バタラ
バタラは『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の登場メカ。
バタラ | |
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登場作品 | |
デザイン |
長谷川裕一(原案) カトキハジメ(クリンナップ[1]) |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | EMS-06 |
開発 | 木星帝国 |
所属 | 木星帝国 |
主なパイロット |
バーンズ・ガーンズバック トビア・アロナクス ウモン・サモン |
概要編集
各部位を単一の機能に特化させる事で機体の小型化とコストダウンを図っており、特にスラスターが集中していている脚部にその特徴が現れている。高機動戦闘を行う際は脚部を収納するが、歩行能力はほとんどないことから、重力下での運用は想定されていないようである。
センサーはモノアイにゴーグル状のバイザーを被せる事で状況に応じてセンサーの機能を切り替える。バイザーの下の頭部形状はザクIIに近い。
劇中では木星軍の主力MSとして運用されており、かなりの数が生産されている。また、パーツの供給が途絶え備蓄も尽きてしまったゾンド・ゲーの代わりに、クロスボーン・バンガードが鹵獲した本機を運用していたこともある。劇中でトビア・アロナクスが最初に操縦したモビルスーツでもある。
バーンズ・ガーンズバック機は赤く塗装した機体だが、機体性能は通常機と大差ないと思われる。劇中では海賊軍の迎撃や基地に潜入したキンケドゥとトビアの追撃に投入された。しかし、海賊軍の猛攻により損傷。その後、バーンズは「死の旋風隊」に編入され、トトゥガに乗り換えている。
『機動戦士Vガンダム』の時代(宇宙世紀0153年)を描いた『クロスボーン・ガンダム ゴースト』には本機をベースにした「ドク・オック」が登場しており、こちらは戦闘用ではなく民間用の作業機に分類される。
登場作品と操縦者編集
劇中ではトビアが乗ったりマザー・バンガードの戦力として使われたりしているが、現在まで自軍機体としては未登場。
αシリーズ編集
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。木星帝国の戦力として登場。
- バーンズ機は原作通りバーンズが乗り込む。ただし、アイビスルートのみの登場。
VXT三部作編集
- スーパーロボット大戦V
- 木星帝国の一般的なザコメカとして序盤から登場する。
- スーパーロボット大戦T
- やはりザコメカとして、序盤から登場。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
武装編集
オプション装備編集
- ビームガトリング砲
- SRWでは未装備。トビア操縦の際、クロスボーン・ガンダムX1に対し使用された武器。直撃させるが、ABCマントの前に無効化されてしまった。
- これ以降本機体がこの武装を使用しているシーンは見られない為、トビアが船内の武装を咄嗟に持ち出したもので基本武装では無いと思われる。
- ビーム・ザンバー
- SRWでは未装備。キンケドゥが搭乗している機体がウモンが搭乗しているX1から借り受けて使っている。
特殊能力編集
移動タイプ編集
サイズ編集
- M
カスタムボーナス編集
- 照準値+15。
- 『T』で採用。
対決・名場面編集
- 宇宙海賊
- 『クロスボーン・ガンダム』第一話より。新生クロスボーン・バンガードの木星留学船スマシオン号襲撃事件の際、船の損傷によってパイロットが死傷した為、トビアは咄嗟にバタラに乗り込んで砲座の代わりを務めようとする。ビーム・ガトリングを何度もクロスボーン・ガンダムX1に命中させるが、ABCマントの前に全て無効化されてしまう。接近を許し迫るビームザンバーの一撃を前にビームサーベルで対応するが、鍔迫り合いの末にサーベルの刀身ごと機体を両断され敗北。トビア自身はキンケドゥの警告によりバタラから脱出する事に成功している。
- 圧倒的なクロスボーン・ガンダムの性能とキンケドゥの技量、そしてガンダムを敵に回すという恐怖を他ならぬ主人公であるトビア自身の目から映したシーン。この場面は『GジェネレーションF』でムービー化されている。
関連機体編集
強化型・バリエーション機編集
- バタラ(クロスボーン・バンガード仕様)
- クロスボーン・バンガードが木星帝国から鹵獲した機体。ABCマントを装備しており、頭部センサーの形状が四角から丸へと変更されている。SRW未登場。
- アラナ・バタラ(SRW未登場)
- 『スカルハート』に登場したアラナ(SRW未登場)の開発時に造られた実験機。
- ドク・オック(SRW未登場)
- 宇宙世紀0150年代においてバタラの生産ラインを流用して製造されている民間用モビルスーツ。
関連機編集
資料リンク編集
脚注 編集
- ↑ NXEDGE STYLE ファントムガンダム商品化記念『クロスボーン・ガンダム ゴースト』長谷川裕一先生インタビュー 2019年9月14日閲覧。