神勝平
神勝平(Kappei Jin)
『無敵超人ザンボット3』の主人公。ザンバード(ザンボエース)、及びザンボット3のメインパイロット。
神北兵左衛門によって睡眠学習を受けさせられており、ザンバードの操縦をマスターすると同時に、戦闘に対する恐怖心を取り除かれている。
ガイゾックが地球を襲うまでは、駿河湾の港町で網元の次男坊として育つ。地元では札付きの悪ガキで、バイクを無免許運転したり、香月と過激なケンカをくりひろげたりしていた。
子供ゆえデリカシーに欠ける言動が多く、何かと生意気に見られがちな問題児ではあるが、自分に非がある場合は憎まれ口で本心を隠しつつ自省するなど、素直になれないだけで本質的には困った人を放っておけない人情家である。
守るべき対象である地球人から、「神ファミリーこそ災いの元凶」と徹底的に批難され苦悩するが、戦いを通して徐々に人々からの信頼を勝ち得ていき、戦士として、人間として大きく成長を遂げてゆく。
親しい友人や仲間、そして肉親までも失いつつガイゾックとの最終決戦に勝利し地球へと帰還。コンピュータドール第8号との対話で自己の存在意義を揺さぶられ、心に深い傷を負った勝平は出迎えた香月やミチらが見守る中、静かに目を覚ます。
スパロボシリーズにおいて
主人公としては年少である為、弟分的な立ち位置で描かれることが多く、同年代のキャラクターとの絡みも多い。
TV版の勝平を演じた大山のぶ代氏による音声収録は現在のところ行われておらず、音声が無い作品での参戦がしばらく続いた後に、代役として坂本千夏氏が起用されて現在に至っている。
大山氏が音声収録を行わない理由について公式に明かされたことはなく、出演ギャラが高額である、代表作とも言える『ドラえもん』以外の声はあてない方針をとっている(勝平には当てはまらないが、ドラえもんのような声でというオファーはすべて断っていたことは大山氏自身が明かしている)、残酷な描写が存在する『ザンボット3』を嫌っている、といった諸説がある。ただし『ザンボット3』を嫌っているという説については、最終回における後述のアドリブ台詞の存在や、自身で後年に印象に残った役として勝平を挙げるなどしており、否定的な見方をされている。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦
- 初出演作品。原作の再現の為か、複数系のスーパー系にしては幸運持ちがいないので、とどめ役を任せにくい難点があるものの、スーパー系では比較的二回行動が早い。EDでは、催眠学習効果が切れて、普通の生活に戻るが相変わらず勉強そっちのけで遊んでいる。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 他作品の主役級のキャラに声が付いた中で、明確な事情で音声収録が行えなかったデューク・フリードと共に声が付かなかったため、様々な憶測を呼んだ。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- 途中で抜けるため育成不要。活躍は二部で。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- 主力のスーパー系となる。ザンボットの分離形態では「若い反射神経」が必要とされるという設定からか、NT系エースクラスと同等の反応値を誇る。ド根性、気合、熱血を必修する。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- シーン3にてガイゾックとの決戦が用意されている。第2部から能力の変化はなく、精神コマンドもド根性、気合、熱血を担当する。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 代役として坂本千夏が声を担当。シナリオ的にはあまり悪ガキっぽさや口の悪さは強調されておらず、「元気で威勢のいい少年」という印象が強い。他作品のキャラにも「○○の兄ちゃん(姉ちゃん)」と懐く事が多い。今回ザンボット3が単体での火力が乏しく、合体攻撃を持たない為軽視されがちだが、勝平が援護攻撃により使い勝手が劇的に向上する。近距離にはムーン・アタックで、遠距離ではイオン砲の援護攻撃で活躍する。