シェリル・ノーム
シェリル・ノーム | |
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漢字表記 | 雪露 |
外国語表記 | Sheryl Nome |
登場作品 | |
声優 |
遠藤綾 May'n(歌パート) |
デザイン | 江端里沙 |
異名 | 銀河の妖精 |
種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
誕生日 | 11月23日 |
年齢 | 17歳 → 18歳(公称17歳・TV版) |
職業 | 歌手 |
概要
マクロス・ギャラクシー船団において絶大な人気を誇る歌姫で、「銀河の妖精」というニックネームで親しまれている。その人気ぶりは物語の部隊であるマクロス・フロンティア船団にも銀河ネットワークを通して知れ渡っていた。ギャラクシー船団ではインプラントによる人間整形が行われているが、彼女は整形せずに素の姿で歌うことを謳い文句としており、絶対の自信を持つ。
フロンティア船団でコンサートを開いていた。その途中で自身の大事なイヤリングを拾った早乙女アルトと運命的な出会い、さらにステージの空中ショーでアルトと組んだりと、アルトとの出会いにより彼の大空の憧れを肌で感じ取ったシェリルはより一層歌に励むこととなる。しかし、惑星ガリア4でコンサートに向ったときの出来事が原因で自分で歌うことを拒否する。また、彼女のマネージャーであるグレイス・オコナーから痛烈な罵倒と、過去にギャラクシー船団の市井のスラム街で捨てられてV型感染症から救われた恩義を言われた。さらに軍のプロパガンダにより歌手ランカ・リーが持ち上げられると、グレイスからも見捨てられて歌姫としてのプライドは失墜する。そんな時、アルトの励みとバジュラに襲われて怯えるフロンティア市民を前に「自分の歌が何であったか」を思い出し、一人歌い己を取り戻していった。そして、アルトと共に軍のプロパガンダに利用されたランカを救いだし、ランカと共にグレイスが操るバジュラクイーンに対して究極のデュエット「ライオン」を熱唱した。
ライオンの歌がバジュラの制御を止めたのは、シェリルが耳元のイヤリングの鉱石である「フォールドクォーツ」が感応したからで、そのイヤリングはノーム家に代々伝わるキーアイテムであった。そして、同じフォールドクォーツを使用したアルトのバルキリー「VF-25F メサイア」と送信してグレイスのバジュラの制御を止めたからだった。
華やかに見えるが、彼女の本質は「泥の中からでもあがき続ける(あくまで這い上がるのではない)不屈の精神力」である。感染症で死期が迫りつつある中、誰にも頼る事なく苦しみを自分の胸だけに秘めて歌い続けた。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 声付きスパロボ初登場。ランカ同様非戦闘キャラながら音声収録が行われている(担当声優の遠藤氏は当作品でスパロボ初参加)。ランカ共々アルト機に乗り込むイベントがあり、戦闘中の台詞も用意されている。中断メッセージでアルトとの会話がある(BGMは「射手座☆午後九時Don't be late」)。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- V型感染症が意外な方法で治る以外は、おおむね原作通り。EDでアルトに「昔どこかで会った事がないか?」と尋ねられ、その場でははぐらかしているが、明らかに劇場版での設定を匂わせている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 残念ながら音声収録はなし。第49話にてトワノ・ミカゲにランカ共々アルテア界へと拉致されてしまいZ-BLUEの面々からMIXの様に男性化してしまうことを危惧されるが、そんなことはないので安心されたし(むしろ、イヴの呪いで男性化してしまったMIXを元の姿に戻している)。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- サイデリアルによって蒼の地球が制圧されてからは、ランカ共々ネオ・アルカトラズに収容されていたが第14話にてアルトによって救出される。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- 初登場作品。顔グラフィックがNPCながら多く、通常のものの他にもV型感染症発症時のものなどイベントに対応したバリエーションが用意されているのも印象的。
