ヴィレッタ・バディム
ヴィレッタ・バディム(Viletta Badim)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:田中敦子
- 本名:ヴィレッタ・プリスケン
- 種族
- 性別:女
- 年齢
- 外見年齢19歳(スーパーヒーロー作戦)
- 29歳(スパロボシリーズ)
- 身長:170 cm
- 体重:45 kg
- 所属
- 反TDFレジスタンス組織ピースクラフト(新西暦195年)⇒TDF(地球防衛軍)極東支部(新西暦155年)⇒特殊部隊ガイアセイバーズ (スーパーヒーロー作戦)
- ゼ・バルマリィ帝国兼マオ・インダストリー社⇒地球連邦軍極東支部・SRXチーム隊長
- 階級
- キャラクターデザイン:河野さち子
イングラム・プリスケンがまだ正気の頃に生み出した彼のクローンで、バルマー側に露見しないように女性になっている。OGシリーズではディバイン・ウォーズやOGs展開時に設定変更が行われ、イングラムと共に制作されたヴェート・バルシェム(=のちのヴィレッタ)を、彼がジュデッカの枷から解き放った事になっている。
名前自体は『スーパーヒーロー作戦』の際には「ヴィレッタ・プリスケン」だったが、スパロボシリーズでは偽名の「ヴィレッタ・バディム」を使用、これが半ば地球上での本名となっている。バディムという名は『スーパーヒーロー作戦』の敵組織の名前でαシリーズやOGシリーズでは過去に活動した犯罪組織となっており、そこから採られたらしいが詳細は明かされていない。名前はイングラム等と同じく、銃器メーカーの一つ『ピエトロ・ベレッタ』から取られている。
イングラム死後は、彼から託されたSRXチームの育成に尽力する。アヤやリュウセイに対して厳しい訓練を課すが、たまに何気なく褒めたりしている。
OG等では自らの正体に関して大いに悩み、ライからは疑いの目を向けられた事もあった(ちなみにOVAドラマCDのブックレットによると正体は割とバレバレ)。が、自ら正体を明かす事で和解。一番の懸念であったリュウセイにも、あっさり交わされる。人の手で創造された者同士という事もあってか、ラミアに対してはかなり親近感がある模様。また、二重スパイだった過去に負い目があったようで、自分を信用してくれたギリアムに対しては(恋愛感情かどうかは別として)格別な信頼を寄せており、旧教導隊員と並ぶギリアムの友人という扱いを受けている。ヴィレッタが(正確にはイングラムの方が近いが)ギリアムのオマージュという事を考えると意味深である。尚、OG1のエンディングではギリアムに自身の正体と本名を告白している。
その出自ゆえに社会経験が乏しい事もあってか、エクセレンのギャグを真に受けたり、ラーダのヨガに付き合ってしまったりと、クールな性格に反して天然ボケが激しい一面を持っている。
余談だが、スレイ・プレスティがスレイ・ブレスティと間違われるのと同様、バティムやパディムなど、彼女の姓を間違って覚えているファンも多い。正しくはバディムである。
パイロットとしての能力
シリーズが進むにつれ、能力や精神コマンドが微妙に弱体化している。αでは念動力のレベルが9まで上がったのだが、α外伝以降レベル上限が3まで低下し、OGシリーズではなんと念動力を失ってしまった。ただしSRXチームとの連係は光るものがあるので一概に弱いとは言い難い部分もある。中々強い機体にも恵まれない。今後強力な専用機が用意されるといいのだが(尤も、競合相手であるマイが第3次αではバンプレイオスのサブパイロットになっていたり、OGシリーズではART-1を手に入れたりしているため、近年はヴィレッタがR-GUNパワードのメインパイロットに納まりつつある)。
登場作品と役柄
- スーパーヒーロー作戦
- 初登場作品で主人公。自然と動物を愛する心優しい性格。男主人公であるイングラムとの選択制で、苗字もイングラムと同じ「プリスケン」だった。ちなみに後の歴史では彼女がこの作品にいた流れはIFとなっている。
αシリーズ
αシリーズでは数少ない皆勤賞のキャラである。
- スーパーロボット大戦α
