「超機人」の版間の差分

 
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== 超機人(Super kijin) ==
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'''超機人'''(ちょうきじん)とは、「[[αシリーズ]]」および「[[OGシリーズ]]」の[[登場メカ]]。
  
古代人により開発された半生体機動兵器の総称。「'''ちょうきじん'''」と読む。「百邪」と呼ばれる怪物などから人間・世界を守るため作られた。
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== 概要 ==
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超機人は古代人によって「百邪」と呼ばれる怪物などから人間・世界を守るため作られた半生体機動兵器の総称。過去には数多く存在していたが、かつて起こった超機人同士の戦い「[[機人大戦]]」によりほとんどが失われ、現存する物は少ない。
  
「五行器」という自然界のエネルギーを使用する永久機関が搭載されており、更に自律回路には魂のようなものが宿っているため、自意識を持ち操縦者がいなくても動けるが、真の力を発揮するためには念動力者の搭乗が必要である。
+
機人大戦の内容がゲーム中では断片的に語られるのみの為、詳細は不明だが判明している内容をつなげると以下の様になっていると推測される。
  
なお、誰でも乗れるわけではなく、超機人自らが操縦者を選ぶ(かなり強引であるが、制御自体を支配できれば操縦する事も可能)。超機人に選ばれれば念動力者でなくても操縦は可能だが、[[念動力]]の代わりに「魂力」と呼ばれるものを超機人が吸収する為、乗り続けると操縦者は魂力を吸われ尽くされ、干からびて死亡する。この点は[[修羅神]]と似ている。動力そのものは無限機関に属するが、『[[α]]』の場合技を使うエネルギーは護符を焼いた灰を溶かした水が必要である。『OG』シリーズではその設定は消滅したようである。
+
*かつて古代人は「百邪」から人間、世界を守るべく超機人を作成した。百邪の中には彼らに取り込まれ変質したと思われる超機人、すなわち妖機人の他、[[アインスト]][[ルイーナ]]なども含まれていた。
 +
*超機人は[[真・龍王機]]を長として百邪と戦ったが、四罪・四凶のように設計思想からして百邪に近い超機人が存在し、それらが暴走や百邪側に寝返る等して戦闘が激化した。
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*やがて地球に「異なるルーツ」である[[ナシム・ガンエデン]]が降り立ち、大戦に介入した。詳細不明だがガンエデンは超機人・百邪両方と戦ったようで、[[真・龍王機]]が竜玉を失っていた(或いはガンエデンとの戦いで失った)ために敗北した事で超機人はガンエデンのバラルに与することになった。
 +
*更なる戦闘の末百邪は撃退されたが、[[龍王機]]・[[虎王機]]がガンエデンの地球封印が人間・世界を守る事にはならないと「ガンエデンもまた百邪である」と判断し離反。バラルと戦いを繰り広げた。
 +
*これらの戦いの結果多くの超機人が失われ、ガンエデンや残った超機人は長い時を眠りにつくことになった。
  
破損すると修復は基本的に今の技術では不可能であるが、別の機動兵器を取り込み欠損部を補う、もしくは再生する能力を持つ。また、組み込まれたパーツを吸収することで機構の稼働を妨げないようにするなどの事例も確認されている。ただし、組み込まれたパーツを介して搭乗者に制御を乗っ取られる、などの弊害も発生しうる。
+
なお、超機人に共通する性質には以下のものがある。
  
超機人の中には「'''四霊'''」「'''四神'''」「'''四凶'''」「'''四罪'''」等、幾つかの階級が存在しており、数多くの超機人が存在していたが、かつて起こった超機人同士の戦い「[[機人大戦]]」により、殆どの超機人が失われ現存する物は少ない。
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=== 自律性 ===
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超機人の自律回路には魂のようなものが宿っており、自意識を持つ。また「五行器」という自然界のエネルギーを使用する永久機関が搭載されている。そのため超機人は単独で動けるが、真の力を発揮するためには基本的に[[念動力]]者の搭乗が必要である。
  
余談だが、超機人は[[スーパーロボット]]を直訳したものと思われるが、設定では古代中国発祥である為、中国語では「超級机械人」が正確と思われる(事実、第3次αの冒頭にそのような表示がある。
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=== 操縦者 ===
 +
超機人には誰でも乗れるわけではなく、超機人自らが操縦者を選ぶ(ただし、かなり強引ではあるが、制御自体を支配できれば操縦することも可能)。超機人に選ばれれば念動力者でなくても操縦することは可能だが、念動力の代わりに「魂力」と呼ばれるものを超機人が吸収するため、乗り続けると操縦者は魂力を吸い尽くされ、干からびて死亡する。この点は[[修羅神]]と似ている。
  