- スーパーロボット大戦UX
- 劇場版設定で登場。音声の新規収録あり。第23話ではバジュラに攫われたランカを救うため、歌でバジュラの気力を低下させるというイベントがあるのだが、ゲーム的にはただでさえHPの低いハウンドバジュラがさらに弱体化するため、例の二人の餌食になるランカが続出することになってしまった。
- スキルパーツ「ピュアシールド」は実は彼女が宣伝していた日焼け止めである。SPF500+、PA+++、対応波長詳細10nm~400nm(紫外線の範囲全体)と日焼け止めとしての効果はとても高いのだが、何故日焼け止めで能力が上昇するのだろうか、などと問うのは無粋である。そもそもそれを言い出したらグラサン、仮面、牛乳、水虫薬、エレキギター、映画とキリがない。
- スーパーロボット大戦BX
- 劇場版後なので、再会直後は意識不明の状態となっている。後にミーナの歌により完全復活する。TV版と変わらない状態で根治し、自軍と合流。彼女はリオンやミーナのことを「夢の出来事」として僅かに覚えており、終盤に差し掛かる段階でリオンたちと関わった記憶を完全に取り戻していることが明らかになった。
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- TV版原作終了後の設定で第2章から登場。メイン6話-2「バジュラ母星」クリア後、マクロス・クォーターへランカと乗り込みコネクト・フォースに同行。以後はマクロス・クォーターが「歌」を使用可能になる(歌使用時に音声あり)。コネクト・フォースへの同行に関しては、公的には「銀河をめぐるライブツアー」ということになっている。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 基本的にNPCだが、一部の限定カードにおいてアルト機のサブパイロットとなっている。
ステータス設定の傾向
戦術指揮
- 精神耐性、気力限界10上昇、シナリオクリア時に資金+30000
- 『UX』及び『BX』。資金+は劇場版でシェリルがS.M.Sのスポンサーについたことからか。ちなみに、『UX』のシェリルはアルティメット・クロスのスポンサーである。
人間関係
- サリー・ノーム、アベル・クーロ
- 両親。漫画「シェリル 〜キス・イン・ザ・ギャラクシー〜」にて登場。
- 早乙女アルト
- 突っ掛かってきたり、悪態突かれたりと自身に対する態度としてはあまりに新鮮だったらしく、私物のイヤリングがアクシデントで彼のところに転がりこんだことがきっかけで以後、公私にわたり彼を振り回すようになる。アルトの役者としてのキャリア、実績、家柄も知っている。
- 劇場版では、TV版と異なりアルトとは幼い頃に出会っている。役者時代のアルトの影響を強く受けており、終盤で遂に想いが通じるも……。
- ランカ・リー
- 道案内を頼んだことで知り合い、彼女のことも甚く気に入ったようで芸能世界へ導くきっかけに。その後も何かと気に掛けたり、可愛がっている…が、アルトを巡る恋のライバルでもある。
- なお、シェリルの祖母とランカの母は同僚なのだが、同じ同僚のグレイスも含めて当時の面識は無かったようだ。
- グレイス・オコナー
- シェリルのマネージャー。TV版では平気でシェリルを切り捨てていたが、ドラマCDではシェリルに対してのグレイスの真意が解る。
- マオ・ノーム
- シェリルの祖母。シェリル自身は直接面識はない。『マクロス30』で共演。
- 天城リリス
- シェリルが通っていた「エラトー音楽学院」の生徒。シェリルの才能をいち早く見抜き、ライバル候補として叱咤激励する。ギャラクシー船団内に突如出現したバジュラの攻撃からシェリルをかばって命を落とし、シェリルが歌い手として頂点を目指す原動力となる。