- スパロボシリーズ初登場。今作から苗字が「バディム」になった。序盤は敵、条件付で終盤にR-GUNパワードのパイロットになる。敵の時は念動力を得ていない。αシリーズでは、正気の頃のイングラムの指示でスパイとしてバルマー側にいたことになっている。能力的にはイングラムに匹敵するが、参戦時期を考えるとSRXの合体要員になるのが一般的。このαでのヴィレッタのバストアップ絵は、目が小さく髪もあまり長くないなど、以降の作品でのデザインとはっきりとした違いがある。戦闘台詞も高圧的でイングラムそっくり。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 今回もR-GUNパワードのパイロットではあるが、戦力的にはいまひとつ。物語における役割はサポートとアドバイザーである。前作から大幅に念動力の成長限界LVが引き下げられている。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- α外伝と同じく念動力の限界LVがダウン。成長も鈍い。かく乱と魂を失い、代わりに加速とひらめきが追加。SRX合体時はPS版と変わらず気合要員か。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- αナンバーズに合流すべく、レーツェル・ファインシュメッカーと共にヒュッケバインMk-IIIを駆る。今回もサポート役。小隊員として優秀。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 今回もサポートとアドバイザー役としての役目。SRXチームの隊長として、乗機はR-GUNパワードで固定。能力と精神コマンドのバランスが良い。なお、射撃値がリュウセイより高いので、必殺砲を撃つ際はヴィレッタの方が敵に与えるダメージが大きい。ちなみに、オプションの『ガイダンスシナリオ』にも講師として出演。
ORIGINAL GENERATION
- スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION
- エアロゲイター(ゼ・バルマリィ帝国)と地球の間で二重スパイを行う彼女の姿が見られる。本作のみ「強運」を持っている。
- スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2
- SRXチームの隊長に就任。SRXの『天上天下一撃必殺砲』の為に出撃する事が多い。
- スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS
- OG1シナリオではリメイク版と同様に強運を持つ。OG2,5で追加されたART-1に登場する事が出来る数少ないパイロットの1人だが、念動力が無いのでR-GUNパワードが事実上の専用機となる。
- スーパーロボット大戦 OG外伝
- R-GUNパワードの武装が変更され、念動力をもたないヴィレッタとの相性が更に良くなった。シナリオ的な出番は少ないが、戦闘では大いにお世話になるだろう。
- スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
パイロットステータス設定の傾向
能力値
αでは特に低い能力も見当たらず、精神も優秀でイングラム同様強力なパイロット。加入する時期が遅いので、その頃にはSRXを精神でサポートする事が多いだろう。OGでも優秀さは相変わらずだが、OG外伝までは乗せる機体がパッとしないことが多い。
精神コマンド
- 集中 必中 熱血 気合 かく乱 魂
- α。
- 偵察 集中 加速 ひらめき 熱血 必中 かく乱
- OGシリーズ、「かく乱」はOGS以降。「偵察」の微妙感が否めないが、リアル系として必要なコマンドは揃っている。コンプリートが28レベルと早いのも強み。
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
固有エースボーナス
- クリティカル率+10%、SP+10
- イングラムと全く同じボーナス。SP上昇が素直にありがたい。
