オペレーション・スターゲイザーとは、『マクロス7』に登場する作戦。
概要
「マクロス7船団」の船団長マクシミリアン・ジーナスが立案した作戦。
マクロス7船団を襲うバロータ軍を組織するプロトデビルンらを駆逐するのが目的。
プロトデビルンの物理的破壊力は星すら破壊することが判明したため、地球の統合軍本部に対処を委ねた。しかし、本部の返答は船団単独で解決せよというもので、反応兵器も使用許可するというものだった。マクロス7船団の艦長会議において、如何なる作戦シミュレートでもプロトデビルンに対抗することはできず、マックスの作戦提案「オペレーション・スターゲイザー」が採用された。
作戦の内容は「少数精鋭による奇襲突撃」で、「反応兵器で覚醒してないプロトデビルン本体に打ち込む」。ただし、作戦の成功確立は0.0001%、生存率ゼロというもの。人員は「志願者のみ」「独身者」で、犠牲者の遺族にも配慮している。参加人員は約40名(内、当初よりミレーヌ・フレア・ジーナスは外されたが独断で合流)、指揮はマックス自ら舵取り。
作戦のシミュレート・オペレーションは設置砲台を躱すべく狭い峡谷を抜け、さらにプロトデビルン眠る洞穴内部の空間「コードネーム・ポーラスター」までバルキリーで潜入する。シミュレートのバイザーはかつてバロータ第4惑星の特務調査隊所属したイリーナ・早川(彼自身も参加)。
実行部隊は「ダイヤモンドフォース」「エメラルドフォース」「サウンドフォース」など船団の切り札を含むバルキリー小隊37機(後述、マックスの機体は実質含まれてない)で実施。部隊名は作戦名に因み「黄道十二宮」。スペース・フリゲート艦によるフォールドで地表に転移し、バルキリー小隊が突入した。しかし、37機中28機が撃墜し、この時点で実質作戦成功不可能となった。そのためマックスはあらかじめ味方の艦2名のみに知らせていた「ブルーゲイザー」を実行。各星座の戦力が十分の一以下の場合発動すると決められていた「ブルーゲイザー」とは、マックスのバルキリー単独で洞穴寸前へフォールド(フォールド・ブースター使用)し、ポーラスターに向かい覚醒してないプロトデビルンに反応兵器を打ち込む、という「オペレーション・スターゲイザー」を単独で行うものだった。果たしてマックスはプロトデビルンに反応兵器を打ち込むことに成功したが、そのプロトデビルンは既に意識のみ覚醒したゲペルニッチであり、ゲペルニッチの念力で打ち込んだ反応兵器をフリゲート艦に転移し爆発させられる。脱出手段のフリゲート艦も失い、作戦失敗となった。
生き残ったメンバーはマックスの指揮により敵陣から脱出成功する。作戦は失敗したが、今までの一回の戦闘で50人以上は確実に戦死している状態からすれば最低限の犠牲で済んでいる。
関連作品
何れの作品でも必ず失敗している。
- スーパーロボット大戦D
- 原作を超えたメンバーで、アムロ・レイやシャア・アズナブルら宇宙世紀の最強エースが参加している。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 此方の場合、戦略兵器クラスに相当するガンバスターも参加している。しかし、ガンバスターの場合、地表では本来の性能の半分も引き出せないので、ある程度の自重が掛かっている。