に涙ながらに彼に対する思いを明かしたその時、文字通り「愛は奇跡」を起こしたのであった…。
単発作品
- 「もう遅いよ。だいたいあたしは前からこいつはなまいきすぎると思ってたんだよ。今日はその辺をたっぷりと教えてやろうじゃん」
- 64より。五飛の女性蔑視の発言に対する沙羅の台詞。
- 「……もう誰もあんたを苦しめたりしない。だから、ゆっくりとお休みよ、レラ」
- 64より。独立軍ルートのレラ死亡イベント時の締めとしての沙羅の台詞。
- 「ここにいたのかい。リリーナは気色悪いくらいに変わっちまったレディ・アンと聖女と一緒に、月へ向かうそうだよ それから地上へ降りるってさ」
- ゼクスが死んだと思い、うつろぐノインに対し。さり気なくレディ・アンへの評価が酷い。
- 「軍規ってのは味方の損害を防ぐためにあるんだよ。勝手に出てった上、仲間をピンチに追い込むような今のあんたみたいな奴が出ないようにね!」
- GC・XOで、ガンダムを勝手に持ち出して脱走した挙句、他の仲間達を迷惑をかけただけでなくピンチを招いた上に、謝意すら見せず屁理屈をこね回すアムロを一喝した台詞。アムロからは「そんな事言って結局は軍規で縛るつもりなんだ。あなた達、軍人は!」と開き直られるが、上の台詞でピシャリと否定した。沙羅もアムロの身勝手ぶりに相当頭に来ていたのだ。
- 「女がいつまでも男の言いなりになってると思ったら大間違いだよ!」
「覚悟しな、ポセイダル!あんたの野望の犠牲になった女の魂…あたしが仇を取るよ!」 - XOの49話より。アマンダラとの戦闘前会話。