カークス・ザン・ヴァルハレヴィア

2023年9月4日 (月) 00:47時点における2400:4153:380:ce00:a45c:6e1e:f1fa:2fae (トーク)による版 (誤字修正)

カークス・ザン・ヴァルハレヴィアは「魔装機神シリーズ」の登場人物。

カークス・ザン・ヴァルハレヴィア
外国語表記 Kirkus Xan Valhalevia
登場作品

バンプレストオリジナル魔装機神シリーズ

声優 玄田哲章
デザイン 河野さち子(リファイン)
初登場SRW スーパーロボット大戦EX
SRWでの分類 パイロット
ラストボス
テンプレートを表示
プロフィール
種族 ラ・ギアス人
性別
年齢 49歳
職業 戦士
所属 神聖ラングラン王国→カークス軍
軍階級 大将
テンプレートを表示

概要

神聖ラングラン王国の将軍で、バゴニア方面軍の司令官。また、戦士階級の名家、ヴァルハレヴィア家の当主であり、レミア・ザニア・ヴァルハレヴィアザシュフォード・ザン・ヴァルハレヴィア姉弟の父親でもある。

地上人が大量召喚されてしまったのを機に勃発した「春秋戦争」の中心人物の1人である。

人物 

口周りを覆う口髭が目立つ大柄な男で、その風貌からも「将軍」としての威厳と風格を漂わせる人物。しかし、春秋戦争以前は、気の抜けた言動や行動が目立ち、周囲からは家柄のみで将軍になったと揶揄され、セニア・グラニア・ビルセイアには「昼行灯」と陰口を叩かれる始末となっていた。

しかし、彼を推薦した王子フェイルロード・グラン・ビルセイアは、「超魔装機計画」を立案するといった切れ者としての素質を見せていた点から、将軍としての能力を高く評価しており、以前よりただの昼行灯ではないと感じていた模様。事実、シュテドニアス連合国によるラングラン王都襲撃事件後に挙兵した後は、シュテドニアスによって大半が占拠されたラングラン王国を半分以上まで取り返すことに成功、元将軍としての面目を保った。また、ラ・ギアス人ながらも魔装機の操縦者としての優秀な素質も持ち合わせ、搭乗者によっては魔装機神に匹敵する性能を持つとされる魔装機ガルガードを使いこなしており、後にそれをも大きく凌駕する超魔装機のエウリードにも搭乗し、その性能を遺憾無く発揮している。

だが、そういった功績や身につけた自信は、カークス自身の軍人としての才覚のみならず野心までも目覚めさせてしまう事態となり、ラングランはシュテドニアスの侵攻のみならず、同じラングランの軍人同士での武力衝突へと突入してしまう事態となってしまった。

ただし、ザッシュに協力し離反した部下こそいたが、自身が敵対していたシュテドニアス軍やヴォルクルス教団とまで手を組んでもついて来てくれた部下がいる様に、兵士達からは強く慕われ、カークスも自分に尽くしてくれた兵士達に報いる為に最後の瞬間まで戦い続けた。

来歴 

魔装機神LOE第一章 

マサキ・アンドーがまだラ・ギアスに召喚されたばかりの当時、カークスはまさに「昼行燈」といった有様で、将軍としての職務も最低限の事しかしない等、やや平和ボケとも言える有様であった。一方で、「超魔装機計画」を立案する等、ラングランだけでなくラ・ギアス全体に大きな危機が訪れる事は、軍人として真剣に考えていたようだが、普段の振る舞いからこの当時は人望を得られなかったのか、計画は白紙撤回される事になっている。なお、この件に関しては、左遷が決定した後にフェイルにそれなりと話していた点からも、相当根に持っていた事が伺われ、実際にカークスは計画を秘密裏に続行させ、春秋戦争の終盤時にて超魔装機のエウリードを完成させている。

