ダイゴウジ・ガイ

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ダイゴウジ・ガイは『機動戦艦ナデシコ』の登場人物。

ダイゴウジ・ガイ
登場作品 機動戦艦ナデシコ
声優 関智一
デザイン 後藤圭二
初登場SRW スーパーロボット大戦A
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
本名 山田二郎(ヤマダ・ジロウ
種族 地球人日本人
性別
年齢 18歳(TV版)
出身 日本
身長 185cm
体重 73kg
所属 ネルガル重工ナデシコ
役職 エステバリスパイロット
趣味 バイク
カラオケ
好きな食べ物 カレー
ビフテキ
嫌いな食べ物 インゲン豆
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概要編集

ナデシコの熱い漢。自らを「ダイゴウジ・ガイ」と名乗るが、これは本人曰く「魂の名前」ということで、偽名である。本名は山田二郎(ヤマダジロウ)で、本名で呼ぶと熱い叫びで訂正する。

アニメ熱血ロボ ゲキ・ガンガー3』を信奉する重度のアニメオタク。エステバリスの操縦中にもアニメの台詞を乱発していた。実は元・連合宇宙軍の軍人であり、エリナ・キンジョウ・ウォンも彼のことを「ヤマダ少尉」と呼んでいた。ガイがロボットに乗りたくて軍まで辞めた事は、想像に難くない。

第3話「早すぎる『さよなら』!」において、ミサイルから逃げながら降下、敵を誘き寄せた所で重武装フレームに空中換装して一網打尽にするガンガークロスオペレーションを決行しようとするも、重武装フレームが撃墜され頓挫。その後無手で敵陣に突っ込んで1機撃破。その後さらに1機を撃墜するがデルフィニウムに捕獲され、ナデシコに投降を迫る人質として利用されてしまう。ユリカが投降を拒否したために撃墜されそうになるが、寸前でアキトによって救出される。以降はアキトとアオイ・ジュンの一騎打ちを完遂させるべく、デルフィニウム部隊の攻撃を引きつける活躍を見せた。

テンカワ・アキトに「戦い」のカッコ良さを教え、良き友人となったが、第3話終盤にて脱走したムネタケ・サダアキ撃たれてあっけなく死亡する。ガイの死は、戦争にカッコいいドラマなど存在しない事をアキトに教えた。なお、死後もアキトの回想などによって度々登場する。

アキト以外のナデシコクルーは彼の死を気にしていないような描写があるが、邪険に扱われていたというより単に交流期間が短く、親しい人物がアキトしかいなかった実情もあると思われる。ただ、彼がナデシコに遺したゲキ・ガンガーのビデオは破棄される事は無く、アキトやメグミ・レイナード達が視聴している事がある。また、木連側では欠番となっている3つの話がメグミから若手将校の白鳥九十九達の手に渡って複製されている。

登場作品と役柄編集

スパロボでは一貫して魂の名前である「ダイゴウジ・ガイ」名義で登録されている。

ガイ専用エステバリスは武器名がゲキ・ガンガーにちなんだものになっている。ただし原作で行った「ガイ・スーパー・アッパー」を除き、全てスパロボオリジナルの命名である。搭乗機体の性能はリアル系だが、スーパーロボットであるゲキ・ガンガー3を愛する熱い性格ゆえ、自分の能力や精神コマンドはスーパー系寄りになっている。アキトとの合体攻撃「ダブルゲキガンフレア」はかなり強力なため、主人公であるアキトの存在意義を左右するといっても過言ではない存在。

TV版がストーリーに絡んでいる作品ではほとんどが死亡フラグなし、または簡単な条件で回避可能なため、最後まで生存していることが多い。その意味では彼もシン・アスカや『D』のギュネイ・ガスと同様にスパロボで救われた人である(劇場版のみが参戦作品である場合は不参加であり、劇場版設定のガイが登場したのは現在の所『W』のみ)。作品によっては、本来「死後のガイ」が担っていた役目を生存した彼に割り当てられていることも。

原作であっさり死んだガイにスパロボでほぼ毎回生存イベントが用意されている理由の一つは、ファンに愛されたキャラクターだからと見て間違い無い(実際、「ガイの人気は予想外だった。彼の死は監督の周囲からも非難の声があがったとか」と記載されている[1])。また、前述のダブルゲキガンフレアの存在も大きい。ただし、特定ルートでのみ復帰する場合、別ルートの方に強烈な性能の隠し味方ユニットが存在することが多く、プレイヤーを悩ませる。

また、ガイの死はアキトに強い衝撃を与えてその成長を促し、同時に視聴者に『ナデシコ』の明るい雰囲気にカモフラージュされたハードさを伝える役目も負っていた。遥かに後の作品だが、『天元突破グレンラガン』のカミナに近い立ち位置といえる。だがあちらがSRWでもちゃんと死ぬのに対して、こちらがしっかりと生き残るのは、スパロボにおける『ナデシコ』TV版が、明るい部分をクローズアップされて暗い部分があまり描かれない、と言うのが大きな理由の一つだろう。そのハードな展開をメインに据えた『BX』においては既に死亡している事も、その証左といえる。

