海動剣

2013年5月14日 (火) 23:11時点における115.163.221.238 (トーク)による版 (→‎名台詞)

海動剣(Ken Kaidou)

  • 登場作品マジンカイザーSKL
  • 声優:浅沼晋太郎
  • 種族:地球人(日本人)
  • 性別:男
  • 所属:WSOスカルフォース・デスカプリース隊
  • 階級:特務中尉
  • キャラクターデザイン:伊藤岳史

マジンカイザーSKLのパイロットの一人。コードネームは「アモン6」。口より手が先に出る熱血直情型で、戦いを何より好む。傭兵時代においては味方からも恐れられたと評されるが、(荒っぽい方法ながら)味方や人質の救助をする場面もあり、単なる戦闘狂というわけではない。

カイザーの操縦においては格闘戦を担当し、生身の戦いにおいても刀やナイフを用いて高い戦闘能力を発揮する。 あくまで普通の人間であるが常人では操縦すらできないカイザーを乗りこなし、生身においても何十人もの兵士を物ともせず薙ぎ倒すなど、特殊な出自がある相方に引けを取らない。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦UX
初登場作品。担当声優の浅沼氏は今作品でスパロボ初参加となった。原作通り過激な台詞が多いが、彼なりの仲間達への気遣いを見せるシーンもある程度見受けられる他、ハザードミナミのような外道には激しい怒りを露わにしている。原作(OVA版、漫画版)同様「過激だが、最低限の良識と義侠心は持っている」というイメージそのままに描かれていると言える。
また、真上共々どのような状況でも「戦いたいから戦い、潰したいから潰す」というスタンスを全く変えず、戦術指揮官達やアーニーとは別の方向性で自軍を引っ張っている。そのためか、「麗しのディストピア」ではデウスエクスマキナ登場時のイベントで自軍の気力がガタ落ちする中、海動と真上だけ気力が下がらない(減少表示は出るが、実数はそのまま)。ただしこの現象は、ウイングクロス後は「海動と真上のステータスのうち高い方が実際のステータスとして採用される」という仕様によるものである可能性もある。
スキルパーツで自身の格闘術を直伝してくれるが、当然自分自身にも直伝できる。スキルパーツは真上と共有するので、どちらにとっても有用なものを優先したい。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

典型的なスーパー系と言える。真上とは格闘射撃技量命中防御回避が対になっている。
ウイングクロス時は射撃・命中・回避が真上と同値になり、万能型になる。

精神コマンド

ド根性 不屈 闘志 気合熱血
清々しいほどダメージ変動系に偏る。真上が覚醒を持っているので、熱血と覚醒を分担することでカイザーの火力も相まって凄まじいダメージを叩き出すことも可能。

特殊技能(特殊スキル)

底力 援護攻撃 全体攻撃 インファイト

人間関係

真上遼
相棒。度々いがみ合うが、戦いにおいては息の合った連携を見せる。
由木翼
スカルフォースの同僚(厳密に言うと軍の階級は、正規の中尉である彼女の方が海動より上)。
堅物な性格なので疎ましがっている。だが、OVA3巻では彼女の力量を認めるまでになった。
スカーレット・ヒビキ
上官。一目置いており、彼女が戦死したときは寂しげに「嫌いじゃなかったぜ」と語った。UXでは死亡しないためこの台詞は別のキャラに対して使用された。
ミスティ
敵に襲われた時、彼女の乗るサイコギアごと敵機をぶった斬るという無茶な方法で救助した。

他作品との人間関係

シンジロウ・サコミズ
UXで城へ殴り込みをかけた際に対峙。ガロウ・ランのようだと例えられた。
「桜花嵐」では版権主人公として説得が可能だが、内容は全く説得していない。ゲーム的にも「ハズレ」扱いになるというトラップと化している。
リチャード・クルーガー
UXにて、海動の代わりに対消滅を実行する役割を請け負い死亡する。海動は心中で前述のスカーレットに対する台詞を呟き、その死を悼んだ。
ドクターミナミ
UXにて、スクラッグ兵に改造された地球人を操るという凶行に怒りを爆発した。
ハザード・パシャ
UXでは、自分の欲のためにに他者を弄び、苦しめる彼を最も嫌っている。

