「スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記」の版間の差分

 
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*ストーリー:竹田裕一郎
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{{登場作品概要
*キャラクターデザイン・挿絵・メカデザイン:八房龍之助
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| タイトル = スーパーロボット大戦OG<br />告死鳥戦記
*模型製作・メカデザイン(ゲシュテルベン・ガーダイド):NAOKI
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| 読み =
*監修:寺田貴信
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| 外国語表記 =
*掲載誌:電撃ホビーマガジンbis→電撃ホビーウェブ(電撃ホビーマガジン誌においてフォトストーリーが先行公開)
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| 原作 =
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| 著者 = [[スタッフ:竹田裕一郎|竹田裕一郎]]
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| 挿絵 = [[スタッフ:八房龍之助|八房龍之助]]
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| キャラクターデザイン = 八房龍之助
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| メカニックデザイン = 八房龍之助<br />NAOKI([[ゲシュテルベン]]、[[ガーダイド]])
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| 掲載誌 = 電撃ホビーマガジンbis<br />→電撃ホビーウェブ<ref>『電撃ホビーマガジン』においてフォトストーリーが先行公開</ref>
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| 巻数 = 全2巻
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| その他 = 監修:[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]<br />模型製作:NAOKI
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『'''スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記'''』は「[[OGシリーズ]]」の[[小説]]。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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;[[リェータ・ウィーバー]]
 
;[[リェータ・ウィーバー]]
 
:主人公。少尉。25歳。女性。搭乗機は[[ゲシュテルベン]]2号機(RPT-007S2)。コールサインはフューネラル2。
 
:主人公。少尉。25歳。女性。搭乗機は[[ゲシュテルベン]]2号機(RPT-007S2)。コールサインはフューネラル2。
:[[DC戦争]]以前は高高度戦闘機のパイロット。[[アーマードモジュール]]小隊の隊長に就任して[[L5戦役]]では[[ガーリオン]]に搭乗。L5戦役で弟を失っている。
 
 
;[[ヴェスナー・スケリット]]
 
;[[ヴェスナー・スケリット]]
 
:中尉。33歳。FDXチームの部隊長。搭乗機はゲシュテルベン1号機(RPT-007S1)。
 
:中尉。33歳。FDXチームの部隊長。搭乗機はゲシュテルベン1号機(RPT-007S1)。
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:中尉。36歳。元[[コロニー統合軍]]士官。搭乗機は[[ガーダイド]]1号機(RAM-006D1)。元は同胞であった[[DC]]との戦いに後ろ向きな感情を抱いている。
 
:中尉。36歳。元[[コロニー統合軍]]士官。搭乗機は[[ガーダイド]]1号機(RAM-006D1)。元は同胞であった[[DC]]との戦いに後ろ向きな感情を抱いている。
 
;[[ジマー・ホルム]]
 
;[[ジマー・ホルム]]
:少尉。21歳。アフロ。元DC士官。搭乗機はガーダイド3号機(RAM-006D3)。物語開始1ヵ月前の作戦でガーダイド2号機がパイロットごと失われたため、新しくチームに配属された。オーセニとは違い、DCとの戦いに対してもクールに割り切っている。
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:少尉。21歳。アフロ。元DC士官。搭乗機はガーダイド3号機(RAM-006D3)。物語開始1ヵ月前の作戦でガーダイド2号機がパイロットごと失われたため、新しくチームに配属された。
 
;[[ラルカ]]
 
;[[ラルカ]]
 
:クレーエを自動操縦する[[AI]]ロボット。10歳ぐらいの少年の声をしたAIが搭載されている小型サポートロボット。
 
:クレーエを自動操縦する[[AI]]ロボット。10歳ぐらいの少年の声をしたAIが搭載されている小型サポートロボット。
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;[[ライオネル・ニールセン]]
 
;[[ライオネル・ニールセン]]
 
:中尉。総髪。巨体。搭乗機はマミー・バレリオン。[[L5戦役]]前に編入された。
 
:中尉。総髪。巨体。搭乗機はマミー・バレリオン。[[L5戦役]]前に編入された。
:DC戦争以前は戦闘ヘリの搭乗員。
 
  
 
==== [[FDXプロジェクト]] ====
 
==== [[FDXプロジェクト]] ====
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;[[ウタパル・アヴァリ]]
 
