「月城飛鳥」の版間の差分

 
(20人の利用者による、間の47版が非表示)
1行目: 1行目:
== 月城飛鳥(Asuka Tukisiro) ==
+
{{登場人物概要
*[[登場作品]]:[[エルドランシリーズ]]
+
| 読み = つきしろ あすか
**[[絶対無敵ライジンオー]]
+
| 登場作品 = [[エルドランシリーズ]]
**[[完全勝利ダイテイオー]]
+
*{{登場作品 (人物)|絶対無敵ライジンオー}}
*声優:岩坪理江(原作)、甲斐田ゆき(SRW[[代役]])
+
*{{登場作品 (人物)|元気爆発ガンバルガー}}
*種族:地球人(日本人)
+
*{{登場作品 (人物)|完全勝利ダイテイオー}}
*性別:男
+
| 声優 = 岩坪理江<br />{{代役 (登場作品別)|甲斐田ゆき|岩坪理江|絶対無敵ライジンオー}}(SRW[[代役]])
*誕生日:5月21日
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|武内啓|絶対無敵ライジンオー}}
*年齢:10歳
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦GC}}
*身長:140.7cm
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br/>[[サブパイロット]]
<!-- *体重:--kg  -->
+
}}
*血液型:AB型
 
*出身:陽昇町
 
*所属:[[陽昇学園]]5年3組([[地球防衛組]])
 
*職業:小学生
 
*出席番号:7番
 
*キャラクターデザイン:武内啓
 
  
[[鳳王]]パイロット、[[ライジンオー]]及び[[ゴッドライジンオー]]飛行及び姿勢制御担当。
+
{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
 +
| 種族 = [[種族::地球人]][[種族::日本人]]
 +
| 性別 = [[性別::男]]
 +
| 誕生日 = 5月21日
 +
| 年齢 = [[年齢::10]]歳
 +
| 身長 = [[身長::140.7cm]]
 +
| 血液型 = [[血液型::AB]]型
 +
|出身 = [[陽昇町]]
 +
| 所属 = [[陽昇学園]]<br />[[地球防衛組]]
 +
| 学年 = 5年3組
 +
}}
 +
'''月城飛鳥'''は『[[絶対無敵ライジンオー]]』の登場人物。
  
クラスの伊達男。厳格な家庭に育ち礼儀正しいため、どこか大人びた雰囲気をかもし出している。また、キザで女の子には優しく、成績優秀・スポーツ万能・容姿端麗と3拍子揃っているため、ファンクラブまで存在していたほどだが、中学に入ると呆気なく解散状態に追い込まれる。
+
== 概要 ==
 +
[[鳳王]]のパイロット。[[ライジンオー]]及び[[ゴッドライジンオー]]では飛行及び姿勢制御を担当。出席番号7番。
  
成績の優秀な優等生だが、周囲からの過剰な期待には多少辟易している。しかし、地球防衛組が自分にとって掛け替えのないものだと気付いた時、プレッシャーから解放されると共に進むべき道をはっきりと見つける。また突然のハプニングには弱く、1話で[[ライジンオー]]と初めて出会った際は一人取り乱す姿をさらしていた。意外と間抜けな一面もあり、その事で「見掛け倒し」と言われる事に対しては反発心を見せる。
+
クラスのキザな伊達男。厳格な家庭に育ち、礼儀正しい為、どこか大人びた雰囲気をかもし出している。女の子には優しく、成績優秀・スポーツ万能・容姿端麗と3拍子揃っているため、ファンクラブまで存在していたほどだが、中学校に入ると呆気なく解散状態に追い込まれる。
  
家族構成は両親のみで、父親は会社の重役で出張が多いらしい。父にめったに会えない寂しさを抑えきれず、家族と暮らしている仁と口論する事もあった。冷静に物事を見る目を持っているため、戦闘では先行しそうになる仁を制していた。一度だけ決まり文句の雄叫びを叫んだ事がある。将来の夢は会社[[社長]]。
+
成績の優秀な優等生だが、周囲からの過剰な期待には多少辟易している。しかし、地球防衛組が自分にとって掛け替えのないものだと気付いた時、[[プレッシャー]]から解放されると共に進むべき道をはっきりと見つける。将来の夢は会社[[社長]]。
  
[[完全勝利ダイテイオー]]』のパイロット映像にも登場しているが、仁たちと違う制服を着ている(但し、ドラマCDでは同じ中学に進学したことになっている)。<br />ちなみに、OVA第一巻において、『難樫中』という名前の通りレベルの高い中学へ進学しようとしていたらしいが、「勉強で人生決めるなんて、つまらないですからね」と受験をやめた事を明らかにした。篠田先生によると、彼なら十分合格できる成績らしい。
+
突然のハプニングには弱く、第1話で[[ライジンオー]]と初めて出会った際は一人取り乱す姿をさらしていた。意外と間抜けな一面もあり、その事で「見掛け倒し」と言われる事に対しては反発心を見せる。
  
