A-アダプター
A-アダプター(A-Adaptor)
アダプターとは電源装置の意味で、コンセントに付属する部品。
スパロボでは「強化パーツ」として登場し、ユニットの地形適応と武器属性がオール“A”となる。初登場は『スーパーロボット大戦α外伝』からで、以後のシリーズでも常連として登場する。
概ね地形適応と武器属性が低い“B”以下のユニットにつけるのが効果的。戦闘能力を一定の水準まで引き上げて、弱点を保護する。また、地上や宇宙でしか使えないユニットでも、このパーツをつけることで運用が可能。手に入る数は限られているが、『スーパーロボット大戦α外伝』と『スーパーロボット大戦Z』では「バザー」があるので、数十個手に入手する事が可能。『スーパーロボット大戦K』では本パーツが登場しないので地上メインのユニット達が苦労する一因になっている。
ただし、あくまでも“A”まで上げるだけなので、宇宙ならばスラスターモジュール、水中ならばスクリューモジュールなど、“S”に上げるパーツがあるなら、そちらを装備させた方が有効である。どちらかといえば、複数の地形適応が低いユニットに対して真価を発揮する。
また、移動タイプは変わらない為、空を飛べないユニットを飛ばせたりする事は不可能なほか、適応無し(-)の部分には効果を発揮しない作品もあるため、空中や水中適応のない武器を使えるようにする、という使い方も不可能なことがある。 その点においても、ミノフスキークラフトやテスラ・ドライブ、スクリューモジュールに劣る。
必要なユニット
ここでは特に必要なユニット(兵器類)を挙げる。
- 母艦
- 作品によっては対地適応が低いのでつける必要がある。
- 移動タイプは空陸だが、空の適応がBの機体
- α外伝ではダンクーガ、第2次α及び第3次αでは、キュベレイMk-IIや魚竜ネッサーなど、空は飛べるのに空の適応が低い機体に使用すると効果が高い。
- ゲッターロボ
- 何れの三形態でも一部の地形適応が低いので、これをつければ万能となる。…それはゲッターの変形の意義の一つをなくすことでもあるが。複数のメインパイロットがいることを生かし、援護攻撃を重視する場合にも有効。
- エステバリス
- ゲッターと同じく換装の意義をなくしてしまうが、扱いやすい武装のフレームを使い続けたい場合には有効。劇場版仕様の機体であれば元々汎用機であるため不要。
- モビルスーツ、モビルアーマー
- 「オールレンジ攻撃」(代表的なのがνガンダム)を主兵器とするユニットは対空と対地適応が低い。また、第2次α及び第3次αのキュベレイMk-IIは「空は飛べるが空適応はB」という性能の為、このパーツとの相性が良い。
- ウォーカーマシン
- 空と宇宙適応が低い。
- エヴァンゲリオン
- 空適応が低い。特にEVA初号機とEVA弐号機の合体攻撃「ユニゾン攻撃」は空への攻撃はできないので、かなり重要。
- オーバーマン
- 宇宙適応が低い。
- ビッグ・オー
- Zシリーズでは空中と宇宙戦に弱いので必要。
- ダイ・ガード
- ビッグ・オーとほぼ同じ。
- スコープドッグ
- 殆どの形態で機体に宇宙適応が存在せず、全ての形態で一部武器の空適応が低いので必要。
- リオンシリーズ
- 特にアステリオン(アステリオンAX)、及びアルテリオンは対地適応が低い。
関連する用語
関連する用語
- 防塵装置
- 陸適正をオール“S”とする。さらに作品によっては移動タイプに陸が追加される。
- スラスターモジュール
- 宇宙適応をオール“S”とする。
- スクリューモジュール
- 海(水)適応をオール“S”とし、さらに移動タイプに水が追加となる。
- ミノフスキークラフト
- 空適応をオール“A”または“S”とし、さらに移動タイプに空が追加となる。
- ミノフスキードライブ
- 空適応をオール“S”とし、さらに移動タイプに空が追加となり、移動力が+1または+2される。
- フライトユニット
- 空適応をオール“S”とし、さらに移動タイプに空が追加となる。
- リフターモジュール
- 空適応をオール“S”とし、さらに移動タイプに空が追加となり、移動力が+2される。
- テスラ・ドライブ
- 空適応をオール“A”とし、さらに移動タイプに空が追加となる。
- テスラ・ドライブS
- 空適応をオール“S”とし、さらに移動タイプに空が追加となり、移動力が+1される。