COMPACTシリーズ編集

スーパーロボット大戦IMPACT
音声初収録。初登場ステージではバッテリーなしのエステバリスで先行してしまいガス欠になるという、(重力波ビームのシステム解説を兼ねた)ちょっと格好悪いデビュー戦となる。参入後はやはりアキトとの「ダブルゲキガンフレア」が重要なポジションを占める。だが、本作では乗り換えでユリカもエステバリスに乗れて、しかも彼女でも「ダブルゲキガンフレア」が発動出来る(ただし彼女の格闘値はかなり低め)。その間は人気絶大であるルリナデシコの艦長になるため、よくエステバリスから下ろされる不遇の存在だが、ユリカが搭乗出来るようになるのが終盤の数話だけなため、基本は彼のお世話になる。
死亡フラグ無しで、『A』ではできなかった東方不敗との同時参入が可能となった。
なお、今作では空戦フレームのみ「ゲキガンフレア」とは別枠で必要気力130の必殺武器「ガイ・スーパー・アッパー」を所持、エステ単体では最大火力を有する。また、アキトのエステに乗れるので原作1話の組み合わせを再現可能。

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦A
初登場作品。序盤の分岐で宇宙ルートを選んだ場合に限り、第3軍として現れるガイ、アキトユリカを全員生存させれば、ナデシコが自軍入りした際に彼も仲間入りし、色々と絡んでストーリーが面白くなる。
だが、本作最強クラスの味方・東方不敗(&マスターガンダム)を仲間にするには、地上ルート前提なのが最大の問題。東方不敗を仲間にするのならば最初の犠牲者となる。撃墜すると強力かつ貴重なV-UPユニットが手に入る点も、頭を悩ませる。せっかくの合体攻撃も解禁レベルが20とやや遅く、射程も1と本作では少々使いづらいのが厳しい。なお、宇宙ルートでエステバリス・アキト機orナデシコHP10まで追い込むと(このときは撃墜不可能)、ナデシコを庇って戦死するという、原作でのあっけない散り様と違い豪快かつ男らしい最期を遂げる。
地上ルートを選ぶと何の会話もないまま死亡したことになり、4コマ漫画でその事をネタにしたものがある。仲間になっている場合は、強制出撃するステージもいくつかあるので、なるべく育成しておこう。
余談だが「ゲキガン・フレア」を使う際、本来は「ガイ・スーパー・アッパー」と叫ぶはずだが、本作では「ガイ・スーパー・ナックル(字面はナッコォ)」になっている。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
仲間入りフラグは『A』と同じだが、今回のガイ達は撃墜しても資金しか得られず、自軍が撃破するメリットは薄い。エースボーナスは「熱血に変更される」というもの。エースボーナスのおかげでナデシコ系の中では最も火力が高い。
スーパーロボット大戦R
主人公達のタイムスリップによって技術の前倒しが起きたため、スーパーエステバリスにガイ機のアサルトピットを搭載したスパロボオリジナル形態に搭乗する(ちなみに公式設定ではTV版のアサルトピットに劇場版のフレームを装着することは不可能であるため、原作でも不可能な組み合わせである)。なおサブロウタは仲間にならないため、冒頭での彼のスーパーエステバリスの改造を引き継いでいる。
死亡フラグは無いが、主人公達のタイムスリップ前の未来では死亡したらしく、他のナデシコメンバーは主人公達とは面識があったが、彼のみ面識がなかった。今作から魂を修得するようになったため、エステバリス隊の中ではアキトと並んでトップクラスの攻撃力を誇る。また、最初から合体攻撃を使えるようになった上、射程も伸びたため使いやすくなった。ただし後半ではアキト機がブラックサレナ状態だと合体攻撃は使えない点は注意。
スーパーロボット大戦J
今回から砲戦フレーム月面フレーム時にもアキトとの合体攻撃「ガンガーフォーメーション」が使用可能になった。
序盤で退場した後、条件によって戦線復帰。ウリバタケから「頭をぶつけたのか」と心配されるほどの格好良さで復活、その後も草壁を論破してしまう(復活していなければアキトが論破する)。
エステバリス隊の中ではイズミと彼しか「必中」持ちがおらず、回避が高く特殊回避も持つ後半の対グラドス戦では活躍する。また彼がいるかどうかでアキトの使い勝手も大きく変わり出撃枠も変化してくるので戦闘面では結構なキーマンなのだが……復帰条件はルート選択のみなので楽なものの、如何せん復帰が遅いのに加え単独で味方最大火力を持つグレートゼオライマー入手フラグと真っ向から対立してしまう(バルザック・アシモフソルテッカマン1号機改とも二択)。4コマ漫画でネタにされた。
なお、原作における死後にアキト以外からの扱いが悪かった件については甲児達から「俺達も気にしていないわけじゃない」とフォローが入っている。
スーパーロボット大戦W
序盤で一時退場するが、今回は九十九と間違えられて月臣に撃たれたにも関わらず、第1部終盤(TV版の原作再現が事実上終わった後)で格好良くアキトのピンチを救って復活。さらに第2部では公式には存在しない劇場版時代の設定が作られ、『R』同様にオリジナル設定のエステバリスカスタムが登場するなど優遇されている。
アキト復帰までが長く、単独火力が抑え目なエステカスタムでは少し辛い。だが最終話直前でアキトが仲間になると、完全新作カットの劇場版ダブルゲキガンフレアが使用可能に。両者共にを覚えるために火力は非常に高く、まさに「最強コンビ」として毎ターン大暴れ出来る。
ちなみに、劇場版ダブルゲキガンフレア使用時に一瞬だけアキトとガイの顔が映るが、ガイは他のエステバリスパイロットと異なり、『ゲキ・ガンガー3』の主人公である天空ケンのパイロットスーツを模したパイロットスーツを着用している(本編第17話「それは『遅すぎた再会』」のムネタケの妄想に現れた時の衣装そのまま。なお、これ以外でもアキトが預かった彼の遺品らしき写真でもこの衣装だったので、私物だと考えるのが妥当か)。……ノイ・ヴェルターは戦闘時の隊員の格好に関して寛容なのだろうか(リョウ達と似たような格好なので、ある意味いつも通りとも言えるが)。
また『百獣王ゴライオン』のダイ・バザール大帝王との決戦時にスーパー系主人公に混じってヒーローらしい叫びを発し、アマノ・ヒカルから褒めとも呆れとも取れる発言を受けた。劇場版でのアキトとは本作で初めての共演(『R』のエンディングは除く)となり、アキトが料理人の夢を断たれたことを嘆き、時にガイなりの言葉で励ます。『J』でやり過ぎたためか、今回劇場版ナデシコ決着面での草壁との戦闘前会話アカツキ共々用意されていないが、それを差し引いても今作の彼の扱いはファンも満足のゆく出来のはずである。
スーパーロボット大戦BX
TV版設定では史上初となる最初から死亡済みの扱い。しかし、その人となりはアキトの心に深く刻み込まれており、死してなお印象を深く残す。
顔グラフィックすら無いのかと思いきや、第42話「銀河を繋ぐ歌声」のムネタケのイベントで、ザ・パワーに取り込まれた精神体として驚きの登場を果たし、一言だけとはいえ音声まで収録されている