なおシリーズの続編『[[元気爆発ガンバルガー]]』に[[ライジンオー]]が登場した際、コクピット内が映されたため、台詞は無いが一瞬だけ登場している。またDVD特典ドラマCD『絶対爆発ライジンオー対ガンバルガー』においては、ライジンオーに乗っているが、コックピットで気絶してしまい、台詞はなかった。
+
家族構成は両親のみで、父親は[[企業|会社]]の重役で出張が多いらしい。父にめったに会えない寂しさを抑えきれず、家族と暮らしている[[日向仁|仁]]と口論する事もあった。
 +
 
 +
対照的な仁とはケンカすることも多いが、友情もある。冷静に物事を見る目を持っている為、戦闘では先行しそうになる仁を制止する役を担い、仁の計らいで一度だけ決まり文句の雄叫びを叫んだ事もある。
 +
 
 +
『[[完全勝利ダイテイオー]]』のパイロット映像にも登場しているが、仁たちと違う制服を着ている(ただし、[[ドラマCD]]では同じ中学に進学したことになっている)。ちなみに、OVA第一巻において、「難樫中」という名前の通りレベルの高い中学へ進学しようとしていたらしいが、「勉強で人生決めるなんて、つまらないですからね」と受験をやめた事を明らかにした。[[篠田俊太郎|篠田先生]]によると、飛鳥なら十分合格できる成績らしい。ラジオドラマの方では文武両道を極めるために剣道部に所属している。
 +
 
 +
なお、シリーズの[[続編]]『[[元気爆発ガンバルガー]]』に[[ライジンオー]]が登場した際、コクピット内が映されたため、台詞は無いが一瞬だけ登場している。また、[[DVD]]特典ドラマCD『絶対爆発ライジンオー対ガンバルガー』においては、ライジンオーに乗っているが、コックピットで気絶してしまい、台詞は無かった。
 +
 
 +
仁と吼児と共にライジンオーのパイロットを務めているが、[[主人公]]の仁、ナレーション担当の吼児と違い、パイロット以外の特殊ポジションは描かれなかった。だが2017年から連載されたWeb小説『絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲』では、地球防衛組が存在しなかった[[パラレルワールド]]の高校1年生・月城飛鳥が主人公となっている。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 +
=== 携帯機シリーズ ===
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}
 +
:同作でも[[サブパイロット]]。なお、第47話「自分達の信じるモノの為に!」ではジャークドリーム内での([[偽者]]の)'''悪い顔'''のグラフィックも披露される。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦GC]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}
:岩坪理江氏が声優業を引退していたため、甲斐田ゆき氏が代役。概ねイメージ通りに演じているため、違和感は少ない。序盤[[主人公]]や[[竹尾ワッ太|ワッ太]]同様[[ホワイトベース隊]]への参加要請があったようなのだが、'''PTAの圧力'''のため[[日本]]に居残り(戦争に参加しようというのだから無理もない話ではある)。正式加入は[[ガンドール]]が[[地球]]に帰ってくる中盤以降になる。ライジンオーでの精神コマンドは基本は[[加速]]・[[必中]]要因だろう。
+
:初登場作品。岩坪理江氏が声優業を引退していた為、甲斐田ゆき氏が[[代役]]を担当し、同時に甲斐田ゆき氏は今作でスパロボ初参加となる。序盤[[主人公]]や[[竹尾ワッ太|ワッ太]]同様[[ホワイトベース隊]]への参加要請があったようなのだが、'''PTAの圧力'''のため[[日本]]に居残り。正式加入は[[ガンドール]]が[[地球]]に帰ってくる中盤以降になる。
;[[スーパーロボット大戦XO]]
+
:[[ライジンオー]]での精神コマンドは基本は[[加速]]・[[必中]]要員だろう。[[狙撃]]も使えるため鳳王やライジンオーの[[サイズ]]差戦闘も補えるが、防御系の精神を覚えないため分離運用の際は注意。
:新規シナリオで出番が増えた以外、リメイク前と同じ。
+
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO}}
;[[スーパーロボット大戦NEO]]
+
::[[カットイン]]が追加され、新規シナリオで出番が増えたが、[[巨大からくり雷神王]]が削られたため、ボイスが減った。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦NEO}}
 
:本作ではサブパイロット。
 
:本作ではサブパイロット。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
 +
:本作でもNEO同様サブパイロット。
  
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
== パイロットステータス ==
 +
=== [[能力|能力値]] ===
 +
状況によって分離して[[鳳王]]のパイロットとなる事があるが、基本的には[[ライジンオー]]・[[ゴッドライジンオー]]のサブパイロットとしての出番の方が多い。[[SP]]関連の強化を行って[[日向仁|仁]]のサポートに徹する事になるだろう。なお、パイロットとしての能力は、射撃を得意とするものの他に秀でた物はない。
  
