ウッソ・エヴィン
ウッソ・エヴィン(Uso Ewin)
『機動戦士Vガンダム』の主人公。ヨーロッパ地方の片田舎カサレリアに不法居住する少年だったが、紆余曲折を経てリガ・ミリティア所属のVガンダムのパイロットになる。
幼い頃より両親のハンゲルグ・エヴィンとミューラ・ミゲルからサバイバル訓練を受けており、また旧式のパイロットシミュレータでモビルスーツ操縦を教え込まれたり、自家製の電子百科事典で様々な知識を得ている。その豊富な知識力と高い順応性より高いパイロット適性とニュータイプの素養を持ち、リガ・ミリティアのメンバーから「スペシャル」と見られている。
適度に辺鄙な場所に住んでいたのが、軍国主義的集団ザンスカール帝国の襲撃に遭い、モビルスーツシャッコーを奪ったことで数奇な運命を辿る。リガ・ミリティアの活動に参加してからは両親探しがウッソの行動の機軸であり、戦争を行うのは自身やシャクティらを守りたい一心からであった。両親探しはリガ・ミリティアに参加したこともあり、結実するのだが、戦争で失われるなど残酷な境遇となった。最後は戦争終結のため尽力し、カサレリアでシャクティと共に故郷へ帰っていった。
名前の由来は「ウッソ」→「嘘」であり、こんな出来すぎた少年は嘘だ、ということに因んで名づけられているとか。劇中にも母親が「両手が使えた方が得だから」とウッソを両利きに矯正する場面が存在するなど、ウッソの持つ各種のスキルは、両親が「自分達の考える理想的な子供」を作る為の教育を施した結果である。富野由悠季は、Vガンダムに関する後のインタビューでも、そうやって作られた「理想のいい子たち」が自己を肯定して行くと、恐ろしい事になると警告している。
母親の姓等から、「シャアの孫ではないか?」という憶測もあったが、監督である富野由悠季により否定されている。
ウッソ役を演じた阪口大助氏のデビュー作&初主役キャラ。当時は新人であった事から、演技力の未熟さからアフレコの度に富野監督に怒られていたそうである。しかし、その指導のおかげで演技力がついたのは、有名な話である。ちなみに鉄拳制裁まで受けていたと長年言われていたが、阪口氏本人の口から否定されている。 『コミックボンボン』で連載されていたコミカライズでは、アニメ版とは異なり破天荒で熱血漢な少年として描かれている(容姿すら大分異なる)。原作とはまた一味違ったイメージから、こっちのウッソも人気が高い。
また、ウッソは宇宙世紀のガンダムシリーズにおける最年少男性MSパイロットと評価される事が多いのだが、実はウッソは2番目であり、1番目は『Z』、『逆襲のシャア』、『閃光のハサウェイ(未参戦)』に登場したハサウェイ・ノアである。女性も含めれば、エルピー・プルやプルツーも、それ以前に加わる事になる。
スパロボシリーズにおいて
原作の展開をなぞる事が多く、カテジナやクロノクルと戦いを繰り広げる事となる。Dではなんと、そのライバル二人を仲間に迎えるという異例の展開が用意されている。
搭乗機も原作通りで、Vガンダム→Vダッシュガンダム→V2ガンダム→V2バスターガンダム・V2アサルトガンダム→V2アサルトバスターガンダムと乗り換え&パワーアップしていく。搭乗機には困らない。
パイロットとしても優秀で、エース級の実力を持ちながら専属サブパイロット・ハロが無条件でついてくる、つまり二人分の精神コマンドが使用可能(一部作品では例外あり。)。そのため、アムロやシャアと言った実力者が犇めくUC系ガンダムパイロット勢の中で、頭一つ突き抜けた存在となっている。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 初参戦作品。第1話より登場し、Vガンダムの合体イベント&クロノクルの戦闘イベントがある。この作品にはハロが登場しない。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- Vガンダム、V2ガンダムのパイロット。攻撃中にカットインも入るようになった。今回はカテジナとの戦闘のたびにイベント台詞あり。