VXT三部作編集

スーパーロボット大戦V
『ナデシコ』が劇場版での参戦であるため、名前のみの登場。劇場版のみ参戦した作品でガイの存在が語られるのは今作が初めてである。用語辞典には本名のヤマダで登録される。
生前に万丈と面識があったらしく、その名が出た際に万丈は「彼の事か…!」と反応している。

パイロットステータス編集

能力値編集

格闘重視リアル系のステータス。射撃命中回避は高い部類に入るがエステバリス系パイロットの中では低め。代わりに防御がやや高め。冒頭の説明にあるようにかなりの操縦技術を持っているはずなのだが、能力値には反映されておらず技量は平凡。

精神コマンド編集

熱血な性格からか、必中気合ド根性不屈等スーパー系のようなものを揃える。集中を持たないため基本的に囮役などには向かないが、鉄壁を持ちディストーションフィールドの効果も高い『A』や『IMPACT』では話は別。主役キャラでないがを習得できる数少ないキャラ。一撃の重さに関してはアキトと並んでエステバリス系パイロットで最高。

AA PORTABLE
熱血根性自爆必中鉄壁気合
A PORTABLE』のみ、エースボーナス適用後は熱血に変化する。
R
熱血ド根性不屈必中気合
J
ド根性不屈必中熱血気合
W
ド根性不屈必中熱血気合
IMPACT
熱血気合ド根性鉄壁必中誘爆

特殊技能(特殊スキル)編集

カウンターを持ち、底力Lvの伸びの良さ等、主役のアキトよりも充実している。

A
底力L7、切り払いL4、カウンターL6
A PORTABLE
底力L7、切り払いL4、カウンター
R
底力L7、防御L2、援護攻撃L2、援護防御L3、カウンターL5
J
斬り払い撃ち落としカウンターIFS底力L7、援護攻撃L2、援護防御L3、コンボL2
W
斬り払い撃ち落としIFSカウンター底力L5、援護攻撃L2、援護防御L2、マルチコンボL2
IMPACT
ナノマシン処理援護攻撃L4

エースボーナス編集

熱血」が「」に変更
A PORTABLE』にて採用。
元々奇跡に内包されていたものがグレードダウンしたアムロ・レイを除けば、リメイクにあたり唯一魂が新たに追加されている。リメイクに伴い熱血の倍率は2倍に戻ってはいるものの、それでもこの適用は非常に大きく、最大火力が大きく伸びる。

パイロットBGM編集

「YOU GET TO BURNING」
オープニング主題歌。『A』、『IMPACT』で採用。
「レッツゴー ゲキ・ガンガー3」
W』で採用。アキトとの合体攻撃時に必ず流れる。この曲をバックに友情の合体攻撃を繰り出すガイの姿は、とにかく熱すぎる。