=== 主な超機人 ===
+
超機人は資格を認めた者に従うため、場合によっては地球勢力と敵対することもある。
  
==== 四霊 ====
+
資格を選ぶ目安は魂を見る必要があり、[[スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- Record of ATX]]では[[龍王機]]、[[虎王機]]が使用しているのが確認できる<ref>この時[[ブルックリン・ラックフィールド|ブリット]]、[[ユウキ・ジェグナン|ユウキ]]、[[リルカーラ・ボーグナイン|カーラ]]は[[念動力|念の字]]が、[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]は[[Wシリーズ|「魂魄」の文字が無く「器」]]が出ている。</ref>。
超機人の中でも最上級の位。他の超機人に比べ非常に巨体であり、強大な力を持っている。第二次OG以前は「○王機」という法則で名称が設定されていたが、以後は「○○皇」という法則で名称が設定されている。
 
  
;[[真・龍王機]](第三次α)、[[応龍皇]](第二次OG)
+
=== 動力 ===
:応龍の超機人。第三次αにおいての本来の名前は龍王機だが、四神の龍王機と区別するために「真・龍王機」と名乗っている。第二次OGでは「応龍皇」が正式にゲーム本編の設定として登場した。
+
前述のとおり、自然界のエネルギーを使用する永久機関「五行器」を持つ。ただし『[[α]]』では技を繰り出すために護符を焼いた灰を溶かした水が必要である。[[OGシリーズ]]ではその設定は消滅したようである。
:なお、姿のモチーフそのものは「応龍」ではなく「青龍」である。
+
 
 +
=== 変形伸縮・再生能力 ===
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合体時のムービー等では大きさや形が不自然に変化しているが、これは外装が符で構築されており、変形・伸縮が自在であるために可能となっている。
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現代の技術では破損後の修復は基本的に不可能だが、別の機動兵器や念動力者の命を取り込み欠損部を補う、もしくは再生する能力を持つ。また、組み込まれたパーツを吸収することで機構の稼働を妨げないようにするなどの事例も確認されている。ただし、組み込まれたパーツを介して搭乗者に制御を乗っ取られるといったの弊害も発生し得る。
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=== 階級 ===
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超機人にはいくつかの階級が存在する。代表的なものは以下の4つである。機体の例は「[[#主な超機人]]」で述べられている。
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* '''四霊'''
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* '''四神'''
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* '''四凶'''
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* '''四罪'''
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現状判明している限りでは、四神の階級が最も低いとされている。
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四罪・四凶は百邪の一つと言っても差し支えない凶悪な存在であるが、なぜこのようなものが造り上げられたのかは分かっていない。
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== 主な超機人 ==
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=== 四霊 ===
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超機人の中でも最上級の位。他の超機人を遙かに上回る巨体であり、強大な力を持っている。
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 +
;[[真・龍王機]] / 応龍皇
 +
:応龍の超機人。本来の名前は龍王機だが、四神と区別するため「真・龍王機」と呼称される。なお、姿のモチーフは「青龍」。全ての超機人の長に当たる存在だが、龍玉を過去の戦いで失っており、ポテンシャルが半減している。
 
;麟王機
 
;麟王機
:麒麟の超機人。
+
:麒麟の超機人。鳳凰共々シルエットが小さく描かれたのみ。
;亀王機
+
;[[霊亀皇]]
:霊亀の超機人。最後まで人類のために戦って壮絶な最期を遂げ、伝奇の二部ではオーダー母艦内で復活途中にあり、後に母艦化する予定だったことが語られているが、没&打ち切りにより日の目を見ることはなかった。
+
:霊亀の超機人。その実体は島ほどもある超巨大飛行戦艦であり、鉄壁の守備力を誇る。
;鳳王機、凰王機
+
;鳳王機 / 凰王機
:鳳凰の超機人。鳳王機と凰王機は別々の機体なのか、それとも[[変形]]形態なのかについては一切が不明。新装版の龍虎王伝奇の冗談4コマネタにおいては、二体の鳥の雛らしきものが描かれている。
+
:鳳凰の超機人。鳳王機、凰王機は別々の機体なのか、[[変形]]形態なのかは、現時点では不明。新装版龍虎王伝奇の冗談4コマネタでは二体のヒヨコ(?)が描かれていた。
  