ガンダム系パイロットの中でもトップクラスの能力に加え、常にハロが機体に同乗する為、使い勝手は抜群に良い。なお、モンシアに模擬戦で勝ったらしい。PS版では格闘が低い為、V2ガンダムの光の翼を活かしきれないが、DC版ではα外伝に準拠したため格闘も高く射撃、格闘どちらもいけるようになる。 - スーパーロボット大戦α外伝
- 今回もハロとの二人乗り。前作のバルマー戦役が、終結した後は、シャクティやカルルと共に再びカサレリアで、平穏に暮らしていたが、イージス計画を利用して、地球圏の掌握を目論むティターンズに、ウッソが前大戦で敵対していた元ロンド・ベル隊の一員であった事を付け込まれ、襲撃を受けたところをプリベンターに所属していたカミーユ達に救出され、戦いに参加したという設定である。序盤から使える上に、ハロの必中の重要度が上がったこともあり、精神コマンドの点においてアドバンテージを持っているのが魅力。ちなみにインターミッション時のグラフィックも変更されており、前作と比べて格段に良くなった。また、今回から格闘値が底上げされ、光の翼での格闘戦もいけるようになった。複数乗りで修理ができる唯一のキャラのためか修理などではハロに経験値が入らないため注意。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- 今回もハロと2人乗り。能力値も申し分ない。ブルー・スウェアの名付け親である。今作ではVガンダムのストーリーがシナリオの主軸となっているため彼の出番は非常に多い。余談だが、他のメンバーに唆されたという事もあるが、何とハロのメモリーにある女性クルーの動画鑑賞会を開くことに。当然バレてしまい、大騒ぎに……。
単独作品
パイロットステータスの傾向
能力値
宇宙世紀ガンダムの主人公に恥じないエース級の実力を持つ。当初は格闘が低く、V2の光の翼を活かせていなかったが、α外伝より見直され格闘も高い値となり、より万能な能力になった。また、ガンダム系NT主人公は防御が低いのだが、ウッソは防御も高く、これと言った弱点がない。
精神コマンド
αシリーズからのウッソの最大の特徴は、サブパイロットに必ずハロがつくこと。ウッソ自身は戦闘用の精神コマンドが一通り覚え、ハロが幸運等補助用精神コマンドを覚える。
- 第2次G
- ひらめき、てかげん、必中、熱血、集中、友情
- 新
- ひらめき、集中、加速、熱血、見極め、魂
- α
- 集中、信頼、熱血、てかげん、気合、魂
- α外伝
- 集中、てかげん、ひらめき、熱血、気合、魂
- D
- 集中、ひらめき、狙撃、熱血、気合、魂
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
リガ・ミリティア及び仲間たち
- シャクティ・カリン
- 幼馴染。当初はカサレリアに残っていたが、後に同行する。ウッソが戦うのは基本的に彼女と両親のためである。
- マーベット・フィンガーハット
- リガ・ミリティアのパイロット。彼女が負傷した事で、ウッソがVガンダムに乗る事になった。
- オデロ・ヘンリーク
- 親友で兄貴分。
- スージィ・リレーン
- 妹分。傷心のウッソを慰めていた。
- ウォレン・トレイス
- 仲間。
- ハロ
- よき相棒のような存在。ウッソを助けるシーンも多く、他作品のハロ以上に出番も活躍も多い。これらを反映してかスパロボでは大抵ウッソのサブパイロットとなることが多いが、妖精などと違ってウッソがどんなモビルスーツ(またはアーマー)にのりかえても守護霊のごとくついてくるため、アンソロジーコミックなどでは常にウッソがハロを抱えていたり、ハロを背中に背負っていたりというネタが散見される。
