「キングガンダムII世」の版間の差分

 
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| 読み = キングガンダムにせい
 
| 読み = キングガンダムにせい
 
| 外国語表記 =  
 
| 外国語表記 =  
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
+
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]([[SDガンダムシリーズ]])
*{{登場作品 (人物)|SDガンダムシリーズ}}
+
*{{登場作品 (人物)|SDガンダム外伝 円卓の騎士}}
**{{登場作品 (人物)|SDガンダム外伝 円卓の騎士}}
 
 
| 声優 = {{声優|寺島拓篤|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|寺島拓篤|SRW=Y}}
| モチーフ = パーフェクトガンダム
+
| モチーフ = [[GUNDAM:パーフェクトガンダム|パーフェクトガンダム]](SRW未登場)
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|横井孝二}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|横井孝二}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
 +
| 旧名 = 皇騎士ガンダム
 
| 種族 = MS族・ガンダム族
 
| 種族 = MS族・ガンダム族
 
| 性別 = [[性別::男]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
 
| 所属 = ブリティス王国
 
| 所属 = ブリティス王国
| 役職 = 皇子→国王
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| 役職 = 国王
| HP = 800(皇騎士ガンダム)<br />2500(剛の鎧)<br />5000(フルアーマー)<br />15000(キングガンダムII世)
+
| HP = 15000
 
}}
 
}}
 
'''キングガンダムII世'''は『[[SDガンダム外伝 円卓の騎士]]』の[[主人公]]。
 
'''キングガンダムII世'''は『[[SDガンダム外伝 円卓の騎士]]』の[[主人公]]。
  
 +
ここでは皇騎士(クラウンナイト)ガンダムの時期についても説明する。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
ザビロニア帝国によって滅ぼされたブリティス王国の王子。追っ手から逃れるため、ベルファスト村の賢者アントニオによって育てられた。
 
ザビロニア帝国によって滅ぼされたブリティス王国の王子。追っ手から逃れるため、ベルファスト村の賢者アントニオによって育てられた。
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7年後には村を襲った邪騎士ザクエスとの戦いをきっかけに、王国再興のために立ち上がる。仲間を募り、新生円卓の騎士団を結成した。
 
7年後には村を襲った邪騎士ザクエスとの戦いをきっかけに、王国再興のために立ち上がる。仲間を募り、新生円卓の騎士団を結成した。
  
=== 皇騎士(クラウンナイト)ガンダム ===
+
=== 皇騎士ガンダム ===
キングガンダムII世の最初の姿。王家に伝わる「[[Gアーマー|剛の鎧(ジーアーマー]])」、賢者アントニオから託された「[[フルアーマーガンダム|フルアーマー]]」を装備し、強くなっていった。
+
王位継承前の姿。称号の「皇」がブリティスの王位継承者であることを表しており、配下や臣民からは「皇様(クラウンさま)」と呼ばれる。
 +
 
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旗揚げ時には「ノーマルスーツ」という銘の[[ガンダム|白い鎧]]を纏っていたが、王家に伝わる「[[Gアーマー|剛の鎧(ジーアーマー]])」、賢者アントニオから託された「[[フルアーマーガンダム|フルアーマー]]」といった新たな鎧を得て強くなっていった。
 +
 
 +
剛の鎧の入手を描いたサイドストーリーでは「神器[[コアブースター]]」<ref>「騎士王物語 蛮騎士覚醒」において、父であるカノンガンダム(後のキングガンダムI世)も使用していた設定が追加されている。</ref>という装備を用いている。
  
 
ブリティス城を奪還した際には先代・キングガンダムI世から王位を継ぎ、'''キングガンダムII世'''へとパワーアップした。
 
ブリティス城を奪還した際には先代・キングガンダムI世から王位を継ぎ、'''キングガンダムII世'''へとパワーアップした。
 +
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=== 武騎士(アーマードナイト)ガンダム ===
 +
「レジェンド・オブ・ブリティス」で設定された、キングガンダムII世の隠密行動等を行う際の軽装装備。
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見た目はフルアーマーの肩アーマーを外し緑の部分が青くなった物で、モチーフは「プラモ狂四郎」版のフルアーマーガンダムことパーフェクトガンダムII。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:初登場作品。出典は「SDガンダムシリーズ」となっている。
 
:初登場作品。出典は「SDガンダムシリーズ」となっている。
:2020年2月のイベント「ふたりの皇」期間限定参戦。SSR大器型ファイター。パイロットパーツはボイス付き。
+
:2020年2月のイベント「ふたりの皇」期間限定参戦。大器型SSRファイター。パイロットパーツはボイス付き。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
=== 装備・機能 ===
+
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
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==== 武装 ====
==== 武装・[[必殺武器]] ====
 
 
;キングキャリバー
 
;キングキャリバー
 
:元のカードダスイラストで右手に構えている剣。
 
:元のカードダスイラストで右手に構えている剣。
:[[ファミリーコンピュータ|ファミコン]]ソフト『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語3 伝説の騎士団』では、ヴァトラスの剣を泉の女神の力でパワーアップしてもらったものとして登場するが、その設定はゲームオリジナルのもの<ref>……というか、同ゲーム内で表示されるキングガンダムⅡ世のグラフィックでも'''キングシールドに納められたヴァトラスの剣が描かれている'''。</ref>。
+
:[[ファミリーコンピュータ|ファミコン]]ソフト『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語3 伝説の騎士団』(以下「FC版」)では、ヴァトラスの剣<ref>前提条件として、最大まで強化する必要がある。</ref>を泉の女神の力でパワーアップしてもらったものとして登場するが、その設定はゲームオリジナルのもの<ref>……というか、同ゲーム内で表示されるキングガンダムII世のグラフィックでも'''キングシールドに納められたヴァトラスの剣が描かれている'''。</ref>。[[スーパーファミコン]]ソフト『SDガンダム外伝2 円卓の騎士』(以下「SFC版」)では攻撃した相手のHPを一部吸収する能力を持つ。漫画版ではビームサーベルのような光の刀身となっていた。
 +
:抜き身で帯刀しているが、後の『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承』にて'''専用の鞘「神鞘インヴィンシブル」の存在'''、そして『新約SDガンダム外伝 騎士王物語』にてその前身が'''金騎士(ゴールドナイト)グレイΖ(ズィー)ガンダムの形見の剣'''であり、神鞘インヴィンシブルの力によって変化した物であることがそれぞれ判明した。
 
:『X-Ω』では通常攻撃に使用。
 
:『X-Ω』では通常攻撃に使用。
 
;ヴァトラスの剣
 
;ヴァトラスの剣
:ヴァトラスという名の猛将が使っていたとされる剣で、皇騎士時代に使用していた。キングII世になってからはキングシールドに収められる。
+
:ヴァトラスという名の猛将が使っていたとされる剣で、皇騎士時代に使用していた。キングII世になってからはキングシールドに収められる。現代ではブリティス王族しか扱えないらしく、SFC版では過去の世界で出会ったガンマガンダムに、未来から来た皇騎士だと証明するために見せている。また同作のみ初期装備ではなく、ヴァトラスの葬られた墓のある山に登り彼の霊から貰うイベントがある。
:『ナイトガンダム物語3』では「ヴァトラスソード」と表記。
+
:FC版では「ヴァトラスソード」と表記。
:後の『SDガンダムフォース(SRW未参戦)』には主人公の一人・[[ウイングガンダムゼロカスタム|翼の騎士ゼロ]]の愛剣として「ヴァトラスソード」が登場。同一の剣かは不明だが、それぞれの所持者には'''祖国が滅亡するほどの危機の中でも必ず生き残る'''という共通点がある<ref>ちなみにⅡ世の息子・キングガンダムⅢ世はその息子の皇騎士ストライクにヴァトラスの剣を継承した直後に国を陥とされて死にかけている。</ref>。
+
:『新約SDガンダム外伝 騎士王物語』では、当時のブリティス王国の国王[[イオリア・シュヘンベルグ|イオリア王]]が城に安置していたものだったが、既に死亡しており、遺体の状態で総統の尾の傀儡と化していたため、爵騎士カノンガンダムが抜き所有する事になった。
:『X-Ω』ではアビリティ。
+
:猛将の由来は、「ナルト叙事詩」に登場する半神「バトラズ」と思われる。
 +
:『X-Ω』ではアビリティに採用。
 
