海動剣
海動剣(Ken Kaidou)
- 登場作品:マジンカイザーSKL
- 声優:浅沼晋太郎
- 種族:地球人(日本人)
- 性別:男
- 所属:WSOスカルフォース・デスカプリース隊
- 階級:特務中尉
- キャラクターデザイン:伊藤岳史
マジンカイザーSKLのパイロットの一人。コードネームは「アモン6」。口より手が先に出る熱血直情型で、戦いを何より好む。傭兵時代においては味方からも恐れられたと評されるが、(荒っぽい方法ながら)味方や人質の救助をする場面もあり、単なる戦闘狂というわけではない。
カイザーの操縦においては格闘戦を担当し、生身の戦いにおいても刀やナイフを用いて高い戦闘能力を発揮する。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。担当声優の浅沼氏は今作品でスパロボ初参加となった。原作通り戦いを好んでおり過激な台詞が多いが、彼なりの気遣いを見せるシーンもある程度見受けられる。
- スキルパーツで自身の格闘術を直伝してくれるが、当然自分自身にも直伝できる。
- スキルパーツは真上と共有するので、どちらにとっても有用なものを優先したい。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
典型的なスーパー系と言える。真上とは格闘と射撃、技量と命中、防御と回避が対になっている。
ウイングクロス時は射撃・命中・回避が真上と同値になり、万能型になる。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- 真上遼
- 相棒。度々いがみ合うが、戦いにおいては息の合った連携を見せる。
- 由木翼
- スカルフォースの同僚。堅物な性格から疎ましがっている。
- スカーレット・ヒビキ
- 上官。一目置いており、彼女が戦死したときは寂しげに「嫌いじゃなかったぜ」と語った。UXでは死亡しないためこの台詞は別のキャラに対して使用された。
- ミスティ
- 敵に襲われた時、彼女の乗るサイコギアごと敵機をぶった斬るという無茶な方法で救助した。
他作品との人間関係
- シンジロウ・サコミズ
- UXで城へ殴り込みをかけた際に対峙。ガロウ・ランのようだと例えられた。
- リチャード・クルーガー
- UXにて、海動の代わりに対消滅を実行する役割を請け負い死亡する。海動は心中で前述のスカーレットに対する台詞を呟き、その死を悼んだ。
名台詞
- 「威力はすげえんだけどよ、戻ってくるまでがまどろっこしいんだよな」
- OVA1巻において、トルネードクラッシャーパンチを評した発言。通常状態のカイザーは腕を使う武装しかないので、そう思うのも致し方ないか。UXでもトルネードクラッシャーパンチ使用時に同じようなニュアンスの台詞を言う。
- 「神に会うては神を斬り!」
真上「悪魔に会うてはその悪魔をも撃つ!」
「戦いたいから戦い!」
真上「潰したいから潰す!」
「「俺達に大義名分などないのさ!」」 - OVA1巻において、キバにとどめの一撃を加えた時の台詞。UXではイベントでの再現に加えて牙斬刀の演出でも使われる。
- 「教えてやろうか? 赤いコードをだなぁ…」
- OVA2巻で重力炉のシステムに仕掛けられたトラップを解除しようとする由木を茶化すが、逆に「黙ってて!」と言われ、黙り込んでしまう。
スパロボシリーズの名台詞
- 「遊びたいから遊び」
真上「続けたいから続ける!」
「「スパロボを遊ぶのに、大義名分などないのさ!」」 - UXにおけるゲーム中断時の発言。
- 「ガロウ・ラン…なんだそりゃ?ガンダムのパイロットか?」
- UXにて、サコミズからガロウ・ランと言われた際に返した台詞。確かに似ているが違う。
- 「そりゃあ良かったな、あばよ!」
- 18話IMデモで宗美を紹介された時に。そのあんまりな返答にジョウから「途中で勝手に終わらせるな!」と突っ込まれる。
- 「理由なんざ、どうだっていい! あの野郎をブチのめすチャンスだ!」
- UXにて、「朋友-おかえり-」のイドゥン戦での発言。攻撃が全く効かなかったイドゥンにダメージを与える事に成功した時の台詞であるため、内容自体は至極真っ当なのだが、言い回しがどこかで聞いたような……
- 「あいつ、やる気がねえなら帰りゃいいのによ」
- UXにて、ミールと感情の板挟みに悩む来主操に対する戦闘会話。戦闘前会話で容赦なく凄んだ後、軽い調子でこう言う。
身も蓋もない台詞ではあるものの、「戦いたくないなら戦わなければいい」という意味では他のキャラの台詞と大して変わらない。これでも一応、戦いをやめるよう海動なりに説得しているつもりなのかもしれない。
搭乗機体・関連機体
- マジンカイザーSKL
- パイロット。
余談
- 『マジンカイザーSKL』公式サイトにて、海動役の浅沼氏は「(マジンカイザーSKLは)スパロボに出たらかなり活躍するんじゃないでしょうか(笑)」とコメントしている。
- 「海動」という姓は「カイザー」をもじったもの。ちなみに名付け親は永井豪氏。