EX、第2次OG

カークスは独自の解放戦線を率いてシュテドニアスと戦い続けており、魔装機神操縦者の一人であるホワン・ヤンロンリューネ・ゾルダークを始めとする地上人達の戦力の協力を借りる形で、シュテドニアスを相手に善戦を続けていく。しかし、ここに来てカークス自身のフェイルを中心とする王都側への不満が爆発したのか、野心家としての顔を覗かせ始め、やがてはラングランのみならず、ラ・ギアス全体の世界制覇を望む様になってしまう。

遅れて挙兵したフェイルとは互いにラ・ギアスに戦乱が続くことを憂慮していたが、かつて推薦してくれた王子には恩義を感じつつも、「統制力に欠ける」として彼を指導者として認めようとせず、対シュテドニアスの軍事同盟を結ぶ条件として、「第3位王位継承者テリウス・グラン・ビルセイアをラングランの王位に就かせる」という要求を飲ませる[1]。これはテリウスを傀儡の国王とする事で、ラングランの覇権を握ろうという目論見からであったが、戴冠式直前にて、肝心のテリウスが逃亡してしまい、急遽偽物のテリウスを用意して戴冠式だけでも済まそうとしたが、些細な事からフェイル側にはテリウスが偽物である事実に気付かれてしまう。その後、自らの事情でテリウスの存在を欲していたシュウ・シラカワ等の暗躍により、テリウスは連れ去られてしまい、更にはフェイル側にその状況を見られてしまった事から、もはやテリウスの王位への即位が成立しなくなってしまう。

焦ったカークスは、急遽ラングランの王都への侵攻という暴挙を実行するも、実質祖国への反逆行為であった為、実行前に息子のザシュフォードを始めとする何人かの兵士達には脱走されてしまい、フェイル側についていた地上人達の力を甘く見過ぎたせいもあり、ラングラン王都への侵攻作戦も失敗。自身の軍を大幅に失ってしまう事態となった。完全に追い詰められたカークスは、ラングラン領土に残っていたカンツォート・ジョグ率いるシュテドニアス軍の特殊部隊のみならず、魔神官ルオゾール・ゾラン・ロイエル率いるヴォルクルス教団とまで手を組んで力に固執する様になり、遂には自身が推し進め密かに計画を続行させていた超魔装機計画によるエウリードまで持ち出し、あくまで武力による覇道を歩むことに拘った。カークスにしてみれば自らに従い散っていった兵への責任を全うしたい気持ちだったのだが、それらは協力関係だったヤンロンやリューネ、息子のザシュフォードにも完全否定され、最期はエウリードと共に散る。

別れ際、ザシュフォード・ザン・ヴァルハレヴィアに娘のレミアと母を守るよう伝えた。一方で、自らの死後に秘密裏に隠していたエウリードの同型機がシュテドニアス軍に回収されてしまい、開発された国家であるラングランに牙を向く事態となる等、新たな災厄も残してしまっている。

登場作品と役柄

魔装機神シリーズの登場人物であり、残した影響も非常に大きな人物ではあるのだが、シリーズ本編のみではあまり人柄を窺い知ることはできず、『EX』あるいは『第2次OG』の方が出番が多いという珍しい立場である。

旧シリーズ

スーパーロボット大戦EX
初登場作品。マサキの章ではフェイル王子に背く逆賊といった役回りなので、移動要塞に乗った彼と戦う場面がある。
リューネの章では仲間のヤンロンがカークスの協力者の為、マサキの章では見えなかったカークス側の立場というものが書かれる。ガルガードに乗ってスポット参戦するが、後に袂を分かち、ラストボスとして立ちふさがる。彼自身の能力より、エウリードの性能が厄介。

魔装機神シリーズ

スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
第一章では昼行燈時代の姿を見ることができる。第一章後半では、一連の邪教徒によるラングラン王都への襲撃の責任を取らされる形で西方の辺境カラタミーフィ州へと左遷されるが、このおかげで第一章最後のシュテドニアス連合国によるラングラン王都襲撃事件には巻き込まれなかった。もっとも後のことを思えばこの事が彼の運命を狂わせたともいえそうである。
第二章ではプロローグで登場。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
姓の表記が「ヴァルハレヴィア」に変更された。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
娘のレミアが登場したことで、彼にまつわる話がいくつか登場する。ポーシャアハマドなど彼の功績を評価する者も少なくないことが解る。