;キングシールド
 
;キングシールド
:左手に持つ豪華な装飾が施された盾。中央部にヴァトラスの剣を納める事が出来る。
+
:左手に持つ豪華な装飾が施された盾。中央部にヴァトラスの剣を納める事が出来る<ref>[[ガンプラ|BB戦士]]版では隠しギミックとして上下逆にしたキングキャリバーをセットする事も出来た。</ref>。
:FCソフト『ナイトガンダム物語3』では、皇騎士の時点で装備している。
+
:後の『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承』にて、実は'''キングガンダムI世と契約した[[メビウス・ゼロ|2体の]][[スカイグラスパー|神獣]]の加護が宿っており、キングキャリバー以上にブリティスにとって重要な神器'''であることが判明した。ヴァトラスの剣の柄は[[アークエンジェル|ブリティス王国の守護幻獣の1つと言われる竜]]をかたどっており、これを盾に納めることで王国を守護する三幻獣のレリーフが揃う。また『救世騎士伝承』にてキングガンダムIII世が所持していたが強襲した[[バンシィ|黒騎士バンシィ]]によって縦に真っ二つに分断され、その息子達が一時的に片割れずつ装備している。その後彼らが即位した際に再び一つに戻るが、分断された部分が装飾で補われる形になりIII世以前の物と見た目が異なる。
 +
:FC版では、皇騎士の時点で最初から装備している。
 
;キングアーマー
 
;キングアーマー
:身に纏う鎧。
+
:キングII世となった際に装備している兜以外の鎧。
:『X-Ω』ではアビリティ。
+
:『X-Ω』ではアビリティに採用。
;シルバーランサー
+
;王冠
:BB戦士オリジナル武装の槍。[[ベルガ・ギロス|ショットランサー]]のように穂先を射出できる。
+
:キングガンダムI世から受け継いだ冠。頭の派手な意匠は兜の一部ではなく、兜の上からサークレット状の王冠をかぶっている。
:デザインモチーフは[[ガンダム]]の[[ビームライフル]]。
 
:後に『新約SDガンダム外伝 創世超竜譚』にてこの装備を構えるカードが登場したため、公式設定になった。
 
  
==== その他 ====
+
==== その他&nbsp;====
;ノーマルスーツ
+
;クラウンジャベリン
:皇騎士時代、剛の鎧入手前(カードダス第5弾)に装備していた鎧。名称はゲームソフト『ナイトガンダム物語3』及び『円卓の騎士』より。
+
:カードダス第6弾で装備していた槍。第7弾以降は装備していなかったが、「レジェンド・オブ・ブリティス」で設定された武騎士が装備している。
:[[宇宙世紀ガンダムシリーズ]]に登場する[[パイロットスーツ]]が名称の元ネタである。
 
;剛の鎧(ジーアーマー)
 
:カードダス第6弾で装備していた鎧で、「戦いの中で手に入れた」と説明されている。
 
 
;フルアーマー
 
;フルアーマー
:カードダス第7弾で装備していた鎧。『ナイトガンダム物語3』では、キングII世の姿になっても装備したままである。
+
:カードダス第7弾で装備していた鎧。FC版では、キングII世の姿になっても装備したままである。また兜に関してはキングアーマーではなく、このフルアーマーの物を引き続き使用している。
 
;聖杯
 
;聖杯
 
:ブリティス王家に伝わる秘宝。どのような能力を持つのかは媒体ごとに異なるが、いずれにせよ所持者は世界を手中に収めるほどの凄まじい力を得るという。
 
:ブリティス王家に伝わる秘宝。どのような能力を持つのかは媒体ごとに異なるが、いずれにせよ所持者は世界を手中に収めるほどの凄まじい力を得るという。
 +
:『新約SDガンダム外伝 騎士王物語』にて出自が判明し、総統の尾を打倒したカノンガンダムに渦流神ストリームカイザーの核であるストリームコアが平和を取り戻した褒美として与えた物だった。
 +
;銀の剣 / 銀の兜 / 魔法の鎧
 +
:BB戦士に付属していたオマケ装備。カードダスではそれぞれ単体でカード化されている他、銀の装備は戦士[[ビルギット・ピリヨ|ビルギット]]が、魔法の装備は騎士[[クリスチーナ・マッケンジー|クリス]]が身に付けている。
 +
;シルバーランサー
 +
:BB戦士オリジナル武器。スプリングギミックにより[[クロスボーン・バンガード|槍の先端を射出できる]]。デザインは初代[[ガンダム]]のビームライフルの銃身部分を騎兵槍状にしたもの。
  
 
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
;ヴァトラスアタック/キングフィニッシュ
+
;ヴァトラスアタック / キングフィニッシュ
:『ナイトガンダム物語3』での必殺技<ref>本作の必殺技はいわゆる[[クリティカル]]ヒット扱い。通常攻撃でも稀に発動するが、[[MP]]を消費することで任意に使用できる。</ref>。それぞれ皇騎士時代・キングII世時代でのものだが、ゲーム中では一枚絵が表示されるだけなので、具体的にどういう攻撃なのかは不明。<ref>余談だが、[[キングゴウザウラー|よく似た名前の必殺技を持つ機体]]よりもこちらの方が早く採用されている。</ref>
+
:FC版での必殺技<ref>本作の必殺技はいわゆる[[クリティカル]]ヒット扱い。通常攻撃でも稀に発動するが、[[MP]]を消費することで任意に使用できる。</ref>。それぞれ皇騎士時代・キングII世時代でのものだが、ゲーム中では一枚絵が表示されるだけなので、具体的にどういう攻撃なのかは不明。<ref>余談だが、[[キングゴウザウラー|よく似た名前の必殺技を持つ機体]]よりもこちらの方が早く採用されている。</ref>
 
;ドラゴン
 
;ドラゴン
:[[スーパーファミコン]]ソフト『SDガンダム外伝2 円卓の騎士』で、剛の鎧入手以降使えるようになる必殺技。ドラゴンを召喚して敵全員にダメージを与える。
+
:SFC版で、剛の鎧入手以降<ref>同作では剛の鎧は任意入手で、フルアーマーは強制入手。</ref>使えるようになる必殺技。ドラゴンを召喚して敵全員にダメージを与える。
 +
:孫の代の話で王家の血筋の者は竜の力を持つという話が登場しており、父、叔父、孫もカードダスで竜型のオーラを放っている。
 
:『X-Ω』では必殺スキルに採用。ドラゴンを上空に召喚し、炎で薙ぎ払った後分裂したドラゴンが敵全体に降り注ぐ。
 
:『X-Ω』では必殺スキルに採用。ドラゴンを上空に召喚し、炎で薙ぎ払った後分裂したドラゴンが敵全体に降り注ぐ。
 +
 +
=== [[サイズ]] ===
 +
;SS
 +
:
  
