ヤクト・ドーガ (クェス専用)は『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の登場メカ。
ヤクト・ドーガ (クェス専用) | |
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外国語表記 | Quess's Jagd Doga |
登場作品 | |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | ニュータイプ専用モビルスーツ |
機種 | ヤクト・ドーガ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | MSN-03 |
頭頂高 | 21.0 m |
本体重量 | 28.0 t |
全備重量 | 64.6 t |
動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 3,340 kw |
スラスター推力 |
17,000 kg×2
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アポジモーター数 | 17 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 16,400 m |
開発 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | ネオ・ジオン軍 |
パイロット | クェス・パラヤ |
概要
アナハイム・エレクトロニクス社が開発したネオ・ジオン軍のニュータイプ専用モビルスーツ。
ヤクト・ドーガのクェス・パラヤ専用機で、機体色は赤色をベースに随所に銀色を取り入れたカラーリングとなっており、頭部の角が無いのが特徴。本来はシャア用の予備機であったと言われる。
劇中ではクェスの訓練用として与えられた。その後、実戦にも投入され、初陣としてギュネイのヤクト・ドーガと出撃。後方にいたクラップ級を発見し、ブリッジを破壊したが、その直後に反撃を受けて右腕を損傷した。ちなみに、この艦には実の父親のアデナウアー・パラヤが乗り込んでおり、クェスは自分の手で父親を殺してしまったのだが、彼女はそのことに気づく事はなかった。
その後攻撃を受け中破しており、出撃中のシャアの下にクェスが私服姿で無断出撃した際に乗り捨てに近い形で放棄されている。後に損傷・放棄されたクェス機は『機動戦士ガンダムUC』の頃に暫定的な修復が行われ、「袖付き」によって運用されることとなる(関連機体の項目も参照)。
漫画「ネオ・ジオンの亡霊」にはクェス専用機と同型の機体が登場しており、クェスを色黒にしたようなニュータイプ少女(名前不明)に操られていたが、本作品自体が主人公の見た幻覚であったとも取れる内容であるため、位置付けは難しい。
d徳間書店の小説版(『ハイ・ストリーマー』)では最初から最後まで本機に搭乗しており(『ハイ・ストリーマー』ではα・アジールは登場しない)、最後は劇場版と同様でチェーン・アギのリ・ガズィに撃墜されている。
登場作品と操縦者
ギュネイ機に比べ、クェスが自軍に参加する事が多いので自軍機として使用できる場合が多い。しかし、逆襲のシャアシナリオが再現されている場合は、クェスが仲間にならないので中ボスクラスの敵機として登場する。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 隠し要素でクェスではなくプルツーを仲間にした場合に彼女が乗ってくる。まだキュベレイMk-II (プルツー用)が登場していなかった頃なので、機体色繋がりであろうか。
- 第4次スーパーロボット大戦
- 今回は隠し要素のクェスが持ってくる。貴重なファンネル搭載機である上に他の武装も実弾・ビームときっちり揃っており、即戦力になれる。ジェガンがある場合は二択になる。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 『第4次』と同じ扱いだがファンネルの威力が引き上げられたため、相対的に地位が向上した。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 隠し要素でクェスがサザビーと一緒に持って来る。ポセイダルルートのみ使用可能。貴重なファンネル搭載機として、レギュラーを張れる。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α(DC)
- ルートは限られるが、隠し要素でクワトロがクェスを説得する事で、彼女と共に自軍に加わる。改造が施された状態で手に入る為、メインウェポンのファンネル以外の武器も改造で攻撃力が上がっており、扱いやすい超高性能機。クェスが魂を覚えない為、愛機がファンネルもマップ兵器も搭載していないカミーユやシーブックあたりがこの機体に乗ると思われる。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 敵として登場する。ハマーン休戦ルートでは、ネオ・ジオンとの最終決戦が地上になるため、α・アジールから再びこちらに乗り換えて登場する。味方ユニット用の没データも存在し、ユニットグラフィックも味方用に修正されている。また、味方版と敵版ではファンネル射出後のモーションが微妙に異なり、敵時では左手でファンネルを誘導するが、味方時ではメガガトリングガンを振ってファンネルを誘導する。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- Zシリーズ初登場。最初は敵として登場するが、41話から45話までスポット参戦する。