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
主な流れは『EX』とほぼ同じだがフェイル軍の状況を察して彼から同盟を持ち掛けている。マサキルートで戦う際にも2回行動を持っており、移動要塞に乗っていながらあっという間に自軍に迫ってくる。リューネルートではガルガードでスポット参戦後、エウリードとヴァルシオンを持ち出して決戦を挑んでくる。今回はザッシュを撃墜してもイベントは発生しない。
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
シナリオデモに登場。

パイロットステータス

精神コマンド

第2次OG
ド根性必中気合不屈熱血、信念(ツイン)

特殊技能(特殊スキル)

第2次OG
指揮官L3、2回行動底力L6、気力+ (ダメージ)ガード
敵対時。

エースボーナス

「HP30%以下になると気迫がかかる」

パイロットBGM

「熱風!疾風!サイバスター」(EX)
「ARMAGEDDON」(EX)
敵対時。
「終わりなき戦い」(第2次OG)
「迫り来る敵」(第2次OG)
敵対時かつエウリード搭乗時のみ。

人間関係

魔装機神シリーズ

レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア
長女。ザシュフォードの台詞からも、弟以上に父親似の気性の持ち主の模様。
ザシュフォード・ザン・ヴァルハレヴィア
息子。母譲りの父に似つかない風貌と子供っぽさが残る少年。気性は父親に似て一途で頑固であるらしい。片思いを抱いているリューネとの出会いが父との確執を生むが、最期は父からの願いを受け取った。なお正史ではないが、条件次第では『EX』においてカークスが彼を(不慮の事故とはいえ)手にかけるという結末も存在する。
フェイルロード・グラン・ビルセイア
カークスを推薦したが、引責による左遷までは止められなかった。彼の政治力の限界、自身の超魔装機計画の立ち消え、有事対応の遅れ、結果的には無軌道な地上人召喚など、考えてみればカークス側の不満材料は山積みなので、彼への恩義とは別に王室そのものを軽蔑する象徴となったのかも知れない。フェイル側の秘事をどれほどカークスが察していたかは不明だが、テリウスを担ぎ出す頃にはフェイルが王に値しない旨を婉曲ながら直にぶつけている。
ちなみに、カークスの姪がフェイルロードの乳母を務めていた設定があり、加えて魔力テストの失敗とその後の修行を知っていたことは明言している。LOE一章では別れ際にフェイルロードの体調を気遣う発言もしており、健康面に問題を抱えていることは察していると思われる。
しかし考えは異なれども、シュテドニアスをラングランから駆逐し、ラ・ギアスに安定を取り戻したいという思いは一緒だった。フェイルは切実な事情を抱えており、それ故に最後は力に訴える行動を取り、カークス同様魔装機神によって止められることになる。
テリウス・グラン・ビルセイア
動乱の中で保護し、王位に就けさせて傀儡化しようとするも失敗。影武者を立てて戴冠式を強行した挙げ句、逃亡される。追っ手を放つも、身柄はシュウに奪われた。
簡単な通信や映像の見た目ではフェイルやセニアにも見破れない影武者だったようだが、戴冠式ではボロを出しているあたり、内心の理解度は十分でなかった模様(とはいえ、見抜けたのは一般的には一切知られていないテリウスの母ナタリアの事情をテリウスから聞いていたフェイルだけだった事を考えるとやむを得ないところもある)。
ホワン・ヤンロン
ラングランを取り戻すべく協力関係にあったが、彼の与り知らぬところで起こっていたカークスの暴走を止めることはできなかった。最後は魔装機神操者として彼の業を払う。
リューネ・ゾルダーク
『EX』ではヤンロンと共に行動していた。真っ先にカークスの矛盾を看破、リューネの父たるビアンに似ていると指摘した。もっとも、地球を守るという大義に二心はなく、そのためならば自らが逆賊として討たれる事も辞さなかったビアンと、大義名分を掲げつつも自身の野望のために戦うカークスではかなり差があるが。
アハマド・ハムディ
直接の会話シーンは無いが、春秋戦争当時はカークス軍に所属しており、カークスを高く評価していた。ちなみに声優が同じである。
ゴドル・ノーランド
シュテドニアス連合軍の軍人。『EX』では何故かカークスの伝言をフェイルに伝える役として登場。『第2次OG』ではこの役割を受けてか戦いに敗れた彼を虐待することなく丁重に遇した。駐在武官としてラングランに詰めた時代に知遇を得た模様。
ルオゾール・ゾラン・ロイエル
ラングラン王都壊滅に関わった邪神教団の指導者であり、彼の目的を知りつつ利用する。
カンツォート・ジョグ
シュテドニアス連合軍の軍人。ラングラン侵攻作戦失敗後も、母国へ撤退する事無くラングランの領土に残っていた事から、ルオゾールを仲介人にして彼とも結託していた様だが、結局は協力関係を結べないまま終わった。
リカルド・シルベイラ
直接の関わりはないが、『第2次OG』ではミオザムジードと交戦する際に、彼の名を呟く。エウリードにザムジードのデータが使われている点を考慮すると何かしらの関わりはあったのかもしれない。

