ド・ズール

2018年9月2日 (日) 18:25時点におけるエンドラン (トーク | 投稿記録)による版

ド・ズールは『超電磁マシーン ボルテスV』の登場人物。

ド・ズール
外国語表記 Do Zuhl
登場作品 超電磁マシーン ボルテスV
声優 増岡弘
徳丸完(SRW代役
種族 ボアザン星人
性別
出身 ボアザン星
身長 165 cm
体重 71 kg
所属 ボアザン帝国
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概要

プリンス・ハイネルの側近。

ボアザン屈指の科学者で、獣士の製造を担当するが、皇帝派と内通していたスパイであり、ハイネル暗殺を企む。しかし、その策謀が露見してハイネルに最後通告を突きつけられる。最後の作戦としてボルテスチームに投降したふりをして地底城におびき寄せ、ハイネルとの相打ちを目論むが、それすらもハイネルには見抜かれており処刑される事になった。

登場作品と役柄

αシリーズ

スーパーロボット大戦αDC
極秘裏にキャンベル星オレアナと内通する。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
グラドス軍の無人機コントロールに成功して戦力を蓄えてハイネルの失脚を謀るが、結局は粛正される。
また、超電磁妨害装置の開発にも成功しているが、利用されたのは結局彼の死後になる。

単独作品

新スーパーロボット大戦
密かにデスクロス四天王と内通する。条件次第ではハイネルが自軍と共闘するのでまさかの本作における『ボルテス』の大ボスでもある。敵対する時には自ら精神コマンドを使用する。
なんと、精神コマンドを使えるAIまでも開発する。…20年近く後に語られたあの設定を考えると実はとんでもない事をしていたのではなかろうか。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

α
偵察集中根性ド根性脱力隠れ身
根性熱血ひらめき足かせかく乱幸運
実際は根性・熱血・幸運を条件次第で使用するのみ。

特殊技能(特殊スキル)

J
底力L6、援護攻撃L3、指揮L2

人間関係

プリンス・ハイネル
上官。しかし、彼を暗殺しようと企む。
ド・ベルガン
弟、もしくは従弟という裏設定があるが、本編では全く触れられていない。
ルイ・ジャンギャルリー・カザリーン
同僚。

他作品との人間関係

オレアナ
α』では彼女と内通し、ハイネルを排除しようとした。
ル・カイン
』ではハイネルの排除を図った後、バルマー軍の実力者である彼にすりよって直属の部下となった。
プリンス・シャーキン
『新』ではハイネル失脚後の直属の上司。しかし、ズール自身はシャーキンの下に就く事に不満を持っていた。
デスクロス四天王
『新』での同僚。ハイネルに不満を持っていたため利害が一致し、ハイネルの失脚に協力した。

名台詞

「う! …御免!」
第22話。己が切り捨てられることを悟ったズールが、進退窮まって直接寝所に刃を打ち立てようとしたところ、ハイネルの怒りの形相を向けられてとっさに言った一言。
ズールの土壇場での脆さを露呈している。
「なんとワシはバカだったのか。おのれハイネルめ、このワシを殺すつもりで。これが、将軍ズールに対する奴の仕打ちか! ワシは、あの若造が憎い! あのハイネルが憎い!」
助命の条件としてボルテスチームを討ち取ることを要求され、同情を引いてビッグファルコンに入り込むも、ハイネルの仕込んだ爆弾によってもろとも死にかけた際の台詞。
約束を守る気が無かったハイネルも非道だが、元はと言えば先に殺そうとしたのはズールなので自業自得である。
「あー!」
断末魔の台詞。窮地に追い込まれても、他人を信じて助けを求めることをせず、騙して利用する策謀に邁進した老人の末路はあっけなかった。

スパロボシリーズの名台詞

(…この期に及んでもつまらぬプライドを捨て切れぬ大馬鹿者め…!だが、災い転じて福と成す…これは奴等とハイネルを同時に葬るチャンスかも知れんのう…)
αDC)』(ゴラオン隊ルート)第53話「地球を賭けた一騎討ち」で、小型戦闘機によるパトロールを行なっていたロンド・ベル隊への攻撃を良しとせず、対等の条件で健一ボルト・クルーザーに一騎討ちを挑もうとするハイネルへ内心で毒づくが、同時に謀反を起こす絶好の機会と判断しズールは虎視眈々とチャンスが訪れるのを待つ。
「…裏切る?このド=ズール、貴様ごときに忠誠を誓った覚えなぞないわ!」
「…ザンバジル皇帝にとってお前は邪魔者以外の何者でもないからだ」
「裏切り者の子であるお前に指図されてきた恨み、今ここで晴らしてくれるわ!」
健一との決闘に敗れたハイネル搭乗のボアザン円盤へと攻撃を加え、本性を露にした際の下克上。積年の恨みを一気呵成にブチ撒ける辺り、相応にストレスを溜め込んでいた模様。
「貴様がハイネルを倒していれば、このような苦労をせずに済んだものを!」
ボルテスVとの戦闘前会話。ぶっちゃけ、ただの八つ当たりである。
「ええい、黙れ!ボアザン帝国最高の科学者であるこのワシに、そのような口を利くか!!」
真ゲッター1との戦闘前会話。『α(DC)』に於けるズールは何かと「ボアザン帝国最高の科学者」を口にする傾向が有り、己のアイデンティティとしている模様。
「ば、馬鹿な…最高の科学者であるこのワシが、このような辺境で果てるとは…!!」
辞世の句。今わの際まで「最高の科学者」という権威にしがみつつ、醜悪な老博士はムトロポリス近海にて爆死する。