=== [[能力|能力値]] ===
+
[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』以降の作品では[[ライジンオー]]が分離出来ない為、精神コマンドでのサポートが主な役目となる。
状況によって分離して[[鳳王]]のパイロットとなる事があるが、基本的には[[ライジンオー]]・[[ゴッドライジンオー]]のサブパイロットとしての出番の方が多い。SP関連の強化を行って[[日向仁|仁]]のサポートに徹する事になるだろう。なお、パイロットとしての能力は、射撃を得意とするものの他に秀でた物はない。
 
[[NEO]]では[[ライジンオー]]が分離出来ない為、サブパイロットに専念する事になる。
 
  
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]][[スーパーロボット大戦XO|XO]]
+
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
:[[加速]]、[[必中]]、[[狙撃]]、[[応援]]、[[直撃]]、[[友情]]
+
:'''[[加速]]、[[必中]]、[[集中]]、[[突撃]]、[[友情]]'''
;[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]][[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
+
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]][[スーパーロボット大戦XO|XO]]
:[[加速]]、[[ひらめき|閃き]]
+
:'''[[加速]]、[[必中]]、[[狙撃]]、[[応援]]、[[直撃]]、[[友情]]'''
 +
:精神コマンドの構成が、[[柊弾児|弾児]]とそっくり同じである。
 +
;[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]][[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
 +
:'''[[加速]]、[[ひらめき|閃き]]'''
  
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]][[スーパーロボット大戦XO|XO]]
+
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]][[スーパーロボット大戦XO|XO]]
:[[底力|底力L6]][[援護|援護L3]]
+
:'''[[底力]]L6、[[援護]]L3'''
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
61行目: 85行目:
 
:チームメイト。共に仁をフォローする。
 
:チームメイト。共に仁をフォローする。
 
;[[白鳥マリア]]
 
;[[白鳥マリア]]
:クラスメイトで[[地球防衛組]]のまとめ役。彼女は女子で唯一ファンクラブに入っていない。
+
:クラスメイトで[[地球防衛組]]の[[まとめ役]]。ちなみに、彼女は女子で唯一飛鳥のファンクラブに入っていない。
 
;[[春野きらら]]
 
;[[春野きらら]]
 
:ファンクラブの会長。中でも一番心酔している様に見えるが、中学に入ってからあっさりとファンクラブを解散させた。
 
:ファンクラブの会長。中でも一番心酔している様に見えるが、中学に入ってからあっさりとファンクラブを解散させた。
 
;[[高森ひろし]]、[[栗木容子]]
 
;[[高森ひろし]]、[[栗木容子]]
:クラスの委員長と、ファンクラブの会員の1人。OVA1巻では二人のためを思って、ひろしにクッキーを引き取るよう、差し向けた。
+
:クラスの委員長と、ファンクラブの会員の1人。OVA第1巻では二人のためを思って、ひろしにクッキーを引き取るよう、差し向けた。
 
;[[篠田俊太郎]]
 
;[[篠田俊太郎]]
 
:担任の教師。
 
:担任の教師。
 
;[[エルドラン]]
 
;[[エルドラン]]
 
:彼らに力を託した存在。
 
:彼らに力を託した存在。
 +
 +
=== 完全勝利ダイテイオー ===
 +
;[[月城ヒリュウ]]
 +
:従兄弟。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
;[[月城ヒリュウ]]
 
:『[[完全勝利ダイテイオー]]』の2号ロボ・[[ダイリュウオー]]のパイロットで、飛鳥の従兄弟である。
 
 
;[[竹尾ワッ太]]
 
;[[竹尾ワッ太]]
:GC・XOにて民間で侵略者と戦う小学生同士。
+
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』にて民間で侵略者と戦う小学生同士。
 
;[[赤月秋水]] / [[赤月光珠]]
 
;[[赤月秋水]] / [[赤月光珠]]
:GC・XOにて民間で侵略者と戦う者同士。
+
:『GC(XO)』にて民間で侵略者と戦う者同士。
 +
;[[ベン・ルーニー]]
 +
:『XO』に於ける追加場面にて彼の剣幕に不安になる。
  
== 名台詞 ==
+
== 名(迷)台詞 ==
 
;「僕は認めないぞ~!」
 
;「僕は認めないぞ~!」
:非現実的なものを見た際の彼の口癖。
+
:非現実的なものを見た際の飛鳥の口癖。[[ドラマCD]]では、[[栗木容子|クッキー]]に[[声優ネタ|真似されたことも]]。
 