OGシリーズ

スレイ・プレスティアラセリ・ガルシア
『EX』におけるラカンとヤザンの立場で登場。
ラテル・アクロスミラ・ライオネス
配下の魔装機操者。逃げたテリウスの追っ手となる。将軍として一定の信望は寄せられていたようだが、カークスの「革命」意識や執念の有り所とは畑が違った模様。
レスリー・ラシッド
配下の魔装機操者。逃げたテリウスの追っ手の1人。ある意味ラテルやミラより忠実な配下だったのだろう。

版権作品との人間関係

ラカン・ダカランヤザン・ゲーブル
地上に返すことを条件に傭兵として使っていた。

名台詞

戦闘台詞

「その頑固なところは母親に似たか……いや、私かもし知れんな。だとしたら、因果なものよ……!」
ザシュフォードとの対峙で(第2次OG)。
「この力があれば、何も恐れるものは……ない!! どんな悪にも屈することなく! 正義を貫けるのだ!!」
「ハイパービームキャノン」使用時(第2次OG)。玄田氏の熱演が光る。

旧シリーズ

「ザッシュ! 何をちゃらちゃらとナンパなんぞしとる。男ならガツーンといけ、ガツーンと!」
息子ザッシュとリューネの初対面時。PS版ではDVEであり、この時ばかりはさしものカークスも調子が軽い。
「それに正直を言えば、私とて野望はある。この混乱の中で、自分の力がどこまで通用するのか見てみたいのだ」
フェイルが生きていることを知ったヤンロンに追及するのだが、ここに来てカークスは自らの野心を語る。しかし…。
「無茶だと言うのは私もわかっている。だが、私は夢をすてきれなかったのだ。私の手でラングランを、そして、ラ・ギアスを統一すると言う夢を」
そして、自分の野心を推し進めるためヤンロンらに協力をするよう頼むが、リューネは父ビアンと同じと真っ向から反論する。
「ザッシュ…わかってくれとは言わん。だが、わしより先に死ぬ事だけは許さん…」
ヤンロンと別れた後、父である自分の方針に異を唱える息子を最前線より遠ざけようとした一幕。PS版ではこれもDVE。
「革命に血はつきものだよ。犠牲をおそれていては何もできん」
力に固執するカークスはエウリードを持ち出してまで野心を捨てきれなかったようだが、リューネからは「犠牲なしじゃ何もできないって言ってるのと同じ」と指摘される。
リューネ「おっさん、あんた、やりすぎたよ!」
カークス「く…何をあまいことを!」
ヤンロン「将軍、あなたって人は!」
カークス「ここは…戦場なのだ! 戦士が戦場で命をかけるのは当然の事! ザッシュとて…例外ではない!!」
ザッシュ死亡後のリューネ、ヤンロンとの戦闘前会話。上の会話を経た後で図らずも自分の手で自分の息子を犠牲にしたカークスに対し、リューネもヤンロンも怒りを見せる。
「わしより先に死ぬ事だけは許さん」という願いも他ならぬ自分の手で握り潰してしまったことにカークスもまたショックを受けており、リューネやヤンロンへの反論もどこか自分自身に言い聞かせているかのような響きがある。
「いまさら…そんな恥さらしな事ができるか…ザッシュ…母さんとレミアを頼む…」
カークスの遺言といえる言葉。この言葉を重く受けとったザッシュは一人修行に励むことなる。
「こ…ここまでか…やはり、私には世界の命運は重すぎたようだ…ザッシュ…煉獄では、お前と会えそうにも…ないな…」
ザッシュ死亡時の撃墜時の台詞。