人間関係編集

テンカワ・アキト
ロボットアニメ『熱血ロボ ゲキ・ガンガー3』を通じて意気投合するが、その後すぐにガイは死亡してしまう。スパロボでは『BX』を除けばガイは生き残っているのでその場合は終始相棒となる。『V』は劇場版のみの参戦ゆえにガイは死亡しているが、アキトがガイの存在を語るなどアキトからは今でも大事な友人だと思われているようである。
ウリバタケ・セイヤ
交流期間は短くガイに呆れることも多かったが、比較的絡みも多く、記録メディアが古すぎて見られなかった『ゲキ・ガンガー』を見られるように再生機器を調整してもらったこともあり、関係は悪くなかった。SRWでガイが生存した際は辛辣なツッコミが散見される。
白鳥九十九
原作では出会わないが、見た目が似ていてゲキ・ガンガーファンで声も同じとあまりにも多い共通点からか、スパロボでは意気投合する。特に『J』と『W』ではストーリーに大きく関わる。
タカスギ・サブロウタ
原作では出会わないが、『W』では意気投合する。
スバル・リョーコ
原作では出会わないが、『W』の第2部では二人とも開始時点では連合軍に身を置いているため、彼女が上官である。ガイと呼ばれることに固執するのに対して、「おまえはヤマダだ」と突っ込み返すのが定番となっている。
なお「上官」とあるが、元々同じ職場(?)の同僚ということもあり、作中ではガイは彼女にタメ口で話し、彼女もそのことについて気にしている素振りは全く見せない。
ホシノ・ルリ
漫画版では平行世界のガイとは、同じ人物に仕えていた同志だった。
草壁春樹
原作では出会わないが、『J』ではかっこよく彼を論破してみせる。
フクベ・ジン
原作では深く交流する前に自分が死亡してしまったが、『J』と『W』では火星で彼と運命を共にするようなことに。
ムネタケ・サダアキ
彼が脱走する所をたまたま見てしまったために彼に撃たれて死亡する。しかしムネタケ自身はそのことに対して内心では罪悪感を持っていた。
木連の兵士たち
原作では本格的に敵対する前にガイは死亡してしまったが、『J』や『W』では一時期捕虜として木連に捕らえられており、当然のごとくゲキ・ガンガーの話題で意気投合。一部ではガイは「生き神」扱いだったらしい……。ガイはゲキ・ガンガーの化身のような男なので無理もないが。

他作品との人間関係編集

スーパー系編集

ボス
IMPACT』では自分もマジンガーチームの一員であるような発言をした彼にツッコミを入れた。
大道剴
R』にて共演。本名が「ガイ」である彼を羨ましがった。
ドラゴノザウルス
『R』では初めて見た際、大いに喜んでいた。
ダンゲル将軍
『IMPACT』では独りで盛り上がり、啖呵を切る彼のノリが「ヤマダさんそっくり」と周囲から指摘され、必死になって否定していた。
ロム・ストール
『IMPACT』では彼が助っ人として現れる度、通常よりもハイテンションな反応を示す。彼の前口上を模倣して名乗りを上げるという野望も抱いている模様。
獅子王凱
W』『BX』にて共演。
名前の呼び方が同じなので、彼の名前が呼ばれた際、ガイが反応することも。また、『W』第一部最終話では「同じ魂の名を持つ男」と言っている。あっちは本名であるが。
赤木駿介
地球防衛企業ダイ・ガード』でガイは新人社員としてカメオ出演しており、彼と話す。

ガンダムシリーズ編集

宇宙世紀ガンダムシリーズ編集

アムロ・レイ
A』では、生存フラグが成立し仲間にいる場合、彼から2つの名前を名乗ってる事を訝しく思われ本名(ガイ曰く、仮の名前)の「ヤマダ・ジロウ」で呼ばれそうになった時に、彼も連邦の白い悪魔という二つ名で呼ばれている事を引き合いに出した。
カミーユ・ビダン
R』では、幽閉されていたフォートセバーンからフリーデン隊によって救出されラウンドナイツに彼が合流した際に、脱出の際に奪取した彼の乗機のスーパーガンダムの頭に付いた「スーパー」という形容動詞にロボット好きの血が反応し、同じくロボット好きのアキト吉良国と共に狂喜乱舞する。

アナザーガンダムシリーズ編集

ドモン・カッシュ
中の人繋がり。作品によっては彼に憧れることも。ちなみに、ドモンは『ゲキガンガー』を見た時「不覚にも感動した」らしい。

ガンダムSEEDシリーズ編集

叢雲劾
W』にて共演。やはり名前の読みが同じなために、ガイが反応するシーンがある。
ロウ・ギュール
『W』では彼の編み出した新必殺技に「シャイニングフィンガー」と命名しようとするが、サブロウタに「はいそこ空気読もうね」と制止される。本家が参戦していないので当然の措置か。

バンプレストオリジナル編集

紫雲統夜
マジンガー等と同様に彼のロボットに興味を持ち、また彼に対して自身の美学を教え込もうとした。
統夜自身は無理矢理戦わされる羽目になったばかりの状況もあり、当初こそうざがっていたが、決して嫌いではなかったようで、ガイの死には衝撃を受け、少なからず彼の心に影響を与えることになる。
カズマ・アーディガン
カズマにとってガイは心を熱くさせてくれる漢の一人。第2部でのカズマの豹変振りには、流石のガイも戸惑いを隠せなかった。