;「本気でやれば軽いけどね」
 
;「本気でやれば軽いけどね」
:初登場時の第一声。クラスのほぼ全員が、学習ノートの再提出を求められた際の反応。キザな性格が見て取れる。成績の優秀な彼が、再提出というのも妙だが、狙ってのことであると思われる。
+
:初登場時の第一声。クラスのほぼ全員が、学習ノートの再提出を求められた際の反応。飛鳥のキザな[[性格]]が見て取れる。
;「ああっ、天国だ! ぼ、僕達は死んじゃったんだ!」
+
:成績の優秀な飛鳥が再提出というのも妙だが、狙ってのことであると思われる。
:エルドランが見せた幻想世界にての台詞。他の皆が呆然としている中、うろたえる。
+
;「ああっ、天国だ! ぼ、僕達は死んじゃったんだ!」
;「な、なにぃ…!? 僕は…僕は…見掛け倒しなんかじゃない!!」
+
:[[エルドラン]]が見せた幻想世界にての台詞。他の皆が呆然としている中、うろたえる。
:初戦闘にて、マリアに「見掛け倒し」と言われ、奮起しエキゾーストに向かって言った台詞。
+
;「な、なにぃ…!? 僕は…僕は…見掛け倒しなんかじゃない!!」
 +
:初戦闘にて、[[白鳥マリア|マリア]]に「見掛け倒し」と言われ、奮起し[[エキゾースト]]に向かって言った台詞。
 +
;「正確に言うと、勝手に押し付けられたんですけどね」
 +
:第1話の戦闘終了後。[[地球防衛組]]全員が声を揃えて「ライジンオーを貰った」と[[篠田俊太郎|篠田先生]]に伝えた後の台詞。実に的確である。
 +
;「[[日向仁|仁]]、たまにはいいことを言うな、お前も」
 +
:第2話より。
 
;「デートより邪悪獣の方がまだマシだよ」
 
;「デートより邪悪獣の方がまだマシだよ」
:8話にて。ふとしたアクシデントから一度に5人の女子とデートする羽目になる中、邪悪獣が出現。女子に見送られながらも、鳳凰のコックピットで呟いた台詞。ちなみにこの直前、女の子にアイスをおごっていたため、残りの小銭を見ていた。
+
:第8話より。ふとしたアクシデントから一度に5人の女子とデートする羽目になる中、[[邪悪獣]]が出現。女子に見送られながらも、[[鳳王]]のコックピットで呟いた台詞。
 +
:'''ちなみにこの直前、女の子にアイスをおごっていたため、飛鳥は残りの小銭を見ていた'''。
 
;「じょ、冗談じゃないよ、破産だー!」
 
;「じょ、冗談じゃないよ、破産だー!」
:8話のラスト。戦闘終了後、デートが途中だったため、教室でコソコソと隠れる飛鳥だったが、仁に突き出され、女子に追いかけられた際の台詞。もてる男も辛い。
+
:第8話のラスト。戦闘終了後、デートが途中だったため、教室でコソコソと隠れる飛鳥だったが、仁に突き出され、女子に追いかけられた際の台詞。モテる男も辛いよ…。
;(そうさ、勉強は1人でもできるけど、地球防衛組は18人揃ってなきゃ駄目なんだ!)
+
;「ライジンオーの整備をしているのは大介だ。大介の整備を信じよう!」
:15話のモノローグ。難関中学に入るため、塾のテストを受けていた飛鳥。親からの期待と仲間達のピンチに悩む飛鳥だったが、校長先生からの「みんなは一人でも努力した」という言葉と、地球防衛組は自分を含め18人いなければならないという結論を見出し、プレッシャーから解放、テスト用紙を破き、窓から鳳凰に颯爽と乗り込む。
+
:第13話より。[[佐藤大介|大介]]の兄妹が邪悪獣に捕まり、ライジンオーは防戦一方となるが、大介の必死の訴えに答えるため、仁に救出を促す。
 +
:劇中において飛鳥は、他の男子と絡む機会が少ないように見えるが、仲間のことを信頼していることが伺える。
 +
;(そうさ、勉強は一人でもできるけど、地球防衛組は18人揃ってなきゃ駄目なんだ!)
 +
:第15話のモノローグ。難関中学に入るため、塾のテストを受けていた飛鳥。
 +
:親からの期待と仲間達のピンチに悩む飛鳥だったが、校長先生からの「みんなは一人でも[[努力]]した」という言葉と、「地球防衛組は自分を含め18人いなければならない」という結論を見出し、プレッシャーから解放。テスト用紙を破き、窓から鳳王に颯爽と乗り込む。
 
;「俺も」
 
;「俺も」
:23話にて。[[イカルダー]]により豹変したマリアに仁の意見に同調。腹に据えかねたのか、何気なく一人称が変わっている。番外編では「俺」という時もあるので、案外素なのかもしれない。
+
:第23話より。[[イカルダー]]により豹変したマリアに仁の意見に同調。腹に据えかねたのか、何気なく一人称が変わっている。
 +
:番外編では「俺」という時もあるので、案外素なのかもしれない。
 +
;「違うよ。僕達縮んじゃったんだ。これじゃ、かないっこないよ! 勉、なんとかしてくれー!!」<br />「みんなー、僕はここにいるよー!」
 +
:第44話より。邪悪獣スモーラーによりライジンオーごと小さくされ、パニックに陥る。下記の台詞は女子の呼びかけに応えたものだが、仁はいい気はしていなかった。
 +
:この後、[[ジャークサタン]]ともども篠田先生の体内に入ってしまい、元の大きさに戻った後、いつも通りかっこつけていた。
 