;[[ウタパル・アヴァリ]]
 
:中尉。二刀流を振るう白いガーリオンを駆る。FDXチームとの戦いを己に与えられた「試練」とみなし、それを乗り越える事に喜びを見出す。
 
:中尉。二刀流を振るう白いガーリオンを駆る。FDXチームとの戦いを己に与えられた「試練」とみなし、それを乗り越える事に喜びを見出す。
:第2部では第1部で戦死したオーセニの補充人員としてFDXチームに配属された。搭乗機はガーダイド4号機(RAM-006D4)。
 
 
;[[オレグ・ナザロフ]]
 
;[[オレグ・ナザロフ]]
 
:大尉。ウタパルの先輩士官であり親友。
 
:大尉。ウタパルの先輩士官であり親友。
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:可変機構を持つ[[インスペクター]]の[[量産機]]。
 
:可変機構を持つ[[インスペクター]]の[[量産機]]。
 
;[[ウユダーロ級制圧砲艦]]
 
;[[ウユダーロ級制圧砲艦]]
:[[ゴライクンル]]所有の巨大砲撃艦。プリズムリフレクターを利用した多方位ビーム砲撃を可能とする。[[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]でのコードネームは「カレイドスコープ」(万華鏡)。『[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター|ジ・インスペクター]]』に登場したディアウスと『[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|ダークプリズン]]』に登場したメッケンノーザは同級艦。
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:[[ゴライクンル]]所有の巨大砲撃艦。プリズムリフレクターを利用した多方位ビーム砲撃を可能とする。[[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]でのコードネームは「カレイドスコープ」(万華鏡)。
:[[インスペクター]]および[[シャドウミラー]]掃討のため[[ホワイトスター]]に向かう[[クロガネ]]と[[ヒリュウ改]]に横槍を入れるべく、シュリコによって運用される。
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;[[ゲイオス=グルード]]
;[[ゲイオス・グルード]]
 
 
:シュリコが搭乗。FDXチームと死闘を繰り広げる。
 
:シュリコが搭乗。FDXチームと死闘を繰り広げる。
  
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== 用語 ==
 
== 用語 ==
 
;[[FDXチーム]]
 
;[[FDXチーム]]
:地球連邦南欧方面軍[[アビアノ基地]]司令直属の特殊作戦部隊。隊員は書類上で戦地行方不明扱いとしており、基地内では司令室とコルヴォニード以外は、黒尽くめの外套で身を隠している。クレーエの鳥の鳴き声のような飛行音と共に、十字架型のユニットと棺桶型の降下ポッドが投下されるため、告死鳥と棺桶から現れる死人として戦場伝説になっている。
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:地球連邦南欧方面軍[[アビアノ基地]]司令直属の特殊作戦部隊。
 
;DMXチーム
 
;DMXチーム
:地球連邦中欧方面軍シュトゥットガルト基地司令所属の非正規特殊作戦部隊。「DMX」は「Dancing Mummy X」の略。ダニエル社が[[DC戦争]]後に編成し量産されているAMにダニエル社製の追加装備を施し運用している。[[L5戦役]]の頃にヴェスナーが北京地区で遭遇した。所属する機体はリアクティブアーマーの機能を持った物理的耐久力を有する包帯のような布状装甲、ADテープで覆われており、さながらホラー映画から飛び出したミイラのようである。編成当時は6人だったが、オペレーションSRX後にライオネルが編入された時点で彼を除く隊員が隊長のミルトンも含めて3人しか残っていなかった事からも任務の過酷さが伺える。
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:地球連邦中欧方面軍シュトゥットガルト基地司令所属の非正規特殊作戦部隊。「DMX」は「Dancing Mummy X」の略。ダニエル社が[[DC戦争]]後に編成し量産されているAMにダニエル社製の追加装備を施し運用している。[[L5戦役]]の頃にヴェスナーが北京地区で遭遇した。所属する機体はリアクティブアーマーの機能を持った物理的耐久力を有する包帯のような布状装甲、ADテープで覆われており、さながらホラー[[映画]]から飛び出したミイラのようである。編成当時は6人だったが、オペレーションSRX後にライオネルが編入された時点で彼を除く隊員が隊長のミルトンも含めて3人しか残っていなかった事からも任務の過酷さが伺える。
 