名台詞編集

「レッツゴー! ゲキガンガー!!」
「とどめは必殺! 『 ゲキガンブレード』!!」
第1話「『男らしく』でいこう!」より。3日後の乗艦までに待てず、ナデシコに配備されているエステバリスを勝手に動かして。
この後、調子に乗った事で盛大に骨折してしまう。ちなみに、コケたエステバリスはアキトの機体として運用される事になる。
「掛け声は『クロス・クラッシュ』!」
「声が小さい!!」
第2話「『緑の地球』は任せとけ」より。陸戦フレームで海上に出てしまったアキトに対し、足を負傷したまま空戦フレームで出撃して空中換装を試みようとした時の台詞。アキトは恥ずかしさから小声で言うが、2行目のように喝を入れられてしまい、2回目はヤケクソで叫んだ。
当然だがリアル系メカであるエステバリスに掛け声は必要ない。
男の死に様は、ああだよなァ! 戦いの中で仲間を庇って、とか!
第3話「早すぎる『さよなら』!」より。『ゲキ・ガンガー3』における海燕ジョーの最期の場面を視聴し、アキトと共に感涙して。
なお、そんな二人の様子を見ていたユリカは、呆れていた。
「レーッツゲーキガーンエー…っで。おー、来やがった! 来やがった! 束になって来やがったァ!」
ナデシコから出撃から出撃後、連合宇宙軍からの追手であるデルフィニウム9機を発見して。この台詞の一部はSRWでも戦闘台詞として使用されている。
「来た来た来た来た!! 行くぜー! 『ガンガー・クロス』……」
エステバリス・重武装フレーム(ガイ曰く「スペースガンガー・重武装タイプ」)に空中換装しようと際に。しかし、肝心のフレームはミサイル攻撃で撃破されてしまった。
「な、なんのー! 根性!!」
「こいつは行けるぜ! フハハハハー!」
上記の後に。ユリカからは「作戦失敗ですか?」と聞かれてしまったが、すぐさま格闘戦で戦闘を続行した。
下の台詞は「ガイ・スーパー・アッパー」を決めた後に。調子に乗った為、デルフィニウムから完全に包囲されてしまう。
「おおっと! お前らは俺様が相手だ!!」
「男と男の闘いに水差しちゃ、野暮ってもんだぜ! えぇー!!」
アキトとジュンのタイマン勝負に割り込もうとした連合宇宙軍のデルフィニウム群に対して。なお、ガイは熱血展開に感極まったのか、涙を流していた。
「まあ、まあ、まあ、まあ、まあ! とりあえず、生きてりゃ良い事もあるって!」
「頼むから、俺より目立つ死に方しないでくれよな!
ナデシコに収容されたジュンに対して。女性に興味がなさそうなガイも彼のユリカからの扱いには同情したようだ。
ちなみに、ガイは上記の台詞を軽い口調で言っているのだが、勘の良い視聴者は先述のガイの「男の死に様」発言と合わせて、彼に程無く降りかかる悲劇を予想していた事であろう。
「あれ、あんたたち…」
「え?」
最期の台詞。直後にガイは何者かに拳銃で撃たれてしまい、末期の言葉一つまともに残せずにこの世を去る。
この場面に前後して、ガイが理想の「男の死に様」として語っていた『ゲキ・ガンガー3』の海燕ジョーの死亡シーンが流れる演出が、そのあっけなさすぎる死を引き立てる。
アキトにとってガイとの死別は、まさしく「早すぎる『さよなら』!」であった…。
「いいからいいから」
第14話「『熱血アニメ』でいこう」より。すでに死亡しているにも関わらず普通に総集編に登場するガイ。ルリからは「ヤマダさん確か…」と突っ込みを入れられそうになるがこのセリフで誤魔化し強引に出演を続ける。
「正義の味方は、過去には拘らねえよ…。さあ、勇気を出して、俺と一緒に正義を貫こうぜ!」
第17話「それは『遅すぎた再会』」より、錯乱するムネタケの前に現れたガイの幻影の台詞。
『BX』では一時的に復活した本人の台詞となっている。原作での幻とは違い、ムネタケが本当に許された瞬間である。
「くうぅぅぅ~~~!! いいねいいねぇぇぇ~~!! Vはなんか四角くてマヌケだったけど、この歌があるからオッケ~~~!!」
サントラ「機動戦艦ナデシコ〜これがホントの『三枚目』?」収録の「ガイの熱血トーク④」より、「勝利のVだ!ゲキ・ガンガーV (Off Vocal Version)」の感想。無類のゲキ・ガンガー好きといえど、ゲキ・ガンガーVのデザインはイマイチだったようだ。

