レッフェン・ダスドレーシュ
レッフェン・ダスドレーシュは「魔装機神シリーズ」の登場人物。
レッフェン・ダスドレーシュ | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 菅生隆之 |
デザイン | 下山剛史 |
初登場SRW | 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | ラ・ギアス人 |
性別 | 男 |
年齢 | 40代 |
所属 | 南部シュテドニアス聯合→シュテドニアス連合国 |
役職 | 南部聯合軍司令官 |
軍階級 | 不明 |
概要編集
シュテドニアス連合国の軍人。
分裂したシュテドニアスでは南部シュテドニアス聯合に身を置く。仁徳に優れた将軍であり人気も高いが、軍人としての分をわきまえているがゆえに自身がトップに立つことを良しとせず、オンガレッドの専横を招くことになる。
シュテドニアス南北戦争終結後は全てをオンガレッドに押し付けた政府に失望し軍を引退して隠居生活を送っていたが、ロヨラの専横を見かねて戦闘に参加、後に軍に復帰する。
『COE』においてはベイレン要塞の責任者としてロヨラ率いる南部シュテドニアス軍の残存部隊を受けいれた上で全軍の総大将として部隊を指揮し、首都奪回作戦を実施したものの、志半ばで倒れる。その際に彼の命と未来への希望の感情を糧としてグラギオスが復活してしまうが、同時にその遺志は霊子の一つとなってサキトへと受け継がれ、グラギオスを撃退することとなった。
登場作品と役柄編集
魔装機神シリーズ編集
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 本編の中盤から姿を見せる。ルートによって、左遷・幽閉など扱いは様々。なお、担当声優の菅生隆之氏は、本作がスパロボ初参加
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 当初は軍に復帰せず、裏でロドニーの議会活動を支援するだけだったが(主にサンドリーブ姉妹の出向法案)、「報復と報国」ではロヨラの専横を止める為に戦闘に参加する(レミアで説得するとスポット参戦する)。烈威撃圧を持つので、敵側のエウリードII相手にハイパーメガビームキャノンを撃つより、ハイパープラズマソードでHPと気力を削った方がいいだろう。
- キャンペーンマップ「みなぎれ! 若さの力!」では敵として4人の若者(というよりは少女)の前に立ちはだかる。このステージでは「説得」でジノとオキュラを味方に参加させることが可能だが、オキュラを説得すると強化されたデモンタイプが敵の増援として現れ、2人とも説得した場合はレッフェンの気力が上昇しエウリードIIがハイパーメガビームキャノンを撃てるようになってしまうので、説得しない方が簡単かもしれない。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
- 残存するシュテドニアス軍の司令官として中盤に差し掛かったところで登場。今回もスポット参戦の機会がある。またキャンペーンマップ「違法取引摘発作戦」で本編直前にロヨラ、サンドリーブ姉妹と共闘する場面が描かれた。
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
特殊技能(特殊スキル)編集
パイロットBGM編集
- 「終わりなき戦い」
人間関係編集
- リコ・サンドリーブ、ニコ・サンドリーブ
- 弟子。彼女たちを実の子供のように時に厳しく時に甘く接している。
- ナセル・ザンボス / レオ・ギボン
- 部下。
- オンガレッド・キレシナ
- 南部に入り込んだ彼に不満を持っているがどうすることもできずにいた。最終的には左遷されたりサンドリーブ姉妹の人質にされてしまう。
- ジノ・バレンシア / ロザリー・セルエ
- 同門の後輩たち。
- シュメル・ヒュール
- 師匠を同じくする兄弟弟子。
- シエーナ・ルドランティス
- 知り合いでシエーナ姉と呼んでいる。何かと彼女に振り回される。
- ロヨラ・ブラックバーン
- 南部軍時代の同僚。当初は自分にはロヨラを非難する資格はないと考えていた。しかし、彼がシエーナを誘拐するという強引な手段に出て、さらにその先の基地の兵士から彼を止めるよう頼まれ動くことを決めた。『COE』では国家の危機を前に共闘、司令と参謀として意外にも良い連携を見せる[1]ものの、首都奪回作戦にて両名とも戦死してしまう。方法論は全く違うが、二人の遺志は後にサキトに同時に同調したことから、報国の志については一致するところがあったのだろう。
- ポーシャ・ザニア・ベリファイト
- 知り合い。ポーシャ姉と呼んでいる。ポーシャはメディーナ紛争の英雄であり、レッフェンもシュテドニアスの歴戦の宿将として知られていることから、紛争当時は敵対関係にあったと思われる。
- セレマ・ゼオラ・オクスティン
