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;「ありがとう。頼んだぞ、地球防衛組!」 | ;「ありがとう。頼んだぞ、地球防衛組!」 | ||
− | : | + | :上記の最後の場面。『GC』では[[プレイヤー部隊]]との兼ね合いからか「頼んだぞ」の一言だったが、名前を呼ぶことで感謝が込められている。 |
== 脚注 == | == 脚注 == |
2023年10月3日 (火) 15:47時点における最新版
武田長官は「エルドランシリーズ」の登場人物。
武田 | |
---|---|
読み | たけだ |
登場作品 | |
声優 | 西村知道 |
デザイン | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦GC |
SRWでの分類 | NPC |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
誕生日 | 8月20日 |
年齢 | 40歳(ガンバルガー時) |
身長 | 166 cm |
体重 | 71 kg |
血液型 | B型 |
所属 | 地球防衛隊 |
役職 | 長官 |
特技 | クレー射撃 |
趣味 | 盆栽 |
好きな食べ物 | 刺身 |
嫌いな食べ物 | さやえんどう |
概要編集
エルドランシリーズ全4作に登場する、防衛隊の長官。
子供達が主体となる同シリーズにおける大人としての立場のキャラである。大人の面子もあり、子供達が戦うことを良しとせず(これはプライドもそうだが、「子供達を危険な戦いに巻き込みたくない」という親心からでもある)、果敢に奮闘するものの大抵は役に立たない事の方が多い。
しかし、『絶対無敵ライジンオー』のOVA最終話では再生邪悪獣軍団に対して戦車で互角に戦っていたり、『熱血最強ゴウザウラー』終盤で機械化されたものを元に戻す物質復元装置を開発し敗北寸前の危機を救う(機械化された中にザウラーズの峯崎拳一が含まれていたため)といった活躍を見せるなど決して無能と言うわけではない。
なお、『ライジンオー』の時点では名前が不明で単に長官と呼ばれており、苗字が判明したのは『元気爆発ガンバルガー』になってから。また、それに伴い身長などのデータも設定された。娘の桂に対して甘いようで、娘のために防衛隊を出動させたこともある。高所恐怖症のようだが、ライジンオーMk-IIのコックピットには乗っている。
登場作品と役柄編集
原作では良識はあれども基本的に大人の都合を振り回す傍迷惑な人物として描かれているが、スパロボでは良識ある軍人として登場し、無茶なことを言ったりする場面はほとんどないといえる。正直他作品にはもっと迷惑千万な軍人がいる事を考えると無茶も言うが他人の言い分に理解を示し時には歩み寄りを見せる彼は十分良識的な軍人ではある。
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦BX
- 『ライジンオー』のみの参戦なので名前は出ない。原作同様大人気ない描写もあるが、連邦軍のアルグレアス総司令に働きかけて最新型のクランシェとGN-X IVを納入したり、防衛隊の理解を深めてもらうために市民向けのイベントを開いたりと日本防衛のために尽力する描写が多い。一方で納入したMSの一部が暴走騒ぎを起こしたりと気苦労も絶えない。
- 7話にて、マジンとテツジンに攻撃しようとするもアカツキにボソンジャンプに巻き込まれるからと制止されるなど、『ナデシコ』のイツキ・カザマのポジションも担っている。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦GC
- 初登場作品。『ライジンオー』のみの参戦だが武田長官名義になっており、名字に関してはキャラクター事典にて触れられている。足立長官やイゴール長官など、同じく長官職の大人と肩を並べ、原作のような大人気ない場面は見せず、理解ある大人という側面が強い。
- スーパーロボット大戦XO
- 新規シナリオで出番が増えた以外、リメイク前と殆ど同じ。
- スーパーロボット大戦NEO
- 『ガンバルガー』が参戦しているため今作においては娘の桂も登場。プレイヤー部隊が子供ばかりであるため、大人の面子が丸潰れになっている事を嘆く場面も。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 最終決戦前にガンバーチームにあてて送られたビデオレターの中で、青空町の人々とともに登場。
人間関係編集
- 武田桂
- 『元気爆発ガンバルガー』に登場する娘。彼女に対しては少々親馬鹿な一面も覗かせる。
- 防衛隊副官
- 『元気爆発ガンバルガー』より登場。本名不明。長官の側にいることも多いが、桂の運動会の見学に共に来たりする。
- 防衛隊隊員
- 部下達。長官の支持の下で戦ってはいるが、桂の捜索やお出迎え、ガンバーチームと野球をしたりなど、長官の私情で動かされることも。