スパロボシリーズの名(迷)台詞編集

これでもかというくらいストーリー中の会話に登場してはよく喋るので名台詞は非常に多い。

COMPACTシリーズ編集

「ばっか野郎! ロンド・ベル隊は軍隊なんかじゃなぁいっ! スーパーロボット軍団だあっ! 信じられるか、このパワァッ!」
IMPACT』第2部宇宙激震篇第16話「悪夢、再来」より。
統一性の無い機体が揃うロンド・ベル隊について、『決戦!大海獣』主題歌「いざ行け!ロボット軍団」の歌詞を引用しながら力説する。
「なんだぁ? …それだけか?」
「あいつと合体する事で、ナデシコが巨大ロボットに変形とか…」
第2部宇宙激震篇第29話「明日への勇気」より。 Yユニットに換装したことでパワーアップを果たしたナデシコの凄さを興奮気味にアピールするウリバタケへ、上述の冷めた反応を送る。
「大丈夫だって! 俺たち無敵のマジンガーチームがいるんだ!」
第3部銀河決戦篇シーン1自由選択ステージ終了後のインターミッションより。ディラド星中枢部突入を前に発した台詞。この後ボス「お前はマジンガーチームじゃないだわさ」と突っ込まれる。
「くーッ! 燃えてきた燃えてきたァ! そうだ! 愛するものの為、全身全霊をかけて戦う! それこそ、男のロマンよ!」
第3部銀河決戦篇第4話「白熱の終章」より。「ディオレの間」にてディラドとの最終決戦を前にテンションが上がるが、キョウスケからは「ロマンだけで勝てれば楽」と突っ込まれた。
「あったり前よう! 俺達の正義とゲキ・ガンガーへの熱い情熱は、データ化なんか出来ゃしねえって事よ!」
第3部銀河決戦篇第9話「そのために今、生きている」より。オモイカネへのデバッグ作業終了後、ルリから自分達の思い込みの強さを「素敵」と評されて。
「てめえら…悪すぎるぜ!」
第3部銀河決戦篇第23話「君の中の永遠」より。自己保身のためにロールを殺し、彼を「臆病者」に仕立て上げたバーストフラッシュの外道ぶりに激昂して。単純明快な一言で、二人をバッサリと切り捨てる。
「バカ野郎! 間に合うかどうかじゃねぇ、間に合わせるんだ! ヤツを…白鳥みたいな熱い漢を、死なせてたまるか!」
第3部銀河決戦篇第28話「マーズ・アタック」より。10分以内にメガノイドを駆逐しなければ白鳥の生命に関わるとの厳しい状況に、弱音を吐くアキトを叱責する。
「うるせえっ! 仲間を殺して利用しようとする奴なんぞに、ゲキ・ガンガーを語る資格無しっ!」
第3部銀河決戦篇第29話「演算ユニットを奪え」より。己の敗北を認めず、なおも独善的な「正義」を連呼する草壁の醜態をバッサリと斬り捨てた。
「わかんねえかなぁ! 今がその時さ!!」
第3部銀河決戦篇隠しシナリオ「忌まわしき記憶と共に」より。クェスギュネイを蹴散らしたロンド・ベルの戦闘力を警戒するシャアへの返答。
ガイの事だから、『ガイ』の名を持つ男が暴れ回る別作品の主題歌タイトルに引っ掛けた発言なのかもしれない(しかも、その作品の主人公とは声も同じである)。
「なんのぉ! ゲキガンバリアー全っ開っ!!」
第3部銀河決戦篇隠しシナリオ最終話「メビウスの宇宙を越えて」より。落下するアクシズを押し戻すのに悪戦苦闘中の台詞。相当熱そうである。

