「ブライガー」の版間の差分
(→外部武装: 内容追加) タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
|||
(4人の利用者による、間の4版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
− | |||
| 登場作品 = [[J9シリーズ]] | | 登場作品 = [[J9シリーズ]] | ||
*{{登場作品 (メカ)|銀河旋風ブライガー}} | *{{登場作品 (メカ)|銀河旋風ブライガー}} | ||
45行目: | 44行目: | ||
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}} | ||
− | :初登場作品。スーパー系としては耐久力が低いが、どの間合いの武装も攻撃力が高めで、燃費も良く非常に優秀。[[精神コマンド]]もバランスがよく、複数乗りスーパーロボットでは唯一[[脱力]]を持っているため、後半は[[期待]]を回す候補にも入る。ただし先述の耐久力、キッドの[[援護]]習得が非常に遅い点と、成長システムの関係上、[[射撃]]・[[格闘]]の両方を一度に伸ばせない点には注意。火力を求めるなら射撃を重視した方がいい。 | + | :初登場作品。スーパー系としては耐久力が低いが、どの間合いの武装も攻撃力が高めで、燃費も良く非常に優秀。[[精神コマンド]]もバランスがよく、複数乗りスーパーロボットでは唯一[[脱力]]を持っているため、後半は[[期待]]を回す候補にも入る。ただし先述の耐久力、キッドの[[援護]]習得が非常に遅い点と、成長システムの関係上、[[射撃 (能力)|射撃]]・[[格闘 (能力)|格闘]]の両方を一度に伸ばせない点には注意。火力を求めるなら射撃を重視した方がいい。 |
:戦闘アニメでは同作の中でも特によく動き、ブライソードには撃破時専用演出もある。また初登場時にはオープニングをそのまんま再現したムービーが用意されている。 | :戦闘アニメでは同作の中でも特によく動き、ブライソードには撃破時専用演出もある。また初登場時にはオープニングをそのまんま再現したムービーが用意されている。 | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦XO|XO}}) | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦XO|XO}}) | ||
− | : | + | :初登場が第3話と非常に早い。少しの間抜けるがすぐ復帰する。S・M・Lサイズを行き来出来る変形が本作のシステムと噛み合っており、部位攻撃から巨大ボスとの殴り合いまで様々な役割を1機で担えるのは他にはない強みとなる。 |
+ | :パイロットが4人もいることでその分[[精神コマンド]]を扱えるのもメリットで、[[SP]]や精神コマンドが少ない序盤でも[[スティーブン・ボウィー|ボウィー]]と[[アイザック・ゴドノフ|アイザック]]で2回も[[ド根性]]を使用できる。 | ||
+ | :[[バクシンガー]]、[[サスライガー]]との[[合体攻撃]]「J9スペシャル」は全合体攻撃中最大の攻撃力だが、格闘武器のため射撃能力の方が高い[[木戸丈太郎|キッド]]と一致していない。 | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦NEO}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦NEO}} | ||
:原作終了後設定での参戦。序盤にスポット参戦後、第15話で正式加入する。[[武蔵坊弁慶]]から「[[新ゲッターロボ|ゲッター]]もびっくりの変形だ」と驚かれている。 | :原作終了後設定での参戦。序盤にスポット参戦後、第15話で正式加入する。[[武蔵坊弁慶]]から「[[新ゲッターロボ|ゲッター]]もびっくりの変形だ」と驚かれている。 | ||
+ | :本作でもサイズ可変の変形はシステムと噛み合っており、ブライサンダーで細かい位置取りをすることができる。 | ||
:カットインがほぼ静止画の本作において、オープニング冒頭のJ9カットをまるまる再現するという優遇を受けている。 | :カットインがほぼ静止画の本作において、オープニング冒頭のJ9カットをまるまる再現するという優遇を受けている。 | ||
− | == 装備・機能 == | + | ==装備・機能== |
