モンド・アガケ
2016年10月9日 (日) 10:02時点におけるバルバトス・ゲーティア (トーク | 投稿記録)による版
概要
シャングリラでのジュドー・アーシタの仲間。基本的にはメカニックの役割が多いが、時には百式等のMSパイロットも務めた。
当初はビーチャ・オーレグの腰巾着のような役割で、ビーチャとともにネオ・ジオンに降伏するなどのトラブルも起こしたが、ムーン・ムーンでのラサラとの出会いや死を体験して成長していった。
登場作品と役柄
他のシャングリラチルドレン同様、出番が少ない。彼の場合、原作で目立った出番と言えばラサラ・ムーンとの話だが、ラサラは登場したことは無く、今のところムーンムーン関連のイベントも登場していないが、彼にとっては不幸にならないだけマシであろう。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- ストーリー中盤で「止めたって無駄だぜ」と参戦。しかし初期レベルが低く、幸運が最初からあるものの、同じマップで仲間になるクェス・パラヤより大幅に能力が低いため、使用する人は少なかっただろう。PS版では幸運を覚えるパイロットが減ったため、彼にも出番があるかも知れない。
- スーパーロボット大戦F
- 声が入った。ガンタンクに乗って登場。NT能力を保有するが、元々の能力値の低さもあって正直弱い。中盤以降はベンチ入り確定。
- スーパーロボット大戦F完結編
- ビーチャ達と一緒に旧ザクを発見したり、ブローカーにMSを売ったりしようとする。この段階では育成すればNTLvも上がるので、さすがにオールドタイプよりは避けるようになるが、もっと強いNTが居るのでやはりベンチ入りは避けられない。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 中盤の分岐で他の仲間とともにラビアン・ローズに忍び込み、ガンイージを盗んで出撃する。能力は悲惨だが、脱力という有用な精神を覚えるため利用価値は高い。修理、補給ユニットかGディフェンサーで育てると楽。シナリオ面では『ガンダムΖΖ』関連のイベントの時くらいしか出番はない。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- PS版と変わらず命中補正系の精神を覚えないため戦力には到底数えられない。おとなしくサポートユニットに乗せて脱力要員に。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 援護用の台詞が収録された。後半に加速と補給を覚える為、小隊員として使えない訳ではないが、同じく後半に加速と補給を覚えるカツ・コバヤシよりも能力が低く、小隊編成の都合では二軍落ちの可能性も。回避防御系の精神コマンドが鉄壁しかないのも辛い。比較的頑丈なメガライダーでジュドー・アーシタの努力&加速&EN回復係がいいところか。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 基本的に前作と同じ。カツとは違い努力を覚えるので、レベル上げにも使える。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 中盤でジュドーらと共に加入する。どういうわけか顔グラフィックが妙に凛々しく描かれている。能力値的にはやはり中途半端さが目立ち、サポート系の精神コマンドもかく乱と愛しか覚えない。攻略本では「ZZのなかで一番使えない」「育てたところで何のメリットもないキャラ」と書かれてしまっている。
- スーパーロボット大戦MX
- 本作では特に貴重な補給の習得者である為、サポートキャラとして考えると有能。他のUC系ガンダムパイロット達と共に、ディジェSE-Rの入手フラグにも関わる。ビーチャやエルと違い、カットイン入らず。
- スーパーロボット大戦GC
パイロットステータス設定の傾向
能力値
シャングリラチルドレンで能力は最弱に位置する。
精神コマンド
メカニック等の原作の役割で偵察・補給を覚えるが、命中や防御系の精神のバランスが悪いのが弱点となる。
- 第3次
- 根性、ド根性、幸運、集中、気合、必中
- F、F完結編、64
- 偵察、加速、ひらめき、熱血、かく乱、愛
- リンクバトラー
- ひらめき、偵察、加速、熱血、かく乱、愛
- α
- 偵察、根性、ひらめき、かく乱、熱血、脱力
- α for DC
- 偵察、根性、かく乱、ひらめき、熱血、脱力
- 第2次α、第3次α、GC(XO)
- 偵察、鉄壁、努力、必中、加速、補給
- MX
- 偵察、鉄壁、応援、努力、加速、補給
特殊技能(特殊スキル)
- 第3次(PS版)