携帯機シリーズ編集

A
アキト「くっ、俺がエステバリスで…!」
ウリバタケ「どうするつもりだよ! ひき肉にされっちまうのがオチだぞ!」
ガイ「燃える展開だぜ! 敵弾の雨あられの中を突き進むエステバリス!」
ウリバタケ「お前はひき肉になってろ!」
宇宙ルート第11話「悪夢の閃光」or「アトミック・バズーカ」より。火星で敵襲を受けた際、グラビティブラストが連射できずナデシコが窮地に陥った際の反応で、3行目以降はガイ生存時に追加される台詞。言っている場合ではないにしても、ウリバタケからのツッコミが辛辣。
ガイ「コルァァ! それはあくまで仮の名前! ダイゴウジ・ガイは真実の名前、魂の名前なのだッ!」
アムロ「よくわからないな、本名は…」
ガイ「アムロ大尉ぃ! おたくだって連邦の白い悪魔と呼ばれてっだろ! そんな感じだ!」
同話より。自軍合流時、本名で紹介されたのに逆上しダイゴウジ・ガイを名乗った際のやり取り。アムロ・レイ異名を引き合いに出すが、当のアムロは本人が自分で名乗ったわけではなく、困惑していた。
「基地内を走るなんて、せめて夕陽に向かって走らせろ!」
第28話「それぞれの戦う意味」or「ネオ・ジオン動乱」にて左近寺公三ジャブローのデッキをランニングするよう言われた時の反応。そんなベタな。
R
「…そうか。わかったぞ。お兄ちゃん達はグレートの人と知り合いだから、きっとこれを渡してあげる!」
第7話「危うしマジンガーチーム!!」より。GEAR本部のアミューズメントパークでの戦いにて、少女を庇ったために鉄也が負傷。少女が持ってきた花束を見て、彼に渡す事を約束する。『ゲキ・ガンガー』を通じてと思われるが、ガイ自身もこうした「お約束」は待っていたものだったのだろう。
「大怪獣! いっぺん、大怪獣と戦ってみたかったんだ! ああ、生きてて良かった!」
第15話「必殺!超高速グレート・ブースター!!」にて、ドラゴノザウルスを見たときの台詞。原作で死亡してるので妙に説得力のある発言。
「わからないのか? 拳と拳でぶつかり合ってこそ真の友情は甦るんだよ!」
第29話「北斗の叫び、銀河の涙」にて。生身で激突する銀河北斗を見て一言。カトルからは「シャッフル同盟みたいなこと言わないで下さい!」とツッコまれる。
「ただひとつ問題があるとしたら、今が昼間だということだ! 夕陽がない!!」
同上。気にするべきところはそこではない。まあ、声が似ている人の一世一代の名場面の時は「朝日」が昇っていたのだが。
J
「ちがぁぁう!そうじゃねぇだろう!もっとこう、守るべきもののために!とか、やってやるぜ!とか、緑の地球は渡せるもんか奴らの手には!とかそういうのが…」
序盤、気迫の足りないカルヴィナに言った台詞。元ネタはシリーズおなじみの「やってやるぜ!」の元ネタはJにも登場するが残念ながらフラグを立てないと彼に会う前に死んでしまう。
「ヒーロー参上! 待たせたなお前ら!」
「どうした!? 本物の地獄は、こんな生やさしい物じゃなかったぜ」
ピンチに駆けつけたときの台詞。「本物の地獄は~」は『ゲキ・ガンガー』最終回における海燕ジョーの台詞。
「俺達は語り合い、共に信じる正義は一つだと誓い合ったのさ。奴はそれを裏切らなかった。木星の中に真に和平を求めたんだ。これも現実だ、ちがうか」
「要は見る奴しだいって事よ、テンカワ。ゲキ・ガンガーの言うことは、まちがっちゃいねえ」
後半の合流時、木連の策略を見てゲキガンガーに絶望していたアキトに対して。裏切らなかった「奴」とは九十九のこと。あまりに説得力のある発言に「頭でも打ったんじゃないか」と突っ込まれる。
フラグが立たなかった場合、この辺りの発言は同じ声で『ゲキ・ガンガー』に感動してしまったドモンが担当する。
「そいつは違うな、木連の大将」
「勝とうが負けようが、正義ってなあ信じてなんぼよ! 勝つためにひん曲がった正義なんぞ、一文の価値もねえ!」
第49話「憎悪の果て」における生存していた場合に発生する草壁との戦闘前会話
もはやヒーロー以外の何者でもないカッコよさで、ユリカも思わず「ヤマ…いえ、ガイさん!」と呼び直している。彼が復帰していない場合は同様の発言をアキトが行う。
「どうした、アキト。ビビッてんのか?」
「無理もねえ、いよいよ悪の大ボスとの最終決戦、一番の見せ場だからな。ここで燃えなきゃ男じゃねえ」
最終話「冷たい世界 後編」におけるアキトの戦闘前会話にて。死亡している場合は( )になる。
W
「とりあえずよ、俺より目立つ死に方は勘弁しろよな!」
「脇役が目立つと次の週には死んじまうのはお約束だからな」
第3話「ミッション『ナデシコ破壊指令』」戦闘後のシナリオデモでの発言。ガイが言うと全く持ってシャレになっていない…。
「提督…あんたのことは忘れ…」
第7話より。囮になったフクベ・ジンに言い残そうとしたところで彼も撃墜され、あっけない最期の言葉になった…と思われたが?
「燃える! 燃えるぜ!! 昨日までの敵が今日は友となって巨悪を討つ!」
「うおおおおおおっ! 男ダイゴウジ・ガイ! 生きててよかったぜ!!」
第24話「それぞれの『自分らしく』」にて復活直後のガルラとの決戦で。原作では死んでいるので、やはり妙に説得力のある発言に。
「だ、だってよ…木連の奴ら、白鳥九十九とか月臣元一朗とか全員かっこいい名前でよ…」
第24話より。「なぜ木連では本名を名乗らなかったのか」と九十九に問われた時の弁明。まあ、確かに「ヤマダ・ジロウ」よりは「ダイゴウジ・ガイ」の方が木連っぽい名前ではあるが。
「呼んだか?」
獅子王凱、もしくは叢雲劾が呼ばれた際に。直後にリョーコから「お前はヤマダだ!」と突っ込まれる。
「共に戦う仲間との絆が新しいテッカマン達の武器か! 孤独だったDボゥイにはない強い力だぜ!」
第33話(「依頼を受ける」ルート)「VIRGIN FLUSH」において、スペースナイツのテッカマンチームに感銘を受けての台詞。なのだが完全に失言であり、直後に思い切り詰まりつつ詫びていた。
「その通りだ! 星になったあいつに変わって俺達がラダムを倒す!」
「VIRGIN FLUSH」において、「ブレードの仲間もなかなかやる」と呟いたソードに対して。直後にリョーコから「勝手にDボゥイを殺すな!」とツッコまれた。まったくである。
「お、おい! 機械獣デスブラック獣人の間違いじゃねえのか!」
第35話「熱砂に吹く風」にてベヘモスASとは思えない巨躯に驚いて。
ガイはベヘモスが初登場したときにはヴェルターにはいなかったので驚きも相当なものだっただろう。声が似ている無口な主人公に代わって驚き役になっているともとれる。
「アキト…アキト! お前よおおおおおおっ!!」
第38話かなめを追ってオーブへ「彼と彼女の問題」より。料理人としての夢を失い、さらには熱血漢からクールに変わってしまったアキトを知った際の漢泣き。
さすがにガイもここまで地獄を味わった親友にこれ以上何も言えなかったようで、アキトが復讐のために戦うことに関しては何一つ口出ししなかった。
「ちょっと待った、ジョージ・グレン! 『ガキ・ゲンガ』じゃねえ! 『ゲキ・ガンガー』だ!!」
第43話「記憶の底から」より。ジョージ・グレンと初めて対面した際、ゲキ・ガンガー3を『ガキ・ゲンガ』と間違えて呼ぶ彼に熱く物申した一言。
しかし、返ってきたのは『ダキ・パンダ』とまたわざと間違える、彼のさむ~いギャグなのであった…
「燃えるぜ、ブラックアークエンジェルか、それともアークデビルか!?」
第45話「生まれ落ちた悪意」より。ドミニオンの黒いカラーリングを見て発した一言。確かに「黒いカラーリングのそっくり機体」はよくロボットアニメで見るが、船というのは珍しい。勿論、リョーコからは「バカ野郎! そんな事を言っている場合か!」と突っ込まれる。
「エンジェル」に対する「デビル」声の似ている人宿敵を彷彿とさせる。
「戻ってこいよ、アキト! また俺といっしょに最強コンビを組もうぜ!!」
第47話「黒衣の復讐鬼の最期」にて、アキトが北辰との決着を付けた後の発言。空気を読んでいないようにも見えるが、彼なりにアキトを心配しているのだろう。
「お前達みたいな悪党には指一本触れさせやしねえ! それが俺達の使命だ!!」
第48話「逆襲の大帝王」にてダイ・バザール大帝王撃破後、竜馬の「そして、この太陽系は俺達の故郷だ!」という発言の直後に。ヒカルから「こういうノリにはぴったりなのよね、ヤマダさん…」と返される。
「ったく、しけた顔してんじゃねぇ、アキト!」
劇場版ダブルゲキガン用の台詞。ガイなりのアキトへの心配が伺える台詞。ちなみにアキトはこの時「やるのか…ガイ!」と凄く嬉しそうに反応する。
「…まあ、いいぜ、行くぞ!」
こちらも劇場版「ダブルゲキガンフレア」用の台詞。「いくぜっ! アキト!!」と声をかけたのはいいものの、無視されての発言。
無理矢理熱血を求めない辺り、ガイなりにアキトに気を遣っているのかもしれない。ちなみにこの時のアキトは、最後まで無言で「ダブルゲキガンフレア」を行う。
BX
「おっと、俺も一緒に行かせてもらっていいかい?」
「ひとつだけ、この世でやり残したことができちまったんでな」
第42話「銀河を繋ぐ歌声」より。木星から戻る際に。
「少し見えなくなってるだけなのさ…。だから、響かせてやってくれ。あいつにこの最高な歌をよ…。」
「あいつも不器用なやつなんだ…。色んなもんに縛られちまって、それでどうにもならなくなっちまった…。」
「頼むぜ…。あんたになら、きっと…。」
そして、アルトのフォールドクォーツから声をかけて。
「へっ、いい歌だろ…? ゲキ・ガンガーと同じを奮わせるだ…。」
ムネタケ「ガイ…!?」
「そうさ! さっきまでの幻とは違う!俺が正真正銘のダイゴウジ・ガイだ!」
YF-29 デュランダルによる「翼の舞」の直後、ムネタケの前に出た際に。この時にガイの名前が表示され、彼の顔アイコンから覆いが取れる。