==== 四神 ====
+
=== 四神 ===
四神の超機人はそれぞれ対応する四神との[[合体]]機能を持っている。
+
単独での戦闘力は他の機体に及ばないものの、それぞれ対応する四神との[[合体]]機能を持っており、合体状態でのポテンシャルは高い。操者の念と意思が強く、地球を守るという意志が合致すれば、その力は四霊にも劣らない。
  
 
;[[龍王機]]
 
;[[龍王機]]
:青龍の超機人。姿のモチーフそのものは「青龍」でなく「応龍」である。
+
:青龍の超機人。姿のモチーフは「応龍」。SRWでは損傷を補うため[[龍人機]]という別の姿に改修されたことも。
 
;[[虎王機]]
 
;[[虎王機]]
 
:白虎の超機人。
 
:白虎の超機人。
;[[龍虎王]][[虎龍王]]
+
;[[龍虎王]] / [[虎龍王]]
 
:[[龍王機]]と[[虎王機]]が[[合体]]した姿。
 
:[[龍王機]]と[[虎王機]]が[[合体]]した姿。
 +
:;[[四神招魂 龍虎王]]
 +
::真・龍王機との戦いで傷ついた龍虎王に雀武王のパーツが合体した姿。
 +
:;[[五鋼合体 魁龍虎王]]
 +
::霊亀皇との戦いでピンチに陥った魁龍を救うため四機の鋼機人と魁龍が龍虎王と合体した姿。
 +
:;[[真・龍虎王]] / [[真・虎龍王]]
 +
::轟龍改と雷虎改を器に、ナシム・ガンエデンに導かれた四神の超機人の魂が集い、融合した姿。かつての四神招魂・龍虎王に似た姿を持つが、継ぎ接ぎ状態だった四神招魂に比べ、より統一感がある。個々のパーツが完全に固着しているため、2形態間での変形は出来るが、元の4機に分離することは出来ない。
 
;[[雀王機]]
 
;[[雀王機]]
:朱雀の超機人。武王機ともども、長らく龍虎王伝奇のみの登場にとどまっていたが、第2次αで名称が登場し、続く第3次αでは[[真・龍虎王]]の一部として登場した。本機そのものは第二次OGにおいてついに登場を果たした。
+
:朱雀の超機人。武王機ともども、長らく龍虎王伝奇のみの登場であったが、第2次αで名前が登場、[[第3次α]]では真・龍虎王の一部として登場した。第2次OGでは遂にユニットとして登場。
 
;[[武王機]]
 
;[[武王機]]
:玄武の超機人。
+
:玄武の超機人。雀王機と共に第2次OGに参戦。
;[[雀武王]][[武雀王]]
+
;[[雀武王]] / [[武雀王]]
 
:[[雀王機]]と[[武王機]]が[[合体]]した姿。
 
:[[雀王機]]と[[武王機]]が[[合体]]した姿。
;四神招魂 龍虎王
 
:窮地に陥った龍虎王に雀王機と武王機のパーツが融合した姿。
 
;[[真・龍虎王]]、[[真・虎龍王]]
 
:轟龍改と雷虎改をベースに、ナシム・ガンエデンに導かれた四神の超機人の魂が集い、融合した姿。
 
  
 
=== 四凶 ===
 
=== 四凶 ===
第三次αの時点では存在のみが示唆されるだけにとどまっていたが、第二次OGにおいて機体として初登場。同作における設定によると、創造主にすら牙を剥く凶暴な超機人であり、かつての戦いで「窮奇王」と「饕餮王」以外の二体は破壊され、残った二体は新たに枷をつけられ、バラルの使役する戦力と化している。
+
単機で「○○王」という名を持つのが特徴。操縦座は一応存在するのだが、'''念動力や魂力のみならず、操者の肉体をも喰らって稼働する'''というとんでもない特性があり、'''強念者であっても危険過ぎて乗ることが出来ない'''。同型機との合体機構こそ備えていないが、単機かつ搭乗者が無人の状態であっても龍虎王や雀武王に匹敵した強大な戦闘力を発揮する。超機人である以上は外敵から地球を防衛するために作られたはずなのだが、成り立ちとその凶暴性から本義に叶っているとはとても言えず、むしろ百邪に近い存在で、「'''上位の妖機人'''」とさえ評されている。
それぞれ単機で「○○王」という法則で名称が設定されている。
 