;ダニエル・インストゥルメンツ
 
;ダニエル・インストゥルメンツ
:旧西暦時代からある銃器メーカー。EOT由来のビーム兵器などの技術を採用せず、安価な打撃兵器・実弾兵器を開発してユニバーサル・コネクター規格に落とし込んでいくことに注力しており、M950マシンガン、M13ショットガン、レクタングル・ランチャー、コールドメタルナイフ、スプリットミサイルなどを製造。[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]]や[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|COE]]にも名前が登場している。
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:旧西暦時代からある銃器メーカー。EOT由来のビーム兵器などの技術を採用せず、安価な打撃兵器・実弾兵器を開発してユニバーサル・コネクター規格に落とし込んでいくことに注力しており、M950マシンガン、M13ショットガン、レクタングル・ランチャー、コールドメタルナイフ、[[ミサイル|スプリットミサイル]]などを製造。[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]]や[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|COE]]にも名前が登場している。
 
;ケイテン・カンパニー
 
;ケイテン・カンパニー
 
:アメリカに本社を置く輸送機や旅客機、軍用戦闘車両のメーカー。次期量産主力機のブル・トレロの開発を行った。戦闘車両の分野においては最大手だったが、人型機動兵器に関してはマオ・インダストリーやイスルギ重工に水をあけられていた。そこでマオ社が宙間戦用機、イスルギが空中戦用機の開発を得意にしていることに対して、陸専用機とそれを発展させた無人機動兵器の開発に踏み切った。
 
:アメリカに本社を置く輸送機や旅客機、軍用戦闘車両のメーカー。次期量産主力機のブル・トレロの開発を行った。戦闘車両の分野においては最大手だったが、人型機動兵器に関してはマオ・インダストリーやイスルギ重工に水をあけられていた。そこでマオ社が宙間戦用機、イスルギが空中戦用機の開発を得意にしていることに対して、陸専用機とそれを発展させた無人機動兵器の開発に踏み切った。
 
;ブルシリーズ
 
;ブルシリーズ
:ケイテン・カンパニーが製作した次期量産主力機のシリーズ。戦闘用車両開発のノウハウを生かして、生産性と整備性の高い陸戦主体の人形機動兵器。
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:ケイテン・カンパニーが製作した次期量産主力機のシリーズ。戦闘用車両開発のノウハウを生かして開発された生産性と整備性の高い陸戦主体の人型機動兵器。
 
;赤の兄弟
 
;赤の兄弟
 
:グレダス・ミモザが率いる修羅の一団。グレダスの恐怖政治によって統率されており、彼の命令ならどんな無茶なものであっても行う。所属するものはグレダスを長兄と敬い、グレダスは弟と呼んでいる。二男とも呼ばれる側近もいるが実際はグレダスの弾よけである。全ての機体は赤く塗られている。
 
:グレダス・ミモザが率いる修羅の一団。グレダスの恐怖政治によって統率されており、彼の命令ならどんな無茶なものであっても行う。所属するものはグレダスを長兄と敬い、グレダスは弟と呼んでいる。二男とも呼ばれる側近もいるが実際はグレダスの弾よけである。全ての機体は赤く塗られている。
  
 
== 書誌情報 ==
 
== 書誌情報 ==
<amazon>404891880X</amazon>
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<amazon>404891880X</amazon><amazon>4048656171</amazon>
*[http://www.bk1.co.jp/product/2215871/p-sf0023 bk1 - ]  
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*[http://www.bk1.co.jp/product/2215871/p-sf0023 bk1 - ]
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== 脚注 ==
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<references />
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==

2024年5月22日 (水) 21:11時点における最新版

スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記』は「OGシリーズ」の小説

スーパーロボット大戦OG
告死鳥戦記
著者 竹田裕一郎
挿絵 八房龍之助
キャラクターデザイン 八房龍之助
メカニックデザイン 八房龍之助
NAOKI(ゲシュテルベンガーダイド
掲載誌 電撃ホビーマガジンbis
→電撃ホビーウェブ[1]
巻数 全2巻
シリーズ OGシリーズ
その他 監修:寺田貴信
模型製作:NAOKI
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概要編集