 
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
;キングガンダムI世
+
=== ブリティス王家 ===
:父親にして、前国王。
+
;爵騎士(デュークナイト)カノンガンダム / キングガンダムI世
 +
:父親にして、前国王。死後も魂として現世に留まり、皇騎士へ直接王位を継承した。
 +
;騎士アーサーガンダム
 +
:叔父。キングガンダムI世の弟であり、先代円卓の騎士の一人。後述するF90の剣の師匠であり、アーサーの技はF90を通じてキングII世にも伝承されることになる。
 +
;[[G-3ガンダム|キングガンダムIII世]]
 +
:『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承』に登場する息子。
 +
;皇騎士[[ストライクガンダム]] / [[ストライクフリーダムガンダム|キングガンダムIV世]]
 +
:『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承』に登場する孫の一人で兄の方。ヴァトラスの剣とフルアーマーを受け継ぐ。
 +
;皇騎士[[イージスガンダム]] / [[インフィニットジャスティスガンダム|キングガンダムV世]]
 +
:『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承』に登場する孫の一人で弟の方。剛の鎧(ジーアーマー)を受け継ぐ。
 +
 
 +
=== ブリティス王国 ===
 
;賢者アントニオ
 
;賢者アントニオ
:育ての親。
+
:育ての親。カノンガンダムが総統の尾を討伐していた時代にストリームコアに憑依された事があり、皇騎士の時代でも憑依されていた可能性がある。
;[[嵐騎士ガンダムマークII]]、[[闇騎士ガンダムマークII]]、[[灼熱騎士ガンダムF91]]、勇騎士プラス、麗紅騎士(スカーレットナイト)レッドウォーリア、剛騎士ヘビィガンダム、騎士F90Jr.、法術士F90Jr.、重戦士F90Jr.
+
;名馬ブランリヴァル
:新生円卓の騎士のメンバーたち。騎士F90Jr.、法術士F90Jr.、重戦士F90Jr.はIII世以降の円卓の騎士の一員として継続し続けている。
+
:愛馬。
;[[ガンダムF90V|重甲騎士(ヘビーアーマーナイト)ガンダムF90]]
 
:ブリティス城陥落の際に幼少期の皇騎士ガンダムを連れて落ち延びアントニオに皇を託す。再会後は新生円卓の騎士のメンバーの1人となった。
 
;[[百式改|白金卿(プラチナロード)]]、僧正(ビショップ)ガンタンクR
 
:先代円卓の騎士の生き残り。彼らも新生円卓の騎士のメンバーになる。
 
 
;嵐騎士(ストームナイト)ガンマガンダム
 
;嵐騎士(ストームナイト)ガンマガンダム
:本編開始時には既に故人だがSFC『SDガンダム外伝2 円卓の騎士』にて、聖杯の場所を唯一知る人物だったため、過去に飛んで出会う。この出会いによって彼は自身の運命を悟り、現代の皇騎士ガンダムに向けてメッセージを残した。
+
:先代円卓の騎士の一人。
;帝王[[グワジン級大型戦艦|グレート]][[デギン・ソド・ザビ|デギン]] / 邪獣王ギガサラマンダー
+
:本編開始時には既に故人だがSFC版にて、聖杯の場所を唯一知る人物だったため、皇騎士は時空を超えて存命の頃の彼に会いに行くことになる。この出会いによって彼は自身の運命を悟り、現代の皇騎士に向けてメッセージを残した。
:ザビロニア帝国の帝王にして、一度はブリティス王国を滅ぼした怨敵。
+
;兵士[[GUNDAM:ジム・ライトアーマー|ジムライト]]
;[[G-3ガンダム|キングガンダムⅢ世]]
+
:皇騎士が匿われていた「ベルファスト村」で自警団を結成する若者たち。
:『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承』に登場する息子。
+
:皇騎士の旗揚げに呼応して新生ブリティス軍に加入する。SFC版ではベルファスト村を旅立つ皇騎士の最初の仲間として加入する。
;皇騎士[[ストライクガンダム]] / [[ストライクフリーダムガンダム|キングガンダムⅣ世]]
+
;闘士[[GUNDAM:ガンキャノン・ディテクター|Gディテクター]]
:『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承』に登場する孫の一人で兄の方。フルアーマーを受け継ぐ。
+
:ザビロニアに潰された故郷の村の仇討ちのためにブリティス軍に参加した闘士。
:祖父と同様に新装備を次々に入手して姿が変化するが、そのたびに'''皇騎士ガンダムⅢ→皇青騎士(クラウンブルーナイト)ガンダム→皇騎士ストライクガンダム→皇騎士[[フリーダムガンダム]]→キングガンダムⅣ世→公爵(デューク)[[ストライクルージュ|ストライクガンダム]]→バーサル公爵ストライクフリーダムガンダム'''……と名前までコロコロ変わっていた。
+
:FCソフト『ガチャポン戦士4 ニュータイプストーリー』では皇騎士と組んで[[小隊]]ユニットを構成している。またSFC版でも皇騎士の勧誘に応じて仲間になる。
;皇騎士[[イージスガンダム]] / [[インフィニットジャスティスガンダム|キングガンダムⅤ世]]
+
 
:『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承』に登場する孫の一人で弟の方。剛の鎧(ジーアーマー)を受け継ぐ。
+
=== 新生円卓の騎士 ===
:こちらも兄と同様'''皇騎士レッドガンダム→皇騎士イージスガンダム→皇騎士[[ジャスティスガンダム]]→キングガンダムⅤ世'''と姿と名前を変えている。
+
;[[ガンダムF90V|重甲騎士(ヘビーアーマーナイト)ガンダムF90]]
;王妃[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]
+
:ブリティス城陥落の際に幼少期の皇騎士ガンダムを連れて落ち延びアントニオに皇騎士を託す。資料によっては皇騎士の剣の師匠であるともされる。
:キングガンダムⅤ世の妻。つまり義理の孫娘。
+
:諸事情で自ら辞任した円卓の騎士であり、II世即位時には円卓の騎士として復帰した。
 +
;[[百式改|白金卿(プラチナロード)]]
 +
:先代円卓の騎士の生き残り。皇騎士の旗揚げを知ると合流し、II世の代でも引き続き円卓の騎士に選出された。
 +
:II世の息子・孫世代には、白金卿の孫である[[デルタプラス|白金卿III世]][[GUNDAM:デルタガンダム|(プラチナデルタ)]]が円卓の騎士に就任している。
 +
;僧正(ビショップ)[[GUNDAM:ガンタンクR-44|ガンタンクR]]
 +
:先代円卓の騎士の生き残り。当初は謎の老人「僧侶ガンタンクR」としてゼダン要塞を攻略しようとする皇騎士を支援し、媒体によって異なるタイミングで正体を明かして合流する。白金卿同様II世の代でも引き続き円卓の騎士に選出された。
 +
;[[嵐騎士ガンダムマークII]]
 +
:「流星の騎士団」の一人。親子二代でブリティス王家に仕える忠臣。
 +
:II世即位時に新生円卓の騎士に選出。
 +
;麗紅騎士(スカーレットナイト)レッドウォーリア、剛騎士[[GUNDAM:ヘビーガンダム|ヘビィガンダム]]
 +
:「流星の騎士団」のメンバー。嵐騎士マークIIと共に新生円卓の騎士となる。作品によってはレッドウォーリアが流星の騎士団の命名者となっている。
 +
:SFC版ではどちらも皇騎士に勝負を挑む場面があり、直接対決を経て皇騎士へ仕える決意を固めた。
 +
:ヘビィガンダムは狩人の家系出身でキングガンダム一族とは遠縁にあたる<ref>これはキングガンダム一族のモチーフが[[ガンダム|RX-78]]系列機であり、へビィガンダムのモチーフはその発展型である[[GUNDAM:ヘビーガンダム|ヘビーガンダム]]であることからと思われる。</ref>。
 +
;[[灼熱騎士ガンダムF91]]
 +
:反ザビロニアレジスタンスを率い、ブリティス城を目指す皇騎士に助力した。
 +
:新生円卓の騎士の一人。II世からの信頼も篤い実力者。
 +
;勇騎士[[GUNDAM:Ζプラス|プラス]]
 +
:辺境出身の若者で、皇騎士旗揚げ時の最初の仲間。新生円卓の騎士の一人。
 +
:SFC版では彼も皇騎士に挑んで敗北している。
 +
;騎士F90Jr.、法術士F90Jr.、重戦士F90Jr.
 +
:重甲騎士F90の息子たち(次男から四男)。父と共に新生円卓の騎士となる。II世の息子・孫世代も継続して円卓の騎士に就いている。
 +
:SFC版では敵の罠に嵌められて処刑されそうになった皇騎士を救助している。
 +
;[[闇騎士ガンダムマークII]]
 +
:グレートデギンによって「父の仇はキングガンダムである」と洗脳され、その息子である皇騎士を付け狙っていた。しかし戦いの中で再会した弟からの説得により洗脳が解け、新生円卓の騎士最後の一人として覚醒する。
 +
 