パイロットBGM
- 「WOMAN THE COOL SPY」
- ORIGINAL GENERATIONより採用されたヴィレッタ専用BGM。実は開発を担当したサラマンダー・ファクトリーのスタッフに熱狂的なヴィレッタファンがおり、そのスタッフの暴走によってバンプレストの与り知らぬ所で生み出されたBGMである。今ではすっかり定着しており、そのスタッフの想いが成就したといえるだろう。イントロを始め、女性的だがクールなメロディーラインが印象的で、クールな女スパイというヴィレッタのキャラクター像を表現した曲である。
- 「MARIONETTE MESSIAH」
- αにおけるヴィレッタのデフォルトBGM。元はレビのBGM。
- 「TIME DIVER」
- α外伝ではこちら。元々はイングラムのBGMである。
人間関係
- イングラム・プリスケン
- 彼とは表裏一体の存在。そして彼のクローンでもある。イングラムの遺志を継ぎ、のちにヴィレッタはSRXチームの隊長となる。ヴィレッタにとって最も大切な者であり再会を望む相手。現在の所、一時的にでも再会が実現したのは第3次αのみ。
- リュウセイ・ダテ
- SRXチームの一員。イングラム亡き後、彼に厳しく戦闘技術を叩き込んだ。
- ライディース・F・ブランシュタイン
- SRXチームの一員。イングラムの件もありライは疑念を抱くが、ヴィレッタは自らの真意を吐露することで不審を晴らした。
- アヤ・コバヤシ
- SRXチームの一員で隊員のリーダー格。下記の理由から、ファンにはしばしば『面倒はアヤに丸投げしている』とネタにされる事も。
- マイ・コバヤシ
- SRXチームの一員。マイをチームに指名したのはヴィレッタであり、彼女のケアをアヤに一任する。
- クスハ・ミズハ、ブルックリン・ラックフィールド
- αシリーズとOGシリーズで共闘。α外伝後ティターンズに拘束されていた彼女達を救出した。
- リン・マオ
- α外伝では、イージス計画の責任者であり、彼女が社長を勤めるマオ・インダストリーにいたが、マリーメイア軍が襲撃してきた際は、先頭を切って戦った。
- アラド・バランガ
- 第3次αのオプションである『ガイダンスシナリオ』では、彼(の目線を通じたプレイヤー)の講師を務め、ゲームの操作法を懇切丁寧にレクチャーしてくれる。
- キャリコ・マクレディ
- イングラムのデータをもとに生み出されたクローン(バルシェム)。互いに敵視する関係である。
- スペクトラ・マクレディ
- キャリコと同様に生み出されたクローン(バルシェム)。スペクトラにとってオリジネイターともいえるヴィレッタを敵視している。
- セレーナ・レシタール
- 仲間の仇であるスペクトラと顔が似ていることもあり、セレーナに誤解されて、戦闘になったことがある。
- ユーゼス・ゴッツォ
- イングラムの同一体であり、新西暦時代ではイングラムと共に彼を打倒するべくSRXチームを組織する。
- クォヴレー・ゴードン
- バルシェムの一人。ある事件以来、イングラムと意識を共有する存在になった。
- アルマナ・ティクヴァー、ルリア・カイツ
- αナンバーズに身柄を拘束された彼女達へ尋問を行うが、あくまでも丁重に接する態度から、ルリアはヴィレッタがバルマー側の人間である事を看破する。
- ラーダ・バイラバン
- マオ社における友人。
- ギリアム・イェーガー
- 二重スパイであるヴィレッタを真っ先に信用した人物。ヴィレッタもSRXチームとは別の意味で信頼を寄せている。また、ヴィレッタはギリアムのオマージュとして設定されたキャラクターの一人である。
- エクセレン・ブロウニング
- ヴィレッタのクールさから「お姉様」と呼ぶ。後にラミアと合わせて「美人三姉妹」にされる。
- ラミア・ラヴレス
- 同じ人造人間としてヴィレッタに共感しており、ラミアにとって道標ともなった。また、「美人三姉妹」における妹分的存在でもある。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- ファ・ユイリィ