L5戦役後の新西暦187年、DC残党がアフリカ大陸中央部のアースクレイドルを拠点としていた時期(OG2中)を始まりとする外伝小説。全二巻が発売し、電撃ホビーウェブにて再掲載中。

全話一覧編集

全話一覧/告死鳥戦記」を参照。

主な登場人物編集

地球連邦軍編集

FDXチーム編集

リェータ・ウィーバー
主人公。少尉。25歳。女性。搭乗機はゲシュテルベン2号機(RPT-007S2)。コールサインはフューネラル2。
ヴェスナー・スケリット
中尉。33歳。FDXチームの部隊長。搭乗機はゲシュテルベン1号機(RPT-007S1)。
オーセニ・ホドロフスキ
中尉。36歳。元コロニー統合軍士官。搭乗機はガーダイド1号機(RAM-006D1)。元は同胞であったDCとの戦いに後ろ向きな感情を抱いている。
ジマー・ホルム
少尉。21歳。アフロ。元DC士官。搭乗機はガーダイド3号機(RAM-006D3)。物語開始1ヵ月前の作戦でガーダイド2号機がパイロットごと失われたため、新しくチームに配属された。
ラルカ
クレーエを自動操縦するAIロボット。10歳ぐらいの少年の声をしたAIが搭載されている小型サポートロボット。

DMXチーム編集

ミルトン・ベレワ
大尉。褐色。銀髪。DMXチーム部隊長。搭乗機はマミー・ガーリオン。
ライオネル・ニールセン
中尉。総髪。巨体。搭乗機はマミー・バレリオン。L5戦役前に編入された。

FDXプロジェクト編集

ダン・ワッツ
技術者。ダニエル・インストゥルメンツ社技術統括本部の本部次長。FDXプロジェクトの主導者。
ゴート・コットー
大佐。特務艦コルヴォニードの艦長。旧西暦時代から続く海軍家系の出。

アビアノ基地編集

カルロ・サッキ
少将。アビアノ基地司令。軍内の守旧派・革新派どちらにも傾かず、中道に身を置く人物。

その他編集

フォリア・エスト / ヒューゴ・メディオ
クライ・ウルブズの一員。アビアノ基地にて黒い外套をまとったFDXチームとすれ違う。
イアン・ウィーバー
故人。リェータの弟。L5戦役のオペレーションSRWにて、ノーマン・スレイ少将の乗る旗艦グレートアークと共に戦死。
ギャスパル・ギラン
元帥。ミッション・ハルパーを看過するようカルロ少将に指示する。
ムスタファ・ケセル
トルコ地区インジリスク基地の司令。
ハンフリー・イネス
宇宙軍軌道哨戒第3戦隊司令。宇宙に上がったFDXチームの機体整備・補給を行う。
コレット・ピラー
ヴェスナーのかつての部下コレン・ピラーの姉。階級は少佐。北欧方面軍ケプラヴィーク基地所属PT部隊所属。現在はケイテン・カンパニーに出向している。ケイテン・カンパニーの開発したブル・トレロがバルトールにコンペで負けたことを疑問に思い部下のウィルとともにマウロ・ガットを追及、ブル・トレロとバルトールの模擬戦を実現した。その模擬戦に敗北した後も調査を続けていたがバルトールのコアにされてしまい死亡した。彼女の死はヴェスナーの心に再び暗い影を落とすこととなった。
ウィル・ホープ
コレットの部下。中尉。背が高く精悍な外見。正直で裏のない性格。北欧方面軍ケプラヴィーク基地所属PT部隊所属。現在はケイテン・カンパニーに出向している。ブル・トレロのテストパイロットを務め教導隊と戦い互角の結果を残した。ブル・トレロがバルトールにコンペで負けたことを疑問に思いコレットと共に調査していたがバルトールのコアにされ死亡した。
エリクソン・サカス
故人。第十四PT小隊時代のヴェスナーの部下。階級は中尉。年齢は三十代。頼りになる人物。北京での戦いでゼカリアの攻撃を前になすすべなく死亡。
アーヤン・シャリフ
故人。第十四PT小隊時代のヴェスナーの部下。階級は中尉。年齢は四十代。部隊のムードメーカー。北京での戦いでゼカリアの攻撃を前になすすべなく死亡。
コレン・ピラー
故人。第十四PT小隊時代のヴェスナーの部下。階級は少尉。コレット・ピラーの弟。童顔で十代の少年に見える。真面目な性格で他のメンバーによくからかわれていた。北京での戦いでゼカリアに一矢報いるも死亡。最後は家族の名を口にしていた。
フィリップス・コール
第13特殊作戦PT部隊隊長。初陣のルイーナとの戦いで部下を全て失い絶体絶命の危機に陥るがクレーエの声を聞いた。

