ゲオルグ
ゲオルグは『ゾイド ジェネシス』の登場人物。
ゲオルグ | |
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登場作品 | |
声優 | 石井康嗣 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦K |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 惑星Zi人 |
性別 | 男 |
所属 | ディガルド武国(ディガルド軍) |
軍階級 | 少将 |
概要編集
ディガルド軍大将ジーンの直属部隊に所属するディガルド軍人。左腕は銃やワイヤーを仕込んだ義手になっている。
バイオトリケラを駆り、ジーンを神と崇め狂信的に忠誠を誓っている。ラ・カン抹殺の指令を受けているため彼を一方的に敵視し執拗に付け狙う。寡黙で感情を見せることはめったに無いが、ゼ・ルフトの街など占領地には徹底的な圧政を敷く、ラ・カンが一時期滞在していたというだけで村を丸ごと1つ焼き払おうとする等、性格は冷酷非情そのもの。また、指揮官としても優秀であり、ルージ不在時にラ・カン一行を襲撃した際にはバイオラプターを小隊ごとに分けつつ的確な指示も与えながら一体ずつ追い詰め敗走へと追いやった。
ラ・カンをあと一歩と言うところまで追い詰めるが、ムラサメライガーをハヤテライガーにエヴォルトさせたルージによってバイオトリケラの全身を切り刻まれ、死亡する。
しかし、後にナンバーに近い人間としての面影を殆ど失ってしまった機械の姿となって復活。この頃にはジーンへの忠誠心とラ・カンへの敵愾心が増大し、部隊の新たな指揮官となった事を疑問に思ったザイリンの部下たちを反逆者として攻撃した他、捕虜となっていたディガルド軍人を討伐軍諸共攻撃するなど、精神にも異常が生じている。
最後は、ラ・カンの捨て身の一撃に敗れ、完全に死亡するが、ラ・カンは幸運にもバイオトリケラのバリアの影響で、奇跡的に生存している。また、傷の治療に使った装置が終盤でザイリンやプロメの治療に使われるなど、尽く敵に塩を送る結果を招いた。
キャラクターの総評編集
前述のように、本編における占領地での圧制の描写やディガルドへの盲目的な愛国心からの諸々の非道な行為の数々から、また登場時期の早さから視聴者にディガルド武国に対する『絶対悪』『極悪非道』といったイメージを強く刻み込むといった働きをしているキャラクターである。…尤も、ザイリンを始めとするディガルド武国の軍人がジーンに反逆し、最終的に味方サイドになったのは皮肉と言うべきか。
登場作品と役柄編集
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦K
- 初登場作品。地球に転移する形で登場。原作通り機械化して復活する(一度目の敗北の相手はルージでは無くラ・カンになった)。アニメ準拠のイラストが多い中、カットインがただ一人原作再現でCG。登場の遅さから上述の占領地での圧政などは再現されていない。
人間関係編集
他作品との人間関係編集
名台詞編集
- 「貴様らには知らねばならぬ事がある!」
「ディガルドに挑んだ者がどうなるのかを…知らなければならない!」 - 第14話冒頭。この台詞と共に逃げていたゲリラたちを殲滅した。
- 「ディガルドに仇なすものは!このゲオルグが!徹底的に葬り去るっ!」
- 撤退するラ・カンを執拗に追撃しながら。普段の鉄面皮とは打って変わって非常に嬉しそうな顔と声が印象深い。機械化してからも使っている。
- 「ラ・カン…!この前受けた屈辱の返礼、そしてディガルドに害をなす貴様を、地獄の底に葬る!」
- 第19話。ルージたちとの戦いの中でのラ・カンへ向けた恨み節。
- 「に…逃がさんぞォ…ラ・カン…!」
「う…うぐおおおおおおおお……!!」 - 同話。ハヤテライガーに敗れ、崖下へと落ちる中での叫び。ゲオルグの最期かと思われたが…。
- 「私が今日から諸君らの上官となるゲオルグ少将である」
- 第47話、機械化された姿で復活。その姿にはディガルド兵から「おぞましい」と形容され、反ジーン勢力のみならず、視聴者をも驚愕させている。しかしシリアスなシーンが多い終盤の展開において、その恐るべき設定とは裏腹にビヤ樽のような外見かつ首が360度回る上、ゾイドやナンバーと同じ3DCGで描かれた姿(スパロボKでも丁寧に再現されている)はシュールであり、思わず笑ってしまった視聴者も続出している。
- 「神の命に逆らうというのか?」
ディガルド兵「いえ、逆らうわけではありません、質問を…」
「黙って神に従わぬ者は…反逆者と看做す!」 - 同話、突然の新上官に納得がいかないと答えたザイリンの部下を有無を言わさず反逆者へと認定。ジーンを「神」と呼ぶなど、異常な忠誠心が前面に出ている。その意味では彼もまた強化人間やパーフェクトソルジャーと同質の存在になってしまったのだろう。
- 「ラ・カン! 貴様ぁぁぁぁぁっ!!」
「やめろおおおおぉぉぉぉっ!!」 - 第48話での断末魔。ラ・カンに取り押さえられ、そのまま神の雷に飲み込まれた。