  
一応超機人であるため操縦座は存在するのだが、搭乗者を得ると、魂力どころかその肉体までも喰らうという、「暴悪の超機人」の呼称そのままの危険極まりない存在であり、強念者と言えども通常の手段で操るのは不可能。
+
現在、渾沌王と檮机王<ref>読みが難しすぎるからか、初登場時に名前を聞かされたクスハがうわごとのように'''ひらがなで'''その名前を繰り返した。</ref>は倒されている状態。
  
 +
;[[饕餮王]](とうてつおう)
 +
:お面のような頭部を持った、貪欲な超機人。SP吸収やEN吸収といった厄介な特殊効果を持つ武器を持ち、視覚的にも戦力的にも嫌な相手。SP回復がPPで習得できない第2次OGにおいては、ハードルート最終話に出てくるこいつは悪夢と言える。幸い自軍にはパイロットブロック持ちが多いため、彼らで相手をすべし。
 
;[[窮奇王]](きゅうきおう)
 
;[[窮奇王]](きゅうきおう)
:窮奇の超機人。
+
:限りなく生物にしか見えない虎の様な姿を持つ。饕餮王と比較すると、攻撃力・装甲ダウンといった攻撃的な特殊効果を持つ。防御寄りの饕餮王に比べて回避寄りであり、最強武器も特殊効果は無いので饕餮王より多少は楽に戦える。ただし、本当に「多少」なだけなので、舐めてかかるとあっという間に多大な被害が出るのも忘れてはならない。
:一般的な窮奇のイメージに即した形で、羽のはえた虎という姿をしている。カラーリングは暗い赤に黒い虎模様で、羽は暗い青色をしている。全体的に、黒い虎王機をさらにモンスターチックにしたようなデザインである。
+
;渾沌王(こんとんおう)、橈机王(とつこつおう)
;[[饕餮王]](とうてつおう)
+
:四凶の残り2体。機人大戦で破壊されたとされている。
:饕餮の超機人。
+
 
:その名が示すように、饕餮文のような顔を持つ。全体的に人型に近いフォルムだが、背骨の曲がった獣人のような体躯をしている。四凶の中でも特に貪欲かつ凶暴な性格。
+
=== 四罪 ===
:攻撃を開始する際には空を見て笑うという、饕餮を表現した仕草を見せる。初登場時には元ネタの饕餮そのままに'''防衛隊を片っ端から食い殺す'''という恐ろしい場面を見せている(おまけにこの場面は'''防衛隊のコクピット目線で演出される'''ため余計恐ろしい)。
+
超機人の位であるが、孫光龍も認める暴虐な性質で百邪に寝返ったらしい。第2次OGの時点ではすべて破壊されている。泰北曰く、四凶とは異なり'''機人を餌としており、自分以外の存在は敵味方の見境なく食らう性質である'''ため、1機ずつしか出せないとの事。ゲーム的に言えば'''バラル勢なのに第3軍扱いで、自軍敵軍関係なく攻撃してくる'''ということである。
;渾沌王(こんとんおう)
+
 
;檮机王(とうこつおう)
+
中国神話でも似たような「善から悪に寝返った」、もしくは「最初から悪」という逸話がある。
:四凶の残り2体。機人大戦で破壊され、現存していない。
+
 
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;[[鯀王]](こんおう)
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:胡坐をかいた恰幅の良い老人の様な姿をしており、魑魅魍魎を召喚して手当たり次第に機人を喰らう他、大熊の様な姿に変形して強大なパワーを発揮する。
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;[[共工王]](きょうこうおう)
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:鬣を持った龍の姿をしており、水を操ったり、頭部にエネルギーを集中させての体当たりを行う。
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;驩兜王(かんとうおう)、三苗王(さんびょうおう)
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:四罪の残り2体。
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== 関連人物 ==
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;[[イルイ・ガンエデン]]
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:
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;[[孫光龍]]
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:
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;[[夏喃潤]]
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:
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;[[泰北三太遊]]
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:
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;[[クスハ・ミズハ]]
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:
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;[[ブルックリン・ラックフィールド]]
 +
:
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;[[安西エリ]]
 +
:
  
 
== 関連用語 ==
 
== 関連用語 ==
;四罪
 
:四凶と共に超機人の位であるものの、孫光龍も認める暴虐タイプであり、百邪に寝返ったらしいという設定が第三次αにおいて明かされた存在。モチーフとなっているであろう中国神話の同存在もほとんどが似たような「善から悪に寝返った」逸話が存在する。
 