- ニュータイプL3、シールド防御L3、切り払いL3
- F、F完結編
- ニュータイプL5、シールド防御L2、切り払いL6
- α(DC版)
- ニュータイプL5、シールド防御L4、切り払いL4
- 第2次α、第3次α
- ニュータイプL5、援護攻撃L3、援護防御L3
- GC(XO)
- ニュータイプL5、援護L3、シールド防御
小隊長能力(隊長効果)
パイロットBGM
人間関係
シャングリラ組
エゥーゴ
ネオ・ジオン
SRW未登場
- ラサラ・ムーン
- ビーチャと共にネオ・ジオンにいたモンドがムーン・ムーンで出会った少女。41話にて、スタンパのズゴックの攻撃でモンドを庇い死亡。声優は山本百合子氏。
- サラサ・ムーン
- ムーン・ムーンの光族の長でラサラの双子の姉。39話で再登場した時、彼女をラサラと間違えた。声優はラサラと同じく山本氏。
- スタンパ・ハロイ
- 40話と41話に登場したサイド3の歓楽コロニー・タイガーバウムの所有者。美人好きでルー達を人質にした。ゴッグやアッガイなどの旧式モビルスーツをコレクションにして、庭に飾っていた。41話でズゴックに搭乗してジュドー達を追い詰めるが、モンドを庇ったラサラを殺してしまう。最期はラサラの仇でモンドに倒された。声優は西村知道氏。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- 『GC』(『XO』)では、彼の愛機である百式を盗み出す。また、ア・バオア・クーでのジオン軍とギガノス帝国との最終決戦で、百式のメガバズーカランチャーをビーチャと共に整備して使用可能にするという彼ならではの見せ場がある。
- ラクス・クライン
- 『第3次α』では、彼女のファンであるらしくアークエンジェルに保護された彼女にサインを貰いに行く事に。サインがもらえたかどうかは不明だが……
- トール・ケーニヒ、カズイ・バスカーク
- 『第3次α』では、序盤でビーチャと一緒に何かと先輩風を吹かす事に。
リアル系
バンプレストオリジナル
名台詞
- 「え?キレイ…」
- 第14話で、ラサラ・ムーンと初めて出会う台詞。
- 「僕達はスペースノイドですからね」
- 第23話で戦う意味を見いだせずにビーチャと共に不真面目気味であった際、地球の為には戦えないのかと問うブライトに対して。モンドらスペースノイドにとっての地球が隔絶した存在である事が窺える。
- 「口で言われたって、力で!」
- ネェル・アーガマがネオ・ジオンに追い詰められた際、避難民のチェックを念入りに行なわなかったとビーチャやトーレスが責めたのを受けて責任を感じ、百式で出撃した際の台詞。
- 「ラサラさんの仇ぃー!!」
- ラサラの死の原因を作ったスタンパ・ハロイに止めを指した時の台詞。
- 「ふ…やったよ…ラサラ…やったよ…」
- スタンパを倒した直後の台詞。だが、仇を討った喜びなどなかった…
- 「じゃあ聞くけどね、悲しめば死んだ人間が生き返ってくるとでもいうのか、ええ?済んだことはさっさと忘れちまった方がいいのさ。人間なんて死んじまえばそれっきりだ。けど、けど、俺達はこの先、ずっと生きていかなきゃならないんだぞ!」
- 第45話でエマリーが戦死し、艦内の空気が重いのをなんとかしようと「エアコンの故障」とわざと軽口を叩くが、エルを怒らせる。しかし、モンドは自分なりの価値観を説く。スパロボではキャラクター事典に収録されており、一言モードでは屈指の長さである。
スパロボシリーズの名台詞
α(α for Dreamcast)
- (ビーチャ…どうすんの?核を使うようなジオン軍に、この艦を渡しちゃっていいのかよ?)
- 宇宙ルート第24話「ソロモンの悪夢」より。ソロモンへの核攻撃を敢行したジオン軍の凶行を目の当たりにして、それまで能天気に画策していたリーンホースJr.強奪計画に迷いが生じ、ビーチャへ計画続行の意志を訊ねるが、相方自身も返答に窮していた。
第3次α
- 「お前が帰ってくる頃には、アナハイムも真っ青の大企業になってるかも知れないぜ」
- EDで銀河探査船のクルーとして旅立つジュドーへ、彼が戻るまでにジャンク屋を繁盛させる事を約束した際の餞別の言葉。実現の有無はともかく、大きな野望を抱くのは良い事である。
搭乗機体
- メガライダー
- 複数回で搭乗。
- ガンダムMk-II
- 複数回で搭乗。エルがメガライダーに搭乗したり、不在の時に搭乗する事が多く、メイン回である41話ではスタンパを倒す際に搭乗している。
- 百式
- 39話で搭乗。
- Ζガンダム
- 43話で搭乗。
- キャトル
- ムーン・ムーンの御神体として崇められていた原初期の作業用MS。モンドが修理した事により再び動き出した。SRW未登場。