- 隠し要素を満たせば味方になるが、ロボット大図鑑で味方用グラフィックが別に登録されるので事前にばれてしまう。性能は中の上。
- また、ファンネル使用時の演出が今までの「6基全射出」から、半分の「3基射出」に変更されており、「ファンネルを節約して使っている」印象を与える。なお、このファンネルの節約演出は他のファンネル搭載機もほぼ同様。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- クェスが自軍に加わるため常に味方側で運用される。もっとも、ファンネル搭載機はこの時点でνガンダムが存在している上に直ぐにクシャトリヤも加入する。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 隠しシナリオが増加に伴い登場。量産型とクェス専用機で性能に天と地ほどの差があり、クェス機はボスユニット修正で何とキュベレイ並の強さを誇る。出番的には地味ながら、恐らく歴代最強機。味方ユニット用の没データも存在する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- 序盤のネオジオン抗争ルートでのみ登場するちょい役。何故か雑魚の機体もクェス機のカラーリングとなっている。以後、登場しない。
- スーパーロボット大戦D
- ギュネイのヤクト・ドーガと共に味方として運用できる珍しいケース。ギュネイ機との合体攻撃「ダブルファンネル」もあるので、MSの中ではそこそこ活躍できる。なお、合体攻撃を使える組み合わせであれば、ギュネイ&クェス以外も合体攻撃を使用可能。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦X
- 機体のみが登場。
- 宇宙ルート21話でミックが乗り込んで参戦。ニュータイプではないミック(とクリム)にはファンネルが使えず、欠陥品だと思い込んでいた。
- 条件を満たすと自軍ユニットとして運用可能。最大火力は低いが、弾数とENで武器が分かれているため使い勝手は良いのでデフォルト機体に恵まれないシャングリラ組に譲るといい。
- 「ヘルメスの薔薇」に遺されていたデータから復元された設定になっているためか、機体BGMが『Gレコ』の前期OP曲になっている。
- 『最強武器がニュータイプ技能を必要とせず、P属性の射撃武器である』という特徴があるものの、上述の通り本機のファンネルにはNT技能が必要なうえ、G-アルケイン フルドレスがほぼ完全上位互換なので、オールドタイプのGレコ系のパイロットの搭乗機としては選びにくい。
- スーパーロボット大戦T
- 敵と味方のどちらでも登場。クェス共々各ルートの第45話終了後に自軍入りする。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 今回は純粋に敵機として登場。ギュネイ機に比べると弱く設定されている。また、ギュネイ機はファンネル使用時に彼のカットインが入るが、こちらは入らないなど、少々扱いが悪い。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦64
- クェスを仲間にすると、入手。ただし入手は最終話一歩手前なので旨みはかなり少ない。リンクバトラーの全キャラレベルカンストを目指す場合の底上げにクェスが必要とされるぐらいか。
関連作品
- バトルロボット烈伝
- クェスが乗り、完全な敵として登場。シャアの部下として2度立ちはだかってくる。
- 本作にはα・アジール自体が登場しない。
装備・機能
武装・必殺武器
- ミサイル
- 両肩部のアーマーの裏側に各3発、計6発装備。
- シールド
- 左腕に装着する実体盾。
- ヒートナイフ付きビームサーベル
- 接近戦用の武装。その名の通り、サーベルの柄にヒートナイフが付属している。左腰部にマウント。
- メガガトリングガン(ビームガトリングガン)
- ビームを発射するガトリングガン。この武器で父のアデナウアーを殺してしまった。ギュネイ機は持っていない。
- ファンネル
- 両肩部のアーマーに各3基、計6基装備。
- 袖付き機は、左肩に2基装備されている。
合体攻撃
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
機体BGM
関連機体
- ヤクト・ドーガ (「袖付き」仕様)
- OVA版『機動戦士ガンダムUC』に袖付きによって修復、機体色変更を行われたヤクト・ドーガ (クェス専用)。
- 破損した右腕とバックパックをギラ・ドーガのものを使用して修復し、袖付き特有のエングレーピング風装飾を施され、カラーリングはダークグリーンに変更されている。ファンネルも2基のみとなっており、応急処置の域を出ない。
- 原作小説版では登場しなかったが、外伝「不死鳥狩り」においてネオ・ジオングの代替コアユニットとして登場しユニコーンガンダムの3号機「フェネクス」と交戦した。
- ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)
- ギュネイ用のヤクト・ドーガ。
商品情報