ゲッコーステイト
(第303独立愚連隊から転送)
ゲッコーステイト(Gekko State)とは、『交響詩篇エウレカセブン』に登場する組織。
本項では、劇場版(平行世界)に登場する「第303独立愚連隊」についても記述する。
概要編集
最新鋭巡洋艦・月光号を拠点に活動する組織。
3年前に軍を離脱したホランドが結成した私設集団。ストナーが発行した雑誌「ray=out」で市井からはリフボーダーの集団で認識されている。その実体はホランドがアゲハ構想を実践するため、そしてエウレカを守るための武装集団である。
第303独立愚連隊編集
デューイ・ソレンスタム少将が創設した軍の独立部隊。TV版のビームス夫妻のように傭兵であるため、隊員は皆軍服などは身に着けていない。
数多くの実績を挙げたが、軍の極秘実験である「ドーハの悲劇」により部隊のメンバー全員が死亡、実験に参加した17歳にも満たない少年少女らが実年齢とは全く違う容姿へと変貌した。これら少年少女らは寿命が加速的に速く、1年も持たずに死亡する運命を背負ってしまった。そして、少年少女らはこの運命を断ち切るため行動する。
その正体は、主人公レントン・サーストンを含む、ホランド・ノヴァクらそこの世界に住む人間全てがイマージュ…が別世界から旅立った彼らの記憶から作り出した「限りなく人間に近い存在」であり、本質が全く異なる。元になったの彼らの記憶は『ゲッコーステイト』である。
登場作品編集
Zシリーズ編集
- スーパーロボット大戦Z
- 初登場作品。TV版設定。基本的に原作に忠実。ランドとメールからは「結構、すげえぞ」とあだ名をつけられる。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 劇場版設定。中盤にてZEXISを離脱するが、第49話にてホランドが復帰する。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 劇場版設定。
メンバー編集
- ホランド
- TV版ではゲッコーステイト創設者にしてリーダー。LFOのライダーである他、ゲッコーステイトの行動は彼が決めている。
- 劇場版では第303独立愚連隊隊長だが、実は本物のホランドに成りすましていた別人である(彼だけに限らないが)。
- タルホ・ユーキ
- TV版では副リーダー格。劇場版では月光号の艦長。
- 月光号の操舵主も努める傍ら、TV版ではray=outのグラビアの表紙も担当。
- ハップ
- 副リーダー。月光号の操舵士及び作戦部長。劇場版ではニルヴァーシュによって殺害される。
- ケンゴウ
- 月光号の砲手担当。艦の責任者。
- ムーンドギー
- TV版では無職で雑用ばかりやらされていたのだが…実は船舶免許を所持していることが判明。二代目月光号操舵主となる。
- 劇場版では最初から月光号操舵主となっている。
- ギジェット
- ナビゲーター担当。
- ウォズ
- 月光号のソフトウェア全般を担当。
- ジョブス
- 月光号のハードウェアと機関を担当。
- ミーシャ
- 在任衛生士。看護士ではない。
- マシュー
- LFOのライダー。また、誰にも聞き取れない音を拾える達人。
- ヒルダ
- LFOのライダー。また、ゲッコーステイトの食品関係と会計担当。
- ストナー
- ライター。TV版では雑誌「ray=out」の発行人。劇場版ではニルヴァーシュによって殺害される。
- エウレカ
- TV版では家庭一般を切り盛りしている。
- モーリス、メーテル、リンク
- エウレカの「子供」達。劇場版では彼らに該当する人物はいない。
- ゴンジイ
- TV版では月光号に居座る。お茶と占いの達人。劇場版では登場しないが、その理由は別にある。
- レントン・サーストン
- TV版ではコンビニ全般及びニルヴァーシュにおける整備を担当、LFOのライダーを勤めている。劇場版では新たに配属された少年兵。
関連機体編集
- 月光号
- ニルヴァーシュ type ZERO / spec2 / spec3(spec-V)
- レントンとエウレカの駆るLFO。
- ターミナス type R606
- ターミナス type R808
- ターミナス type R909
- ターミナス type B303(スーパーパック装備)
関連用語編集
TV版編集
- ray=out
- ストナーが発行した不定期に発行される雑誌。