惜しむらくはイオン砲を使うのに射撃が高くない事か。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- シナリオが歴代で最もイベントが多い。地元の人から迫害され、友達が人間爆弾にされるなど、かなりザンボットの会話やイベントなどがある。条件次第では人間爆弾イベントを回避できる。ifストーリーはスパロボの醍醐味でもあるのでなんとか、このイベントを回避させてあげたいものである。またゼウスが二つに分かれ戦わされた際、バルディオス以外のキャラでは、一番ひどい言葉をマリンに浴びせてしまう(後述)。スポットとはいえザンバードに搭乗できるのは64以来。
- スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
- 第2次スーパーロボット大戦Z(破界篇/再世篇)
- 破界篇中盤の暗黒大陸ルートで、ZEUTH組の先陣を切って登場する。直前までアキ達と釣りを楽しんでいたとの台詞から、前作で彼女が爆死を免れたルートが正史となっている事が窺える。
- また、ガイゾックとの戦いで乗り越えた経験で、親しかった人を失った人物に対して励ます気遣いが見られる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 最終回まで生き残ったからか、最後に幸運を覚える。今回は「若い反射神経」が必要とされるという設定は生かされておらず反応は平凡。他の能力も格闘以外ぱっとせず、サポート回数も1止まりと不遇な能力。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 幸運を使うと不屈も追加される、「不幸」なエースボーナスが付いた。声優は代役の坂本千夏が引き続き担当している。IMPACTでは見送られた合体攻撃も実装されている。
- スーパーロボット大戦R
- 現代編では「ザンボット3操縦者で唯一の生き残り」として名前のみ登場。何処かで荒事から遠い生活を送っている模様。
過去編では小学生同士、出雲銀河など電童のメンバーと絡む事が多い。幸運はなくなったが、覚醒を覚える。射撃値は低めなので追加武器のイオン砲を選んでもらえないことが多い。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- リンクバトラーをリンクすると参戦。そのため、序盤からザンボットと共に仲間にする事も可能。万丈との合体技もあり、宇宙適性もA(当時は地形適応 宇宙Bのスーパー系が多かった。)なのでステージを選ばず活躍できる。
パイロットステータスの傾向
能力値
睡眠学習で鍛錬を積んだからなのか、格闘以外の数値は低い傾向にある(Zでは、成長パターンのおかげでかなり能力が高くなる)。防御もスーパー系にしては頼りない数値で、技量に至っては主役キャラの中でもかなり低い部類に入る。そのため、クリティカルヒットを喰らいやすく、打たれ弱い。近年の作品なら、パイロット養成が可能なため防御や技量を上げるなどして、防御面の不安さをなくすような育成も視野に入る。また、パイロット養成が出来ない頃はザンボットがイオン砲を使用できても射撃が低いため有効に活用できなかった。
精神コマンド
主に熱血と気合の担当となる。気合ばかり使いすぎると熱血に回すSPが無くなってしまう点には注意がいる。
- 第4次(S)
- ド根性、熱血、必中、気合、覚醒、愛
- リンクバトラー
- 気合、鉄壁、熱血、ド根性、覚醒、挑発
- 64
- ド根性、熱血、気合、鉄壁、挑発、覚醒
- IMPACT
- ド根性、加速、狙撃、熱血、気合、幸運
- A(A PORTABLE)
- ド根性、鉄壁、気合、熱血、信頼、幸運
- R
- ド根性、不屈、気合、熱血、信頼、覚醒
- Z
- ド根性、気合、加速、熱血、絆
- 第2次Z
- ド根性、気合、加速、友情、熱血、勇気
特殊技能(特殊スキル)
底力は高いレベルまで育つ傾向にある。イオン砲のある作品では援護攻撃がかなり役立つ。
小隊長能力(隊長効果)
- 小隊全員に「気力+ (ダメージ)」の効果
- Zでの隊長効果。
固有エースボーナス
- 反撃時の与ダメージ1.2倍
- 第2次Zでのエースボーナス。
パイロットBGM
- 「行け!ザンボット3」