- 地球防衛組
- 絶対無敵ライジンオーに登場するチーム。
- 日向仁
- 地球防衛組の中核とも言うべき存在。何かと口論になる。
- ガンバーチーム
- 元気爆発ガンバルガーに登場するチーム。同じく快く思っていない。実は娘のクラスメートであり、しかもその内の一人は彼女と良い雰囲気になる事もしばしば。
- ザウラーズ
- 熱血最強ゴウザウラーに登場するチーム。一度は彼らを防衛隊に入れたこともある。
- 峯崎拳一
- ザウラーズのパイロット。当初は彼をマッハプテラから降ろそうと無断で乗り込み、機能停止にさせたことも。後半機械化された彼の身体を戻すために協力する。
- ダンケッツ
- エルドラン
- 以上のチームにロボットを与えた存在。恨み言をいうことも。
他作品との人間関係編集
名(迷)台詞編集
平和のために戦う軍人だが、ロボットに乗って戦う子供達相手への大人気ない発言などが多く見られる。
絶対無敵ライジンオー編集
- 「君達小学生に地球は守れん。この国を守るのは我々大人の仕事だ」
- 第2話より。5年3組にライジンオーと陽昇学園の引渡しに現れた際の台詞。この直後、教室と学校を徹底的に調査し、地球防衛組の面々を拘束しようとするも、矢沢校長の剣幕に静止することに。なおこの次の日も教室の外に居座っており、1日では見つけられなかった模様。
- 「許さん! 子供が怪物と戦うなど私は断じて許さん、これは大人の仕事だ!」
- 邪悪獣の出現に、長官の反対を押し切って出撃を促す仁ら地球防衛組に対しての反論。言っている内容は正しいのだが、直後に・・・。
- 「うるさい! 私の命令に従えー!」
- 上の続き。「そんな事言っている場合かよ」と反論する仁に手を上げようとする。振り上げた拳は篠田先生により取り押さえられ、事なきを得るが、マリアが出動のためにメダルをはめ込むのを阻止しようとするなど醜態を晒す。
- 「仕方ない、君達に地球防衛組としての任務を任せよう」
- 2話の戦闘終了後。にらみ合いの末、1歩も引かない地球防衛組の存在を一応認めることになる。
- 「とにかくライジンオーは今後我々の管理下におく、お前達は等分の間、家から一歩も出てはならん!以上!」
- 第21話より。ベルゼブが誕生させたジャークライジンオーがお菓子倉庫を襲ったため、地球防衛組に疑いをかけ、防衛隊の監視つきで自宅謹慎を命じる。なお篠田先生らには話を通さなかったようで、後日防衛隊本部に篠田先生、姫木先生、矢沢校長が抗議に行っていた。
- 「ああ、こんな機械10年前にはなかった」
「いや、20年だ」 - 抗議に来た教師陣を「証拠がない限り謹慎を解くわけには行きませんな」と相手にしなかったが、ジャークライジンオーが防衛隊基地を襲撃。防衛軍の戦力では歯が立たず、戦車に乗って安全な所に逃げることになるが、20年間戦車に乗っていなかったため、動かし方がわからず、篠田先生達を呆れさせた。直後に本物のライジンオーが現れ、難を逃れる。ちなみに戦車は姫木先生が当てずっぽうで動かした。
- 「しかしまぁ、今日は確かに君らのおかげで助かったよ」
- 自宅謹慎を無視し、助けに来た地球防衛組に説教し、その場を立ち去ろうとするが、命を助けられたために振り向きながら感謝の言葉を述べる。長官が地球防衛組の活躍を認めた一面だが、直後、仁に素直に謝らないからという理由で、ライジンオーの肩に乗せられ慌てる。
- 「敵は、君達の基地を探そうとしとるそうだな」
「ぬわははは、我々の情報収集能力を舐めてもらっちゃ困るよ。何なら君達の明日の給食のメニューだって調べられる」 - 第42話より。地球防衛組を防衛組本部に呼び出し、ジャーク帝国のかく乱のために造ったライジンオーMk-IIとライジンオー秘密基地を見せ、得意気に話す。最後の給食のメニューのくだりはあきらから「そんなの献立表見りゃわかるじゃんか」と突っ込まれる。
- なお、長官が何故ジャーク帝国が地球防衛組の基地を探していることを知っているのかは説明されていないが、41話で吼児とクッキーが基地を探ろうとしたタイダーに誘拐されたため、篠田先生達が通報したものと思われる(篠田先生はバスを運転して連れて来ていたため)。
- 「やはり、いざとなると大人の力が必要となるだろう。いや感謝しろと言っとるわけじゃないぞ、うはははは・・・!」
- 直後、ライジンオーMk-IIとライジンオー秘密基地の計略を話した後の台詞。最後の台詞で本音が透けて見える。
- 隊員「長官、ついに我々の出番がやってきましたね!」
「ああ」
隊員「地球防衛組の子供達にいいとこ持ってかれましたもんね!」
「全くだ。あんな子供達が現れたおかげで、我々防衛隊の面目は潰れっぱなしだったからな。我々にとっちゃあ、まったく迷惑な子供らだったよ」 - 第47話より。校長の了解を得て地球防衛組が発見したアークダーマを押収して、帰りの車の中で隊員との会話。子供を戦わせたくないという考えを持ちながらも、少なくともこのように防衛隊の面子が潰れていることに不満を抱いていたことが伺える。直後、長官の「迷惑」の一言で邪悪獣コドモスキー(SRW未登場)が誕生してしまう…。