:神話通りならば、四罪の内訳については共工(きょうこう)、驩兜(かんとう)、鯀(こん)、三苗(さんびょう)、四凶の内訳は饕餮(とうてつ)、渾沌(こんとん)、窮奇(きゅうき)、檮机<!-- 本来の字は環境依存であるためこちらで代用-->(とうこつ)となる。四凶のうち二体は第二次OGにおいて登場した。
 
:ちなみに彼らは次記の妖機人とは異なり、大本が凶悪なだけなので超機人に分類される。
 
 
;[[妖機人]]
 
;[[妖機人]]
:百邪に与し、その影響によって変質した、言わば「悪の超機人」。
+
:百邪に与し、その影響によって変質した言わば「悪の超機人」。OGシリーズではバラルが使役しており、今のところ総じて無人で遠隔操作式であり、真・龍王機の一部である龍鱗機も妖機人なので単に弱い、あるいはガンエデンに与さない超機人達を指しているだけの模様。
:スパロボ本編においては、分類される最初の個体として、OG外伝にて「鋳人」(正確にはその武器である魚型)が登場。その後、続く第二次OGにおいて、バラルの尖兵として複数の同型が存在する妖機人のいくつかが登場した。総じて無人で遠隔操作式であり、「真・龍王機(応龍皇)」の一部である龍鱗機も妖機人であるとされているため、単に個体としての戦闘能力が低い超機人のことを指している可能性も存在する。
 
 
;[[念動力]]
 
;[[念動力]]
:超機人に選ばれる資格の一つ。この力が強い程、超機人の力を高めることが出来る。無ければ乗っているだけで魂を吸われてしまうとされている。
+
:超機人に選ばれる資格の一つ。この力が強い程、超機人の力を高めることが出来る。無ければ乗っているだけで魂を吸われてしまう。
 
;[[ラ・ギアス]]
 
;[[ラ・ギアス]]
:α設定では、かつて超機人の開発に一部の人間が関わったらしいとされている。
+
:α設定では、かつて超機人の開発に一部の人間が関わったらしい。現在では消失した設定である可能性も。
 
;[[ナシム・ガンエデン]]
 
;[[ナシム・ガンエデン]]
:超機人の主。しかし龍王機と虎王機からすれば、この人造神こそが「百邪」であるらしい。
+
:超機人の主。しかし龍王機・虎王機からすれば、この人造神こそが「百邪」であるらしい。なお、ガンエデン率いる組織であるバラルが超機人を造ったという訳ではなく、あくまで世界を守るためにバラルの下に集い、統率されたらしい。
 
;百邪
 
;百邪
:超機人の敵たる妖魔・妖怪・悪鬼の類。OGシリーズでは[[アインスト]]もこの範疇に含まれている。
+
:超機人の敵たる妖魔・妖怪・悪鬼の類の総称。OGシリーズでは[[アインスト]]や[[ルイーナ]]もこの範疇に含まれる。
 +
;黄帝獄
 +
:ある種の閉鎖空間らしい。窮奇王と饕餮王は機人大戦の後ここに閉じ込められていたらしいが、内部の環境はかなり過酷であったらしく(そもそも人の命を喰らう超機人を閉じ込める場所なのだから当然だが)、再封印を示唆されると従う。
 +
;[[機人大戦]]
 +
:かつて起こったという超機人同士の戦い。ゲーム中では断片的に語られるのみで詳細は判明していない。
  
=== 関連人物 ===
+
== 余談 ==
==== 過去 ====
+
* 超機人は「[[スーパーロボット]]」を直訳したものと見られる。ただし設定では古代中国発祥であるため、中国語では「超級机械人」が正確と思われる。
;稲郷隆馬
+
* [[αシリーズ]]では建造に[[ラ・ギアス]]の人間が関わっているとされている。
:日本軍の軍人で龍王機の操者。念を持たないため、魂力を削って龍王機を動かしていた。
+
*'''超人機'''と[[誤字|書き間違え]]られるケースがやたらと多く、一部攻略本にも見られる。同様の名前法則を持つ[[龍人機|機体]]がいるのと、[[コンパチヒーローシリーズ]]にも参戦した特撮作品『超人機メタルダー』の存在も一因か。
;文麗(ウェンリー)
 
:虎王機の操者。微弱ながらも念動力を持ち、そのため虎王機に選ばれた。
 
;ジェイベズ・グリムズ
 
:イギリス貴族の名門・グリムズの当主。発掘した雀王機を改造し、強引に乗り込んでいたが隆馬に抹殺された。
 
;オットー
 
:ジェイベズの執事。武王機に強引に乗り込んでいたが、魂力を吸い尽くされてミイラ化し、死亡している。
 
  
==== 現在 ====
+
== 脚注 ==
;[[イルイ・ガンエデン]]
+
<references />
:超機人たちの主たるガンエデンの巫女。特に四神の超機人との縁が深い。
 
