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+ | :第10話で知り合ったクレタ島在住の腕白少年。ジミー共々[[サイボーグ兵]]の集団に包囲された際、祖父のジープを持ち出してきた彼の介入に因り難を逃れる。また、砂地に埋没した[[メカンダーMAX]]の前輪代わりとしてジープを使う事を提案し、MAXの脱出にも貢献した<ref>小次郎はテイラと共にジープへ乗り込みMAXの脱出作業に専念していた為、この回の[[メカ獣]]戦には参加していない。</ref>。戦闘終了後、祖父の説教からテイラを庇おうとするも空振りに終わってしまう。 | ||
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+ | ;「チッ、『コンギスターに勝ったのは単なる幸運』だとよ。キツイこと言うぜ、あんたの親父さんは」 | ||
+ | :第3話で[[シンキラー]]戦での勝因を「単なる幸運」と斬り捨てた上、「合身戦隊のメカニックに対する無理解が大苦戦を招いた(意訳)」と断じる敷島博士への不満を、彼の息子である竜介へと愚痴る。 | ||
+ | ;「こんなロボットやメカでコンギスターに勝てると思ってるのか、えぇ!? フン、俺達の科学力はコンギスターの足下にも及ばねえじゃねーか…これじゃまるで月とスッポンだぜ。それでどうやって奴らに勝とうってんだ?」 | ||
+ | :直後、[[オメガミサイル]]の爆風に煽られ損壊したメカンダーロボの[[修理|修復作業]]を見据えながら、その「[[地球]]の守護神」とは思えぬ頼りなさへ苛立ちを募らせるが、小次郎と同様の危惧を抱いていたのかジミーからは一定の理解を得られている。 | ||
+ | ;「ジミーも良く耐えたぜ…お前の手も焼けちまってる、ロボットと同じようにな…」 | ||
+ | :強敵だった放電レンザー(SRW未登場)に辛勝し帰還する途上、戦闘回路を作動させるべく凄まじい電流に耐えながら配線を掴み続けた満身創痍のジミーに、激闘で片腕を失ったメカンダーの姿を重ね両者を称える。 | ||
+ | ;「博士、正直言って俺はオメガミサイルが怖い! ジミーや竜介のように平気ではいられねえんだッ!!」 | ||
+ | :第8話より。オメガミサイル直撃の悪夢に苛まれた事を語るも、ジミー&竜介の楽観的な反応に逆上し相談相手を敷島博士に変えて己の本心を吐露するが、今度は敷島の当たり障りの無い返答に「'''俺はもうこれ以上たくさんだッ!!'''」とブチ切れる。 | ||
+ | :然しながら「合身戦隊からの脱退」というネガティブ方面へ思考を傾けず、オメガミサイルの発射元たる「[[静止衛星]]の破壊」に意欲を燃やす辺り、小次郎が決して臆病風に吹かれた訳では無い事も窺える。 | ||
+ | ;「フン、笑わせんな! 誰もオメガミサイルを落とせねえってんなら……俺が落としてやらあ────ッ!!」 | ||
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+ | ;「行け! 行けッ! ブチ落とせぇぇぇぇぇッ!!」<br>「行くぜぇ…オメガミサイルをブチ落とせぇ~……ヒャッハハハーハハハ……!!!」 | ||
+ | :「怨敵」たる静止衛星を目の当たりにして完全に平常心を失った小次郎は、搭載されているスカイドンキーを全弾撃ち尽くす勢いで狂笑しながら乱射しまくる。裏声も交えた曽我部和行氏入魂の演技が、小次郎の狂態を際立たせていて圧巻の一幕。 | ||
+ | ;「おめぇ達って…野郎……」 | ||
+ | :第8話ラストでキング・ダイヤモンドへ帰還する途上、「自分達も本音はオメガミサイルが怖い」と告白するジミー&竜介からの気遣いに、感極まって言葉が紡げなくなってしまう。直後、改めて静止衛星の撃墜を誓い合う合身戦隊の面々だった。 | ||
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
− | ; | + | ;「だけどジミーは俺達の大切な仲間なんだ! 地球人かどうかなんて関係ねえ!」 |
− | :[[COMPACT3]] | + | :『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』第25話「ハイパー・ジェリル」より。ジミーがガニメデ星人であることを明かし、彼が何者であろうと大切な仲間であることを言い切った時の台詞。 |
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+ | == 搭乗機体・関連機体 == | ||
+ | ;[[メカンダーMAX]] | ||
+ | : | ||
+ | :;メカンダー・プレーン2 | ||
+ | ::愛機。MAXに合体後はメインエンジンの役割を担い、マッハ5の高速を叩き出す。 | ||
+ | :;[[メカンダーロボ]] | ||
+ | :: | ||
+ | ;[[オメガミサイル]] | ||
+ | :一時はトラウマに成る程の恐怖を覚えた存在だが、小次郎の見た悪夢は後々'''[[ドラゴンドリラー|別の形で現実と化す。]]''' | ||
+ | ;[[静止衛星]] | ||
+ | :攻撃を仕掛けた際、原子炉稼動では無いメカンダー2にもオメガミサイルを撃ってくる衛星の反撃機能に小次郎は戦慄する。 | ||
