パイロット

2016年11月19日 (土) 00:29時点におけるシャッケ (トーク | 投稿記録)による版 (→‎関連項目)
  • 英字表記:pilot

「水先案内人」を語源として、航空機などの操縦士を意味する英単語。転じて、ロボット物作品におけるロボット兵器の操縦者を指す用語としても使われている(ただし、作品によっては独自の呼称を用いる場合もある)。「〇〇乗り」とも呼ばれる(例:MS乗り)。

独自の呼称を用いる作品

「〇〇乗り」は省く。

STAR DRIVER 輝きのタクト
サイバディの操縦者は「スタードライバー」と称する。
機動武闘伝Gガンダム
モビルファイターの操縦者は「ガンダムファイター」と称する。
鉄のラインバレル
マキナの操縦者は「ファクター」と称する。
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
パラメイルの操縦者は「メイルライダー」と称する。
コードギアスシリーズ
ナイトメアフレームの操縦者は「デヴァイサー」「騎士」と称する。
重戦機エルガイム
ヘビーメタルの操縦者は「ヘッドライナー」と称する。
ゼーガペイン
ホロニックローダーの操縦者はメインパイロットが「ガンナー」制御担当者が「ウィザード」と称する。
創聖のアクエリオン / アクエリオンEVOL
アクエリオンの操縦者は「エレメント」と称する。
覇王大系リューナイト
リューの操縦者は「リュー使い」と称する。
ベターマン
ニューロノイドの操縦者は「ヘッドダイバー」と称する。

スーパーロボット大戦シリーズにおけるパイロットについて

概念としては『第2次スーパーロボット大戦』より登場しているが、この時はパイロットと機体とでのデータの区分がなく、『第3次スーパーロボット大戦』から明確にパイロットのデータが独立した形で設定されるようになり、以降定着している。

SRWにおいても概ね上記の通りの意味で言うが、厳密には異なる者(物)もパイロット扱いされ、いずれもデータ上はパイロットデータとして一元化されている。

操縦者
本来の意味通りのもので、パイロットデータの大多数を占める。一部融合・一体化するなどして「操縦」しない形で機体を動かす者もいるが、この場合も扱いは変わらない。
艦長
母艦戦艦の場合、本来の意味を考えれば操舵手が当てはまりそうとも思える(実際そのようなケースもある)が、艦の最高指揮権限を持つ者がパイロットとして扱われるのが通例である。大抵は艦長だが、一部艦長以上の権限を持つ人物がここに当てはまる場合も。
AI
無人機を自律稼動させているCPU等。本来有人のものが何らかの外的要因で操られている機体等にも使用されるが、この場合は例外も。
本人
ロボットそのものが意志を持っていたり、生きた存在である場合、パイロットの必要もなく自ら戦う為、その本人がパイロットデータとして設定される。
かつては生身ユニットぐらいでしかこのパターンは存在しなかったが、新しい参戦作品が出るにつれてロボット生命体超AIによる個性を持つロボットロボット兵器に匹敵する戦闘力を持つ強化兵士といったものが出るようになった。また過去シリーズではAIがパイロット扱いであったユニットが、このパターンに変更される場合もある。

また、機体によってはゲーム上は精神コマンド要員となるサブパイロットが設定され、それに対する形で通常のパイロットはメインパイロットと称される。

パイロットデータに関連する要素

能力
機体のパラメータとは別にパイロットにも能力値が存在し、それぞれのパラメータが換算されることで戦闘内容に影響する。
特殊技能(特殊スキル)
通常の能力値に留まらない特別なパイロットの能力・技能を表したもの。
精神コマンド
精神ポイントを消費していくつかの効果を得る。パイロットの意志の力を表現したものともいえる。
気力
パイロットの戦意等を表したもの。マップ中で上下させることができる。
性格
ゲーム上のデータとしては、パイロットの気力の変動の仕方を決めるパラメータ。
経験値
改造により強化される機体とは異なり、パイロットは戦闘等により経験値を獲得してレベルアップすることで強化されるのが基本。能力値の上昇の他、特定のパイロットレベルでは精神コマンドや技能の習得・レベル上昇がある。
エース
パイロットの撃墜数のカウントがされる場合、それが一定以上に達するとエースボーナスを得る事ができる。
スキルコーディネイトシステムパイロット養成スキルパーツ
レベルアップ以外でパイロットを強化できる手段。養成についてはパイロットポイントを戦闘等で得る必要がある。
乗り換え
対応する系統の間であればパイロットを別の機体に乗せ換えることが可能。

関連項目

サブパイロット
(メイン)パイロットと共に機体に搭乗するパイロットを指す用語。
パイロットスーツ
機体に搭乗・操縦する際に着用する衣服。パイロットの防護を主な目的としている。