- 「わーい、あちょびにいこー!」
- 同上。コドモスキーに殴られ、隊員共々子供にされてしまい、車が電柱に激突したにも拘らず遊びに行ってしまう。
- ちなみに約3年前、同じ目に遭った武士がいた。
- 「おぉ、おお…何て勇気のある子供達だ!」
- 第50話より。バクリュウドラゴンの修理に向かった地球防衛組の男子を見て。長官が子供達を素直に認めた、感慨深い場面である。
- 「怯むなー、正義は必ず勝つ!」
- 同上。防衛組に負けじとジャーク帝国の要塞に戦車で攻撃を仕掛け、ワルーサからの攻撃を受けながらの隊員達への激。長官もまた正義のために戦っているのである。
- 「ああ、人質がいるんではおいそれと手を出すわけにはいかんな」
- OVA3巻より。5次元人ゴクドー(SRW未登場)により地球防衛組の半数と姫木先生が人質に取られ、陽昇学園がバリアに覆われたことを仁と勉に伝えられた際の返答。人質の安全を優先するなど、普段のイメージとは異なる良識的な意見である。どこかの長官なら間違いなく発砲しようとしていただろう。
元気爆発ガンバルガー編集
- 「ええい、勝手に町を基地にしおって」
- 第2話より。青空町内からゴウタイガーとキングエレファンが発進する様子を見て。ごもっともです。
- 「全隊に出撃命令だ!ケーキを捕まえろー!」
「全隊員進めー!わしのケーキを取り戻せー!」 - 第5話より。桂のために買ったケーキがアリ魔界獣(SRW未登場)により、逃走した際の台詞。ケーキを取り戻すために全隊員を出撃させ、ヘリコプターまで出して追跡する。娘のために防衛隊を私情で使う『ガンバルガー』における武田長官の姿はここから始まった。
- 戦闘終了後、青空町のケーキは一時的に品切れとなったが、長官がどうしたのかは不明。
- 「いつかこうなる日が来ると思っていたわい」
- 第8話より。虎太郎と力哉の仲違いから魔界獣マジョーズン(SRW未登場)に敗れたガンバルガーを見て。このあと出番とばかりに攻撃を仕掛けるが…。
- 「こら逃げるな! 防衛隊の意地はどうした!? ガンバルガーのような鉄クズとは違うところを見せんか!」
- 同上。防衛隊の戦車部隊で歯が立たず、撤退しようとした隊員に対して。しかしこの「鉄クズ」発言でガンバーチームは奮起することに。
- 「Yeah!Heyヤングメーン!! そろいも揃って青っちょろい顔並べやがって!!」
「体鍛えておじちゃんと一緒に世界の平和守ろうジャン!」
「聞いたかBaby! これから魔界獣倒しに行ってっくけど根性やるやつcome on!! come on!!」 - 第11話にて、亜衣子先生からビリビリをうつされビリビリ人間になってしまった時の台詞。
- 「バカもーん! 一体今何時だと思っとるんじゃ、女の子がこんな遅くまでどこで遊んでおった! 心配して防衛隊まで出動させたんだぞ!」
- 第31話より。魔界獣によりタイムスリップさせられ、夜遅くに帰ってきた桂への説教。[1]理由は兎も角軍隊を出撃させるな。
熱血最強ゴウザウラー編集
- 「コラァーッ! 誰が乗っとるんだぁー! 速やかに降りてこーい! どうせまた子供だろ~っ!!」
- 第1話より。流石に気づいた模様。この直後、心配になって駆けつけた中島先生の自転車が直撃する。
- 「また小学生か! それも今度は6年生! えぇい、エルドランめぇ! なんで小学生でなきゃいかんのだ!? なぜ我が防衛隊にロボットをよこさぁ~んっ!!」
- 第2話より。3度も小学生の手にロボットが渡ったことを嘆く、もはや哀愁を誘う。
- 「仕方がない。仕方がない。君たちにゴウザウラーを任せよう」
- 2話戦闘終了後。6年2組の面々との睨み合いの末、頭を下げ、ゴウザウラーを託す。長官が操縦しようとしても動かせないので仕方ないとも言えなくない。
スパロボシリーズの名台詞編集
- 「皆も知っての通り、この街を、いや地球を取り巻く情勢は大きく変化している。しかし、我々人類はどんな時もあきらめず戦っていかねばならない…」
- 『GC(XO)』第33話「魔神降臨」より。地球防衛組にホワイトベース乗船を伝えに現れた際の演説。しかし、仁により中断される。
- 「すまん…。だが我々にはもう君達しか頼れる者はおらんのだ…」
- 『XO』第33話「魔神降臨」にて追加された台詞。原作と違い、多数の勢力を相手にしなければならないため、武田長官の苦渋の決断であったことが伺える。
- 「ありがとう。頼んだぞ、地球防衛組!」
- 上記の最後の場面。『GC』ではプレイヤー部隊との兼ね合いからか「頼んだぞ」の一言だったが、名前を呼ぶことで感謝が込められている。
脚注編集
- ↑ 実際、桂はまだ登校途中なのに魔界獣に時間を進められて、授業が終わり放課後になっただけでなく、さらに時間を進められて深夜になってしまったというのが真相であった。そのため桂本人も、全くわけが分からず困惑するしかなかった。