他作品との人間関係
マクロスシリーズ
- サラ・ノーム
- 祖母の姉で、大叔母にあたる人物。漫画版では、映画にて彼女の役を演じた。『マクロス30』で、祖母のマオと共に共演する。
- 熱気バサラ
- シェリルにとっての一番の憧れの存在。後述にもあるとおり、シェリルの決め台詞は彼の決め台詞のオマージュである。
- なお、『第2次Z再世篇』では遂に夢の共演が実現する。
ガンダムシリーズ
- ミーア・キャンベル
- 『L』での歌姫仲間の一人。メサイア攻防戦の後、罪悪感に苛まれ、失意のうちにあった彼女を励まし、立ち直らせる。その際、全てを失っても再び立ち直ろうと決意した彼女の心根の強さを、シェリルも認めている。終盤のグレイスとの決戦においては失意に沈みそうになったところ、彼女からラクスと共に激励のメッセージを送られた。
- ラクス・クライン
- 『L』及び『第2次Z』での歌姫仲間の一人。終盤のグレイスとの決戦においては失意に沈みそうになったところ、彼女からミーアと共に激励のメッセージを送られた。
- ネーナ・トリニティ
- 『第2次Z破界篇』にて「チャラチャラしていてムカツク」という理由で彼女に嫌悪され、ランカと共に殺されそうになるも、エイーダに助けられる。
- リボンズ・アルマーク
- 『第2次Z破界篇』ではグレイスと結託した彼によって、ランカと共に連れ去られてしまう。
- マリナ・イスマイール
- 『第2次Z再世篇』終盤では彼女と絡む場面が多く、黒の騎士団ルートでは彼女を「宇宙から地球を見たことは?」とフロンティア船団へ誘っている。
- 曹操ガンダム、孫権ガンダム
- 『UX』では第2部終盤にてアルカトラズに収監されているシェリルを救出すべく、アルトと共にアルカトラズ刑務所に潜入する。
リアル系
- ゲイナー・サンガ
- 『第2次Z』にて本人同士の絡みはなかったが、ZEXISにおける「シェリル派筆頭はゲイナー」との事。
- フェイ・イェンHD
- 『UX』では第1部にてシェリルの歌が彼女のオリジナルモード発動の成功のきっかけを生むことに。蒼穹作戦ではマークニヒトの攻撃に屈することなく目覚めた自身(と初音ミク)の力を完全に解放し、「in the Blue Sky ver.HD」を歌い、世界に歌声を響かせる彼女の姿に、かつて祖母が捜し求めていた「風の探し手」を想起する。
- 遠見千鶴
- 『UX』にてシェリルの主治医となり、「歌う事ができなくなるのならV型感染症を治す必要はない」と豪語するシェリルの意を汲んで、喉に極力負担がかからないよう調合した薬を渡していたのだが、それでも喉に違和感を感じたシェリルは薬を服用しなくなってしまった。
スーパー系
- カミナ
- 『第2次Z破界篇』ではシェリルの泥の中でもあがく精神とカミナの突き抜けた男気が反発しあった結果か、初対面で早速いがみ合い、ほぼ同族嫌悪的な会話を繰り広げていたが、獣人から助けてくれたことで最終的に和解する。後にミシェルから彼の死を聞いた時にはショックを受けた。
- ロージェノム
- 『第2次Z破界篇』で、どういうわけか獣人に彼女を殺すように命令していた。その理由は不明。
- エイーダ・ロッサ
- 『L』および『第2次Z』での歌姫仲間の一人。『第2次Z破界篇』ではネーナに殺害されそうになったところを彼女に救われた。
- ナイア
- 『UX』では、第2部中盤に「銀河の妖精のファン」を名乗る彼女との接触で、V型感染症を治療する手段を知ることとなった。しかし、その本心ではシェリルの命も歌も玩具扱いして嘲笑っているに過ず、最終話直前でそのしっぺ返しを受けることとなった。
- MIX
- 『第3次Z時獄篇』にて彼女から単刀直入にアルトのどこがいいのかと問われた他、イヴの呪いで男性化した彼女の中に眠っていた乙女心を自分とランカの歌で呼び覚まし女の子の身体に戻している。
- カグラ・デムリ
- 『第3次Z時獄篇』にてシルフィを手に入れる為ならいかなる犠牲をも厭わない彼を「とんだリン・ミンメイ」と評した。
バンプレストオリジナル
- AL-3 アリス
- V型感染症に苦しむシェリルの看病をする。
