斯波繁男

2019年7月6日 (土) 20:09時点におけるエンドラン (トーク | 投稿記録)による版

斯波繁男は『機動警察パトレイバー』の登場人物。

斯波繁男
読み シバ シゲオ
外国語表記 Shigeo Shiba
登場作品
声優 千葉繁
デザイン ゆうきまさみ
高田明美
初登場SRW スーパーロボット大戦Operation Extend
SRWでの分類 サポートユニット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人日本人
性別
出身 千葉県松戸市
所属組織

警視庁

所属部隊 第二小隊
役職 整備班主任
テンプレートを表示

概要

通称「シゲさん」。警視庁特車二課整備班主任の「若頭」[1]的存在である。陽気な性格で、整備の腕は一級品。どちらかというとソフトウェア関係の方が得意なようで、劇場版では篠原HOSには何らかの細工がされている疑惑を持ち、起動画面だけを従来のOSに貼り付けて書き換えを行ったように見せかけていたことからもその腕前がうかがえる。

原作から10数年後の特車2課を描いた小説『番狂わせ』と実写作品『THE NEXT GENERATION -PATLABOR-』では、整備班長として本編の登場人物の中で特車2課に残っているただ1人の人物[2]となっている。

当初はテレビアニメ版オリジナルのキャラクターであったが、やがて漫画版にも登場。その後もいくつかのゆうきまさみ作品にモブのような形で登場している。

なお、名前の漢字表記は漫画版でのみ使用されている。他媒体では「シバシゲオ」とカタカナ表記。

名前と顔の由来は担当声優の千葉繁氏から。千葉氏は制作陣の一人押井守監督の制作作品の常連であり、そこからこのように本人に酷似したキャラ造形になったとされ、実写版では千葉氏が俳優として演じている。また名前についてはOVA及び劇場版で音響監督を務めた斯波重治氏も由来とされており、斯波氏も千葉・押井両氏と縁の深いスタッフである。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦Operation Extend
初登場作品。AV-98イングラムの掛け合い要員として音声が収録されている。
スーパーロボット大戦X-Ω
2018年11月のイベント「二課とソリスの長い一日」にて期間限定参戦。SRサポートユニットとして登場。本作では「シバ・シゲオ」表記。

パイロットステータス

サポートアビリティ

特車二課整備班
WAVEが進むごとにHP回復。

人間関係

榊清太郎
整備班に入りたてのころは敬っていなかったが、現在は崇拝といっていいほどの敬意と信頼を寄せている。

名(迷)台詞

「はっきり言って、第2関節のポリシーが無いんだよなぁ。あや取りははっきり言って哲学だよ?」
第6話「ザ・タワーSOS」にてモーショントレースによってイングラムにあや取りをさせようとするも、苦戦する野明への苦言。千葉氏はアドリブで有名だが、この作品においてもアドリブは健在である。
「書き換え?」
野明「そう!」
「九八式の?」
遊馬「OSの!」
「え?」
遊馬「何考えてんだよ!HOSを積んだままじゃやばいじゃない!だから俺は死ぬ思いで頑張って!謹慎までくらって!」
「俺、HOSへの書き換えやってないよ?」
遊馬「そんな?だって、本庁の指示で…」
「だから、書き換えるフリして起動画面のダミー放り込んで、ディスケットをそのまま送り返しちゃった訳。中身は昔のまんまの標準装備だけど、全然不都合なかったでしょ?ん?」
「いやぁ、向こうでHOSがやばいって分かった時は『やったぁー!』と思ったねぇ!これもオヤジさんの日頃の教育の賜よ!いくら便利なモンでも、素性の知れないOSを乗っける気になれなくてさぁ。万一の時は…俺一人が罪を被ればと、その秘密を腹にしまって単身渡米!いやぁ、我ながら大正解!へ?ホントに誰も聞いてないの?おっかしいなぁ…後藤さんからの国際電話が来た時に話しといたんだけどなぁ?」
劇場版第一弾。劇中にて一連の暴走事故が篠原HOSによるものだと判明した際、同様にHOSを搭載した九八式も暴走の危険を孕んでいるから、OSの書き換えを申請された時の真相。
実はHOSに見せかけた起動画面があっただけで、九八式は安全その物であった。これを聞いた遊馬は自分がいいように使われていたと悟った。

脚注

  1. 年齢は漫画・アニメでは明らかにされていない。劇中描写では実写版での1954年生まれの59歳(演ずる千葉と同じ)という設定よりは若い。
  2. 一応もう一人、斯波の右腕としてTV版と劇場版2で登場する「ぶち山」(本名は淵山義勝)という整備班員が登場しているが、彼はTV版と劇場版で名前以外のキャラクターが根本的に異なる。実写版は劇場版に準拠したキャラクターで配役されている。