DC残党 / ノイエDC編集

ヤンゴ
二等兵。戦車兵。フュルギア部隊に居たが、物語冒頭でゲシュテルベンの襲撃により戦死。
ガルドン
軍曹。ヤンゴの上官。ヤンゴと共に戦死。
ウタパル・アヴァリ
中尉。二刀流を振るう白いガーリオンを駆る。FDXチームとの戦いを己に与えられた「試練」とみなし、それを乗り越える事に喜びを見出す。
オレグ・ナザロフ
大尉。ウタパルの先輩士官であり親友。
バン・バ・チュン
ノイエDCを旗揚げし、指導者となる。オペレーション・プランタジネットに参加。
ロジャー・エルバ
ノイエDC残党の中尉。ナイジェリア地区の連邦軍補給基地を襲撃し終えたところをFDXチームに攻撃される。

ゾヴォーク編集

シュリコ・ハバーデ
ゾヴォークに所属する辺境惑星出身の女性。ゴライクンルの遊撃戦力を率いる。

修羅編集

フェルナンド・アルドゥク
修羅の一人。マグナスと共にシュトゥットガルト基地を襲撃。
マグナス・アルド
修羅の一人。フェルナンドと共にシュトゥットガルト基地を襲撃。
グレダス・ミモザ
「赤の兄弟」という派閥を束ねる修羅。

登場メカ編集

地球連邦軍編集

FDXチーム編集

RPT-007ET ゲシュテルベン
量産型ゲシュペンストMk-IIのカスタマイズ機。正式名称(試作コードネーム)は「量産型ゲシュペンストMk-IIシュテルベン」。
RAM-006VET ガーダイド
ガーリオンのカスタマイズ機「ガーリオン・ダイド」。
RPT-007ET ゲシュテルベン改
ウユダーロ級制圧砲艦との戦闘で損傷したゲシュテルベンを改修した機体。OGDPではセレーナ搭乗機が登場。
コルヴォニード
300メートル超の大型原子力空母を改装した特務艦。4基あったリニアカタパルトはクレーエ射出用に大きな1基に改修されている。
クレーエ
100メートル弱の巨大な高速飛行PTキャリア。テスラドライブとブースターにより超音速飛行すると、ソニックブームで鳥のような鳴き声が響き渡ってしまう問題がある。
投下ポッド
棺桶型。クレーエから4つ投下する20メートル級のPT・AM用降下ポッド。ハイブリッドアーマー製で内部は衝撃緩和用のジェルが詰められている。
多目的ユニット
十字架状。4機と共にクレーエから4つ投下される。こちらも高さ20メートル程度。通信・索敵・照準を妨害する電子戦拠点、武装供給拠点、耐弾壁として用いる簡易トーチカ。

DMXチーム編集

所属機体の共通する事にADテープで機体の全体を包帯のように巻いている。

マミー・リオン
マミー・ガーリオン
マシンキャノンやレールガンに加え右腕部に鉤爪、左腕部にショットガンを装備している。
マミー・バレリオン
四連ヘッド・レールガンを装備している。

その他編集

RPT-007 量産型ゲシュペンストMk-II
RPT-010 量産型ヒュッケバインMk-II
RAM-004 リオン
RAM-004L ランドリオン
RAM-006 ガーリオン
アルバトロス級宇宙戦艦
グレートアーク
ペレグリン級宇宙戦艦
タウゼントフェスラー
ブル・トレロ
ケイテン・カンパニーが製作しトライアルに提出された次期量産主力機。外部装甲やバックパックを換装することによって様々な戦況に対応することが可能。

DC残党 / ノイエDC編集

MHT-27 フュルギア
DCAM-004L ランドリオン
DCAM-005 バレリオン
ライノセラス級陸上戦艦
YSAM-009-1(SAM-009) グラビリオン