- α外伝にて、一緒にマオ・インダストリーにいた仲間。マリーメイア軍が月の本社を攻めてきた際は、彼女もメタスに乗って、ヴィレッタと共に戦った。
- ニナ・パープルトン
- α外伝にて、マオ・インダストリーにいた職場仲間。こちらは、バルマー戦役終結後に有事のためにヒイロ達から、ウイングガンダムゼロカスタム、ガンダムデスサイズヘルカスタム、ガンダムヘビーアームズカスタム、ガンダムサンドロックカスタムを社内で保管して、いつでも出撃できるよう整備していた。
名台詞
- 「私に出会った不幸を呪いなさい」
- イングラムやライと同じ言い回し。
- 「今度は別の相手を狙うことだ」
- 同上。クォヴレーも似たような言い回しをする。
- 「ライフル、ダブルファイア!」
- 愛銃のツイン・マグナライフル発射時の台詞。
- 「デッドエンドシュート!」
- ヴィレッタの決め台詞。射撃系必殺武器の名前のあとにこの台詞を言う。ちなみにイングラムを始め、彼に繋がる人物は大抵この台詞がある。格闘武器の場合は「デッド・エンド・スラッシュ」となる。
- 「報告通り、なかなか面白いサンプルが揃っているようだな」
「わざわざこんな銀河辺境の惑星まで来た甲斐があるというものだ」 - αの序盤で敵として初登場した時のDVEセリフ。
- 「フッ、死ぬのが怖いか…!?」
「お前の命運は…私の手で尽きることになる!」
「私への下手な手出しは命取りになる……」
「見えるよ…お前の死が!」
「己の無力を悔やむがいい……」
「我が敵を食らい尽くせ!アサシン・バグス!」
「これは死にゆくお前に贈る指輪だよ」 - αの敵ヴィレッタの台詞。イングラムのクローンだけあって悪役らしい台詞ばかり。α以降の作品では敵対することが少なくなり、敵らしい台詞もあまり言わなくなったので結構貴重。ちなみに一部の台詞は第3次αにてスペクトラが使用。
- (…イングラム…これでいいのでしょう?)
- α終盤で仲間として加入し、リュウセイとの挨拶が済んだあとの台詞。イングラムの指示を守ってバルマーでスパイ活動をし、最終的にSRXチームに合流した自身の行動が間違っていなかったかを心の中で問いかけている。この時のイングラムは、洗脳されて従っていたはずのバルマーから離反し、行方知れずの状況。
- 「…行きなさい。あなた達はもう自由の身よ」
「気にすることはない。これが…私達に出来るせめてもの償いだから」
「縁があったら…また会いましょう」 - 第2次αクスハ編・第1話におけるクスハの回想シーンでの台詞。クスハが初代αからの主人公ということもありDVEとなっている。
- 「あの子のこと…お願いね。あなた達と一緒にいた方が…幸せになれると思うから」
- 第2次αクスハ編のEDにて。
- 「アヤ、任せる!」
「任せるわ、アヤ」 - 一撃必殺砲の時の台詞なのだが……必殺砲を連発するとこの台詞を頻繁に聞くことになり、そのためにヴィレッタは事あるごとにアヤに問題を丸投げするキャラという扱いをファンから受ける事になってしまう。しかも、OGSの中断メッセージで公式にネタ化した。ちなみに理由は、OGではR-GUNの制御にT-LINKシステムが必要(マイ搭乗時はツインコンタクトが可能)なので、念動力のないヴィレッタには使えないため。ちなみにイングラムも死に際にヴィレッタに「任せる」発言をしている。なお、念動力者であるαではこの台詞はない。
- ヴィレッタ「ここで作戦終了と言うわけね…ご苦労様」
アヤ「隊長、何か一言お願いします」
ヴィレッタ「………」
ヴィレッタ「任せるわ、アヤ」
アヤ「え、ええ!? あっ!ちょっと!どこへ行くんですか?隊長!」 - 件の中断メッセージ。
- 「マイナスの感情をプラスの力に変えるのは、本人の目指す先をどこに据えるかにあるわ」
「…あなたにも自分なりの決着をつける日が来る事を祈らせてもらうわ」 - 第3次α中盤でのセレーナへの忠告。この言葉を禅問答とばかりに、鼻で笑う(ような顔グラを見せる)セレーナであったが…。
- 「私に生まれの星などありません。ただ、この銀河に生きる一人の人間として、己が使命を全うするだけです」