- またシェリルが長期間使っていない部屋の掃除を行った時、V型感染症の薬の忘れ物を彼女が発見し、皆がV型感染症について知る切っ掛けをつくる。
名台詞
TV版
- 「あたしを誰だと思ってるの? あたしはシェリル、シェリル・ノームよ!」
- 自分を誇示する台詞だが、それ以上にプロのトップアイドルとしての矜持、もしくは自身へ言い聞かせて奮い立たせるための発言である。彼女と出会ったことで自身の道を選択し始めたアルトやランカに対して既に自身のアイデンディティは確立されている。
- 「あたしの歌を聴け~!」
- シェリルの決め台詞である。DVD/BDの冊子では『マクロス7』の熱気バサラへのオマージュであると解説されている。
- 「こんなサービスめったにしないんだからね」
「こんないい女、めったにいないんだからね」 - シェリル独特の言い回し。『マクロスF』関連のグッズのキャッチフレーズで多用されている。
- 「みんなはあたしを幸運だって言う…でもそれに見合う努力はして来たつもりよ!」
「だからあたしはシェリル・ノームでいられるの…運命っていうのはそうやって掴み取る物なのよ!」 - 第3話。アルトとランカとともにシェルターに避難後、シェルター内の循環機能が停止しこのまま確実に窒息するより可能性を信じてアルトの制止を振り切り外に出ようとした時に発した台詞。今までの地位を実力で勝ち取ってきたと自負するシェリルのこの姿が、アルトとランカの今後に影響を与えている。
- 「そう? あたしは知ってたけど。触れられたくないみたいだから、突っ込むのをやめてたけど。」
- アルトの過去は知っていたが、そのあたりは本人の心情を察して触れていない。ただ天真爛漫に彼を振り回していたわけでない。人のデリケートな部分には気を使うことだってできる。
- 「楽しい? おまえは死ぬんだって、わざわざ難しい言葉で説明するの」
- 第22話。病状を説明するルカに対して。感染症の自覚症状がすでに出ているシェリルにとってわかりきっていることであり、静かな怒気で黙らせた。
劇場版
- 「たとえ私が死んでも、歌は死なない!」
- 自身の体調を心配するオズマに対して。ちなみに「歌は死なない」は『サヨナラノツバサ』のキャッチコピーの一つとしても使用されている。
迷台詞
- 「いやらしい目で見ないでよ、この変態!!」
- 第3話にて。バジュラ襲撃によりシェルターに閉じ込められて、アクシデントで服が脱げたところをアルトに見られてしまい…。この後ランカが仲裁に入るまで「色ガキ!」「露出魔!」などと凄まじい悪態の応酬が続く。
- ちなみに、アルトの言う「ステージで色々見せてんじゃねーか!」というシェリルの際どい格好は、実はホログラムという設定。
- 「そうね、でもただの記憶として一晩使うくらいは許してあげる」
- 第3話にて。服が脱げたところをアルトに見られたことに対しての台詞。もちろんアルトをからかうための冗談だが、トップシンガーとしては問題発言すぎる・・・。
- 「イヤー!!! あたしの下着!!!」
- 第8話にて。美星学園を見学時にシャワーを借りることとなり、脱いだ下着を洗濯しようとした時に小動物(あい君)が下着を被り室内より飛び出した際に叫んだ台詞。この後、シェリルの下着争奪戦が開始され、学園内は大パニックになってしまう…。
- 「だって下着なのよ!! しかも、ついさっきまで穿いて…」
- 第8話にて。下着が最終的には自分の手元に戻るも、屋上から落ちる形となりアルトに救われ「たかが布切れ一枚の為に大騒ぎしやがって」とバカにされた時の反論。アルトからは「生々しいんだよ、お前は!」と返される。
- 「そうなの!なのにあっちときたら、人の気も知らないで……!」
- ミュージックビデオ『娘クリ』にて。この後、インタビュアーに『あっち?』と聞き返され、おおいに慌てて言いつくろうことに……。それにしても、一体アルトは何をしたのであろうか?大方、空を飛ぶことに夢中になってか、ランカに誘われてか、シェリルとの約束を反故にしてしまったのだろうが……。
- 「あ、当たり前じゃない!二人で一つ二つで一つで……二つで、一つなのよ……」