 +
=== ザビロニア帝国 ===
 +
;帝王[[グワジン級大型戦艦|グレート]][[デギン・ソド・ザビ|デギン]]
 +
:ザビロニア帝国の帝王にして、一度はブリティス王国を滅ぼした宿敵。
 +
;剣士[[ロザミア・バダム|ロザミア]]
 +
:SFC版では過去世界で皇騎士に命を救われており、現代で成長した彼女から「お兄ちゃん」と呼ばれて慕われる。ザビロニアに仕官していた<ref>ブリティスが滅ぼされたことで彼女の故郷がザビロニアの支配下にあったためだと思われる。</ref>ようだが、皇騎士と再会するとあっさり寝返った。
 +
:カードダス及びFC版では残念ながらただの敵。
 +
;騎士[[ギャプラン]]
 +
:ザビロニアに仕える騎士だったが、ブリティス側に寝返る<ref>恐らくはモチーフであるギャプランが本来[[地球連邦軍]]の所属であったことから。あるいは一時的とはいえ味方サイドになった前述のロザミィが乗っていた関係もあるのかも知れない。</ref>。
 +
:SFC版では雑魚敵として出現する他に中ボス扱いとしても登場し、中ボスの方を勧誘して仲間にできる。
 +
:皇騎士は元ザビロニアである彼がブリティス軍に早く馴染めるようにと手ずから兜を贈り、その兜は[[GUNDAM:%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3TR-5%EF%BC%BB%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%BC%EF%BC%BD|ギャプランの一族]]に家宝として受け継がれることになる。
 +
;騎士[[ジェリド・メサ|ジェリド]]、戦士[[バスク・オム|バスクオム]]、戦士[[ガデム]]、黒魔道士[[クェス・パラヤ|クェス]]
 +
:カードダスではザビロニア所属だが、SFC版ではザビロニアが開催した武闘大会の出場者であり、正体を隠して参加した皇騎士と対戦する。
 +
:このうちクェスは対戦前に「聖者の杖」をプレゼントすれば仲間になる<ref>なおクェスはその聖者の杖を装備した状態で仲間に加わり、対戦自体も回避できる。一度仲間になれば自由に装備は変更できるので、実質的には無償で仲間になってくれる。</ref>。
 +
 
 +
=== その他 ===
 +
;盗賊[[カイ・シデン|カイ]]
 +
:ベルファスト村に住む盗賊で、キーアイテムである「竜の首飾り」を所持している。SFC版では皇騎士からヴァトラスの剣を盗み、バレて投獄されるも、皇騎士の温情で解放された事で改心して仲間になる。
 
;[[騎士スペリオルドラゴン]]
 
;[[騎士スペリオルドラゴン]]
:彼に勧誘されシャッフル騎士団の一員となる。なお他の騎士団のメンバーと異なりキングガンダムⅡ世のみ、自身が主人公の時にスペリオルドラゴンとの関わりが一切存在しない<ref>物語中に登場するキーアイテム「竜の首飾り」がスペリオルドラゴンの盾を模しているという程度。しかし『伝説の騎士団』の携帯アプリリメイク版の追加シナリオにて、彼と対面するイベントが用意されている。</ref>。
+
:彼に勧誘されシャッフル騎士団の一員となる。なお他の騎士団のメンバーと異なりキングガンダムII世のみ、自身が主人公の時にスペリオルドラゴンとの関わりが一切存在しない<ref>「竜の首飾り」がスペリオルドラゴンの盾を模しているという程度。『伝説の騎士団』の携帯アプリリメイク版で、本編の後日談にあたる追加シナリオにて、彼と対面するイベントが用意された。</ref>。
 +
:『スペリオルクロニクル』によると、自身(神)の力を借りず独力でギガサラマンダーを倒した事が勧誘の動機になった模様。
 +
;[[バーサル騎士ガンダムGP01]]
 +
:シャッフル騎士団の一員。彼の祖国ダバードがネオジオン族に襲撃された際には先触れとして灼熱騎士F91を送り、後には援軍として自ら円卓の騎士を率いて駆け付けた。
 +
;月光騎士(セレネスナイト)[[GUNDAM:ネオガンダム|ネオガンダム]]
 +
:シャッフル騎士団の一員。作中では絡みはないが、彼とは「滅ぼされた国の王族の生き残り」という共通点がある。
 +
;[[リグ・シャッコー|聖竜騎士ゼロガンダム]]
 +
:シャッフル騎士団の一員。先代円卓の騎士だった竜騎士ファルコガンダムの息子。実はゼロガンダムの方が生まれが先だが、ある理由により[[タイムスリップ]]したためキングガンダムII世の方が年齢が上になっている。
 +
;[[コマンドガンダム]]
 +
:先代円卓の騎士の1人「'''蛮騎士コナンガンダム'''」の正体。BB戦士コミックワールドの『SDガンダム大混乱』という漫画で、ともに異世界に召喚されて共闘した。しかし元の世界に帰還する時に戻る世界が入れ替わってしまい、Vコマンドガンダムは皇騎士ガンダムの代わりにVナイトガンダムとしてスダドアカで再び活躍、皇騎士ガンダムもVコマンドガンダムの代わりにマゼラン大陸でG-ARMSの隊長を継いでナイトコマンダーガンダムになった。
 +
;剣士[[ガンダムローズ|ローズガンダム]]、剣士[[ジョルジュ・ド・サンド|ジョルジュ]]
 +
:黄金神話にて、ロードヴァトラスのダイヤソードを託す。またローズには鎧闘神戦記にて、自身の持つヴァトラスの剣と鎧を継承する。
 +
;狩人[[ガンダムデュナメス|デュナメス]]
 +
:森の狩人。狩人ケルディムガンダムの父親。彼らはブリティス王家の先祖にあたる。
 +
;狩人[[ガンダムサバーニャ]]
 +
:鎧闘神戦記の裏で共闘。ブリティス王家の先祖である狩人ケルディムガンダムの生まれ変わり。皇騎士ガンダムの姿へと初期化されたキングガンダムII世に自身の力を託した。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[ジョルディ・ボーダー]]
 
;[[ジョルディ・ボーダー]]
 
:「ふたりの皇」で騎士スペリオルドラゴンの導きにより世界を超えて出会う。出自と経歴が似ている貴種流離譚の主人公同士。また「ふたりの皇」では両者とも原作終了後であった。
 
:「ふたりの皇」で騎士スペリオルドラゴンの導きにより世界を超えて出会う。出自と経歴が似ている貴種流離譚の主人公同士。また「ふたりの皇」では両者とも原作終了後であった。
 