- フランダース
- 愛犬。
- シュラク隊
- 彼女達からはマスコット的な扱いを受けると共に、「守るべき存在」と見做される。
- トマーシュ・マサリク
- ウッソ、オデロと組む兄貴分。
- ハンゲルグ・エヴィン
- 父親。ウッソに戦闘教育を施した張本人。格闘技の他、自宅地下のシェルターにMSシミュレーターや各種マニュアルまで用意していた。息子を愛していてはいたものの、ジン・ジャハナムの一人である為、立場上どうしても父親としてよりリガ・ミリティアの上官としての対応になりがちで、それが親子の溝を深めてしまう。
最終的に生死不明。
漫画版では和解できたのだが、その直後に死に別れてしまった。 - ミューラ・ミゲル
- 母親。リガ・ミリティアの工作員。V2ガンダムの開発者でもある。MSに潰されて戦死。
ザンスカール
- カテジナ・ルース
- 地方都市ウーイッグ在住の女性で、憧れの人(ちょっとストーカー気味に追いかけていた)…だったのだが、後にザンスカール帝国のパイロットに転向した為、死闘を繰り広げる事になる。
- クロノクル・アシャー
- 敵役。当初はシャア・アズナブルのような仮面のライバルだったが、そちらよりもあまり活躍せずに死亡。
結果的には、ジェリド・メサに近い立ち位置のキャラになったといえる。 - ルペ・シノ、ファラ・グリフォン
- カテジナに負けず劣らず因縁のある強敵。ガンダムシリーズにおいて、主人公の強敵になる相手は男性が圧倒的に多いが、ウッソは女性の強敵が多いという逆転現象が起きている。なお、カテジナを含めた3人はウッソにストーカーじみた執念を持つようになるなど、シリーズでも屈指の女難に見舞われた主人公だと言える。
- タシロ・ヴァゴ
- 女王マリアを射殺した事に激昂し、彼をビームサーベルで焼き殺した。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- 頼れる先輩。目立った絡みはないものの、大人の手本となるのはウッソにとっても心強いに違いない。ちなみ、アムロも家庭的に恵まれてない一面もあるが、その辺りのフォローはなかった。
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- αシリーズやDの上官。αでは、後述の台詞で表舞台に立とうとせず、パイロットとしての立場に甘んじている彼を痛烈に批判した。
- カミーユ・ビダン
- αシリーズやDでのよき兄貴分。アムロやウッソ共々家庭的に恵まれてないが、ウッソとは対極的な運命を辿る。
- ジュドー・アーシタ
- α外伝では、未来に飛ばされた際、彼と一緒に仲間と合流するべく、乗機のVガンダムをΖΖガンダムと共にオークションに出す事に。
もちろん、客であるバルチャー達も、まともに買うつもりはない上に、二人も本当に売るつもりはない。
アナザーガンダムシリーズ
- ヒイロ・ユイ
- αやDで共にエンジェル・ハイロゥに突入する。
- ガロード・ラン
- α外伝にて、ジュドーと一緒にガンダムのオークションをやっていた時に、同じく乗機のガンダムエックスを売りに来た彼と出会う。彼の口からジュドーのΖΖガンダムが、Ζガンダムに似ているという言葉を聞き、フリーデンに仲間であるカミーユ、フォウ、ルー、カトル、バトルチームが居る事を知り、合流する。
正暦作品
- ギム・ギンガナム
- α外伝ではカテジナを戦いの道具として利用した事に激怒する。展開によってはカテジナがギンガナムの攻撃からウッソを庇って死ぬので、ウッソにとってはカテジナの仇にもなる(ちなみにこの展開だとジョセフの代わりに死亡フラグ講座を受けることになる)。
リアル系
- ガムリン木崎
- Dでは彼がミレーヌのファンである事を知り、「エリートだと思っていたのに、そういう人だったんですね」と呆れてしまう。
- 矢作省吾
