『ポプテピピック』は神風動画制作によるテレビアニメ作品。
ポプテピピック | |
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外国語表記 | POP TEAM EPIC[1] |
原作 | 大川ぶくぶ |
監督 |
シリーズディレクター 青木純 梅木葵 |
シリーズ構成 |
青木純 木戸雄一郎(POP TEAM STORY) |
キャラクターデザイン |
青木純 梅木葵 |
メカニックデザイン | 大張正己 |
音楽 | 吟(BUSTED ROSE) |
制作 | 神風動画 |
放送局 | TOKYO MXほか |
放送期間 |
2018年1月 - 3月 TVSP:2019年4月1日 |
話数 | 全12話+TVSP2話 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
概要
竹書房が運営するウェブコミックサイト「まんがライフWIN」にて連載される大川ぶくぶ原作の同名漫画をアニメ化したクソアニメ(公式)。不条理ギャグ4コマ漫画である原作をアニメ化するにあたって、一般的なアニメ作品の常識にとらわれない実験的な手法を多く用いて話題となった。
一部の話を除いて複数のショートストーリーを繋げるオムニバス形式で進行するが、30分の放送枠の内前半15分で話は終了し、後半は「再放送」と称し同じ内容をリピート放送するという異例の形式が採られている。また主人公2人の声を毎回異なる声優が演じるというリレー形式を採用しており、更に前半と後半でも声優が変更されている。配役には他作品での共演等で互いに縁のある声優が選ばれているのも特徴。このスタイルにより同じ話でも声優ごとの演技の違いを楽しめるのが本作の魅力の一つとなっている(なお、再放送では一部ネタや結末が変更されている場合もある)。
放送終了から1年後にTVスペシャルが放送。オープニングアニメの監修等を大張正己氏、キャラデザインをことぶきつかさ氏が担当した、本編とは何の関係も無いロボットアニメ風オープニングが制作された。スパロボへの参戦もこのオープニングネタを元にしており、参戦に際して大張氏により新たに設定が起こされたとの事。
2021年10月から再放送がスタートしたが、主人公2人の毎回の声優がさらにシャッフルされている他、演出にも差異が見られている。
2022年10月からは第2期『ポプテピピック TVアニメーション作品第二シリーズ』が放送された。
ストーリー
暗闇は無く、無知があるのみ。 - ウィリアム・シェイクスピア - (原作漫画及びTVアニメ公式サイトより)
登場人物
登場メカ
楽曲
- オープニングテーマ
-
- 「last sparkle」
- 作詞 - 吟(BUSTED ROSE) / 歌 - 上坂すみれ
- TVSP第13話オープニングテーマ。本編とは関係ないロボットアニメ風の映像となっている。
- 『X-Ω』ではイベント「地上の星々が紡ぐ叫びと祈り」にて原曲がクエストBGMに採用されている。
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初参戦作品。2019年10月のイベント「地上の星々が紡ぐ叫びと祈り」期間限定参戦。『機神咆吼デモンベイン』との同一イベント参戦となり、『デモンベイン』側のシリアスなストーリーとクロスオーバーしつつも、原作漫画版やアニメ版にも劣らない程のカオス且つ衝撃的なストーリー展開が描かれた。
余談
- 出版元である竹書房を「指定暴力団竹書房」と名指しし、喧嘩を吹っ掛けるスタイルを取っている。
- 竹書房側もノリノリでやっているらしく、竹書房の案内看板に本作のコマを引用して載せている。
- 作者の大川ぶくぶ氏も本作については「竹書房で連載させてもらった『ミッソン インパッセボーゥ』については相当無理を通してしまったため、今回は竹書房が好みそうな作品にした」と明かしている。ちなみに描いてて一番面白くない作品でもあるらしい。
- 劇中でポプ子が両手の中指を立ててファックサインをするシーンがあるが、アニメではモザイク処理が施されており『X-Ω』では謎の光で隠す処理が施されている[2][3]。
- 第1話ではアイドルアニメ風の『星色ガールドロップ』というフェイクアニメが放送されたのだが、公式サイトのURLも http://hoshiiro.jp/ となっているなど、本気度の高いネタとなっている。
- 本作では各話の〆に、第1話以降本編には登場しない『星色ガールドロップ』の次回予告が行われているが、本作自身の次回は何も予告されていないため、次回予告が全てフェイクという珍事になっている。
- 『星色ガールドロップ』は元々漫画のWeb連載が再開する時、第1話のフェイクネタとして開始され、最後にポプテピピックになるという原作ネタで使われた劇中劇の一種であった。
- 後にアンソロジーコミックという形で『星色ガールドロップ』の単行本も出版されている。
- アニメ版におけるショートストーリーの中でも、『ボブネミミッミ』は担当のAC部の作風が色濃く表れており、意図的に作画崩壊させ、原作の話を再現しつつネタを広げるという手法で独特の中毒性を持っており一部で人気を博した。
- 本作には多数のパロディが含まれているため、アニメ化するにあたって責任の所在を明確にするために製作委員会方式ではなくキングレコードの単独プロデュースとなっており、スポンサードについてもキングレコードによる一社提供となっている。
- 原作では『第4次』の戦闘アニメを再現したネタを行っている。
- 本作のスパロボへの参戦について、作者の大川ぶくぶ氏は「素直には喜べなかった」と打診された際に困惑した事を明かしている。そもそもロボット作品でもなんでもないのでこの反応は仕方がないが。
- 困惑したのは原作だけでなく、制作側の寺田貴信氏を以てして、参戦にあたり個人的に最も頭を抱えてしまった事例として本作を挙げている[4]。G-BARIの設定や顔出し出演ネタなどは寺田氏が、『機神咆吼デモンベイン』とのコラボはライターが発案し、関係者の理解もあって何とか実現できたとのこと。
商品情報
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