- インタビュアーにさらに突っ込まれて。凛々しい感のある彼女だが、実は攻められると弱いタイプなのかもしれない。
スパロボシリーズの名台詞
携帯機シリーズ
- 「…ディオキアでのあなたのライブ、聞いたわ。確かにあれは、ラクス・クラインの歌じゃなかった…」
「だけど、あれはミーアさん…あなただけの歌だったんでしょ?」 - 『L』第33話「選ばれた未来」シナリオエンドデモより。「自分は結局ラクスの偽物でしかない」と言うミーアを激励した際の台詞。
- 「強い子よね…。今までの全てを失ったも同然なのにまだ歌い続けるって宣言できるんだから」
- 上記の場面の後、ラクスやシェリル、LOTUSの面々に励まされ、自分の歌を歌い続ける事を決意したミーアの姿に呟いて。
- 「余計なお世話もいいとこね! 自分の世界だけで満足していればいいでしょ!」
- 『L』最終話「希望の光」に於けるアルトとグロリアとの戦闘前会話より。独善的な正義を振りかざすグロリアへの怒りの言葉。
- 「ミーナちゃん…。あなたのその想い、あたしが受け継ぐわ」
「この火星が今日のあたしの舞台…。銀河の妖精シェリル・ノームの復帰ライブに相応しい場所だわ!」 - 『BX』第30話「惑星に響く歌声」より。大切な人たちを守りたいと叫んだミーナの想いに応えて銀河の妖精は長き眠りから目覚めた。自分を励まし続けた音たちに応えるために彼女は赤き惑星に全力で歌を響かせる。
Zシリーズ
- 「鳥のように心に正直に生きる人…。工藤シンって、そういう人だったみたいね」
- 『第2次Z破界篇』第16話表部隊ルート「BIRD-HUMAN」より。原作どおりBIRD-HUMANの撮影途中にアルトと交わした台詞。かつて祖母のマオ・ノームが好きだったシンを祖母と同じような思いを持って語っている。
- (さあ、獣人もZEXISも! あたしの歌を聴けーっ!!)
- 「銀河の妖精」の歌声に、獣人と戦うカミナやZEXISは勇気付けられていく(実際に味方全員の気力も上昇)。
- 「あの鬼リーダーが…」
- 『第2次Z破界篇』第33話「天を突く命」シナリオデモより。カミナの死をミシェルから聞かされて。
- 「何かしら? サインだったら、後にして欲しいんだけど」
- バジュラの巣から救出された後、オズマからの伝言を伝えに来たアムロへと発したタメ口。あまりの不遜な物言いに傍らで聞いていたアルトは狼狽するが、アムロ自身は特に気に留めなかった。
- 「新米隊員が先輩面しちゃって」
- 『第2次Z破界篇』EDでS.M.Sに同行する事となったアポロ達エレメント勢へ、先輩風を吹かすアルトを上述の一言でからかう。
単独作品
スパロボシリーズの迷台詞
- 「あたしのどこが、この山猿と似てるってのよ!?」
- 『第2次Z破界篇』第18話表部隊ルート「オープニング・ステージ」より。カミナとトラブルを起こした際、二人のキャラ属性が「似たもの同士」と周囲から評された事に対し、声を荒げて反論する。
- ちなみに、シェリルを象徴する台詞の一つが「あたしを誰だと思ってるの?」で、対するカミナの決め台詞が「俺を誰だと思ってやがる!」である。…本人達には気の毒であるが、二人は「似たもの同士」と言えるのかもしれない。
- なお、カミナは竜馬ともいがみ合いを繰り広げていたこともあり、この線でいくとシェリルとカミナと竜馬は同族ということに…。
- 「あんたバカ? いい!? この世界の全てはあたしの為に存在してるのよ!」
- 前述のカミナとのトラブルの際、カミナが「全ての道は、俺様に通じてるのよ!」とローマもビックリな台詞の後の反論。
- この台詞の後、子供であるワッ太からは「子供のケンカみたい」と説得力のある解説をされ、タケルに至っては「ここまで二人のレベルが同じとは…」と何気なくヒドイ台詞をもらしている。
- 「そこまでよ、赤毛のキミ。アルトをいじるのは、今日はあたしにゆずってもらうわ」
斗牙「いじるって、どこを?」
「色んな所をよ」 - 『第2次Z再世篇』第21話宇宙ルート「伝説の歌声」より。ちなみに、一番下の台詞を聞いた琉菜は「意味シン発言」と唖然とした。