== 搭乗機体 ==
 
;皇(クラウン)機兵ロードヴァトラス
 
:『黄金神話』にて搭乗した機兵。
 
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「父の志を継ぎ、再び平和な国を造ってみせる!」<br />「[[ア・バオア・クー|ゼダンの要塞]]、ここを堕とせば残るはブリティス城のみ!」<br />「ザビロニア帝国のこれ以上の悪行、絶対に許すものか!」<br />「ブリティスの、いや世界のためにもグレートデギンを倒さねば…」
 
;「父の志を継ぎ、再び平和な国を造ってみせる!」<br />「[[ア・バオア・クー|ゼダンの要塞]]、ここを堕とせば残るはブリティス城のみ!」<br />「ザビロニア帝国のこれ以上の悪行、絶対に許すものか!」<br />「ブリティスの、いや世界のためにもグレートデギンを倒さねば…」
 
:カードダスでのセリフ。それぞれ第5、6、7、8弾でのもの。5~7弾は皇騎士、8弾はキングII世の姿。
 
:カードダスでのセリフ。それぞれ第5、6、7、8弾でのもの。5~7弾は皇騎士、8弾はキングII世の姿。
;「その目でしかと見よ。我が名は皇騎士」
+
;「その目でしかと見よ。我こそは皇騎士」
:FCソフト『ナイトガンダム物語3』のオープニングにて。封印されていた記憶を取り戻したベルファスト村の少年は、真の姿を現しザビロニア帝国からの刺客に名を告げる。
+
:FC版のオープニングにて。封印されていた記憶を取り戻したベルファスト村の少年は、真の姿を現しザビロニア帝国からの刺客に名を告げる。
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;「聖杯…全てはこれが原因なのか…こんなものがあるから争いが絶えないのだ…」
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:FC版のエンディングにて。ギガサラマンダー打倒後、新生円卓の騎士たちの同意を得て、キングII世は聖杯を海に投棄する。
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:静かに沈んでいく聖杯と共に始まるスタッフロール。BGMも相まって、どこか物悲しい結末である。
 
;「父さん…」
 
;「父さん…」
:SFCソフト『円卓の騎士』にて。円卓の間で皇が来るのを待ち続けていたキングガンダムⅠ世の魂の最後の言葉を聞いて。同作の皇騎士の唯一の台詞であり、この直後キングガンダムⅡ世へとパワーアップを遂げる。
+
:SFC版にて。円卓の間で皇が来るのを待ち続けていたキングガンダムⅠ世の魂の最後の言葉を聞いて。同作の皇騎士の唯一の台詞であり、この直後キングガンダムⅡ世へとパワーアップを遂げる。
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== 迷台詞 ==
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;「ぼっぼく、3つなの…ううっハズカシー」
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:FC版に登場するダンジョン「アイル砦」に入るための合言葉を言うシーンより。
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:厳密にはパーティの先頭にいる者が発するため、皇騎士専用のセリフというわけではない。
 
<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == -->
 
<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == -->
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== 搭乗機体 ==
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;皇(クラウン)機兵キングヴァトラス
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:『聖機兵物語』以降に制作された専用機兵……だが、'''円卓の騎士達の口出しのせいで装飾性ばかり重視され、実戦に耐えられる性能ではなくなっている'''<ref>カードダスではMP7500。つまり'''キングガンダムII世(HP15000)が生身で戦った方が強い'''。</ref>。
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:結局、下記のロードヴァトラスに強化されるまでは一度も実戦で使われないまま保管されていた。
 +
:;皇機兵ロードヴァトラス
 +
::『黄金神話』にて搭乗した機兵。上記のキングヴァトラスがスペリオルドラゴンの力によって、実戦に使える性能になった機兵。
 +
::欠点としては、スペリオルドラゴンの加護を失うと性能がガタ落ちすること。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*『円卓の騎士編』はアニメ展開されていなかったため、担当声優が設定されていなかった。寺島拓篤氏は2019年11月にゲーム『スーパーガンダムロワイヤル』にキングガンダムII世が登場した際に初めてキャスティングされた。「[[SDガンダムシリーズ]]」の大ファンであった寺島氏はブログにてキャスティングされたことへの喜びと、そもそもキングガンダムII世に声がつくことへの驚きを語っている<ref>[http://blog.livedoor.jp/terashimatakuma/archives/2463826.html 最近あった嬉しいこと,テラシマ流星群]</ref>。
+
*『円卓の騎士編』はアニメ展開されていなかったため、担当声優が設定されていなかったが、2019年11月にゲーム『スーパーガンダムロワイヤル』にてキングガンダムII世が登場した際に寺島拓篤氏によるボイスが実装された。「[[SDガンダムシリーズ]]」の大ファンであった寺島氏はブログにてキャスティングされたことへの喜びと、そもそもキングガンダムII世に声がつくことへの驚きを語っている<ref>[http://blog.livedoor.jp/terashimatakuma/archives/2463826.html 最近あった嬉しいこと,テラシマ流星群]</ref>。
 
*上記のように『円卓の騎士編』はアニメ展開されなかったが原因として'''キングガンダムII世の装備'''が挙げられている。当時はセル画主流の時代で、一枚一枚手書きでセルに書いていたため複雑な模様が多いキングガンダムII世は制作スタッフが多忙になるため。
 
*上記のように『円卓の騎士編』はアニメ展開されなかったが原因として'''キングガンダムII世の装備'''が挙げられている。当時はセル画主流の時代で、一枚一枚手書きでセルに書いていたため複雑な模様が多いキングガンダムII世は制作スタッフが多忙になるため。
 +
**SFCソフト『SDガンダム外伝2 円卓の騎士』の当時のテレビCMでは僅かながら動くキングガンダムII世が描かれていた。
 +
*ベルファスト村で彼がどう暮らしていたかは、媒体ごとに異なる。
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**『コミックボンボン』連載のコミカライズでは、賢者アントニオに記憶を封印され、村の少年「[[ジム]]」として暮らしていた。
 +
**FC版では、やはりジムをモチーフとした少年の姿だが、単に「ぼうや」「ボウズ」と呼ばれており、名前は語られない。ヴァトラスの剣を手にしたことで真の姿と記憶を取り戻す。
 +
**SFC版では、姿は皇騎士のままであり、呼び名は単に「ガンダム」である。また記憶も封印されているのではなく、自分の素性を知らされないまま育てられたという設定になっている。
 +
*「ブリティスを滅ぼされてから7年後に蜂起する」という設定はどの媒体でも共通なのだが、本編より7年前のブリティス陥落時の皇騎士の年齢については媒体ごとに異なり、年端もいかぬ赤ん坊からある程度の分別のついた少年まで様々。赤ん坊設定の場合、本編の皇騎士及びキングガンダムII世の年齢は'''7歳'''ということになってしまう。このあたりについては、ファンからは「MS族(あるいはガンダム族)は人間とは肉体や精神の成長スピードが異なるのではないか」「某かの力(ヴァトラスの剣か?)によって強制的に成長させられたのでは」など様々に考察されている。
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*歴代キングガンダムで'''一番装飾が細かくなっており'''<ref>例として兜の羽根の縁取りやモミアゲの金具部分が他のキングガンダムに存在しない。</ref>、後年に展開されたカードダスでも一部の装飾が簡略されている。
 +
**当時の[[ガンプラ|BB戦士]]では配色の大半がシールで補われていたがそれでも全てをカバーできるわけではなく、特に複雑な造形と配色のキングシールドに至ってはシールなしの単色成形であった。塗装で設定通りの色分けを行う場合、数あるガンプラの中でも難易度は相当高いものになると思われる。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年1月1日 (月) 00:25時点における最新版