;「僕は認めないぞ…」<br />「僕の時代は…終わった」
 
;「僕は認めないぞ…」<br />「僕の時代は…終わった」
:中学生編を描いた『絶対無敵ライジンオー ドラ1』より。きららから知らぬ間にファンクラブ解散を告げられて。相当ショックだったらしく、ラストまで落ち込んでいた。この直後の話でも、キザな言動から吼児に「うぬぼれてると友達を無くす」と言われ動揺、直後にマリアときららに「見掛け倒しなところがあるから人に嫌われない」「飛鳥君のボケは自然」と言われたりと、同作の飛鳥は冴えない扱いになっている。
+
:中学生編を描いた[[ドラマCD]]『絶対無敵ライジンオー ドラ1』より。[[春野きらら|きらら]]から知らぬ間にファンクラブ解散を告げられて。相当ショックだったらしく、ラストまで落ち込んでいた。
 +
:この直後の話でも、キザな言動から[[星山吼児|吼児]]に「うぬぼれてると友達を無くす」と言われて動揺したり、直後にマリアときららに「見掛け倒しなところがあるから人に嫌われない」「飛鳥君のボケは自然」と言われたりと、同作の飛鳥は冴えない扱いになっている。
 +
;「仁!お前なんか鳳王の嘴で潰してやる……!!」
 +
:[[ドラマCD]]「地球防衛組の反乱」より。[[日向仁|仁]]が隠れていた両親を助けた事により日本中を「子供の国」として支配した地球防衛組を裏切る事になってしまった際の台詞。
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 +
=== 単独作品 ===
 
;「もう、帰りたい…」
 
;「もう、帰りたい…」
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』第1話「防衛隊出動!」にて、仁とワッ太の口論を秋水に聞かれた際、吼児に続いての返答。プライドの高い飛鳥の苦労は大きい…。
+
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』第1話「防衛隊出動!」より。仁と[[竹尾ワッ太|ワッ太]]の口論を[[赤月秋水|秋水]]に聞かれた際、吼児に続いての返答。プライドの高い飛鳥の苦労は大きい…。
 +
;「屋根の瓦が吹き飛んだ!」
 +
:『GC』において巨大からくり雷神王が被弾した際に発する台詞。漆喰の壁や石垣なら兎も角、瓦が装甲の役割を果たしているとはとても思えないのだが……。実際仁が直後に「そんなのどうってことないぜ!」と返している。
 
;「キリマンジャロあたりに眠ってたりして…」
 
;「キリマンジャロあたりに眠ってたりして…」
:『XO』第9話「日本侵攻作戦」の追加場面にて、「[[ダルタニアス]]にもライオン型のロボット([[ベラリオス]]のこと)がいる」と[[楯剣人|剣人]]から聞かされ、[[日向仁|仁]]が「この調子だと他にもいそうだよな」と言った際に。元ネタは[[勇者シリーズ|伝説の勇者ダ・ガーン]]に登場する「ガ・オーン」と思われる。
+
:『XO』第9話「日本侵攻作戦」の追加場面より。「[[ダルタニアス]]にもライオン型のロボット([[ベラリオス]]のこと)がいる」と[[楯剣人|剣人]]から聞かされ、[[日向仁|仁]]が「この調子だと他にもいそうだよな」と言った際に。
 +
:元ネタは[[勇者シリーズ|伝説の勇者ダ・ガーン]]に登場する「ガ・オーン」と思われる。
 
;(あれだけ派手にやっといて、多少ね…)
 
;(あれだけ派手にやっといて、多少ね…)
 
: 『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』第16話「極寒の大決戦!!」より。アームドファントマを守るため、強引な手段に出た[[シャーリィ・ルノイエ|シャル]]に対しての感想。女性に寛容な飛鳥もこれには驚いたらしい。
 
: 『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』第16話「極寒の大決戦!!」より。アームドファントマを守るため、強引な手段に出た[[シャーリィ・ルノイエ|シャル]]に対しての感想。女性に寛容な飛鳥もこれには驚いたらしい。
  
== 搭乗機体・関連機体 ==
+
=== 携帯機シリーズ ===
 +
;「言いたい事を言って消えるとか、まるでエルドランみたいだな」
 +
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第21話「脅威!古代ミケーネの遺産!」より。曖昧な情報を残し消えた[[カイン]]に対しての一言。
 +
 
 +
== 搭乗機体 ==
 
;[[鳳王]]
 