- Dでは彼と絡む場面もそれなりに多い。ウッソがリガ・ミリティアの上官として対応しがちなハンゲルグの事に不満を漏らした時は、ウッソに対して「お前には悪いが、お前の親父からはシャアやゼクスやトレーズと同じ匂いがする」などと言ってハンゲルグを激しくけなしていた。
スーパー系
- 草間大作
- αでは年齢が近いので親しくなる。
- 兜甲児
- 初共演の『第2次G』では生意気なガキ呼ばわりされて喧嘩になりかける。一方次に共演した『新』では甲児を「博識な凄い人」と思い込み、尊敬する。以後の作品でも主に良き兄貴分的存在となっている。
- 楯剣人
- Dでは友人同士であり、よき兄貴分である。
バンプレストオリジナル
- ジョシュア・ラドクリフ
- Dでのよき兄貴分。オデロと喧嘩した際に陰ながら仲直りさせるためのお膳立てをした(ウッソはその事を知らないが)。
名台詞
- 「このぉ、猫の目か狐目なんかーっ!」
- 第1話より。クロノクルのゾロと白兵戦を挑んだ際の台詞。αではDVE。ちなみ作品によっては初戦の相手がシャッコーだったり、コンティオだったりする。
- 「宇宙にいる奴は宇宙にいろ!」
「おかしいんだよ!宇宙にいる奴が地球に来て!」 - 第2話(時系列は1話より前)より。パラグライダーに乗っているところに、クロノクルのシャッコーと遭遇。コックピットハッチから入り込んだあと、殴り合いを始める。新でも同様の台詞があるが、コアファイターからの砲撃になっている。
- 「やっちゃった・・・ぼくが、なんで・・・?」
- 無我夢中でガリーの乗るゾロを撃墜し、ガリーがコクピットから落下したのを目撃した際の台詞。この時点でガリーは死んでいないのだが、ウッソにとっては衝撃的な場面だったのだろう。
- 「どうしてさ…どうしてさーっ!」
- 手榴弾で自決した敵(ワタリー・ギラ)を見て。シリアスで悲劇的なシーンなのだが、中の人がまだ新人という事もあり、聞いてて色々と辛い台詞である。
- 「よく、分かりません…母さんです…」
- モトラッド艦隊の爆発に巻き込まれたミューラの遺品を捜して戻ってきたウッソは、悄然とした表情でマーベットにヘルメットを渡しながらのこの台詞をつぶやき泣く。異様に重いヘルメットを受け取ったマーベットは、ヘルメットの中にミューラの生首が入っている事を察し、絶句する。
- 「おかしいですよ、カテジナさん!」
- 敵となったカテジナに対する叫び。ガンダムファンの間では「おかしいですよ」は「カテジナさん」の枕詞と化している。そのためか、「(カテジナさんがこんなことをするのは)おかしいですよ!」という意味ではなく、「(カテジナさんの頭とか精神とかが)おかしいですよ!」という解釈も出来なくもない。
この他にも「カテジナさんおかしいよ、おかしいですよ!」というバージョンもあり。 - 「そんな所に居るから!」
- 「すさんだ心に、武器は危険なんです!クロノクルさん!!」
- エンジェル・ハイロゥ戦におけるクロノクルとの対決。クロノクル自身が悪意をもってウッソを倒そうとしたため、ウッソにその心を見透かされた。
- 「待ち伏せですよ!」
- 待ち伏せしていたカテジナを発見しての台詞。ジュンコやオリファーら戦死した仲間の魂から誘導されて向かった先に、カテジナが待ち伏せていた。ウッソはそれを見て驚いた後、なぜか問いかけに近い言い方で上の台詞を喋る。
- 「ガンダムー!」
- カテジナとの最終決戦で。この台詞を叫んで光の翼をビームシールドのように纏い、ゴトラタンのメガビームキャノンを凌いだ。膨大な量の光の翼が展開され、カテジナ機は消滅、エンジェル・ハイロゥは完全に分解、エネルギー切れのV2はゆっくりと降下していった。
漫画版
- 「よォ!オレウッソ・エヴィンってゆ――んだ!!ヨロシクな!!」
「オレの人生メチャクチャでんがな――」
「ゆるさねぇ…ゆるさねえぞォ!!ザンスカール!!」
「ウッソくんの大発明!!」