キングガンダムII世は『SDガンダム外伝 円卓の騎士』の主人公

キングガンダムII世
読み キングガンダムにせい
登場作品

ガンダムシリーズSDガンダムシリーズ

声優 寺島拓篤
モチーフ パーフェクトガンダム(SRW未登場)
デザイン 横井孝二
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 機体
パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
旧名 皇騎士ガンダム
種族 MS族・ガンダム族
性別
所属 ブリティス王国
役職 国王
HP 15000
テンプレートを表示

ここでは皇騎士(クラウンナイト)ガンダムの時期についても説明する。

概要編集

ザビロニア帝国によって滅ぼされたブリティス王国の王子。追っ手から逃れるため、ベルファスト村の賢者アントニオによって育てられた。

7年後には村を襲った邪騎士ザクエスとの戦いをきっかけに、王国再興のために立ち上がる。仲間を募り、新生円卓の騎士団を結成した。

皇騎士ガンダム編集

王位継承前の姿。称号の「皇」がブリティスの王位継承者であることを表しており、配下や臣民からは「皇様(クラウンさま)」と呼ばれる。

旗揚げ時には「ノーマルスーツ」という銘の白い鎧を纏っていたが、王家に伝わる「剛の鎧(ジーアーマー)」、賢者アントニオから託された「フルアーマー」といった新たな鎧を得て強くなっていった。

剛の鎧の入手を描いたサイドストーリーでは「神器コアブースター[1]という装備を用いている。

ブリティス城を奪還した際には先代・キングガンダムI世から王位を継ぎ、キングガンダムII世へとパワーアップした。

武騎士(アーマードナイト)ガンダム編集

「レジェンド・オブ・ブリティス」で設定された、キングガンダムII世の隠密行動等を行う際の軽装装備。 見た目はフルアーマーの肩アーマーを外し緑の部分が青くなった物で、モチーフは「プラモ狂四郎」版のフルアーマーガンダムことパーフェクトガンダムII。

登場作品と役柄編集

単独作品 編集

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。出典は「SDガンダムシリーズ」となっている。
2020年2月のイベント「ふたりの皇」期間限定参戦。大器型SSRファイター。パイロットパーツはボイス付き。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

武装編集

キングキャリバー
元のカードダスイラストで右手に構えている剣。
ファミコンソフト『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語3 伝説の騎士団』(以下「FC版」)では、ヴァトラスの剣[2]を泉の女神の力でパワーアップしてもらったものとして登場するが、その設定はゲームオリジナルのもの[3]スーパーファミコンソフト『SDガンダム外伝2 円卓の騎士』(以下「SFC版」)では攻撃した相手のHPを一部吸収する能力を持つ。漫画版ではビームサーベルのような光の刀身となっていた。
抜き身で帯刀しているが、後の『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承』にて専用の鞘「神鞘インヴィンシブル」の存在、そして『新約SDガンダム外伝 騎士王物語』にてその前身が金騎士(ゴールドナイト)グレイΖ(ズィー)ガンダムの形見の剣であり、神鞘インヴィンシブルの力によって変化した物であることがそれぞれ判明した。
『X-Ω』では通常攻撃に使用。
ヴァトラスの剣
ヴァトラスという名の猛将が使っていたとされる剣で、皇騎士時代に使用していた。キングII世になってからはキングシールドに収められる。現代ではブリティス王族しか扱えないらしく、SFC版では過去の世界で出会ったガンマガンダムに、未来から来た皇騎士だと証明するために見せている。また同作のみ初期装備ではなく、ヴァトラスの葬られた墓のある山に登り彼の霊から貰うイベントがある。
FC版では「ヴァトラスソード」と表記。
『新約SDガンダム外伝 騎士王物語』では、当時のブリティス王国の国王イオリア王が城に安置していたものだったが、既に死亡しており、遺体の状態で総統の尾の傀儡と化していたため、爵騎士カノンガンダムが抜き所有する事になった。
猛将の由来は、「ナルト叙事詩」に登場する半神「バトラズ」と思われる。
『X-Ω』ではアビリティに採用。
キングシールド
左手に持つ豪華な装飾が施された盾。中央部にヴァトラスの剣を納める事が出来る[4]
後の『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承』にて、実はキングガンダムI世と契約した2体の神獣の加護が宿っており、キングキャリバー以上にブリティスにとって重要な神器であることが判明した。ヴァトラスの剣の柄はブリティス王国の守護幻獣の1つと言われる竜をかたどっており、これを盾に納めることで王国を守護する三幻獣のレリーフが揃う。また『救世騎士伝承』にてキングガンダムIII世が所持していたが強襲した黒騎士バンシィによって縦に真っ二つに分断され、その息子達が一時的に片割れずつ装備している。その後彼らが即位した際に再び一つに戻るが、分断された部分が装飾で補われる形になりIII世以前の物と見た目が異なる。
FC版では、皇騎士の時点で最初から装備している。
キングアーマー
キングII世となった際に装備している兜以外の鎧。
『X-Ω』ではアビリティに採用。
王冠
キングガンダムI世から受け継いだ冠。頭の派手な意匠は兜の一部ではなく、兜の上からサークレット状の王冠をかぶっている。

その他 編集

クラウンジャベリン
カードダス第6弾で装備していた槍。第7弾以降は装備していなかったが、「レジェンド・オブ・ブリティス」で設定された武騎士が装備している。
フルアーマー
カードダス第7弾で装備していた鎧。FC版では、キングII世の姿になっても装備したままである。また兜に関してはキングアーマーではなく、このフルアーマーの物を引き続き使用している。
聖杯
ブリティス王家に伝わる秘宝。どのような能力を持つのかは媒体ごとに異なるが、いずれにせよ所持者は世界を手中に収めるほどの凄まじい力を得るという。
『新約SDガンダム外伝 騎士王物語』にて出自が判明し、総統の尾を打倒したカノンガンダムに渦流神ストリームカイザーの核であるストリームコアが平和を取り戻した褒美として与えた物だった。
銀の剣 / 銀の兜 / 魔法の鎧
BB戦士に付属していたオマケ装備。カードダスではそれぞれ単体でカード化されている他、銀の装備は戦士ビルギットが、魔法の装備は騎士クリスが身に付けている。
シルバーランサー
BB戦士オリジナル武器。スプリングギミックにより槍の先端を射出できる。デザインは初代ガンダムのビームライフルの銃身部分を騎兵槍状にしたもの。

必殺技編集

ヴァトラスアタック / キングフィニッシュ
FC版での必殺技[5]。それぞれ皇騎士時代・キングII世時代でのものだが、ゲーム中では一枚絵が表示されるだけなので、具体的にどういう攻撃なのかは不明。[6]
ドラゴン
SFC版で、剛の鎧入手以降[7]使えるようになる必殺技。ドラゴンを召喚して敵全員にダメージを与える。
孫の代の話で王家の血筋の者は竜の力を持つという話が登場しており、父、叔父、孫もカードダスで竜型のオーラを放っている。
『X-Ω』では必殺スキルに採用。ドラゴンを上空に召喚し、炎で薙ぎ払った後分裂したドラゴンが敵全体に降り注ぐ。