搭乗機体編集

エステバリス

SRWでの搭乗機体編集

スーパーエステバリス
エステバリスカスタム

余談編集

  • ガイ役の関智一氏はオーディションの時、「必殺技の“ガイスーパーアッパー”を「ふざけてもいいから自己流に必殺技っぽく言ってくれ」と言われ、「ガ~イ! ス~パ~ナァッパァァァァ!!」と叫んだら、それの受けが良くてオーディションに合格させて頂いたとそんな感じでした」と語っている[2]
    • その後、プロデューサーの大月俊倫氏に意味ありげな微笑みを投げかけられていたら、3話目で死亡し、「わぁ、死んじゃった」と思ってしまったとのこと[2]
  • ガイは、アニメ『地球防衛企業ダイ・ガード』の第23話に新入社員の山田としてゲスト出演している。
    • 第23話の絵コンテは『機動戦艦ナデシコ』の監督である佐藤竜雄氏が務めているというつながりがある。
  • TV版と設定が異なる漫画『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』では、あっさりと死亡したTV版とは対照的に、ナデシコを守るために体調不良の状態で無理やり出撃、囮となって集中攻撃を受け死亡する。その後、彼のエステの頭部はアキトのエグザバイトに形見として受け継がれる。また、後に登場する平行世界でのガイは宇宙海賊キャプテン・ガバメントとして活躍しており、本名が「大豪寺凱(ダイゴウジ・ガイ)」となっている等、ある意味元の世界での彼の理想像とも呼べる人物となっている。
    • 戦闘中のスタンドプレーで孤立・遭難したアキトを保護し、生きる目的についてアドバイスした彼だが、『T』ではオマージュ元のハーロックがアキトを助けるという逆オマージュになっている。

脚注編集

  1. 角川書店『ニュータイプフィルムブック 機動戦艦ナデシコ フィルムブック(3)』124頁。
  2. 2.0 2.1 2006年7月12日時点のACE BLOGのアーカイブ。