;[[鳳王]]
:彼の愛機。合体時にはライジンオーの廃部、両腕、ライジンソードを構成する。
+
:飛鳥の愛機。合体時にはライジンオーの背部、両腕、ライジンソードを構成する。
;[[ライジンオー]]
+
:;[[ライジンオー]]
:彼の愛機の合体後の姿。
+
::飛鳥の愛機の合体後の姿。
;[[ゴッドライジンオー]]
+
::;[[ゴッドライジンオー]]
:ライジンオーが超無敵合体することで完成する、地球防衛組の究極の力。
+
:::ライジンオーが超無敵合体することで完成する、地球防衛組の究極の力。
 +
:
 +
;[[巨大からくり雷神王]]
 +
:
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
* 担当声優の岩坪理江氏は2004年頃に引退しているが、2005年アトラス発売の『新世紀勇者大戦』には出演。こちらは発売が2001年から延期したため、引退前に収録したものと思われる。
 
* 担当声優の岩坪理江氏は2004年頃に引退しているが、2005年アトラス発売の『新世紀勇者大戦』には出演。こちらは発売が2001年から延期したため、引退前に収録したものと思われる。
 +
** シリーズ構成の園田英樹氏は岩坪氏が引退したことを寂しく思い、「せめて自分の頭の中だけでもあの飛鳥の声をもう一度聞きたいと思った」ことが、『絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲』を飛鳥の一人称で書こうと思ったきっかけであるとあとがきに残している<ref>KADOKAWA『絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲』418頁。</ref>。
 +
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
  
== リンク ==
+
{{DEFAULTSORT:つきしろ あすか}}
 
[[category:登場人物た行]]
 
[[category:登場人物た行]]
 
[[category:エルドランシリーズ]]
 
[[category:エルドランシリーズ]]
{{DEFAULTSORT:つきしろあすか}}
+
[[category:絶対無敵ライジンオー]]

2023年1月13日 (金) 08:15時点における最新版

月城飛鳥は『絶対無敵ライジンオー』の登場人物。

月城飛鳥
読み つきしろ あすか
登場作品

エルドランシリーズ

声優 岩坪理江
甲斐田ゆき(SRW代役
デザイン 武内啓
初登場SRW スーパーロボット大戦GC
SRWでの分類 パイロット
サブパイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人日本人
性別
誕生日 5月21日
年齢 10歳
出身 陽昇町
身長 140.7cm
血液型 AB型
所属 陽昇学園
地球防衛組
学年 5年3組
テンプレートを表示

概要編集

鳳王のパイロット。ライジンオー及びゴッドライジンオーでは飛行及び姿勢制御を担当。出席番号7番。

クラスのキザな伊達男。厳格な家庭に育ち、礼儀正しい為、どこか大人びた雰囲気をかもし出している。女の子には優しく、成績優秀・スポーツ万能・容姿端麗と3拍子揃っているため、ファンクラブまで存在していたほどだが、中学校に入ると呆気なく解散状態に追い込まれる。

成績の優秀な優等生だが、周囲からの過剰な期待には多少辟易している。しかし、地球防衛組が自分にとって掛け替えのないものだと気付いた時、プレッシャーから解放されると共に進むべき道をはっきりと見つける。将来の夢は会社社長

突然のハプニングには弱く、第1話でライジンオーと初めて出会った際は一人取り乱す姿をさらしていた。意外と間抜けな一面もあり、その事で「見掛け倒し」と言われる事に対しては反発心を見せる。

家族構成は両親のみで、父親は会社の重役で出張が多いらしい。父にめったに会えない寂しさを抑えきれず、家族と暮らしていると口論する事もあった。

対照的な仁とはケンカすることも多いが、友情もある。冷静に物事を見る目を持っている為、戦闘では先行しそうになる仁を制止する役を担い、仁の計らいで一度だけ決まり文句の雄叫びを叫んだ事もある。

完全勝利ダイテイオー』のパイロット映像にも登場しているが、仁たちと違う制服を着ている(ただし、ドラマCDでは同じ中学に進学したことになっている)。ちなみに、OVA第一巻において、「難樫中」という名前の通りレベルの高い中学へ進学しようとしていたらしいが、「勉強で人生決めるなんて、つまらないですからね」と受験をやめた事を明らかにした。篠田先生によると、飛鳥なら十分合格できる成績らしい。ラジオドラマの方では文武両道を極めるために剣道部に所属している。

なお、シリーズの続編元気爆発ガンバルガー』にライジンオーが登場した際、コクピット内が映されたため、台詞は無いが一瞬だけ登場している。また、DVD特典ドラマCD『絶対爆発ライジンオー対ガンバルガー』においては、ライジンオーに乗っているが、コックピットで気絶してしまい、台詞は無かった。