- オープニングテーマ。
人間関係
他作品の人間関係
スーパー系
富野作品
- 破嵐万丈
- 勝平に対するよき兄貴分であり、憧れの存在。
ダイナミック系
- 兜甲児
- 兄貴分として彼を慕っているのだが、時折彼のオツムを容赦なく馬鹿にする場面もチラホラ。
- デューク・フリード
- IMPACTでは「宇門の兄ちゃん」と呼んで懐いていたが、Zではみんなに憎しみで戦ってはいけないと言われ、カッとなりきつく当たってしまう。
- 兜甲児 (真マジンガー)、弓さやか、流竜馬 (OVA)、神隼人 (OVA)
- 第2次Z 破界篇では自分達の世界の彼らについて言及しようとするも、「平行世界のマナー」を思い出し話を打ち切る。
その他のスーパー系
- 三輪防人
- Aにてザンボット3を接収しようとした彼を迷惑がっていた。さらに、最後には「協力したくなくなる」と皮肉を言う。
- 藤原忍
- IMPACTでの喧嘩相手。彼相手に宇宙太とタッグを組んで舌戦を繰り広げる。大人げの無い言動へ冷静にツッコミを入れる事も多い。
- 出雲銀河
- Rでの同年代の友人。
- ロジャー・スミス
- Zではわりと親しいが、例の敵対イベントの時にへぼネゴシエイター呼ばわりした。と言うか、普段から微妙に彼のエセ紳士ぶりを小馬鹿にしている気がしないでもない。
- 紅エイジ
- Zでは脱走した彼を捜す為に、彼の靴下の臭いを千代錦に嗅がせる。
- 天空侍斗牙
- Zでは自分と同じような境遇にあった彼に同情する場面も。
- クライン・サンドマン
- Zでは中盤で彼の正体が異星人であった事と(事故とは言え)2つの星を滅亡に追いやってしまった過去を知った際には、不幸な事故だったと理解しつつも彼にきつく当たってしまうが、万丈の助言ですぐに和解する(きつく当たった原因は自分が異星人の子孫という理由で迫害を受けたことや、人間爆弾を目の当たりにしたことで一時的に異星人に憎しみを抱いていたからだとも言えるが…)。
- マリン・レイガン
- Zでの例の仲間割れイベントの際に、彼に後述の罵声を浴びせてしまう。
- テラル
- Zにて人間爆弾の件もあってかブッチャーとは正反対の性格である彼に対しても不信感を抱いていたが、後に和解している。
- 竹尾ワッ太
- 第2次Zにおける親友。初対面時はいがみ合うも、直ぐに意気投合する。
- 柿小路梅麻呂
- 第2次Z 破界篇EDにて竹尾ゼネラルカンパニーの特別社員となった事で立場上、上司になったワッ太へ普段のようにタメ口で会話しようとするも、柿小路専務から口やかましく注意される。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- あろうことか、第4次で彼を「おっちゃん」呼ばわりする。あらゆる作品でシャアにそんな事を言ったのも勝平くらいのものだろう。しかしシャアはこの勝平の失礼極まりない言葉を笑って済ませている。
- カミーユ・ビダン
- Zにて自分達の存在意義に悩んでいたところを彼に諭された。
アナザーガンダムシリーズ
- リリーナ・ドーリアン
- Rではガイゾックとの交渉に赴いた彼女に呆れた。まあ、気持ちはわかる。
- シン・アスカ
- Zでの兄貴分。
- キラ・ヤマト
- Zにてキラ達の見境のない行動に他の面々同様激怒しており、アウトサイダー組の変貌を、あろうことかキラ達のせいにするという、理不尽さを見せる。
リアル系
- 白鳥ユキナ
- Rでは和平の使者に相応しくない攻撃的な態度を「生意気な奴」と評する。
- オルソン・D・ヴェルヌ
- Zで勝平に「おっちゃん」呼ばわりされた。さすがにクワトロとは違って傷ついていた。
- レントン・サーストン、ホランド・ノヴァク
- Zでは、対立した際に、自分の方が2歳も年下であるにも拘らず、レントンをガキ呼ばわりしている。第2次Z 破界篇では彼らとの対話で、自分達が平行世界に飛ばされてきた事を知る。
- 早乙女アルト
- 第2次Z 破界篇では、初対面時に彼を「姉ちゃん」呼ばわりする。勝平曰く「あんまり美人だったんで間違えちまったぜ」。
バンプレストオリジナル
- キョウスケ・ナンブ
- IMPACTでは彼を「無愛想」と評しながらも、割と懐いている様子。特にエクセレンが行方不明になって以降、何かと彼を励ます事が多い。
- セツコ・オハラ
