神梅江は『無敵超人ザンボット3』の登場人物。

神梅江
読み じん うめえ
外国語表記 Umee Jin
登場作品 無敵超人ザンボット3
声優 武知杜代子[1]
デザイン 安彦良和
初登場SRW 第4次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 NPC
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プロフィール
種族 地球人(ビアル星人の末裔)
性別
年齢 68歳
所属 神ファミリー
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概要編集

神勝平の祖母。勘違いされがちだが神北兵左衛門の奥さんではない。浪花節よりロックが好きなおばあちゃん。

初恋の人・野崎がガイゾックに捕らえられた時は、助けようとして一人で飛び出したりするなど、行動力がある。ちなみにこの時勝平達と同じデザインの戦闘服を着ていたりする。

ガイゾックとの最終決戦で、若い者達に後を託して、神北兵左衛門と2人でバンドック特攻した。

登場作品と役柄編集

旧シリーズ編集

第4次スーパーロボット大戦S
初登場作品。非戦闘員。ザンボットの初登場シナリオで台詞をいくつか喋るのみ。

Zシリーズ編集

スーパーロボット大戦Z
IMでの出番は比較的多く、癒し系キャラのような印象が非常に強い。何かとフェイを気にかけていたのも印象的。
スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク

VXT三部作編集

スーパーロボット大戦V
故人。

単独作品編集

スーパーロボット大戦X-Ω
2020年5月のイベント「月と星が輝く夜」期間限定参戦。
原作終了後で死亡済みであるが、ザンボット3のユニットクエストにて勝平の回想に登場する。

人間関係編集

神勝平
孫。
神一太郎
孫。
神北兵左衛門
夫婦ではないが彼から送られた茶碗を大切に持っているなど良好な関係を見せた。終盤、共に特攻を行う。
野崎副総理
日本の副総理。梅江の初恋の相手。SRW未登場。

他作品との人間関係編集

フェイ・シンルー
Z』では彼女の事を「へいちゃん」と呼び、何かと気にかけていた。
クライン・サンドマン
ZSPD』ではサンドマン杯にてペアを組むが、実質的に彼の独壇場で梅江は見物しているだけだった。

名(迷)台詞編集

「全くなんて女だろうねぇ! 太平洋戦争の事を想えばこのくらい…」
第8話にて、自分の邸宅を真っ先に心配して逃げ出した宇宙太の母・すみ江(SRW未登場)に陰口を叩く。放映当時はまだ終戦から30年ほどしか経っておらず、今と違って戦争は大人たちにとっては地続きの物だった。
「これ見てください」
左衛門「ほぉ…この茶碗…」
「覚えていますか?私が二十歳の時あなたからいただいたものです」
第21話でキング・ビアルの茶の間に一息つきに来た左衛門に思い出の品にお茶を汲み渡す。渡した後に胸に手を当て目を瞑ったり、肩を狭めて少し恥ずかしそうにしたりとまるで恋する乙女のように振舞いながら話す。この茶碗はバンドックの奇襲の余波で真っ二つに割れてしまう。
「私たちの人生も、悪いものではありませんでしたね」
お茶を飲む左衛門に向けて自分達の人生を振り返る。これに対して左衛門は「ガイゾックをやっつけられればの話だがな」と返し、決意を強めるのだった。上記の流れから強い信頼関係を感じられるのだが、同時に神ファミリーの家族関係を詳しく知らないと長年寄り添った夫婦では?と勘違いしてしまう少しだけ罪なシーン。
左衛門「いいのかね?私はビアルII世で…」
「私達二人で済むなら犠牲は少ないというものですよ」
左衛門「はっはっは…ちがいない」
バンドックとの最終決戦で圧倒的な劣勢を覆すため、他の家族に悟られないように指令室から抜け出し、ビアルII世の操縦室へ向かう左衛門を待っていたかのように一緒にトランスポーターに乗り込む。この後二人はしばらく何も言わず笑顔で向き合うのだが、流れる劇伴も相まってもの悲しいシーンとなっている。
江大太「何もお二人で…!」
左衛門「ばぁさんがワシと行きたいんじゃとよはっはっは…」
「いやです…よっ!」
特攻寸前に江大太(SRW未登場)に見つかり引き止められるも、左衛門がいいところを見せようとしてそれに対して肘打ちを入れる。もちろん本気で嫌がっているわけではなく肘を入れながらウインクしており、ある意味彼女らしいシーンである。
「ようござんすよ!エンジンはもうギリギリいっぱいです!」
ビアルII世で特攻する際の操縦補佐をしながら。この後は死ぬまで叫んでいるか悲鳴を上げている台詞しかなく、実質最後の台詞となった。

スパロボシリーズの迷台詞編集

「ラッキョウは好きだけど卓球はよくわからないねえ」
ZSPD』グローリー・スターレポート第1話「熱闘!戦士の休息」より。卓球トーナメント「サンドマン杯」決勝戦で、対戦相手のルナマリアから卓球の経験を問われて発したお茶目な返答。

余談編集

  • 概要で触れられている神北兵左衛門との関係だが、これはスタッフ側でも混乱が見られ、第15話をはじめ血縁関係が入れ替わっているなどのミスが多数散見される。

脚注編集

  1. 第4話までは旧芸名の武智豊子で出演。