- 「みなぎれ! 若さの力!」での模擬戦相手の一人。彼女が料理下手であることを知らないためか、模擬戦後に彼女が淹れたお茶を飲んでぶっ倒れてしまった。
- サキト・アサギ
- シュテドニアス首都奪回作戦前に会話を交わす。今際の際には、サンドリーブ姉妹同様、未来を切り開く若者として後を託したようだ。
- アディーナム
- 最終的には彼に殺害されたばかりか、自身の持つ「未来への希望」を生贄としてグラギオスを復活させてしまう。
名台詞編集
魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD編集
- 「ここの指揮官、レッフェン・ダスドレーシュ大将だ。条約違反については議論の余地があるはずだ。いずれは会談をもって細部を交渉したい。今この場で軍を退けというのは、聞けぬ相談だ。どうしてもというのであれば、宣戦布告と判断する」
- プレシアルートで北部側への奇襲の前にアンティラス隊が現れ。あまりにはっきりと宣言されてしまい話し合いの余地もなく戦闘になってしまう。
- 「力で我々を抑えようとする君達に、そんな事を言われる筋合いはない」
- マサキとの戦闘前会話で。エルシーネと同じことを言われてしまいマサキは思わず動揺してしまう。
- 「ああ、2年……いや、3年ぶりだからな。あの頃はもっと、何というか……思い詰めた様子だったが……変わったな。笑顔が可愛い女の子になった。」
- 久しぶりにロザリーに会って。彼女の変化を感じ取っていた。
- 「当然だよ。むざむざ部下達を死地に赴かせたいなどと考える将官はほとんどおらん。だが、勘違いしては困るぞ。戦いは望まぬが、戦わねばならない時は死を恐れぬ。それが軍人だ」
- 彼が人徳の将と呼ばれる理由。部下や敵に配慮はするが戦場では己の役割を果たす彼の良いところであり悪いところでもある。
- 「アンティラス隊と協力して、オンガレッドのプラズマ兵器を破壊してもらいたい」
- アンティラス隊の捕虜となっていたサンドリーブ姉妹に対して。大事な弟子を守るためオンガレッドの非道を正すためアンティラス隊として戦うことを頼んだ。
魔装機神III PRIDE OF JUSTICE編集
- 「知っての通り、私は南部の人間だ。北部主導で平和的に軍部再編が進む中、私が口を挟むと水を差す事になる」
- 軍に復帰しない理由。
- 「……熱……衝撃波……電磁波。多くの市民が犠牲になっていた。私が現地に入った時にはまだ……いや、いまだに多くの行方不明者が……もう、どこをどう探しても、永久に見つからぬ行方不明者がいるのだ。しかし、今の政府は統一を急ぐあまり、この事件には触れる事なく、内密に済まそうとしているではないか」
- ブレア市を見て。
- 「……ブレア市の避難所で、1人の少女と会ってな」
「名前も、年齢も、住所も、そして彼女に何があったのか……私には何も分からなかった。周りの呼び掛けに反応せず、目を虚ろに見開いて、強張った顔で、どこかを見続けるばかりだったからな」
「……我々大人の都合で、未来を担う若者の笑顔が奪われる……それだけは、あってはならん事だ。アクレイド、テュッティ。2人は任せるが、それだけはどうか、ゆめゆめ忘れてくれるなよ」 - サンドリーブ姉妹をアンティラス隊に預けることを決めて。自分の愛弟子と同じくらいの少女が傷ついた姿を見た衝撃も軍に復帰できない理由になっていた。
- 「ロヨラ……あいつとは、一度話をしてみなけれならん。……そう感じられてな」
- シエーナをさらったロヨラを追うアンティラス隊について行くことを決めて。ロヨラの強引さを実感してレッフェンの考えも変わり始めていた。
- 「……まさか私が、再び魔装機に乗る事になろうとはな。しかも、エウリードの後継機、そして向かう先がブレア市とは……これが私の宿業、そして贖罪……か。さて……そろそろだな。ロヨラ……貴様の悪行、何としてでも止めてみせる……!」
- エウリードIIに乗ってロヨラを追って。南北戦争でのケリをつけるためにブレア市へと向かう。
- 「ロヨラ……貴様は……シュテドニアスの未来の為、赦すわけにはいかん!」
「貴様を止めなければならない……私は、その想いを託されたのだ!その想いの為に、私は戦う!!」 - 何とかロヨラの説得を試みるが彼の真意、歪んだ報復と報国を知り。自分と似ていたと思っていた彼の真意を知ってようやく力をもって解決する覚悟ができた。
- 「いるだけで周囲に影響するような、強い影響力を持つ存在は混乱を招く。ならば、他者との関わりを避ければ、そうした混乱も避けられるだろう。それが、何より国の為だと、私はそう信じていた。……しかし、それは誤りだった」
「ああ。力そのものに善悪はない。問題はいかに振るうのかだと……君達とロヨラの戦いを見て思い出したよ。そして、振るうべき力を振るわない、それが招く災いも、目の当たりにした。……もっと早く私が動いていれば、あの兵士も死なずに済んだのだ」 - ロヨラと決着をつけて。隠居するだけで何もしていなかった自分の過ちを認めシュテドニアスのために再びその力を奮うことを決めた。