仁と吼児と共にライジンオーのパイロットを務めているが、主人公の仁、ナレーション担当の吼児と違い、パイロット以外の特殊ポジションは描かれなかった。だが2017年から連載されたWeb小説『絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲』では、地球防衛組が存在しなかったパラレルワールドの高校1年生・月城飛鳥が主人公となっている。

登場作品と役柄編集

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦BX
同作でもサブパイロット。なお、第47話「自分達の信じるモノの為に!」ではジャークドリーム内での(偽者の)悪い顔のグラフィックも披露される。

単独作品編集

スーパーロボット大戦GC
初登場作品。岩坪理江氏が声優業を引退していた為、甲斐田ゆき氏が代役を担当し、同時に甲斐田ゆき氏は今作でスパロボ初参加となる。序盤主人公ワッ太同様ホワイトベース隊への参加要請があったようなのだが、PTAの圧力のため日本に居残り。正式加入はガンドール地球に帰ってくる中盤以降になる。
ライジンオーでの精神コマンドは基本は加速必中要員だろう。狙撃も使えるため鳳王やライジンオーのサイズ差戦闘も補えるが、防御系の精神を覚えないため分離運用の際は注意。
スーパーロボット大戦XO
カットインが追加され、新規シナリオで出番が増えたが、巨大からくり雷神王が削られたため、ボイスが減った。
スーパーロボット大戦NEO
本作ではサブパイロット。
スーパーロボット大戦Operation Extend
本作でもNEO同様サブパイロット。

パイロットステータス編集

能力値編集

状況によって分離して鳳王のパイロットとなる事があるが、基本的にはライジンオーゴッドライジンオーのサブパイロットとしての出番の方が多い。SP関連の強化を行ってのサポートに徹する事になるだろう。なお、パイロットとしての能力は、射撃を得意とするものの他に秀でた物はない。

NEO』以降の作品ではライジンオーが分離出来ない為、精神コマンドでのサポートが主な役目となる。

精神コマンド編集

BX
加速必中集中突撃友情
GCXO
加速必中狙撃応援直撃友情
精神コマンドの構成が、弾児とそっくり同じである。
NEOOE
加速閃き

特殊技能(特殊スキル)編集

GCXO
底力L6、援護L3

人間関係編集

日向仁
チームメイト。我が強い二人はしょっちゅう喧嘩するが、信頼を寄せている。
星山吼児
チームメイト。共に仁をフォローする。
白鳥マリア
クラスメイトで地球防衛組まとめ役。ちなみに、彼女は女子で唯一飛鳥のファンクラブに入っていない。
春野きらら
ファンクラブの会長。中でも一番心酔している様に見えるが、中学に入ってからあっさりとファンクラブを解散させた。
高森ひろし栗木容子
クラスの委員長と、ファンクラブの会員の1人。OVA第1巻では二人のためを思って、ひろしにクッキーを引き取るよう、差し向けた。
篠田俊太郎
担任の教師。
エルドラン
彼らに力を託した存在。

完全勝利ダイテイオー編集

月城ヒリュウ
従兄弟。

他作品との人間関係編集

竹尾ワッ太
GCXO)』にて民間で侵略者と戦う小学生同士。
赤月秋水 / 赤月光珠
『GC(XO)』にて民間で侵略者と戦う者同士。
ベン・ルーニー
『XO』に於ける追加場面にて彼の剣幕に不安になる。