サイズ編集

SS

パイロットステータス編集

精神コマンド編集

X-Ω
必中閃き鼓舞
パイロットパーツ装備時
不屈追風

人間関係編集

ブリティス王家編集

爵騎士(デュークナイト)カノンガンダム / キングガンダムI世
父親にして、前国王。死後も魂として現世に留まり、皇騎士へ直接王位を継承した。
騎士アーサーガンダム
叔父。キングガンダムI世の弟であり、先代円卓の騎士の一人。後述するF90の剣の師匠であり、アーサーの技はF90を通じてキングII世にも伝承されることになる。
キングガンダムIII世
『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承』に登場する息子。
皇騎士ストライクガンダム / キングガンダムIV世
『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承』に登場する孫の一人で兄の方。ヴァトラスの剣とフルアーマーを受け継ぐ。
皇騎士イージスガンダム / キングガンダムV世
『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承』に登場する孫の一人で弟の方。剛の鎧(ジーアーマー)を受け継ぐ。

ブリティス王国編集

賢者アントニオ
育ての親。カノンガンダムが総統の尾を討伐していた時代にストリームコアに憑依された事があり、皇騎士の時代でも憑依されていた可能性がある。
名馬ブランリヴァル
愛馬。
嵐騎士(ストームナイト)ガンマガンダム
先代円卓の騎士の一人。
本編開始時には既に故人だがSFC版にて、聖杯の場所を唯一知る人物だったため、皇騎士は時空を超えて存命の頃の彼に会いに行くことになる。この出会いによって彼は自身の運命を悟り、現代の皇騎士に向けてメッセージを残した。
兵士ジムライト
皇騎士が匿われていた「ベルファスト村」で自警団を結成する若者たち。
皇騎士の旗揚げに呼応して新生ブリティス軍に加入する。SFC版ではベルファスト村を旅立つ皇騎士の最初の仲間として加入する。
闘士Gディテクター
ザビロニアに潰された故郷の村の仇討ちのためにブリティス軍に参加した闘士。
FCソフト『ガチャポン戦士4 ニュータイプストーリー』では皇騎士と組んで小隊ユニットを構成している。またSFC版でも皇騎士の勧誘に応じて仲間になる。

新生円卓の騎士編集

重甲騎士(ヘビーアーマーナイト)ガンダムF90
ブリティス城陥落の際に幼少期の皇騎士ガンダムを連れて落ち延びアントニオに皇騎士を託す。資料によっては皇騎士の剣の師匠であるともされる。
諸事情で自ら辞任した円卓の騎士であり、II世即位時には円卓の騎士として復帰した。
白金卿(プラチナロード)
先代円卓の騎士の生き残り。皇騎士の旗揚げを知ると合流し、II世の代でも引き続き円卓の騎士に選出された。
II世の息子・孫世代には、白金卿の孫である白金卿III世(プラチナデルタ)が円卓の騎士に就任している。
僧正(ビショップ)ガンタンクR
先代円卓の騎士の生き残り。当初は謎の老人「僧侶ガンタンクR」としてゼダン要塞を攻略しようとする皇騎士を支援し、媒体によって異なるタイミングで正体を明かして合流する。白金卿同様II世の代でも引き続き円卓の騎士に選出された。
嵐騎士ガンダムマークII
「流星の騎士団」の一人。親子二代でブリティス王家に仕える忠臣。
II世即位時に新生円卓の騎士に選出。
麗紅騎士(スカーレットナイト)レッドウォーリア、剛騎士ヘビィガンダム
「流星の騎士団」のメンバー。嵐騎士マークIIと共に新生円卓の騎士となる。作品によってはレッドウォーリアが流星の騎士団の命名者となっている。
SFC版ではどちらも皇騎士に勝負を挑む場面があり、直接対決を経て皇騎士へ仕える決意を固めた。
ヘビィガンダムは狩人の家系出身でキングガンダム一族とは遠縁にあたる[8]
灼熱騎士ガンダムF91
反ザビロニアレジスタンスを率い、ブリティス城を目指す皇騎士に助力した。
新生円卓の騎士の一人。II世からの信頼も篤い実力者。
勇騎士プラス
辺境出身の若者で、皇騎士旗揚げ時の最初の仲間。新生円卓の騎士の一人。
SFC版では彼も皇騎士に挑んで敗北している。
騎士F90Jr.、法術士F90Jr.、重戦士F90Jr.
重甲騎士F90の息子たち(次男から四男)。父と共に新生円卓の騎士となる。II世の息子・孫世代も継続して円卓の騎士に就いている。
SFC版では敵の罠に嵌められて処刑されそうになった皇騎士を救助している。
闇騎士ガンダムマークII
グレートデギンによって「父の仇はキングガンダムである」と洗脳され、その息子である皇騎士を付け狙っていた。しかし戦いの中で再会した弟からの説得により洗脳が解け、新生円卓の騎士最後の一人として覚醒する。

ザビロニア帝国編集

帝王グレートデギン
ザビロニア帝国の帝王にして、一度はブリティス王国を滅ぼした宿敵。
剣士ロザミア
SFC版では過去世界で皇騎士に命を救われており、現代で成長した彼女から「お兄ちゃん」と呼ばれて慕われる。ザビロニアに仕官していた[9]ようだが、皇騎士と再会するとあっさり寝返った。
カードダス及びFC版では残念ながらただの敵。
騎士ギャプラン
ザビロニアに仕える騎士だったが、ブリティス側に寝返る[10]
SFC版では雑魚敵として出現する他に中ボス扱いとしても登場し、中ボスの方を勧誘して仲間にできる。
皇騎士は元ザビロニアである彼がブリティス軍に早く馴染めるようにと手ずから兜を贈り、その兜はギャプランの一族に家宝として受け継がれることになる。
騎士ジェリド、戦士バスクオム、戦士ガデム、黒魔道士クェス
カードダスではザビロニア所属だが、SFC版ではザビロニアが開催した武闘大会の出場者であり、正体を隠して参加した皇騎士と対戦する。
このうちクェスは対戦前に「聖者の杖」をプレゼントすれば仲間になる[11]

その他 編集

盗賊カイ
ベルファスト村に住む盗賊で、キーアイテムである「竜の首飾り」を所持している。SFC版では皇騎士からヴァトラスの剣を盗み、バレて投獄されるも、皇騎士の温情で解放された事で改心して仲間になる。
騎士スペリオルドラゴン
彼に勧誘されシャッフル騎士団の一員となる。なお他の騎士団のメンバーと異なりキングガンダムII世のみ、自身が主人公の時にスペリオルドラゴンとの関わりが一切存在しない[12]
『スペリオルクロニクル』によると、自身(神)の力を借りず独力でギガサラマンダーを倒した事が勧誘の動機になった模様。
バーサル騎士ガンダムGP01
シャッフル騎士団の一員。彼の祖国ダバードがネオジオン族に襲撃された際には先触れとして灼熱騎士F91を送り、後には援軍として自ら円卓の騎士を率いて駆け付けた。
月光騎士(セレネスナイト)ネオガンダム
シャッフル騎士団の一員。作中では絡みはないが、彼とは「滅ぼされた国の王族の生き残り」という共通点がある。
聖竜騎士ゼロガンダム
シャッフル騎士団の一員。先代円卓の騎士だった竜騎士ファルコガンダムの息子。実はゼロガンダムの方が生まれが先だが、ある理由によりタイムスリップしたためキングガンダムII世の方が年齢が上になっている。
コマンドガンダム
先代円卓の騎士の1人「蛮騎士コナンガンダム」の正体。BB戦士コミックワールドの『SDガンダム大混乱』という漫画で、ともに異世界に召喚されて共闘した。しかし元の世界に帰還する時に戻る世界が入れ替わってしまい、Vコマンドガンダムは皇騎士ガンダムの代わりにVナイトガンダムとしてスダドアカで再び活躍、皇騎士ガンダムもVコマンドガンダムの代わりにマゼラン大陸でG-ARMSの隊長を継いでナイトコマンダーガンダムになった。
剣士ローズガンダム、剣士ジョルジュ
黄金神話にて、ロードヴァトラスのダイヤソードを託す。またローズには鎧闘神戦記にて、自身の持つヴァトラスの剣と鎧を継承する。
狩人デュナメス
森の狩人。狩人ケルディムガンダムの父親。彼らはブリティス王家の先祖にあたる。
狩人ガンダムサバーニャ
鎧闘神戦記の裏で共闘。ブリティス王家の先祖である狩人ケルディムガンダムの生まれ変わり。皇騎士ガンダムの姿へと初期化されたキングガンダムII世に自身の力を託した。

