ヒナ・リャザン

2018年5月4日 (金) 00:10時点におけるゴールロン (トーク | 投稿記録)による版
ヒナ・リャザン
外国語表記 Hina Ryazan
登場作品
声優 早見沙織
本名 弓原雛
種族 地球人(日本人)
性別
年齢 16歳
髪色
所属 大ゾギリア共和国
所属部隊 193独潜旅団501機動中隊
軍階級 少尉
テンプレートを表示

概要

バディ・コンプレックス』のヒロイン

ゾギリア軍少尉としてヴァリアンサーフォルトナに乗って活躍する16歳の少女パイロット。弓原雛に瓜二つの容姿を持つ。

真面目な性格で、アルフリード・ガラントが率いる501機動中隊に配属され、彼や仲間達と共に幾度となく連合軍の航空艦シグナスの部隊と戦闘を繰り広げる。戦場で出会った面識のない渡瀬青葉から絡まれたことで、激しい敵意を抱く。

しかし、孤島に遭難した際に青葉と過ごしたことで彼への思いが変化していき、アラスカ基地攻防戦ではヴィルヘルム・ハーンの手で洗脳されていた所を青葉の呼びかけで正気を取り戻し、彼とのカップリングを成功させ、連合軍側に投降する。

完結編では、エフゲニーことビゾン・ジェラフィルに襲われながらも、青葉やディオとの3機のカップリングで彼を倒した。

その出自

弓原雛に瓜二つなのもそのはず。彼女こそが弓原雛本人だからである。

始まりは大学時代に同期であり恋人でもある渡瀬青葉と共にカップリングシステムを研究し、被験者として実験に参加した際に別の時間軸―2088年へと飛ばされてしまう。その際にルクシオンのパイロットへと選ばれディオと共にゾギリアと戦っていた[1]

その後、特異点に巻き込まれビゾンと共に2014年へと跳躍。青葉を守り、再び特異点へと跳び込むも、2078年の戦地ザグレフへと跳ばされた上に記憶を失った挙句、身体が幼児化してしまう。そして、ゾギリアの軍人であるヴィクトル・リャザンに救出され養女となる[2]

物語終盤において、特異点が発生。ビゾンが巻き込まれ2014年へと跳ばされた事で自分を命がけで説得し続けていた青葉を守るために自ら特異点へ跳び込み、2014年へと向かう。そして弓原雛として青葉の同級生になり、タイムスリップしてきたビゾンの乗るネルガルから青葉を守り特異点へと再び跳び込む…いわば、ループする時に囚われていた状態となっていた事が判明する。

青葉がそれを悟った事でディオと共にビゾンの乗るネルガルを撃墜。2014年にネルガルが現れない事で雛がタイムスリップする必要性が無くなって運命が変化し、完結編へと物語は続いていく。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X
初登場作品。中盤以降の彼女のグラフィックには、原作で青葉から渡された髪留めが追加されている。終盤に差し掛かる辺りで加入するが、彼女の本領発揮は青葉&ディオとの同時運用が前提となるだろう。メインのダメージソースは合体攻撃になる分、Eセーブは最優先で所持させておきたい。
中断メッセージでは彼女の運命が故か、序盤から全滅プレイを敢行したり殆どの機体がフル改造済だったり10周目に入っていたりと某大導師に負けず劣らずの廃人ぶりを見せつけている…。

パイロットステータス

精神コマンド

X
集中必中閃き気合
カップリングシステムの対象となる「集中」「必中」「閃き」を所持している為、彼女を起点にシステムを発動させて青葉やディオにも効果を与え、彼等のSPは双方が所持している「魂」の為に確保する事となるだろう。勿論彼女も合体攻撃持ち並び「愛」を持っている為、いざという時の一撃も大きい。

特殊技能(特殊スキル)

X
敵対時
底力L5、ガードL2、援護攻撃L2、サポートアタックサイズ差補正無視L1、気力+(DEF)
味方になった時には底力を忘れてしまうのが気がかりである。気になるならTacPを払って習得させると良い。
味方時
カップラーガードL2、援護攻撃L2、サポートアタック
カップラーはカルラに乗り換えた後に登録される。

エースボーナス

移動力+1。被ダメージ0.8倍
X』で採用。

人間関係

渡瀬青葉
連合のパイロット。彼から執拗に絡まれ、一時はスパイ容疑も掛けられた事で、身の潔白を証明すべく個人的にも敵視する様になっていくのだが、共に無人島に漂着した際の彼の人柄と言動にその感情も変化することになる。
隼鷹・ディオ・ウェインバーグ
連合のパイロット。彼とも刃を交える。
アルフリード・ガラント
アルフリード隊の指揮官で、ヒナの上官。
ビゾン・ジェラフィル
ヒナの同僚。彼女に好意・執着心を抱く。
タルジム・ヴァシリーラーシャ・ハッカライネン
アルフリード隊で共に戦うヒナの同僚達。
マルガレタ・オキーフ
特務武官の女性。青葉の件で疑念を持つ。
ヴィクトル・リャザン
かつてヒナを助けた彼女の養父。
弓原雛
同一人物。転移の過程で幼児化し、青葉の記憶も失ってしまっている。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