名(迷)台詞編集

「僕は認めないぞ~!」
非現実的なものを見た際の飛鳥の口癖。ドラマCDでは、クッキー真似されたことも
「本気でやれば軽いけどね」
初登場時の第一声。クラスのほぼ全員が、学習ノートの再提出を求められた際の反応。飛鳥のキザな性格が見て取れる。
成績の優秀な飛鳥が再提出というのも妙だが、狙ってのことであると思われる。
「ああっ、天国だ! ぼ、僕達は死んじゃったんだ!」
エルドランが見せた幻想世界にての台詞。他の皆が呆然としている中、うろたえる。
「な、なにぃ…!? 僕は…僕は…見掛け倒しなんかじゃない!!」
初戦闘にて、マリアに「見掛け倒し」と言われ、奮起しエキゾーストに向かって言った台詞。
「正確に言うと、勝手に押し付けられたんですけどね」
第1話の戦闘終了後。地球防衛組全員が声を揃えて「ライジンオーを貰った」と篠田先生に伝えた後の台詞。実に的確である。
、たまにはいいことを言うな、お前も」
第2話より。
「デートより邪悪獣の方がまだマシだよ」
第8話より。ふとしたアクシデントから一度に5人の女子とデートする羽目になる中、邪悪獣が出現。女子に見送られながらも、鳳王のコックピットで呟いた台詞。
ちなみにこの直前、女の子にアイスをおごっていたため、飛鳥は残りの小銭を見ていた
「じょ、冗談じゃないよ、破産だー!」
第8話のラスト。戦闘終了後、デートが途中だったため、教室でコソコソと隠れる飛鳥だったが、仁に突き出され、女子に追いかけられた際の台詞。モテる男も辛いよ…。
「ライジンオーの整備をしているのは大介だ。大介の整備を信じよう!」
第13話より。大介の兄妹が邪悪獣に捕まり、ライジンオーは防戦一方となるが、大介の必死の訴えに答えるため、仁に救出を促す。
劇中において飛鳥は、他の男子と絡む機会が少ないように見えるが、仲間のことを信頼していることが伺える。
(そうさ、勉強は一人でもできるけど、地球防衛組は18人揃ってなきゃ駄目なんだ!)
第15話のモノローグ。難関中学に入るため、塾のテストを受けていた飛鳥。
親からの期待と仲間達のピンチに悩む飛鳥だったが、校長先生からの「みんなは一人でも努力した」という言葉と、「地球防衛組は自分を含め18人いなければならない」という結論を見出し、プレッシャーから解放。テスト用紙を破き、窓から鳳王に颯爽と乗り込む。
「俺も」
第23話より。イカルダーにより豹変したマリアに仁の意見に同調。腹に据えかねたのか、何気なく一人称が変わっている。
番外編では「俺」という時もあるので、案外素なのかもしれない。
「違うよ。僕達縮んじゃったんだ。これじゃ、かないっこないよ! 勉、なんとかしてくれー!!」
「みんなー、僕はここにいるよー!」
第44話より。邪悪獣スモーラーによりライジンオーごと小さくされ、パニックに陥る。下記の台詞は女子の呼びかけに応えたものだが、仁はいい気はしていなかった。
この後、ジャークサタンともども篠田先生の体内に入ってしまい、元の大きさに戻った後、いつも通りかっこつけていた。
「僕は認めないぞ…」
「僕の時代は…終わった」
中学生編を描いたドラマCD『絶対無敵ライジンオー ドラ1』より。きららから知らぬ間にファンクラブ解散を告げられて。相当ショックだったらしく、ラストまで落ち込んでいた。
この直後の話でも、キザな言動から吼児に「うぬぼれてると友達を無くす」と言われて動揺したり、直後にマリアときららに「見掛け倒しなところがあるから人に嫌われない」「飛鳥君のボケは自然」と言われたりと、同作の飛鳥は冴えない扱いになっている。
「仁!お前なんか鳳王の嘴で潰してやる……!!」
ドラマCD「地球防衛組の反乱」より。が隠れていた両親を助けた事により日本中を「子供の国」として支配した地球防衛組を裏切る事になってしまった際の台詞。

スパロボシリーズの名台詞編集

単独作品編集

「もう、帰りたい…」
GCXO)』第1話「防衛隊出動!」より。仁とワッ太の口論を秋水に聞かれた際、吼児に続いての返答。プライドの高い飛鳥の苦労は大きい…。
「屋根の瓦が吹き飛んだ!」
『GC』において巨大からくり雷神王が被弾した際に発する台詞。漆喰の壁や石垣なら兎も角、瓦が装甲の役割を果たしているとはとても思えないのだが……。実際仁が直後に「そんなのどうってことないぜ!」と返している。
「キリマンジャロあたりに眠ってたりして…」
『XO』第9話「日本侵攻作戦」の追加場面より。「ダルタニアスにもライオン型のロボット(ベラリオスのこと)がいる」と剣人から聞かされ、が「この調子だと他にもいそうだよな」と言った際に。
元ネタは伝説の勇者ダ・ガーンに登場する「ガ・オーン」と思われる。
(あれだけ派手にやっといて、多少ね…)
NEO』第16話「極寒の大決戦!!」より。アームドファントマを守るため、強引な手段に出たシャルに対しての感想。女性に寛容な飛鳥もこれには驚いたらしい。

携帯機シリーズ編集

「言いたい事を言って消えるとか、まるでエルドランみたいだな」
BX』第21話「脅威!古代ミケーネの遺産!」より。曖昧な情報を残し消えたカインに対しての一言。

搭乗機体編集

鳳王
飛鳥の愛機。合体時にはライジンオーの背部、両腕、ライジンソードを構成する。
ライジンオー
飛鳥の愛機の合体後の姿。
ゴッドライジンオー
ライジンオーが超無敵合体することで完成する、地球防衛組の究極の力。
巨大からくり雷神王

余談編集

  • 担当声優の岩坪理江氏は2004年頃に引退しているが、2005年アトラス発売の『新世紀勇者大戦』には出演。こちらは発売が2001年から延期したため、引退前に収録したものと思われる。
    • シリーズ構成の園田英樹氏は岩坪氏が引退したことを寂しく思い、「せめて自分の頭の中だけでもあの飛鳥の声をもう一度聞きたいと思った」ことが、『絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲』を飛鳥の一人称で書こうと思ったきっかけであるとあとがきに残している[1]

脚注編集

  1. KADOKAWA『絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲』418頁。