ブライガー

2014年11月12日 (水) 19:51時点における123.222.144.140 (トーク)による版 (→‎ブライガー(Braiger))

ブライガー(Braiger)

ブライシンクロン・マキシム」の指示でブライスターから「ブライ・シンクロン・マキシム」で巨大化変形した人型ロボット。
エドモン博士が開発した『シンクロン原理』により、変形時に質量とエネルギーを別の宇宙から取り出す事で、サイズを変更している。
この原理には諸説あるが、玩具でもしっかりと変形が再現出来る事から、『形状変化』というよりは、変形後に質量の変更を行っていると考える方が妥当であろう。

武装に関しては内蔵兵装も装備しているが、あくまで補助であり、必殺武器は多元宇宙からの転送と、ブライキャリアからの射出武器である。

登場作品と操縦者

αシリーズ

スーパーロボット大戦α外伝
初参戦作品。スーパー系としては耐久力が低いが、どの間合いの武装も攻撃力が高めで、燃費も良く非常に優秀。精神コマンドもバランスがよく、複数乗りスーパーロボットでは唯一脱力を持っているため、後半は期待を回す候補にも入る。ただし先述の耐久力、キッドの援護習得が非常に遅い点と、成長システムの関係上、射撃格闘の両方を一度に伸ばせない点には注意。火力を求めるなら射撃を重視した方がいい。
戦闘アニメでは同作の中でも特によく動き、ブライソードには撃破時専用演出もある。

単独作品

スーパーロボット大戦GC
序盤から加入し、少しの間抜けるがすぐ復帰する。バクシンガーサスライガーとの合体攻撃J9スペシャルは攻撃値が全合体攻撃中最大……なのだが、実際は格闘扱いのためキッドの伸びる方の攻撃力(射撃)と一致してなかったりする。
スーパーロボット大戦XO
スーパーロボット大戦NEO
原作終了後設定での参戦。序盤にスポット参戦後、15話で正式加入する。なお武蔵坊弁慶から「ゲッターもびっくりの変形だ」と驚かれている。

装備・機能

武装・必殺武器

ブライクロー
ブライガーのマニピュレーターは「三つ爪」であり、それ自体が武器と成り得る。
α外伝でのみ採用。
ブラスター
目からビームを発射。
α外伝でのみ採用。
コズモワインダー
サイドカーにもなる二挺拳銃のビームガン。
NEOではロックオン特性付き。
ブライスピア
多元宇宙から転送されたブライガーの武器の一つ。
α外伝では、移動後に使えてEN消費無しで高威力な上に射程もそれなりに長いので、メインウェポンになる。
NEOでは突破攻撃となっている。
ブライソード
多元宇宙から転送されたブライガーの武器の一つ。
α外伝では原作OPそのままなカットインが入る。
ブライソードビーム
ブライソードの剣状から放射されるビーム。
α外伝では空陸適応がBなので、攻撃力は表記より若干劣る。
NEOでは自機中心型のマップ兵器となっており、110と低めながら気力制限がある。
ブライカノン
ブライガーの最強兵装で、2丁のエネルギーバズーカ。ブライキャリアから「お待たせでゲス」とポンチョが届けてくれる。

合体攻撃

J9スペシャル
バクシンガーサスライガーとの合体攻撃

特殊能力

変形
ブライスター及びブライサンダーからブライガーへと変形。ただし先述の通り単純な「変形」でなく、シンクロン理論によるサイズ変更(「投影」)も行われている。なお、他の形態になるとメインパイロットはボウィーに代わる。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

L
4(NEO)

機体BGM

「銀河旋風ブライガー」

関連機体

ブライキャリア
ブライガー用の武装を運ぶ専用の輸送機。

商品情報

メモ

ブライガーは「投影」により形状変化しているが、その意味では後の真ゲッター1の能力に似ている部分がある。原作では多元宇宙への次元干渉についての危険も示唆されており、エドモン博士の理論はSRWで言う「次元力」の行使の危険性を回避しつつ、より実用的に表現した方法なのだとも解釈できる。

余談

  • スパロボ参戦以前に発売された『新スーパーロボット大戦』で、リュウセイ・ダテが「R-1もブラ○ガーみたいに巨大化すればいいのに」と発言していた。
  • 『遊☆戯☆王シリーズ』の一つであるアニメ『遊☆戯☆王5D's』にて、主人公の不動遊星の使用するカードの一種として、『ブライ・シンクロン』という名のカードが登場している。このブライ・シンクロンは、そのデザインとカラーリングもブライガーを強く彷彿させるデザインで、その名称も『ブライガー』原作の上記のブライシンクロンを元にしていると思われる(ちなみに遊星の使用するモンスターカードの中には「シンクロン」というカテゴリのカードが数多く存在しており、このブライ・シンクロンもその一体である)。このブライ・シンクロンは『遊戯王オフィシャルカードゲーム』においてもカード化されているが、製品化されるにあたって、著作権などを考慮してかイラストのカラーリングなどはアニメ版から大きく変更されたものとなっている。