Sv-262 ドラケンIII
Sv-262 ドラケンIIIは『マクロスΔ』、『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』の登場メカ。
Sv-262 ドラケンIII | |
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登場作品 | |
デザイン | 河森正治 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦Y |
スペック | |
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分類 |
局地戦用可変戦闘機 【バルキリー】 |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | Sv-262 |
全長 | 17.26 m |
全高 |
5.74 m
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全幅 |
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動力 | 熱核反応炉 |
エンジン |
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エンジン推力 | 1,955kN+×2 |
最高速度 |
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設計 | SV・ワークス |
製造 | ディアン・ケヒト社 |
所属 | ウィンダミア王国 |
乗員人数 | 1名 |
主なパイロット |
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概要編集
惑星ウィンダミアIVのウィンダミア王国が運用する主力VF。
開発はゼネラル・ギャラクシー社から引き抜かれた技術者達で構成された「SV・ワークス」によって行われ、ウィンダミア王国最大の支援者であるイプシロン財団傘下の航空機メーカーディアン・ケヒト社によって生産される統合軍に属さない独自の機体。
型式番号の「Sv」は「Slayer Valkyrie」を意味するとされ、対VF戦に主眼を置き、拠点防衛などを担う局地戦闘機として設計されている。
開発メンバーの中には統合戦争時に反統合同盟が使用していたSV-51を開発したスタッフも含まれており、自分達の思想が間違っていなかったことを証明するために開発したとされる。
このため、統合軍などが運用する通常のバルキリーとは大きく異なる変形機構を有しており、一見しただけでは可変機と思えないようになっている。腕部は直列状態で機体中央部に配置され、垂直尾翼が付いている左腕部先端を裏側に折り畳むことで長さをごまかしている。脚部はVF-22のように横に寝かせた上で足首のエンジンノズルをひとつに合わせる事でファイター形態ではまるで単発機のように見える。
外装を偽装する光学ステルスシステムや強力なジャミング機能も有しており、当初は所属を秘匿して宣戦布告と同時に真の姿とバトロイド形態を披露した。
バリエーション編集
- Sv-262Ba
- 一般機。パイロットによって細部のカラーリングが異なる。
- Sv-262Hs
- 通信・索敵能力を強化した指揮官機。
オプションパック編集
- LD-262S リル・ドラケン
- 半自立型AI制御式無人戦闘機。2機を主翼部にオプションブースターとして装備可能。ジョイントの規格は統合軍の物と共通のため、VF-31にも装着が可能。
登場作品と操縦者編集
単独作品編集
- スーパーロボット大戦Y
- 初参戦作品。第1弾PVで確認。
- 現状リル・ドラケン装備型が確認されている。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
武装編集
- マウラーROV-76 対空ビーム機銃
- 頭部の固定ビーム機銃。
- ラミントンLM-27C 27mmリニアレールマシンガン
- 右前腕の袖口に装備したミニガンポッド。ファイター時にはキャノピー後方に配置されるため、通常のバルキリーと同じ位置に頭部があるように錯覚させる。
- ゼネラル・ギャラクシーGBP-35A ビームガンポッド
- 主兵装のビームガンポッド。VF-31と同様、ガウォーク時には旋回砲塔として機能する。
- 防弾シールド
- 左腕部に装備。
- ビフォーズAIMM-4Aカスタム マイクロミサイルポッド
- 脚部に2機ずつ装備できるオプション装備。
- DAS-03k アサルトソード
- 右脚部に格納される長剣。機体内部に格納するため軽量化されており、刀身部をエネルギー転換装甲にすることで強度を両立している。通称ドラケンファング。
関連機体編集
- SV-51
- 統合戦争時に反統合軍が使用した可変戦闘機。本機のスタッフが開発に携わった、実質的な前世代機。
- Sv-154 スヴァード
- ドラケンIII以前のウィンダミアの主力機。
- Sv-303 ヴィヴァスヴァット
- 2068年に武装組織「ヘイムダル」が運用したAI制御の無人VF。可変戦闘機として発展したゴースト。
余談編集
- 本機の元ネタは、スウェーデンで開発された戦闘機「SAAB 35 ドラケン」で、オプションパックの元ネタも小型検証機「SAAB 210」の通称「リル・ドラケン」から。
- 放送開始当初、変形することはアナウンスされつつもそのギミックは秘匿されており、単発機のように見せかける脚部構造など、ファイター形態では変形機構を悟らせない工夫が随所に施されていた。その後、本編でのバトロイド形態の公開に伴いオープニング映像でもバトロイド形態に変形するカットが追加されている。