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL

「はあ……お、もう昼飯の時間ですな。では、私は失礼して外食してまいります」
シナリオ「背教者」から。まだ野心が開花するまえのカークスの調子。言葉も力強くなく平和ボケしているように見える。職務は全うしており、フェイルの期待には応えているが…。
「いやいや、ごもっとも。ま、私には将軍などと言う位は、重すぎるのです。のんびりやらせてもらいますよ」
「まあ、心残りがあるとすれば、白紙に戻された超魔装機計画ですかな」
「あれが実現しておれば、魔装機神よりも確実に、魔神に対抗しうると、今でも思っておりますよ」
「では、殿下もお元気で。お身体には、くれぐれもお気をつけて」
王都壊滅前にフェイルと直接顔を会わせた最後の場面。左遷されたにも関らず穏やかな言動をみせるカークスに対してセニア王女は呆れをみせて隠さなかった。しかし、フェイルだけは彼から鬼気迫る何かを微かに感じ取っていた。

OGシリーズ

「貴公の命は私が預かる。この戦争が終わった後で、働いてもらおう」
「ラングランとシュテドニアスだけでなく……ラ・ギアス全土に秩序と平穏をもたらすためにな」
『第2次OG』でゴドルを説得した際の言葉。これを見たショーンはカークスの評価を改めている。
カークス「ふっ……ここで私が生き延びるなど……私のために命を懸け、死んでいった兵達に申し訳が……立たぬ……いずれにせよ……もう遅い……脱出装置は……壊れている……無論、使うつもりもなかったがな……」
ザッシュ「こ、ここで死ぬなんて、卑怯だよ!力づくでも、僕は父さんを!!」
カークス「来るな、ザッシュ……母さんとレミアを……頼む……」
『第2次OG』での別れの言葉。デュラクシールと違いエウリードの脱出装置は取り外されていなかったが、カークスの信念上最初から使う意思はなかったようである…。旧シリーズやメモリアル・デイの時と違いかなり悲壮感漂う最期となった。

迷台詞

リューネ「覚悟しな、おっさん!」
カークス「そんな物言いでは、ヨメのもらい手がなくなるぞ、お嬢ちゃん!」
リューネ「よけいなお世話だよ!」
ザッシュ「ぼくがいるよ!」
カークス「何だと!?」
決戦シナリオにおけるリューネとの戦闘前会話。何をそんなに驚いているのか。

搭乗機体・関連機体

ガルガード
彼が使っていた魔装機で、後に息子のザッシュに引き継がれる。
ソディウム級移動要塞
マサキの章では自ら前線には出ず指揮官として戦う。
エウリード
自身が推し進めていた「超魔装機計画」の機体。…後にエウリードがシュテドニアスに回収され、あろう事か量産までされてしまう事態になったのは、カークスにとっても想定外であったに違いない。

脚注

  1. 劇中の台詞からも、カークスは「フェイルが召喚システムを暴走させ地上人の大量召還を招いてしまった」という大失態を犯してしまった事実を知っており、この事も脅迫材料になったと思われる。