;[[孫光龍]]
 
:応龍皇の操者。機人大戦の時代から生き抜いて来た猛者だが、迫る危機からの逃避を選んだばかりに破滅した。OGシリーズでは未だ未決着。
 
;[[クスハ・ミズハ]]
 
:龍王機の操者。リュウセイに並ぶ[[サイコドライバー]]であり、強力な念動力を持つ。
 
;[[ブルックリン・ラックフィールド]]
 
:虎王機の操者。クスハを守るために戦うと決意しており、虎王機もそれに力を貸している。
 
;[[安西エリ]]
 
:テスラ研のスタッフで、超機人研究の第一人者。OGで龍虎王を発掘したのも彼女。
 
;[[夏喃]]
 
:雀王機の操者。バラルに所属する妖仙で、男装の麗人。
 
;[[泰北]]
 
:武王機の操者。夏喃と同じくバラルに属している老齢の男。
 
;[[リシュウ・トウゴウ]](稲郷利秋)
 
:隆馬の子孫。彼の代からバラルとの因縁を持ち、龍虎王についてもよく知っている。
 
  
== 資料リンク ==
 
<!-- *[[一覧:超機人]] -->
 
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{DEFAULTSORT:ちようきしん}}
 
{{DEFAULTSORT:ちようきしん}}
 
[[Category:戦略・戦術兵器]]
 
[[Category:戦略・戦術兵器]]
 
[[Category:OGシリーズ]]
 
[[Category:OGシリーズ]]
 +
[[Category:超機人|*ちようきしん]]

2024年11月18日 (月) 02:25時点における最新版

超機人(ちょうきじん)とは、「αシリーズ」および「OGシリーズ」の登場メカ

概要編集

超機人は古代人によって「百邪」と呼ばれる怪物などから人間・世界を守るため作られた半生体機動兵器の総称。過去には数多く存在していたが、かつて起こった超機人同士の戦い「機人大戦」によりほとんどが失われ、現存する物は少ない。

機人大戦の内容がゲーム中では断片的に語られるのみの為、詳細は不明だが判明している内容をつなげると以下の様になっていると推測される。

  • かつて古代人は「百邪」から人間、世界を守るべく超機人を作成した。百邪の中には彼らに取り込まれ変質したと思われる超機人、すなわち妖機人の他、アインストルイーナなども含まれていた。
  • 超機人は真・龍王機を長として百邪と戦ったが、四罪・四凶のように設計思想からして百邪に近い超機人が存在し、それらが暴走や百邪側に寝返る等して戦闘が激化した。
  • やがて地球に「異なるルーツ」であるナシム・ガンエデンが降り立ち、大戦に介入した。詳細不明だがガンエデンは超機人・百邪両方と戦ったようで、真・龍王機が竜玉を失っていた(或いはガンエデンとの戦いで失った)ために敗北した事で超機人はガンエデンのバラルに与することになった。
  • 更なる戦闘の末百邪は撃退されたが、龍王機虎王機がガンエデンの地球封印が人間・世界を守る事にはならないと「ガンエデンもまた百邪である」と判断し離反。バラルと戦いを繰り広げた。
  • これらの戦いの結果多くの超機人が失われ、ガンエデンや残った超機人は長い時を眠りにつくことになった。

なお、超機人に共通する性質には以下のものがある。

自律性編集

超機人の自律回路には魂のようなものが宿っており、自意識を持つ。また「五行器」という自然界のエネルギーを使用する永久機関が搭載されている。そのため超機人は単独で動けるが、真の力を発揮するためには基本的に念動力者の搭乗が必要である。

操縦者編集

超機人には誰でも乗れるわけではなく、超機人自らが操縦者を選ぶ(ただし、かなり強引ではあるが、制御自体を支配できれば操縦することも可能)。超機人に選ばれれば念動力者でなくても操縦することは可能だが、念動力の代わりに「魂力」と呼ばれるものを超機人が吸収するため、乗り続けると操縦者は魂力を吸い尽くされ、干からびて死亡する。この点は修羅神と似ている。

超機人は資格を認めた者に従うため、場合によっては地球勢力と敵対することもある。

資格を選ぶ目安は魂を見る必要があり、スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- Record of ATXでは龍王機虎王機が使用しているのが確認できる[1]