カミーユ・ビダン
X』のDLC「アクセプション」にて彼から気にかけられていた。
ヒイロ・ユイ
『X』では営倉入りになっていた際に、潜入していた彼を目撃し「強い意思に満ちていた」「世界の行方とは別に自らの大切なもののために戦っている」と評した。
張五飛
『X』では行動を共にすることになった際に、「ヒイロに似ているが、何かに迷っている」と気付いた。

リアル系

エンブリヲ
『X』における自分と青葉、そしてビゾンの運命を弄んできた怨敵。

名台詞

「堕ちろ!ゾギリアの敵!」
「消えろ!ゾギリアの敵!」
第3話。ディオのブラディオンや青葉のルクシオンに格闘戦を挑んで。
「何、今の動き!?」
「くっ…馬鹿にするなぁー!…何っ!?」
同話より。青葉との格闘戦の末にコクピット部の装甲を破壊され、気絶してしまう。
「…連合の、パイロット?」
青葉「雛!起きたのか?無事か?」
「…何故、私の名前を?」
同話より。目を覚ました彼女だが、目の前には自身の名を呼ぶ見知らぬパイロットがいた。
「お前のせいで、私はいらぬ疑いをかけられた!」
青葉「雛!俺だ!青葉だ!分からないのか!?」
「ゾギリアの敵に、死を!!」
第5話。スパイ疑惑から一時営倉入りとなり、その原因を作った青葉への敵意をむき出しにし、襲いかかる。
「疑いを晴らすことは出来なかった…あの新型は何故反撃してこなかったんだ?」
「あのパイロット、いったい…」
第6話。またも攻撃を仕掛けるも、一向に反撃してこないルクシオンに疑問を持つことに。
「命令は守るわ!敵を倒してからね!」
「お前が…!お前が現れなければ!」
第7話。帰還命令を無視して1人で突撃した結果、ルクシオンと共に嵐の中に堕ちてしまう…。
「お前を捕虜にして、私の身の潔白を証明してやる!」
「これだけは言っておく。お前がいう「雛」が例えどれだけ私に似ていたとしても、それは私じゃない!」
第8話。組み伏せた青葉に手縄を付けて監視し、彼から聞いた弓原雛の話も別人だと一蹴するものの、直後に洞窟が崩れて生き埋めになるというアクシデントに見舞われる。
「…どうして私に、ゾギリアに連絡させたの?」
青葉「だって、あのままだったら、ヒナは俺達の捕虜になってただろ?…なんか、それは嫌だなって思ってさ」
「…軍人失格ね」
青葉「…だな」
同話より。ルクシオンの通信機でディオへ救援要請をした青葉だが、彼からゾギリアへも通信をすればいいと言われ、青葉に対する態度が軟化し…。
青葉「俺、渡瀬青葉!」
「あ、私は…!」
青葉「知ってる!じゃ!」
同話より。「君が持ってて欲しい」と青葉から雛の持っていた髪留めを渡される。彼の行為に悩みつつも、それを貰い受けた。
ヴィクトル「ヒナ、お前は、私の本当の娘ではない…!」
「えっ!?」
第11話。強奪作戦のためハワイ基地に潜入した際、銃で負傷した父・ヴィクトルから驚愕の真相を知らされてショックを受け、幼い頃の記憶がない自分がいったい何者なのか混乱してしまうも、そこで予期せぬ出会いが待ち受けていた。
「私に、カップリング機に乗れと言われるのですか…?」
第12話。ハーンから新型カップリング機のカップラーになって欲しいと言われ悩むも、彼の薬によって洗脳されてしまい…。
青葉「ヒナ…」
「私は最初、あなたを憎んでた…」
青葉「そうだな」
「でもあなたは、私をずっと信じてくれていたわ。今度は私があなたを信じるわ、青葉…!」
第13話。アラスカ基地攻防戦にて敵味方同士にあった二人だが、青葉の呼びかけにより、彼とのカップリングを成功させる。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

「な、何なのよ、もう!?」
『X』の中断メッセージ「ビゾンとヒナ」より。自分が序盤に全滅プレイを繰り返し殆どの機体がフル改造済みと聞いて「俺は裏切られた」と暴走したビゾンを見て。
気持ちはわからなくもないが、序盤から全滅プレイを繰り返し殆どの機体をフル改造したヒナも(ある意味)すごい。
「もうかれこれ10周目だから」
青葉「ループしまくってんのね…」
『X』の中断メッセージ「ヒナの運命」より。隠し要素の取得に苦戦する青葉に色々とアトバイスを送るも、何故そこまで詳しいのかと聞いてきた彼に対しての返答。この答えには青葉も若干引いていた模様。
なお、過去のスパロボにはやり込もうとすると(さすがに10周とまではいかないものの)必然的に周回する必要があるものもある(さらに言うとループしている世界観繋がり)。

搭乗機体

フォルトナ
彼女の専用機。
カルラ
ゾギリアが開発したカップリング機。
ルクシオン
最初に2088年に跳ばされた際に搭乗。

脚注

  1. つまり本編での青葉のポジション。ビゾン・ジェラフィルとは本来幼馴染でも何でもないライバル関係という間柄であった。
  2. 記憶喪失の影響もあり、ヴィクトルを血の繋がりのある父親だと思い込んでいた。