ピンポイントバリア
ピンポイントバリアとは、『マクロスシリーズ』の設定。
概要
マクロスが持っているバリア。艦全体に働くバリアではないが、専門のオペレーターが発生箇所を移動させて要所要所をピンポイントで守れる事からこの名前がついた。
元々はOTM(マクロス世界におけるEOTの呼称)であったが、後に発生機構が解明されてマクロス級二番艦メガロードなどに搭載された。
また、同時に小型化の技術開発も進み、スーパーノヴァ計画(マクロスプラス)では次期全領域可変戦闘機(AVF)として開発されたYF-19とYF-21の両方に小型化されたピンポイントバリアシステムが組み込まれている。ただし、出力の都合上バトロイド時しか動作させる事が出来ない[1]。
新型のステージ2熱核反応タービンを4機掛けする事により有り余る過剰出力を手にしたVF-27 ルシファーやYF-29 デュランダルでは全形態でのピンポイントバリア展開が可能になっている。
なお、マクロス強攻型はピンポイントバリアを武装にも応用しており、これをアームド艦に発生させての打撃攻撃が「ダイダロスアタック(アームドアタック)」である。YF-19やYF-21以降のバルキリー系統の機体も同様に武装転用できるようになっており、拳にバリアを発生させることでマニピュレータの耐久性を上昇させたり、ナイフにバリアを乗せて攻撃力を高めることが可能になっている。
搭載機体一覧
スパロボにおける扱い
SRWではバリア系の特殊能力として再現。いずれも原作同様にバトロイドやガウォークでしか起動しない。
『第3次α』では他のバリアと同じく効果が小さくなったが、代わりにダメージ軽減タイプになっている為、一概に悪くなったとも言えない。底力を発動させるのに有効。ただし、元々がリアル系なので、それが活きる機会は少ない。
2024年現在、強化パーツとして自由に後付けできるのは『α』のみ。
ルシファーとデュランダルは他モードでも起動可能な設定が反映されていない。また、VF-11MAXL改も起動できるはずだが再現されたことがない。
登場作品と効果
作品 | 効果 | EN消費 | 気力条件 |
---|---|---|---|
α・α外伝 | 1800まで無効 | 5 | 110 |
D | 1500まで無効 | ||
第3次α | 1000まで軽減 | 10 | |
L | なし | ||
第2次Z | 5 | ||
UX |
脚注
- ↑ マクロスFの小説版では「VF-19ではエンジン出力の70%以上をPPBに回さないといけないため、着地出来るバトロイド以外では使用できない」というニュアンスの記述がある