動力編集

前述のとおり、自然界のエネルギーを使用する永久機関「五行器」を持つ。ただし『α』では技を繰り出すために護符を焼いた灰を溶かした水が必要である。OGシリーズではその設定は消滅したようである。

変形伸縮・再生能力編集

合体時のムービー等では大きさや形が不自然に変化しているが、これは外装が符で構築されており、変形・伸縮が自在であるために可能となっている。

現代の技術では破損後の修復は基本的に不可能だが、別の機動兵器や念動力者の命を取り込み欠損部を補う、もしくは再生する能力を持つ。また、組み込まれたパーツを吸収することで機構の稼働を妨げないようにするなどの事例も確認されている。ただし、組み込まれたパーツを介して搭乗者に制御を乗っ取られるといったの弊害も発生し得る。

階級編集

超機人にはいくつかの階級が存在する。代表的なものは以下の4つである。機体の例は「#主な超機人」で述べられている。

  • 四霊
  • 四神
  • 四凶
  • 四罪

現状判明している限りでは、四神の階級が最も低いとされている。

四罪・四凶は百邪の一つと言っても差し支えない凶悪な存在であるが、なぜこのようなものが造り上げられたのかは分かっていない。

主な超機人編集

四霊編集

超機人の中でも最上級の位。他の超機人を遙かに上回る巨体であり、強大な力を持っている。

真・龍王機 / 応龍皇
応龍の超機人。本来の名前は龍王機だが、四神と区別するため「真・龍王機」と呼称される。なお、姿のモチーフは「青龍」。全ての超機人の長に当たる存在だが、龍玉を過去の戦いで失っており、ポテンシャルが半減している。
麟王機
麒麟の超機人。鳳凰共々シルエットが小さく描かれたのみ。
霊亀皇
霊亀の超機人。その実体は島ほどもある超巨大飛行戦艦であり、鉄壁の守備力を誇る。
鳳王機 / 凰王機
鳳凰の超機人。鳳王機、凰王機は別々の機体なのか、変形形態なのかは、現時点では不明。新装版龍虎王伝奇の冗談4コマネタでは二体のヒヨコ(?)が描かれていた。

四神編集

単独での戦闘力は他の機体に及ばないものの、それぞれ対応する四神との合体機能を持っており、合体状態でのポテンシャルは高い。操者の念と意思が強く、地球を守るという意志が合致すれば、その力は四霊にも劣らない。

龍王機
青龍の超機人。姿のモチーフは「応龍」。SRWでは損傷を補うため龍人機という別の姿に改修されたことも。
虎王機
白虎の超機人。
龍虎王 / 虎龍王
龍王機虎王機合体した姿。
四神招魂 龍虎王
真・龍王機との戦いで傷ついた龍虎王に雀武王のパーツが合体した姿。
五鋼合体 魁龍虎王
霊亀皇との戦いでピンチに陥った魁龍を救うため四機の鋼機人と魁龍が龍虎王と合体した姿。
真・龍虎王 / 真・虎龍王
轟龍改と雷虎改を器に、ナシム・ガンエデンに導かれた四神の超機人の魂が集い、融合した姿。かつての四神招魂・龍虎王に似た姿を持つが、継ぎ接ぎ状態だった四神招魂に比べ、より統一感がある。個々のパーツが完全に固着しているため、2形態間での変形は出来るが、元の4機に分離することは出来ない。
雀王機
朱雀の超機人。武王機ともども、長らく龍虎王伝奇のみの登場であったが、第2次αで名前が登場、第3次αでは真・龍虎王の一部として登場した。第2次OGでは遂にユニットとして登場。
武王機
玄武の超機人。雀王機と共に第2次OGに参戦。
雀武王 / 武雀王
雀王機武王機合体した姿。

四凶編集

単機で「○○王」という名を持つのが特徴。操縦座は一応存在するのだが、念動力や魂力のみならず、操者の肉体をも喰らって稼働するというとんでもない特性があり、強念者であっても危険過ぎて乗ることが出来ない。同型機との合体機構こそ備えていないが、単機かつ搭乗者が無人の状態であっても龍虎王や雀武王に匹敵した強大な戦闘力を発揮する。超機人である以上は外敵から地球を防衛するために作られたはずなのだが、成り立ちとその凶暴性から本義に叶っているとはとても言えず、むしろ百邪に近い存在で、「上位の妖機人」とさえ評されている。

