バグ (ゲッターロボ)

この項目では、『ゲッターロボアーク』の登場メカについて説明しています。

バグは『ゲッターロボアーク』の登場メカ。

概要編集

アンドロメダ流国が設計・開発していた超兵器。バグの名称は「Biogeocenosis（生態系）、Unlimited（無限界）、Genocidemachine（抹消機）」の頭文字から取られている。

ゲッター艦隊の猛攻により劣勢に立たされたコーメイとマクドナルドの手によって、未完成の状態でスターボーダーを介して遥か過去の地球へと転送され、その後マクドナルドがカムイに接触し、その設計データを渡していた。

過去へと送られたバグは現代で恐竜帝国によって発掘され、オーパーツとして扱われていたが、未来から戻ったカムイがその開発を引き継いで遂に完成させた。そして、人類に反旗を翻したカムイが乗り込み、ゲッターアークをはじめとして人類側に多大な被害を与えた。

その強大な攻撃力・防御力を遺憾なく発揮するも、原作漫画及びアニメでは決着が付くことなく、アークとの戦闘の最中にゲッター聖ドラゴンが介入した所で物語が終わっている。なお、アニメではその際の戦闘で破壊されたものとされている。

スーパーロボット大戦Y: 初登場作品。CHAPTER 06メインミッション「果てしなき戦いへ」でのみ登場。カムイが搭乗する都合上、バグ撃墜までの間、ゲッターアークは拓馬と獏の二人乗りとなり、サンダーボンバー並びにアークシャインボンバーが使用不可、ゲッターの申し子も発動しなくなる。; HPは15万と高いが、指揮系統中枢やオールキャンセラー等は持たず、MAP兵器とHP回復能力に注意する程度。パイロットのカムイも2回行動やプレッシャーなどは無いため、あくまでバグ撃破後に登場するゲッター聖ドラゴンの前座という印象が強い。; 撃破することでカムイはYzネクストへと戻り、その場で爆散して役目を終える。原作のような脅威的な強さはそこまで感じず、サイドミッションの「戦術研究記録」にも登場しないため、扱いが不遇気味。

最大EN+200、装甲値+400、最大HP+30000。: 『Y』にて採用。本作ではこの補正も含めると、最大ENは800になる。EN回復を含めて、ENを枯渇させるのは不可能に近い。

バグのデザインは石川賢氏の作品『セイテン大戦フリーダーバグ』のシグム・セイクンと酷似している。
- 同作での「バグ」は世界創生時から存在する一族の名前であり、またセイクンのナビゲーターでヒロインも「バグ」と呼ばれている。
- なお、シグム・セイクンは世界を作り替えることが出来る9体のセイクンの内の1体であり、風を操る能力を有している。