- 「ちょっと! オープニングは『ユニバーサル・バニー』に決まっているじゃない!」
- 『第2次Z再世篇』での中断メッセージにて、バサラと口論した際、ランカが「みんなで歌う」と提案するも、バサラが「PLANET DANCE」を披露しようとした時に、声を荒げて反論する。
- 結局、収集は付かず仕舞いになってしまい、前作におけるカミナとのトラブルを彷彿させてしまう場面となっているが、いいのかそれで。そして「ユニバーサル・バニー」は『第3次時獄篇』まで採用は見送られている…。
- 「ア・ル・ト…」
「予告通り、参上したわよ」 - 『第3次Z時獄篇』第29話「夏の始まり」より。アルトがいる部室でランカと一緒に参上して。無論、「銀河の妖精」と「超時空シンデレラ」が陣代高校に来たことで大騒ぎになったので、ここからボランティア部(特にアルト)の災難が降りかかることとなる。
スパロボシリーズの名場面
- フッカツノウタヒメ
- スーパーロボット大戦BX第30話「惑星に響く歌声」。ヴェイガンに操られるバジュラに自らの歌を届けるミーナ。数を更に増してもなお歌を止めない彼女に、呪術師ビグザムの妨害が入る。猛攻のジオン族、そして更に数と勢いを増したバジュラにミーナは不退転の決意で力を振り絞ろうとした時――凛とした声が響いた。それは、長い眠りについていた歌姫の声。ミーナの覚悟と想いに応えんと、シェリル・ノームが目を覚ましたのだ。完全復活を遂げた銀河の妖精の歌が、今、火星を熱狂の渦に包み込む!
楽曲
- 「射手座☆午後九時Don't be late」
- 第1話で登場。フロンティア船団のライブで最初に歌う曲。ちなみに、シェリルは射手座(11月23日生まれ)である。劇場版 (『虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜』)でも披露。
- 「What 'bout my Star?」
- 第1話で登場。フロンティア船団のライブで歌う曲。劇場版でも披露。
- 「ダイアモンド クレバス」
- 第2話から登場。愛しい人との別れを歌った前期エンディング曲。ランカ・リーとのデュエットである「ダイアモンド クレバス50/50」や「真空のダイアモンド クレバス」とバリエーションがある。劇場版でも披露。
- 「インフィニティ」
- シェリルのさよならライブでの最終曲。
- 「Welcome to My FanClub's Night!」
- 第15話で登場。回想シーンでのシェリルが歌っている。シェリルのライブではオープニングに使われているという設定の曲。劇場版でも登場。
- 「ノーザンクロス」
- 第16話からの後期エンディング曲。ちなみに「ノーザンクロス(北十字星)」ははくちょう座の別名。
- 「ライオン」
- ランカとのデュエット。第18話からの後期オープニング曲。劇場版でも登場。
- 「妖精」
- 第22話で登場。被災者のためのチャリティーライブで歌われる。
- 「娘娘サービスメドレー」
- ランカとのデュエット。第25話に登場。「ライオン」、「インフィニティ」、「私の彼はパイロット」、「ダイアモンド クレバス」、「星間飛行」、「What 'bout my Star?」、「愛・おぼえていますか」、「アイモ」のメドレー。
- 「トライアングラー Fight on Stage」
- ランカ・リーとのデュエット。坂本真綾の歌った前期オープニング曲を、今度はシェリルとランカのデュエットで歌う。歌詞の一部も変更されている。
- 「ユニバーサル・バニー」
- 劇場版 (『虚空歌姫 イツワリノウタヒメ』)に登場。マクロスフロンティアの星道館ライブで歌った曲。
- 「pink monsoon」(ピンクモンスーン)
- 劇場版に登場。設定ではシェリルのデビュー曲とされている。
- 「オベリスク」
- 劇場版に登場。コンサート船で行われたシェリルのリベンジライブで歌われる。
- 「ゴ〜〜ジャス」
- オベリスク以来の新曲。2017年3月12日に街頭ビジョンで初公開された。
商品情報
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