エアロゲイター編集

ゼカリア
ハバクク
メギロート
イルメヤ
ミシュレイ
フーレ

ゾヴォーク編集

レストジェミラ
可変機構を持つインスペクター量産機
ウユダーロ級制圧砲艦
ゴライクンル所有の巨大砲撃艦。プリズムリフレクターを利用した多方位ビーム砲撃を可能とする。地球連邦軍でのコードネームは「カレイドスコープ」(万華鏡)。
ゲイオス=グルード
シュリコが搭乗。FDXチームと死闘を繰り広げる。

ODEシステム編集

VTX-001バルトール
FDXチームのデータが無くEAに対しても弱いためFDXチームが天敵となっていた。

修羅編集

ビレフォール
アンドラス
ゼパル
グレダス専用の轟級修羅神。血塗られたような装甲と操者を思わせる禿頭と髭が特徴。棍棒のような武器を使うほか、タコの脚に似た打突兵器も持つ。
ボフリィ
フラウス
追加装甲を装備した強化型も登場。
グリモア
ハルパス

用語編集

FDXチーム
地球連邦南欧方面軍アビアノ基地司令直属の特殊作戦部隊。
DMXチーム
地球連邦中欧方面軍シュトゥットガルト基地司令所属の非正規特殊作戦部隊。「DMX」は「Dancing Mummy X」の略。ダニエル社がDC戦争後に編成し量産されているAMにダニエル社製の追加装備を施し運用している。L5戦役の頃にヴェスナーが北京地区で遭遇した。所属する機体はリアクティブアーマーの機能を持った物理的耐久力を有する包帯のような布状装甲、ADテープで覆われており、さながらホラー映画から飛び出したミイラのようである。編成当時は6人だったが、オペレーションSRX後にライオネルが編入された時点で彼を除く隊員が隊長のミルトンも含めて3人しか残っていなかった事からも任務の過酷さが伺える。
ダニエル・インストゥルメンツ
旧西暦時代からある銃器メーカー。EOT由来のビーム兵器などの技術を採用せず、安価な打撃兵器・実弾兵器を開発してユニバーサル・コネクター規格に落とし込んでいくことに注力しており、M950マシンガン、M13ショットガン、レクタングル・ランチャー、コールドメタルナイフ、スプリットミサイルなどを製造。OGDPCOEにも名前が登場している。
ケイテン・カンパニー
アメリカに本社を置く輸送機や旅客機、軍用戦闘車両のメーカー。次期量産主力機のブル・トレロの開発を行った。戦闘車両の分野においては最大手だったが、人型機動兵器に関してはマオ・インダストリーやイスルギ重工に水をあけられていた。そこでマオ社が宙間戦用機、イスルギが空中戦用機の開発を得意にしていることに対して、陸専用機とそれを発展させた無人機動兵器の開発に踏み切った。
ブルシリーズ
ケイテン・カンパニーが製作した次期量産主力機のシリーズ。戦闘用車両開発のノウハウを生かして開発された生産性と整備性の高い陸戦主体の人型機動兵器。
赤の兄弟
グレダス・ミモザが率いる修羅の一団。グレダスの恐怖政治によって統率されており、彼の命令ならどんな無茶なものであっても行う。所属するものはグレダスを長兄と敬い、グレダスは弟と呼んでいる。二男とも呼ばれる側近もいるが実際はグレダスの弾よけである。全ての機体は赤く塗られている。

書誌情報編集

脚注 編集

  1. 『電撃ホビーマガジン』においてフォトストーリーが先行公開

資料リンク編集

電撃ホビーマガジンbis(電子書籍)
上記の電子書籍販売サイトおよび「ニコニコ静画」で無料配信されているが、共にログイン制のため閲覧には各アカウント登録が必須。
電撃ホビーマガジン2012年8月号で第1話の後半部分のみ抜粋掲載、bisの2012年8月号で第1話完全版が掲載され連載開始。
スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記 | DENGEKI HOBBY WEB 電撃ホビーウェブ
電撃ホビーマガジンbis廃刊に伴い第2部から連載開始。電撃ホビーマガジン誌においてフォトストーリーが先行公開されている。
2015年8月、第1話から再掲載されている。