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+ | == 脚注 == | ||
+ | <references /> | ||
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2025年1月16日 (木) 22:40時点における最新版
八島小次郎は『合身戦隊メカンダーロボ』の登場人物。
八島小次郎 | |
---|---|
読み | やじま こじろう |
登場作品 | 合身戦隊メカンダーロボ |
声優 | 曽我部和行(現:曽我部和恭) |
デザイン | 岡迫亘弘 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦COMPACT3 |
SRWでの分類 | サブパイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
出身 | 日本 |
所属 | キング・ダイヤモンド |
概要編集
メカンダー・プレーン2(後にメカンダー・ブレーン)及びトライカー2のパイロット。メカンダーロボ搭乗時は操縦を担当する。
元レーサーであったが恋人をコンギスター軍団の攻撃によって殺されたため、コンギスターを憎んでいる。
基本的に冷静かつニヒルな皮肉屋だが、オメガミサイルによってメカンダーロボが破壊される悪夢を見た事で恐怖心に苛まれ、一時的に錯乱状態へ陥るなど繊細な本質を窺わせる面も併せ持つ。
登場作品と役柄編集
COMPACTシリーズ編集
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 初登場作品。メカンダーロボのサブパイロット。
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
人間関係編集
名台詞編集
- 「チッ、『コンギスターに勝ったのは単なる幸運』だとよ。キツイこと言うぜ、あんたの親父さんは」
- 第3話でシンキラー戦での勝因を「単なる幸運」と斬り捨てた上、「合身戦隊のメカニックに対する無理解が大苦戦を招いた(意訳)」と断じる敷島博士への不満を、彼の息子である竜介へと愚痴る。
- 「こんなロボットやメカでコンギスターに勝てると思ってるのか、えぇ!? フン、俺達の科学力はコンギスターの足下にも及ばねえじゃねーか…これじゃまるで月とスッポンだぜ。それでどうやって奴らに勝とうってんだ?」
- 直後、オメガミサイルの爆風に煽られ損壊したメカンダーロボの修復作業を見据えながら、その「地球の守護神」とは思えぬ頼りなさへ苛立ちを募らせるが、小次郎と同様の危惧を抱いていたのかジミーからは一定の理解を得られている。
- 「ジミーも良く耐えたぜ…お前の手も焼けちまってる、ロボットと同じようにな…」
- 強敵だった放電レンザー(SRW未登場)に辛勝し帰還する途上、戦闘回路を作動させるべく凄まじい電流に耐えながら配線を掴み続けた満身創痍のジミーに、激闘で片腕を失ったメカンダーの姿を重ね両者を称える。
- 「博士、正直言って俺はオメガミサイルが怖い! ジミーや竜介のように平気ではいられねえんだッ!!」
- 第8話より。オメガミサイル直撃の悪夢に苛まれた事を語るも、ジミー&竜介の楽観的な反応に逆上し相談相手を敷島博士に変えて己の本心を吐露するが、今度は敷島の当たり障りの無い返答に「俺はもうこれ以上たくさんだッ!!」とブチ切れる。
- 然しながら「合身戦隊からの脱退」というネガティブ方面へ思考を傾けず、オメガミサイルの発射元たる「静止衛星の破壊」に意欲を燃やす辺り、小次郎が決して臆病風に吹かれた訳では無い事も窺える。
- 「フン、笑わせんな! 誰もオメガミサイルを落とせねえってんなら……俺が落としてやらあ────ッ!!」
- 敷島の命令を無視し衛星軌道上の静止衛星めざして、機体の空中分解も厭う事なく我武者羅にメカンダー・プレーン2を上昇させるが、恐怖に震える手で操縦桿を握り続ける小次郎の姿に普段の冷静な佇まいは感じられない。
- 「行け! 行けッ! ブチ落とせぇぇぇぇぇッ!!」
「行くぜぇ…オメガミサイルをブチ落とせぇ~……ヒャッハハハーハハハ……!!!」 - 「怨敵」たる静止衛星を目の当たりにして完全に平常心を失った小次郎は、搭載されているスカイドンキーを全弾撃ち尽くす勢いで狂笑しながら乱射しまくる。裏声も交えた曽我部和行氏入魂の演技が、小次郎の狂態を際立たせていて圧巻の一幕。
- 「おめぇ達って…野郎……」
- 第8話ラストでキング・ダイヤモンドへ帰還する途上、「自分達も本音はオメガミサイルが怖い」と告白するジミー&竜介からの気遣いに、感極まって言葉が紡げなくなってしまう。直後、改めて静止衛星の撃墜を誓い合う合身戦隊の面々だった。
スパロボシリーズの名台詞編集
- 「だけどジミーは俺達の大切な仲間なんだ! 地球人かどうかなんて関係ねえ!」
- 『COMPACT3』第25話「ハイパー・ジェリル」より。ジミーがガニメデ星人であることを明かし、彼が何者であろうと大切な仲間であることを言い切った時の台詞。
搭乗機体・関連機体編集
- オメガミサイル
- 一時はトラウマに成る程の恐怖を覚えた存在だが、小次郎の見た悪夢は後々別の形で現実と化す。
- 静止衛星
- 攻撃を仕掛けた際、原子炉稼動では無いメカンダー2にもオメガミサイルを撃ってくる衛星の反撃機能に小次郎は戦慄する。