- 人間爆弾によって浜本が死んでしまった際、彼女に励まされる。
- シュラン・オペル
- 「最後まで気持ち悪い奴だったな…」(勝平・談)。万丈は「大人になったら彼の気持ちがわかる」と言うが、正直、わからない方が幸せなような気がしないでもない。
- エーデル・ベルナル
- 最終決戦の際、彼女に「お前を迫害した者達を私が罰してやってもいいのだぞ」と言われるも、勝平は「俺達は誰の事も恨んじゃいねえ」と強く否定した。
- ジ・エーデル・ベルナル
- Zでの最終決戦の際、勝平達に対してコンピュータドール第8号と同じく戦いが報われる事は無いと言い放ち嘲笑うが、勝平はそれに強く否定した。
- アサキム・ドーウィン
- セツコに対して行った所業やデンゼル、トビーを殺害した彼を激しく憎んでいる。それは第2次Z 破界篇でも同様であり、中盤の暗黒大陸ルートでは怨敵であるアサキムに協力しなければならない状況に憤りを隠せないでいた。
名台詞
- 「…じいちゃん…父ちゃん…ばあちゃん…俺たち、やったよね…ちゃんと戦ったんだよね…宇宙太、恵子、一兄ちゃん…」
「…おれたち、くだらないことなんか…しなかったよなあ…なあ、アキ…」 - 『ザンボット3』の最後を締めくくった、勝平の台詞。コンピュータドール第8号の詰問を論破できなかった勝平が、死んでいった人々に問いかける。
- 「…こ、怖いよ…と、父ちゃん…」
「…寒い…さ、寒いよ、父ちゃん…」 - 2行目が件のアドリブ。震えながらに言うこの台詞が、この後に続くシーンをより引き立てる。
スパロボシリーズの名台詞
旧シリーズ
- 「なんか知らないけどさ、男のくせにウジウジしてんじゃないよ、おっちゃん。オレ達がいいって言ってんじゃんか。素直になりなって」
- 第4次にて一度ロンド・ベルを離れた事を気にして、ロンド・ベルとの合流を断ろうとしていたクワトロへの台詞。おっちゃん呼ばわりされたクワトロだが笑って済ませており、むしろ勝平のこの発言でロンド・ベルへの合流を決める。
COMPACTシリーズ
- 「人の星ぶっ潰して叶う願いなんてよ、叶っちゃいけねえんだよ!」
- IMPACTで「ディオレの間」での最終決戦に敗れ、ディラドの悲願が叶わなかった事を呪うケイムへの反論。
- 「俺達が…誰かに感謝されたいから戦っているだと…?望んでいる戦い…誰かが喜んでくれる戦い?」
「ふざけやがって…戦争なんて、無いのがいいに決まってるんだ」
「あんなのが居なけりゃ、元々戦ってなんかいねえよ…!」
「誰が好きで戦争なんかするかよ!そんな損得で人殺しが出来る奴ら…許せねぇんだよぉっ!」 - ブッチャーに自身の戦う意味を否定され、延々と引き摺っていた勝平がバンドック胴体部突入直前、抑え切れぬ激情をブチ撒ける。
- 「なんだよ!こんなんじゃあガイゾックと同じじゃねえかよっ!」
- IMPACT「逆襲のシャア」ルートにて、アクシズ落下による地球人類の粛清を宣言するシャアへ、ストレートに怒りをぶつける。
携帯機シリーズ
- 「フン、一人で生意気言うからだ。いい気味だぜ」
- Rにて初めてデータウェポンを手に入れて増長していた銀河がアルテアに苦戦した直後の台詞。
- 「おい、このカブト虫みたいなの、地球に持ってけないかな?」
- Rにて、他のラウンドナイツのメンバーがガルファ本星の大自然に驚嘆するなかでの一言。この直後に恵子に「やめなさいよ」と制止されてしまう。昆虫に目が行くあたりが少年らしい。
Zシリーズ
- 「へぇ、俺なんて立派過ぎて胡散臭く感じるけどよ!」
- Zで、サンドマンの私設部隊であったことに対する率直な感想。率直に言いすぎである。
- 「洗ってない靴下を千代錦に嗅がせたら泡を吹いて倒れちまった。」
- エイジが脱走した話で。千代錦は不憫である。
- 「絶対にお前の事を守ってやるからな!大船に乗った気でいろよ!」
- 浜本との和解。それもつかの間浜本は爆死してしまう。
- 「浜本ぉぉぉぉぉー!!」
- Zにて浜本が爆死した際に叫んだ。ちなみに原作では叫びはなく、ただ泣く事しかできなかった。
- 「セツコ姉ちゃん…。俺…姉ちゃんの気持ちがわかったぜ…」
「俺も強くなる…。強くなって、絶対にガイゾックの奴らをこの手で叩き潰してやる…!」 - Zでの人間爆弾イベントの後、かつて自分と同じく憎い相手によって親しい仲間を殺されながらも、それを乗り越えて強く成長したセツコのようになりたいと決意した。