- 創世神への生贄となる事以外、己の存在意義を見出せないでいたアルマナへ、自身の存在意義を語る。この遣り取りが指針となったのか、アルマナはヴィレッタの言葉を反芻する。
- 「お姉様?…私に妹はいないが…」
- エクセレンに初めて「お姉様」と呼ばれた際に。
- 「ボケ? 花の名前か?」
- 上記の台詞の後、エクセレンに「ボケも早い」と言われて。
- 「さあ、覚悟なさい…!」
「今まで地球圏を混乱させて来た罪を…」
「その命であがないなさい!」
「…所詮は、権力にすがるしかない老人だったわね」
「これでお膳立ては終わったわ。また会いましょう、ハガネ、そしてヒリュウ改…」 - OG1の第35話「氷の国の方舟」より。己の保身の為に地球圏をエアロゲイターに売り渡そうとしたEOT特別審議会のメンバーに引導を渡した時の場面。
- 「それから、少佐…最後にお礼を言わせて」
「そうよ。あなたは私のことを信じてくれたから…」 - OGのEDにてギリアムに対して。
- 「……偽りの絆はほころびを生み、いずれ崩壊する」
「疑念はリュウセイ達の力の源になりはしない」
「もうイングラムやかつての私のようなやり方は……」 - OG2の24話より。混乱を避ける為とはいえ、マイがレビであった事をリュウセイ達に隠し続けているケンゾウに対して、苦言を呈した。
- 「それは……私も同じだ」
- OG2EDにて。Wシリーズ最後の1体である自身を抹消しようと自爆を試みるラミアを説得する中、ラミアは「私は地球人以前に人間ですらない」と苦言を漏らすが、ヴィレッタはこの発言でラミアを引き止める。事実ラミアもヴィレッタも…。
関連機体
最終搭乗機はR-GUNパワードなのだが、それまでは他の機体に乗り込んでいることが多い。
- R-GUN
- 『スーパーヒーロー作戦』における主人公機。Rシリーズの1機でもある。
- R-GUNパワード
- 『スーパーヒーロー作戦』における主人公機の真の姿。第3次αではこの機体に久々に搭乗する。OG外伝では合体攻撃の関係からマイにART-1を乗せることが多くなると思われるので、必然的にパワードはヴィレッタの所に戻ってくることが多くなるだろう。それを想定してか、合体攻撃の「天上天下一撃必殺砲」も再調整され、ヴィレッタ版は大幅に使いやすくなっている。
- ゲシュペンストMk-II・S
- OG1では条件次第でこの機体に搭乗する。この時点ではキックは存在しないので、彼女の雄叫びはなし。
- ヒュッケバイン008L
- OG1では条件次第でこの機体に搭乗する。
- グルンガスト2号機
- OGsで登場した、OG1時代の愛機。
- ゲシュペンストMk-II・R
- OG2時代の愛機。R-GUNパワードが出るまでの繋ぎだが、R-GUNをマイに運用させる場合は、彼女はゲームを通じてこれに搭乗することになる。
- ヒュッケバインMk-III・R
- 第2次αの時の愛機。優秀な小隊員機である。
- ガーバインMk-III
- ヒュッケバインMk-III・Rを偽装したジ・インスペクターでの乗機。
- エゼキエル・アンティノラ
- エアロゲイター時代の機体。OGではアンティノラが存在しないため、搭乗しない。
- エゼキエル・ラヴァン
- ガルイン搭乗機。OGリュウセイ編で使用するが、ゲーザにあっさり撃墜された。
余談
一部のファンからは、彼女の容貌が『スーパーロボット大戦64』のヴァル=アに似ているとの声がある。ただし、先に登場したのはヴィレッタの方なので、『ヴァル=アがヴィレッタに似ている』というのが正しい。
また、少佐に出世しないことが寺田プロデューサーから語られている。これは、ヴィレッタを演じる田中敦子氏の代表作『攻殻機動隊』の草薙素子の階級が元ネタ。
更に余談だが、ヴィレッタを演じる田中敦子氏とイングラムを演じる古澤徹氏は、同郷(群馬県前橋市)の出身で、幼稚園時代の同級生である。単なる偶然なのか狙っているのかは不明だが、中々興味深い。
全くの余談だが、イングラムを含むチーム内では唯一、歌詞つきの個人専用曲を持たない(TIME DIVER、MARIONETTE MESSIAHは元々イングラム、マイの曲)。