− | === 武装・[[必殺武器]] === | + | ===武装・[[必殺武器]]=== |
− | ==== 本体武装 ==== | + | ====本体武装==== |
;ブライクロー | ;ブライクロー | ||
:ブライガーのマニピュレーターは「三つ爪」であり、それ自体が武器と成り得る。 | :ブライガーのマニピュレーターは「三つ爪」であり、それ自体が武器と成り得る。 | ||
68行目: | 70行目: | ||
:『NEO』ではロックオン特性付き。 | :『NEO』ではロックオン特性付き。 | ||
− | ==== 外部武装 ==== | + | ====外部武装==== |
;ブライスピア | ;ブライスピア | ||
:多元宇宙から転送されたブライガーの武器の一つ。 | :多元宇宙から転送されたブライガーの武器の一つ。 | ||
− | : | + | :『α外伝』では、相手に突き刺したまま去っていく。移動後に使えてEN消費無しで高威力な上に射程もそれなりに長いので、メインウェポンになる。 |
:『NEO』では[[突破攻撃]]となっている。 | :『NEO』では[[突破攻撃]]となっている。 | ||
;ブライソード | ;ブライソード | ||
− | : | + | :多元宇宙から転送されたブライガーの武器の一つ。原作では二刀流を披露している事も。 |
:『α外伝』では原作OPそのままなカットインが入る。 | :『α外伝』では原作OPそのままなカットインが入る。 | ||
:;ブライソードビーム | :;ブライソードビーム | ||
::ブライソードの剣状から放射されるビーム。 | ::ブライソードの剣状から放射されるビーム。 | ||
− | :: | + | ::回転しながらビームを放射するイメージに反し、『α外伝』『GC/XO』では[[マップ兵器]]ではない。『α外伝』では空陸適応がBなので、攻撃力は表記より若干劣る。 |
− | + | ::『NEO』では自機中心型のマップ兵器となり、110と低めながら気力制限がある。 | |
: | : | ||
;ブライカノン | ;ブライカノン | ||
:ブライガーの最強兵装で、2丁のエネルギーバズーカ。ブライキャリアから「お待たせでゲス」と[[パンチョ・ポンチョ|ポンチョ]]が届けてくれる。 | :ブライガーの最強兵装で、2丁のエネルギーバズーカ。ブライキャリアから「お待たせでゲス」と[[パンチョ・ポンチョ|ポンチョ]]が届けてくれる。 | ||
+ | :敵が近いと射程範囲外となり、P属性もないので小回りが効かない。 | ||
+ | :しかし射程が非常に長く、格闘能力よりも射撃能力が高い[[木戸丈太郎|キッド]]と噛み合うため、状況を上手く作れば強力。 | ||
− | === [[合体攻撃]] === | + | ===[[合体攻撃]]=== |
;J9スペシャル | ;J9スペシャル | ||
− | :[[バクシンガー]]、[[サスライガー]]との[[合体攻撃]] | + | :[[バクシンガー]]、[[サスライガー]]との[[合体攻撃]]。上記通り、『GC/XO』では全合体攻撃中最大の攻撃力。 |
+ | :サスライガーに続き、ブライカノンで追撃する。(合体攻撃なので参加した機体の合計で見れば大きくなるが)消費ENはブライカノンよりも少ない。 | ||
+ | :ブライガー自体が繰り出すのはブライカノンのみだが、格闘と射撃が混合する武器のお約束として格闘武器であるため、上記通り[[木戸丈太郎|キッド]]と一致していない。 | ||
− | === [[特殊能力]] === | + | ===[[特殊能力]]=== |
;[[変形]] | ;[[変形]] | ||
− | :[[ブライスター]]及び[[ブライサンダー]] | + | :[[ブライスター]]及び[[ブライサンダー]]からブライガーへと変形。 |
+ | :ただし先述の通り単純な「変形」でなく、シンクロン理論によるサイズ変更(「投影」)も行われている。なお、他の形態になるとメインパイロットは[[スティーブン・ボウィー|ボウィー]]に代わる。 | ||
− | === 移動タイプ === | + | ===移動タイプ=== |
;[[空]]・[[陸]] | ;[[空]]・[[陸]] | ||
:[[飛行]]可能。 | :[[飛行]]可能。 | ||
− | === [[サイズ]] === | + | ===[[サイズ]]=== |
;L | ;L | ||
: | : | ||