現在、渾沌王と檮机王[2]は倒されている状態。

饕餮王(とうてつおう)
お面のような頭部を持った、貪欲な超機人。SP吸収やEN吸収といった厄介な特殊効果を持つ武器を持ち、視覚的にも戦力的にも嫌な相手。SP回復がPPで習得できない第2次OGにおいては、ハードルート最終話に出てくるこいつは悪夢と言える。幸い自軍にはパイロットブロック持ちが多いため、彼らで相手をすべし。
窮奇王(きゅうきおう)
限りなく生物にしか見えない虎の様な姿を持つ。饕餮王と比較すると、攻撃力・装甲ダウンといった攻撃的な特殊効果を持つ。防御寄りの饕餮王に比べて回避寄りであり、最強武器も特殊効果は無いので饕餮王より多少は楽に戦える。ただし、本当に「多少」なだけなので、舐めてかかるとあっという間に多大な被害が出るのも忘れてはならない。
渾沌王(こんとんおう)、橈机王(とつこつおう)
四凶の残り2体。機人大戦で破壊されたとされている。

四罪編集

超機人の位であるが、孫光龍も認める暴虐な性質で百邪に寝返ったらしい。第2次OGの時点ではすべて破壊されている。泰北曰く、四凶とは異なり機人を餌としており、自分以外の存在は敵味方の見境なく食らう性質であるため、1機ずつしか出せないとの事。ゲーム的に言えばバラル勢なのに第3軍扱いで、自軍敵軍関係なく攻撃してくるということである。

中国神話でも似たような「善から悪に寝返った」、もしくは「最初から悪」という逸話がある。

鯀王(こんおう)
胡坐をかいた恰幅の良い老人の様な姿をしており、魑魅魍魎を召喚して手当たり次第に機人を喰らう他、大熊の様な姿に変形して強大なパワーを発揮する。
共工王(きょうこうおう)
鬣を持った龍の姿をしており、水を操ったり、頭部にエネルギーを集中させての体当たりを行う。
驩兜王(かんとうおう)、三苗王(さんびょうおう)
四罪の残り2体。

関連人物編集

イルイ・ガンエデン
孫光龍
夏喃潤
泰北三太遊
クスハ・ミズハ
ブルックリン・ラックフィールド
安西エリ

関連用語編集

妖機人
百邪に与し、その影響によって変質した言わば「悪の超機人」。OGシリーズではバラルが使役しており、今のところ総じて無人で遠隔操作式であり、真・龍王機の一部である龍鱗機も妖機人なので単に弱い、あるいはガンエデンに与さない超機人達を指しているだけの模様。
念動力
超機人に選ばれる資格の一つ。この力が強い程、超機人の力を高めることが出来る。無ければ乗っているだけで魂を吸われてしまう。
ラ・ギアス
α設定では、かつて超機人の開発に一部の人間が関わったらしい。現在では消失した設定である可能性も。
ナシム・ガンエデン
超機人の主。しかし龍王機・虎王機からすれば、この人造神こそが「百邪」であるらしい。なお、ガンエデン率いる組織であるバラルが超機人を造ったという訳ではなく、あくまで世界を守るためにバラルの下に集い、統率されたらしい。
百邪
超機人の敵たる妖魔・妖怪・悪鬼の類の総称。OGシリーズではアインストルイーナもこの範疇に含まれる。
黄帝獄
ある種の閉鎖空間らしい。窮奇王と饕餮王は機人大戦の後ここに閉じ込められていたらしいが、内部の環境はかなり過酷であったらしく(そもそも人の命を喰らう超機人を閉じ込める場所なのだから当然だが)、再封印を示唆されると従う。
機人大戦
かつて起こったという超機人同士の戦い。ゲーム中では断片的に語られるのみで詳細は判明していない。

余談編集

  • 超機人は「スーパーロボット」を直訳したものと見られる。ただし設定では古代中国発祥であるため、中国語では「超級机械人」が正確と思われる。
  • αシリーズでは建造にラ・ギアスの人間が関わっているとされている。
  • 超人機書き間違えられるケースがやたらと多く、一部攻略本にも見られる。同様の名前法則を持つ機体がいるのと、コンパチヒーローシリーズにも参戦した特撮作品『超人機メタルダー』の存在も一因か。

脚注編集

  1. この時ブリットユウキカーラ念の字が、ラミア「魂魄」の文字が無く「器」が出ている。
  2. 読みが難しすぎるからか、初登場時に名前を聞かされたクスハがうわごとのようにひらがなでその名前を繰り返した。