「まだだ!!まだだぜ!ザンスカール!かあさんの作戦は……おわっちゃいねえ―――!!」
「きさまらが―きさまらがオデロを!!」
「V字斬乱れ斬り!」
「きさまは電子レンジにいれられたダイナマイトだ メガ粒子の閉鎖空間のなかで分解されるがいい!」 - ボンボン版での迷台詞の数々。
なお、この最後のセリフはドッゴーラ改をV2アサルトのメガビームシールドの機能を応用する事でビームフィールドに閉じこめ、メガビームライフルによりドッゴーラ改を大破させた際の台詞。その類稀な比喩表現や、ボンボン版ウッソにすらそぐわない攻撃的な台詞回しが強烈な印象を残す。
スパロボシリーズの名台詞
αシリーズ
- 「無意味な戦いを止められる力を持ったあなたが何もしないのは卑怯だと思います」
- αにて、リリーナの力を借りてティターンズを告発するべくダカールにある連邦議会を占拠する作戦前において、カミーユやジュドーと共にクワトロに詰め寄った台詞。やはり、シャクティがさらわれた上に、この戦いを終わらせられるのにはシャアとして彼の力が必要だと考えただけあって、のうのうとパイロットとしての現状に甘んじている彼が卑怯な大人に見えたのだろう。
しかし、シャアとして立つ決意を固めたクワトロはこの時ウッソ達に「君達の期待に応えられるかはわからない」と発言し、その言葉は第2次αで現実化する事に……
- 「でも………」
「エアロゲイターには…せめて…せめて、人間らしくサイキッカーの人達を扱ってもらいたかった…」
「こ、こんなのじゃ…こんなのじゃシャクティ達は…!!」 - αで、小笠原諸島、八丈島沖付近に沈んだエンジェル・ハイロゥの中にいた3万人のサイキッカーは、脳髄だけの状態で見つかった時に喋った台詞。こんなところで、エヴァのタイトルを台詞の中に混ぜるとは、スタッフの粋な計らいが見られる。某ガンダムの次回予告ならば間違いなく、このサブタイトルはウッソの台詞から来るものである。
- 「人が…自分の意志とは関係なく、戦争の道具として利用されて…」
「それで死ぬなんて…そんなのいつまで繰り返せばいいんですか?」 - α外伝の未来世界にてギンガナム軍に利用された挙句にカテジナが死亡してしまった後のウッソの嘆き。これに対しジュドーは悲劇の連鎖を止めようとする決意を固め、カミーユもまたロザミィを救い出す決意を固める。
携帯機シリーズ
- 「ホントは僕だって、こんなのは嫌なんです。母はモトラッド艦隊に殺されて、父の乗った戦艦だって、エンジェル・ハイロゥの戦いでモトラッド艦と一緒に沈んだんです。そのモトラッド艦隊の司令官のあなたを、許したくなんてありませんよ。だけど、状況がこうなら、そういう感情は別の問題として考えなくちゃ、ダメなんです。そうでなくちゃ、平和なんて、絶対に…」
- Dでザンスカールと決着を着けた後、捕虜になったクロノクルをアムロと共に説得した際の台詞。最初は冷静に話しているウッソも、やがて感情が昂り、嗚咽を漏らしてしまう。直前に「私を笑いに来たのか」と自嘲気味に辛い態度をとったクロノクルも、このウッソの言葉と、アムロの言葉を受けて、地球圏を取り巻く現状、これからの自身がとるべき行動について真剣に考え、遂にカテジナと共に、ブルー・スウェアに加わることを決心する事になる。
関連機体
- シャッコー
- 初めて乗ったモビルスーツ。
- Vガンダム / Vダッシュガンダム
- 徐々に彼の愛機として数多くの戦場を行き交うこととなる。
- ゾロ
- 第9話にて搭乗。V同様、下半身をぶつける戦法を見せた。
- V2ガンダム / V2アサルトガンダム / V2バスターガンダム / V2アサルトバスターガンダム
- 母が作ったモビルスーツであり、Vガンダムに代わる愛機として活躍した。
また、漫画版においてはアサルトパーツは父が最期にウッソに託した形見である。 - Vセカンド(SRW未登場)
- 小説版での最終搭乗機。