102行目: | 109行目: | ||
: | : | ||
− | == 機体BGM == | + | ==機体BGM== |
;「銀河旋風ブライガー」 | ;「銀河旋風ブライガー」 | ||
: | : | ||
− | == 関連機体 == | + | ==関連機体== |
;ブライキャリア | ;ブライキャリア | ||
:ブライガー用の武装を運ぶ専用の輸送機。 | :ブライガー用の武装を運ぶ専用の輸送機。 | ||
− | == 余談 == | + | ==余談== |
*ブライガーは「投影」により形状変化しているが、その意味では後の[[真ゲッター1]]の能力に似ている部分がある。原作では多元宇宙への次元干渉についての危険も示唆されており、エドモン博士の理論はSRWで言う「[[次元力]]」の行使の危険性を回避しつつ、より実用的に表現した方法なのだとも解釈できる。 | *ブライガーは「投影」により形状変化しているが、その意味では後の[[真ゲッター1]]の能力に似ている部分がある。原作では多元宇宙への次元干渉についての危険も示唆されており、エドモン博士の理論はSRWで言う「[[次元力]]」の行使の危険性を回避しつつ、より実用的に表現した方法なのだとも解釈できる。 | ||
*スパロボ参戦以前に発売された『[[新スーパーロボット大戦]]』で、[[リュウセイ・ダテ]]が「R-1もブラ○ガーみたいに巨大化すればいいのに」と発言している。 | *スパロボ参戦以前に発売された『[[新スーパーロボット大戦]]』で、[[リュウセイ・ダテ]]が「R-1もブラ○ガーみたいに巨大化すればいいのに」と発言している。 | ||
− | == 脚注 == | + | ==脚注== |
<references /> | <references /> | ||
− | == 商品情報 == | + | ==商品情報== |
<amazon>B000UJ94M6</amazon> | <amazon>B000UJ94M6</amazon> | ||
2023年8月22日 (火) 07:16時点における最新版
ブライガーは『銀河旋風ブライガー』の主役メカ。
ブライガー | |
---|---|
登場作品 | |
デザイン | 樋口雄一 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦α外伝 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | シンクロン理論戦闘ロボット |
全長 | 32.4 m |
重量 | 315 t |
動力 | プラズマエンジン |
最高速度 |
|
飛行速度 | マッハ5 |
装甲材質 | 超合金ブライチタニウム |
前形態 | ブライスター |
パイロット |
|
概要編集
「ブライシンクロン・マキシム」の指示でブライスターから「ブライ・シンクロン・マキシム」で巨大化変形した人型ロボット。
エドモン博士が開発した「シンクロン原理」により、変形時に質量とエネルギーを別の宇宙から取り出す事で、サイズを変更している。この原理には諸説あるが、玩具でもしっかりと変形が再現出来る[1]事から、「形状変化」というよりは、変形後に質量の変更を行っていると考える方が妥当だろう。武装に関しては内蔵兵装も装備しているが、あくまで補助であり、必殺武器は多元宇宙からの転送と、ブライキャリアからの射出武器である。
後日談の小説ではTVシリーズの激戦を経て機体の寿命を迎えてしまい、コズモレンジャーJ9の新たな拠点となった宇宙船が「ブライガー」の名と狼の紋章を受け継いでいる。
シリーズ第3作『銀河疾風サスライガー』第41話ではパレードの催し物としてJ9・銀河烈風隊(に扮した人々)と共にブライガーがカメオ出演している。
登場作品と操縦者編集
αシリーズ編集
- スーパーロボット大戦α外伝
- 初登場作品。スーパー系としては耐久力が低いが、どの間合いの武装も攻撃力が高めで、燃費も良く非常に優秀。精神コマンドもバランスがよく、複数乗りスーパーロボットでは唯一脱力を持っているため、後半は期待を回す候補にも入る。ただし先述の耐久力、キッドの援護習得が非常に遅い点と、成長システムの関係上、射撃・格闘の両方を一度に伸ばせない点には注意。火力を求めるなら射撃を重視した方がいい。