名台詞

「威力はすげえんだけどよ、戻ってくるまでがまどろっこしいんだよな」
OVA1巻において、トルネードクラッシャーパンチを評した発言。通常状態のカイザーは腕を使う武装しかないので、そう思うのも致し方ないか。
UXでもトルネードクラッシャーパンチ使用時に同じようなニュアンスの台詞を言う。
「神に会うては神を斬り!」
真上「悪魔に会うてはその悪魔をも撃つ!」
「戦いたいから戦い!」
真上「潰したいから潰す!」
「「俺達に大義名分などないのさ!」」
OVA1巻において、キバにとどめの一撃を加えた時の台詞。UXではイベントでの再現に加えて牙斬刀の演出でも使われるが、とどめ演出ではないので毎回カットインとセリフが入ることになり、テンポが悪いという意見もある。
「教えてやろうか? 赤いコードをだなぁ…」
OVA2巻で重力炉のシステムに仕掛けられたトラップを解除しようとする由木を茶化すが、逆に「黙ってて!」と言われ、黙り込んでしまう。
「バ、バカ野郎……テメエがキレちまったおかげで、俺達が地獄……だ」
OVA2巻にて、逆上した真上がガランに返り討ちにされた際に。
「良いタマじゃねぇか」
事態を察しない唐吉に由木がくってかかったのを無線で傍受した際の発言。ウイングルを起動させた件も含めて、海動は由木を以前よりは認めるようになる。
海動「うおおぉぉぉ、使いじゃねえ!!」
「「俺達が、地獄だッ!」」
OVA3巻エピローグ。由木から「“地獄からの使い”さん」と茶化されたことに対する返答。
この決め台詞で、本編(OVA版)は完結する。なお、UXではエンディングでのDVEに採用されている。

スパロボシリーズの名台詞

「遊びたいから遊び」
真上「続けたいから続ける!」
「「スパロボを遊ぶのに、大義名分などないのさ!」」
UXにおけるゲーム中断時の発言。上記の台詞のパロディ。
「ガロウ・ラン…なんだそりゃ?ガンダムのパイロットか?」
UXにて、サコミズからガロウ・ランと言われた際に返した台詞。確かに似ているが違う
「そりゃあ良かったな、あばよ!」
18話IMデモで宗美を紹介された時に。そのあんまりな返答にジョウから「途中で勝手に終わらせるな!」と突っ込まれる。
「理由なんざ、どうだっていい! あの野郎をブチのめすチャンスだ!」
UXにて、「朋友-おかえり-」のイドゥン戦での発言。攻撃が全く効かなかったイドゥンにダメージを与える事に成功した時の台詞であるため、内容自体は至極真っ当なのだが、言い回しがどこかで聞いたような……
「散々俺たちに喧嘩を売っておいてよくも助けろだなんて言えたもんなあ!」
UXにて、ホウジョウ軍に襲撃され、「早く我々と助けにこんか」と自分たちに救援を求めたハザードに対していった台詞。第一部にて悪事を働いた上に自軍部隊を世界の敵に仕立て上げておきながら、何食わぬ顔して自分たちに助けを求めるハザードの態度に海動も相当腹を据えていることがわかる。
「御託並べてねえで、とっとと来な!祝福って奴をくれてやるからよぉ!」
UXにて、「蒼穹-そら-」のイドゥン戦での発言。イドゥンのセリフを文字通りぶった斬ってこのセリフをかぶせる。これほど祝福という言葉が物騒に聞こえるのも珍しい
「この、ド外道がァァッ!!」
UXにて、元々は人間だったスクラッグ兵の自我を消して生物兵器に変貌させたドクターミナミにブチ切れる。
ミナミに限らず、己の欲を満たすために人道を平気で踏み躙る人物にはこの様に怒りを露わにしている。
海動「ウダウダ悩んでんじゃねえ! 死なねえなら死ぬまでやりゃいいんだよ!!」
真上「文字通り骨の髄まで叩き込んでやる、地獄の恐怖をな!」
「リザレクション」にて、しぶとく再生を続けるティベリウスを前に二人して。このステージに限らず、全体を通してこの地獄コンビはこんな感じ。
「あいつ、やる気がねえなら帰りゃいいのによ」
UXにて、ミールと感情の板挟みに悩む来主操に対する戦闘台詞。戦闘前会話で容赦なく凄んだ後、軽い調子でこう言う。
身も蓋もない台詞ではあるものの、「戦いたくないなら戦わなければいい」という意味では他のキャラの台詞と大して変わらない。これでも一応、戦いをやめるよう海動なりに説得しているつもりなのかもしれない。
「話し合うつもりなら、道、間違ってるぜ。こっちは地獄だからな!」
ELSおよびバジュラに対する戦闘台詞。
上の台詞同様、戦う以外の道もあることも一応理解はしているようだ。実際ELSと対話できるのは脳量子波をもつ人間だけなので、物騒な内容だが正論ではある。
「それになあ、退屈なんだよ」
「みんなお手々繋いで仲良くじゃ戦う相手がいなくなるからなァ!!」
クイーン・フロンティアとの戦闘前会話にて。彼らギャラクシーはインプラントによる思考連結を目論んでいるのだが、それを拒否する理由がコレ。とことんブレない男である。
海動「けっ、そんな御託は聞き飽きたぜ! 要するに、アイツは俺達を消そうとしてるんだろ!?」
葵「ええ……だったら、答えは一つしかないわよね!!」
海動「神に逢うては、神を斬り!!」
真上「悪魔に逢うては、その悪魔をも撃つッ!!」
カリ・ユガの出現に自軍が動揺する中で。チームDの同調を受けて、二人の地獄が世界をリセットする機械の神に「地獄逝き」を言い渡す。

搭乗機体・関連機体

マジンカイザーSKL
パイロット。

余談

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