他作品との人間関係編集

ジョルディ・ボーダー
「ふたりの皇」で騎士スペリオルドラゴンの導きにより世界を超えて出会う。出自と経歴が似ている貴種流離譚の主人公同士。また「ふたりの皇」では両者とも原作終了後であった。

名台詞編集

この項目では彼の前身(同一人物)である皇騎士ガンダムの台詞も掲載する。

「父の志を継ぎ、再び平和な国を造ってみせる!」
ゼダンの要塞、ここを堕とせば残るはブリティス城のみ!」
「ザビロニア帝国のこれ以上の悪行、絶対に許すものか!」
「ブリティスの、いや世界のためにもグレートデギンを倒さねば…」
カードダスでのセリフ。それぞれ第5、6、7、8弾でのもの。5~7弾は皇騎士、8弾はキングII世の姿。
「その目でしかと見よ。我こそは皇騎士」
FC版のオープニングにて。封印されていた記憶を取り戻したベルファスト村の少年は、真の姿を現しザビロニア帝国からの刺客に名を告げる。
「聖杯…全てはこれが原因なのか…こんなものがあるから争いが絶えないのだ…」
FC版のエンディングにて。ギガサラマンダー打倒後、新生円卓の騎士たちの同意を得て、キングII世は聖杯を海に投棄する。
静かに沈んでいく聖杯と共に始まるスタッフロール。BGMも相まって、どこか物悲しい結末である。
「父さん…」
SFC版にて。円卓の間で皇が来るのを待ち続けていたキングガンダムⅠ世の魂の最後の言葉を聞いて。同作の皇騎士の唯一の台詞であり、この直後キングガンダムⅡ世へとパワーアップを遂げる。

迷台詞編集

「ぼっぼく、3つなの…ううっハズカシー」
FC版に登場するダンジョン「アイル砦」に入るための合言葉を言うシーンより。
厳密にはパーティの先頭にいる者が発するため、皇騎士専用のセリフというわけではない。

搭乗機体編集

皇(クラウン)機兵キングヴァトラス
『聖機兵物語』以降に制作された専用機兵……だが、円卓の騎士達の口出しのせいで装飾性ばかり重視され、実戦に耐えられる性能ではなくなっている[13]
結局、下記のロードヴァトラスに強化されるまでは一度も実戦で使われないまま保管されていた。
皇機兵ロードヴァトラス
『黄金神話』にて搭乗した機兵。上記のキングヴァトラスがスペリオルドラゴンの力によって、実戦に使える性能になった機兵。
欠点としては、スペリオルドラゴンの加護を失うと性能がガタ落ちすること。

余談編集

  • 『円卓の騎士編』はアニメ展開されていなかったため、担当声優が設定されていなかったが、2019年11月にゲーム『スーパーガンダムロワイヤル』にてキングガンダムII世が登場した際に寺島拓篤氏によるボイスが実装された。「SDガンダムシリーズ」の大ファンであった寺島氏はブログにてキャスティングされたことへの喜びと、そもそもキングガンダムII世に声がつくことへの驚きを語っている[14]
  • 上記のように『円卓の騎士編』はアニメ展開されなかったが原因としてキングガンダムII世の装備が挙げられている。当時はセル画主流の時代で、一枚一枚手書きでセルに書いていたため複雑な模様が多いキングガンダムII世は制作スタッフが多忙になるため。
    • SFCソフト『SDガンダム外伝2 円卓の騎士』の当時のテレビCMでは僅かながら動くキングガンダムII世が描かれていた。
  • ベルファスト村で彼がどう暮らしていたかは、媒体ごとに異なる。
    • 『コミックボンボン』連載のコミカライズでは、賢者アントニオに記憶を封印され、村の少年「ジム」として暮らしていた。
    • FC版では、やはりジムをモチーフとした少年の姿だが、単に「ぼうや」「ボウズ」と呼ばれており、名前は語られない。ヴァトラスの剣を手にしたことで真の姿と記憶を取り戻す。
    • SFC版では、姿は皇騎士のままであり、呼び名は単に「ガンダム」である。また記憶も封印されているのではなく、自分の素性を知らされないまま育てられたという設定になっている。
  • 「ブリティスを滅ぼされてから7年後に蜂起する」という設定はどの媒体でも共通なのだが、本編より7年前のブリティス陥落時の皇騎士の年齢については媒体ごとに異なり、年端もいかぬ赤ん坊からある程度の分別のついた少年まで様々。赤ん坊設定の場合、本編の皇騎士及びキングガンダムII世の年齢は7歳ということになってしまう。このあたりについては、ファンからは「MS族(あるいはガンダム族)は人間とは肉体や精神の成長スピードが異なるのではないか」「某かの力(ヴァトラスの剣か?)によって強制的に成長させられたのでは」など様々に考察されている。
  • 歴代キングガンダムで一番装飾が細かくなっており[15]、後年に展開されたカードダスでも一部の装飾が簡略されている。
    • 当時のBB戦士では配色の大半がシールで補われていたがそれでも全てをカバーできるわけではなく、特に複雑な造形と配色のキングシールドに至ってはシールなしの単色成形であった。塗装で設定通りの色分けを行う場合、数あるガンプラの中でも難易度は相当高いものになると思われる。

脚注編集

  1. 「騎士王物語 蛮騎士覚醒」において、父であるカノンガンダム(後のキングガンダムI世)も使用していた設定が追加されている。
  2. 前提条件として、最大まで強化する必要がある。
  3. ……というか、同ゲーム内で表示されるキングガンダムII世のグラフィックでもキングシールドに納められたヴァトラスの剣が描かれている
  4. BB戦士版では隠しギミックとして上下逆にしたキングキャリバーをセットする事も出来た。
  5. 本作の必殺技はいわゆるクリティカルヒット扱い。通常攻撃でも稀に発動するが、MPを消費することで任意に使用できる。
  6. 余談だが、よく似た名前の必殺技を持つ機体よりもこちらの方が早く採用されている。
  7. 同作では剛の鎧は任意入手で、フルアーマーは強制入手。
  8. これはキングガンダム一族のモチーフがRX-78系列機であり、へビィガンダムのモチーフはその発展型であるヘビーガンダムであることからと思われる。
  9. ブリティスが滅ぼされたことで彼女の故郷がザビロニアの支配下にあったためだと思われる。
  10. 恐らくはモチーフであるギャプランが本来地球連邦軍の所属であったことから。あるいは一時的とはいえ味方サイドになった前述のロザミィが乗っていた関係もあるのかも知れない。
  11. なおクェスはその聖者の杖を装備した状態で仲間に加わり、対戦自体も回避できる。一度仲間になれば自由に装備は変更できるので、実質的には無償で仲間になってくれる。
  12. 「竜の首飾り」がスペリオルドラゴンの盾を模しているという程度。『伝説の騎士団』の携帯アプリリメイク版で、本編の後日談にあたる追加シナリオにて、彼と対面するイベントが用意された。
  13. カードダスではMP7500。つまりキングガンダムII世(HP15000)が生身で戦った方が強い
  14. 最近あった嬉しいこと,テラシマ流星群
  15. 例として兜の羽根の縁取りやモミアゲの金具部分が他のキングガンダムに存在しない。