タシロタツミ

2017年2月25日 (土) 09:09時点における221.191.70.239 (トーク)による版 (→‎名台詞)
タシロタツミ
外国語表記 Tatsumi Tashiro
登場作品
声優 大木民夫
デザイン 美樹本晴彦
種族 地球人(日本人)
性別
所属 地球帝国宇宙軍トップ部隊
役職 ヱクセリヲン艦長 → ヱルトリウム艦長
軍階級 提督
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概要

地球帝国宇宙軍トップ部隊旗艦ヱクセリヲン、並びに銀河中心殴りこみ艦隊旗艦ヱルトリウムの艦長。

豪快な性格で、細かい事は気にしないタイプ。「なぁんてこったぁ!」ばかり印象に残るキャラクターなのだが、これはピンチのシーンばかりを取り上げている訳ではなく、毎度こんな感じであるらしい。というのも、本編以外のメディアを見ると実は細かな作戦プラン、砲撃方向の決定などほぼ全ての艦方針の決定を副長が行っている事が分かるからで[1]、つまり、艦長の威厳を全身から出しているが、それだけで実は副長の決定を伝えているだけに過ぎないという事が大半である。ただ、副長は彼の様な風格を持っている訳ではなく、一人で同じ事ができるかというとそう言う訳でもない。また、副長は思慮深いが故に長考してしまう事があり、その時は彼が突撃を敢行する事によって迅速な決定がなされる。二人揃う事によって、二人以上の力を発揮する、どちらが欠けても成立しない名コンビであると言えるだろう。原作通りであれば、実質スパロボのパイロットステータスに当たるものは副長の能力で、彼は精神担当と言えるだろう。

ちなみに劇中では登場するたびに必ず何かを食べている。

地球に帰還後の「NeXT GENERATION」において、ユングや殴り込み艦隊と共に地球帝国をクーデターで倒して銀河連邦を創設。その後、殴り込み艦隊ごと冷凍睡眠に就く。

登場作品と役柄

旧シリーズ

スーパーロボット大戦F完結編
ヱクセリヲンは味方戦艦としては、圧倒的なタフさと現実的な火力からやろうと思えば戦闘に用いる事ができるという時点でかなり強力なのだが、戦闘用としては精神コマンドなどに難がある。激励を覚えるのでサポートとしてはブライトより勝る。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
自軍艦長の中では最高の戦闘力を持つ。原作の展開と異なり、ヱクセリヲンと運命を共にして自爆の爆縮に飲み込まれる事になる。しかし……。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
新規EDルートではシュウが宇宙怪獣の始末をつけてくれるので、ごく普通に生存して終戦を迎えた。
第3次スーパーロボット大戦α
消滅したと思われていたはずのヱクセリヲンと彼・副長の帰還から物語が始まる。最後の最後にヱルトリウムで参戦する。普通にプレイしていればまず落ちる事が無いほど強力であるが、最高火力が低い事と使用できる期間が短い事がネックである。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

F完結編
根性加速偵察幸運必中激励
αα for DC
根性必中幸運鉄壁激励激闘
第3次α
必中根性鉄壁気迫熱血直撃

特殊技能(特殊スキル)

F完結編αα for DC
底力
第3次α
指揮官L4、戦意高揚援護攻撃L3、連携攻撃

小隊長能力(隊長効果)

ダメージ-10%
第3次α』で採用。

パイロットBGM

「トップをねらえ!~Fly High~」
劇中挿入歌。『F完結編』に於ける選曲。

人間関係

副長
半身とも言うべき相方。

他作品との人間関係

碇ゲンドウシュウ・シラカワ
F完結編』では彼らと共に南極会談に出席していた。
ブライト・ノア
階級的には下だが、『F完結編』では部隊の最高指揮官の役割を任せた。
ブルーノ・J・グローバル
α』では共にSDF艦隊の中核として根強い信頼関係にあり、後の第3次αで再会した際にもαナンバーズの面々に対して、「太陽系追放」という裁量を下さざるを得なかった彼の苦しい心境を理解し、労っている。
日向マコト青葉シゲル伊吹マヤ
『α』では一時的にヱクセリヲンのクルーとなる。ヱクセリヲンを自爆させる際、副長とともに残るも、タシロ艦長の計らいで脱出。
イルイ・ガンエデン
第3次α』終盤、ゲートを起動させて『銀河中心殴り込み艦隊』を超長距離ワープさせる作戦に協力を要請。その際、彼女からの問い掛けにアポカリュプシスへ抗う決然とした意志を告げる。

名台詞

「なんてこった!」
タシロを象徴する台詞。
「君の銀河には数字の星が流れているんだろう、ハハハハ」
第3話で「リーフ64」という若い恒星の話をしたところ、副長から「太陽型は重力干渉が小さくて助かります」と返され、大笑いする。
「どんな犠牲を払っても構わん!本体を死守しろ!あと、22分だ!!」
カルネアデス計画の最終決戦において。この後、宇宙怪獣との苛烈極まる死闘が繰り広げられる。
「いかん!人が乗っているものを点火線には使えん!無人船を送り込むまで、待て!」
バスターマシン3号の起動に失敗し起爆の為に1人突入しようとしたノリコを止めようとして。第3次αではDVEとして収録されている。
原作ではもっともな台詞だが、αシリーズでのタシロは初代αにて、奇跡的に生還しているものの、副長と共にヱクセリヲンへ残った上で人工ブラックホール作戦を行なっている。即ちタシロ自らが人が乗っているものを点火線に使った前科があるためあまり説得力の無い台詞になってしまっている。

迷台詞

タシロ「こうなったらワシらでガンバスターを動かすしかない!やるぞ副長!」
副長「はい、艦長!」
ドラマCD「友情パワーは無限大!倒せ、トポロジー・ギャス」より「トップをねらえ!艦長&副長Ver」の歌い出し前の掛け合い。この2人で動かせるのかは怪しいものだが起動には成功している模様。ちなみに原動力は「友情パワー」らしい。

スパロボシリーズの名台詞

「諸君、我々の次の任務は、この世界で生きていく事である!」
「状況の確認も出来ない今、我々の前途は全く見えない…」
「また、たとえ判明したとしても、それが我々にとっては困難な物であるかも知れない」
「それでも我々は、この世界で生きていこう。力強く!」
第3次α』最終話、1万2千年後の地球へ辿り着いたαナンバーズの面々に下す新たなる指令。だが、その直後に重力震反応が…。
「我々の最優先任務は生命を繋ぐ事だ!その障害は全力で排除する!」
『第3次α』最終話、バルマーの機動兵器を伴い、突如出現した謎の黒い卵を敵と見做し、臨戦態勢をとる。
「如何なる時も諦めん不屈の精神が、我々をここまで導いた!」
「やるぞ、諸君!我々には想いという援護射撃が有る!ヱルトリウム全艦一斉攻撃だ!!」
「目標、ケイサル・エフェス!全艦撃てーっ!!」
『第3次α』最終話の逆襲時に於けるケイサル・エフェスとの戦闘前会話、及び特殊戦闘台詞部下の熱血度が伝染したかのような熱さで吼える。

搭乗機体

ヱクセリヲン
ヱルトリウム

脚注

  1. 本編でも宇宙怪獣の追撃を決断するも、艦隊の集結座標については副長に判断を委ねている描写がある。