- 戦闘アニメでは同作の中でも特によく動き、ブライソードには撃破時専用演出もある。また初登場時にはオープニングをそのまんま再現したムービーが用意されている。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 初登場が第3話と非常に早い。少しの間抜けるがすぐ復帰する。S・M・Lサイズを行き来出来る変形が本作のシステムと噛み合っており、部位攻撃から巨大ボスとの殴り合いまで様々な役割を1機で担えるのは他にはない強みとなる。
- パイロットが4人もいることでその分精神コマンドを扱えるのもメリットで、SPや精神コマンドが少ない序盤でもボウィーとアイザックで2回もド根性を使用できる。
- バクシンガー、サスライガーとの合体攻撃「J9スペシャル」は全合体攻撃中最大の攻撃力だが、格闘武器のため射撃能力の方が高いキッドと一致していない。
- スーパーロボット大戦NEO
- 原作終了後設定での参戦。序盤にスポット参戦後、第15話で正式加入する。武蔵坊弁慶から「ゲッターもびっくりの変形だ」と驚かれている。
- 本作でもサイズ可変の変形はシステムと噛み合っており、ブライサンダーで細かい位置取りをすることができる。
- カットインがほぼ静止画の本作において、オープニング冒頭のJ9カットをまるまる再現するという優遇を受けている。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
本体武装編集
- ブライクロー
- ブライガーのマニピュレーターは「三つ爪」であり、それ自体が武器と成り得る。
- 『α外伝』でのみ採用。
- ブラスター
- 目からビームを発射。
- 『α外伝』でのみ採用。
- コズモワインダー
- サイドカーにもなる二挺拳銃のビームガン。
- 『NEO』ではロックオン特性付き。
外部武装編集
- ブライスピア
- 多元宇宙から転送されたブライガーの武器の一つ。
- 『α外伝』では、相手に突き刺したまま去っていく。移動後に使えてEN消費無しで高威力な上に射程もそれなりに長いので、メインウェポンになる。
- 『NEO』では突破攻撃となっている。
- ブライソード
- 多元宇宙から転送されたブライガーの武器の一つ。原作では二刀流を披露している事も。
- 『α外伝』では原作OPそのままなカットインが入る。
- ブライソードビーム
- ブライソードの剣状から放射されるビーム。
- 回転しながらビームを放射するイメージに反し、『α外伝』『GC/XO』ではマップ兵器ではない。『α外伝』では空陸適応がBなので、攻撃力は表記より若干劣る。
- 『NEO』では自機中心型のマップ兵器となり、110と低めながら気力制限がある。
- ブライカノン
- ブライガーの最強兵装で、2丁のエネルギーバズーカ。ブライキャリアから「お待たせでゲス」とポンチョが届けてくれる。
- 敵が近いと射程範囲外となり、P属性もないので小回りが効かない。
- しかし射程が非常に長く、格闘能力よりも射撃能力が高いキッドと噛み合うため、状況を上手く作れば強力。
合体攻撃編集
- J9スペシャル
- バクシンガー、サスライガーとの合体攻撃。上記通り、『GC/XO』では全合体攻撃中最大の攻撃力。
- サスライガーに続き、ブライカノンで追撃する。(合体攻撃なので参加した機体の合計で見れば大きくなるが)消費ENはブライカノンよりも少ない。
- ブライガー自体が繰り出すのはブライカノンのみだが、格闘と射撃が混合する武器のお約束として格闘武器であるため、上記通りキッドと一致していない。
特殊能力編集
- 変形
- ブライスター及びブライサンダーからブライガーへと変形。
- ただし先述の通り単純な「変形」でなく、シンクロン理論によるサイズ変更(「投影」)も行われている。なお、他の形態になるとメインパイロットはボウィーに代わる。
移動タイプ編集
サイズ編集
- L
- 4(NEO)
機体BGM編集
- 「銀河旋風ブライガー」
関連機体編集
- ブライキャリア
- ブライガー用の武装を運ぶ専用の輸送機。
余談編集
- ブライガーは「投影」により形状変化しているが、その意味では後の真ゲッター1の能力に似ている部分がある。原作では多元宇宙への次元干渉についての危険も示唆されており、エドモン博士の理論はSRWで言う「次元力」の行使の危険性を回避しつつ、より実用的に表現した方法なのだとも解釈できる。
- スパロボ参戦以前に発売された『新スーパーロボット大戦』で、リュウセイ・ダテが「R-1もブラ○ガーみたいに巨大化すればいいのに」と発言している。
脚注編集
- ↑ とはいえ現実での完全変形には無理のあるデザインであり、放送当時の玩具も2007年にやまとから発売されたものも少なくない余剰パーツが発生している。
商品情報編集