- 「うるせえ!あんたの顔なんて見たくねえよ!」
- Zにてデュークに怒鳴った台詞。酷い言い方に聞こえるが、人間爆弾イベントの後であるせいかカッとなるのも無理もなかった。そのためにデュークは距離を離れ、アウトサイダー組との合流を決意する。
- 「S-1星人のくせに!!」
- カイメラの策略でもう一方のゼウスと戦った際、マリンに浴びせた罵声。
- 「なあ、オルソンのおっちゃん…。俺、よく分からないんだけどよ…」
- 特異点や時空修復などに関して、難しいのでオルソンに質問した際に。ちなみにオルソンはまだ20代半ば(おまけに勝平は桂を「兄ちゃん」と呼んでる事もあって)なので、当然勝平のこの言葉に傷ついた。Zの勝平はどうも口の悪さが目立つ。…もっとも、MXでは小学生にオッサン呼ばわりされた10代も居たが。
- 「格好いいな、兄ちゃんは!俺が困っている時に颯爽と表れてズバッと言ってくれてよ!」
- サンドマンが異星人だと知って暴言を言ってしまい自己反省している際、万丈に言われた際の台詞。万丈に対して尊敬の念を抱いているようだ。
- 「またな、アキ…。俺…必ずお前に平和をプレゼントするぜ」
- Zにてポゥが持ってきた冷凍睡眠装置で眠りに就く前のアキに対して掛けた言葉。
- 「ど、どうしちまったんだよ、ジュリィの兄ちゃん!?」
- Zにて風見博士の裏切り後唐突に「…殺す」と言い出したジュリィに狼狽して。
- 「最後まで気持ち悪い奴だったな…」
- シュランの最期の後に言ったセリフ。そりゃあんなにレーベンの名前を聞かされていればそう言いたくもなる。直後、万丈とクワトロがかなり意味深な発言をしてくれる。
- 「そ、それは…その…」
- ZSPDのエピソード3にて。ジュンに戦闘スタイルを注意されたシーン。さすがの勝平も素直に従った。
- 「だけどよ!俺は浜でアキや香月たちと釣りをしてたんだぜ!」
- 第2次Zの初登場時、時空震動によって暗黒大陸へと飛ばされた際、巻き込まれる直前のことを語る。
この台詞から、アキは生存していることが正史となっていることがわかる。 - 「くそっ…! くそぉぉぉっ! あのアサキムを助ける事になるとはよ」
「あいつはデンゼルのおっちゃんとトビーの兄ちゃんの仇なのに!」 - 第2次Zの中盤でアサキムと一時的に共闘するハメになった場面より。前作でアサキムがセツコの仲間を殺害した事、セツコ自身に対して行った数々の非道極まりない所業を顧みれば、彼がアサキムとの共闘を頑なに拒否するのは当然であるといえる。
- 「…それしかねえんだよ…悲しい時は悲しむしかねえ…」
「でも、それで終わっちゃ駄目なんだ。きっと、シモンの兄ちゃんもそれにいつか気付く…」 - 第2次Z 破界篇でカミナを失ったシモンの心情を察しながらも、彼の復活を信じて発した台詞。カミナを失ったシモンの姿をかつて人間爆弾で死んだ親友の浜本を失った自分に重ねていたのかもしれない。上述の発言にクロウは勝平もまた、過酷な運命を背負ってきた事を悟る。
- 「俺の父ちゃんが言ってたぜ。どん底に落ちたら、後は這い上がるだけだって」
- 第2次Z 破界篇中盤で、借金が倍増したクロウに掛けた慰めの言葉。
- 「くそっ…!ゲッターロボと戦うことなんて二度と無いと思ってたのによ!」
- 第2次Z 破界篇にてゲッターロボGとの戦闘前台詞。前作での仲間割れを示した小ネタ。
- 「やったぜ俺の大好物だ!」
- 第2次Z 破界篇のエンディングで、郁絵から差し出されたおやつのドラ焼きを見た時の台詞。勝平の本来の声優である大山のぶ代氏の代表作が元ネタである。
- 「この野郎!やっていいことと悪いことがあるだろうが!」
- 再世篇32話「奪われた鉄人」で、ブランチが搭乗するブランチロボ5号に爆弾が搭載されているのを明かし、自爆特攻を強要するゲシュタルトの姿に人間爆弾作戦を実行したガイゾックの姿を重ね激昂する。
余談
世界を守る為に戦っても人々に迫害されたり、好きになった女の子が人間爆弾になったり、親族のほとんどが死んだりする等、その薄幸ぶりは同じくアニメ史上でも不幸な主人公として知られるDボゥイといい勝負である。ちなみにこの2人、好きな女性の名前が同じという共通点も有る。